ザクッとした食感と口いっぱいに広がる黒糖などの甘みが癖になる「かりんとう」。長い歴史を誇り、老若男女問わず幅広い世代に愛されてきました。
今回はそんなかりんとうのルーツと合わせて、東京都内にあるオススメのお店をご紹介!
お店によって異なる食感や味、こだわりをお伝えするのでぜひチェックしてみてくださいね。
※この記事は2021年9月21日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。
かりんとうとは
かりんとうとは、小麦粉・砂糖・イースト・食塩・重曹・水を練って棒状にした生地を油で揚げ、砂糖で表面を固めて作る和菓子です。
食べるときのカリカリっとした歯ごたえが特徴的ですが、実はできたては柔らかく、表面の砂糖が冷めることにより癖になる食感が生まれています。
その歴史はかなり古く、奈良時代に遣唐使から伝わったお菓子が始まりとされています。
「かりんとう」の名前の由来は、花梨(かりん)という木の色に似ていることから付けられた説と、食べるときに聞こえるカリカリという音から付けられたという2つの説が広く知られています。
そんな古くから親しまれてきた国民的お菓子ともいえる「かりんとう」を東京都内で購入できる、オススメのお店をご紹介します!
麻布かりんと【港区麻布十番】
風情豊かな情景とともに味わう、50種類ものかりんとう

300年以上の歴史を誇る商店街と、江戸時代の外国人居住から始まった異国情緒漂う麻布十番。そんな街の一角に、どこか懐かしい雰囲気が漂うかりんとうのお店「麻布かりんと」があります。
こちらのかりんとうは、商店街の雰囲気とともに五十種類もの味を楽しめるのが魅力。
国内産黒糖を使い黒ゴマで仕上げた定番商品「麻布かりんと」をはじめ、アールグレイかりんとや唐辛子味噌かりんとなどバリエーション豊富!ひとくちで、それぞれの味わいが口の中に広がります。
街の情景と共に多種多様なかりんとうを、ぜひ味わってみてください。
[住所]東京都港区麻布十番1-7-9
[営業時間]11時~18時
[定休日]毎月第2火
[料金]1袋340円~
[アクセス]【電車】都営大江戸線麻布十番駅より徒歩2分、東京メトロ南北線麻布十番駅より徒歩3分
[駐車場]なし
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日本橋錦豊琳【中央区日本橋】
味に合わせて食感が変わる、国産小麦を使ったこだわり生地


「日本橋錦豊琳」のかりんとうは国産小麦のみを使用したこだわりの生地を、油切れよくカラッと揚げた一品。生地は細めに仕上げられ、味によっても食感を変えているので何度食べても飽きることなく楽しめます。
オススメ商品は「きんぴらごぼうかりんとう」。ごぼうの粉末を練りこんだ生地にピリッとした七味がアクセントに。
他にも「野菜かりんとう」や「むらさきいもかりんとう」「みたらしかりんとう」「七味山椒かりんとう」など様々な味を定番として9種類用意。その他、8月は「焼きもろこしかりんとう」、9月は「ねぎ塩かりんとう」など毎月月替わりの限定商品もあります。
様々な味の中から渡したい相手に合わせて選べるので手土産にもぴったり。甘党の方はもちろん、辛党の方からも好評のかりんとうです。
[住所]東京都中央区日本橋小伝馬町16-14
[営業時間]9時30分~18時30分
[定休日]日、祝日、第1・最終土
[料金]1袋370円~
[アクセス]【電車】JR総部線馬喰町駅より徒歩5分、日比谷線小伝馬町駅より徒歩2分
[駐車場]なし
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(画像提供:日本橋錦豊琳)
かりんとう 浅草 小桜【台東区浅草】
紺色の粋な包装紙に包まれた、手作りかりんとう


浅草の風景に自然と馴染む紺色ののれんが目印の小桜。料亭「福し満」の手土産として生まれたこちらのかりんとうは、保存料を使用しない手作りの味が特徴です。
味は全部で8種類。甘さ控えめでほんのり胡麻風味、青海苔やパプリカを使った色鮮やかな「ゆめじ」やカナダ産メープルシロップをたっぷりコーティングした「かえで」、白砂糖をまぶした白太の「おもいで」など、味も食感も様々。
紺色の地に桜の花びらが散った粋な包装紙もお土産として喜ばれているポイントです。
[住所]東京都台東区浅草4-14-10
[営業時間]10時~17時30分
[定休日]日
[料金]1袋540円~
[アクセス]【電車】東京メトロ銀座線浅草駅より徒歩13分
[駐車場]なし
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(画像提供:かりんとう 浅草 小桜)
ゆしま花月【文京区湯島】
外はカリッと中はサクッとした、上白糖が生み出す新食感


文京区湯島にある昭和22年創業の小さなかりんとう屋。
看板商品のかりんとうは、ガラス細工のようにつやつやと美しい姿が一番の特徴です。外側に上白糖を煮詰めた飴がコーティングされているので外はカリっとしっかりとした歯ごたえがありつつも、中の生地はサクッとしていて、多彩な食感が楽しめるのが花月のかりんとうならでは。
かりんとうは現在全部で4種類。看板商品の上白糖のかりんとうの他に黒胡麻の風味豊かな「まゆずみ」、上質なきな粉が香ばしい「あま」、生地にもち米を混ぜ合わせて軽い食感の丸いかりんとう「こはく」。どれも花月でしか味わうことができないかりんとうです。

定番の朱色の丸缶をはじめ、着物を模したデザインの単衣シリーズなど、こだわりが詰まったパッケージにも注目してみてください。
[住所]東京都文京区湯島3-39-6
[営業時間]【平日】9時30分~20時【土日祝】10時~17時※緊急事態宣言等により変更の場合あり
[定休日]なし
[料金]1袋540円~
[アクセス]【電車】地下鉄千代田線湯島駅より徒歩3分
[駐車場]なし
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(画像提供:ゆしま花月)
かりんとう専門店 やまわき【豊島区要町】
素材を味わえる柔らかい食感と黒糖の深み

かりんとう一筋、創業65年目のかりんとう製造会社。
素材そのものの美味しさを味わうことにこだわったやまわきのかりんとうは、一般的なかりんとうに比べて柔らかいのが特徴。特に定番商品である黒糖かりんとうはとても柔らかく、黒糖本来の深みのある味わいとなっています。
また、今までにない洋菓子のような味わいの「レーズン&かりんとう」をはじめ、伝統を守りながらも、かりんとうの新しい魅力を感じられる商品を多数用意。
昔ながらの信頼される味わいと、まだ出会ったことのない新鮮な味わいをどちらも楽しめるかりんとうです。
[住所]東京都豊島区要町3-21-6
[営業時間]9時30分~17時
[定休日]日曜日、他不定休
[料金]51円~(226円の商品と432円の商品が中心)
[アクセス]【電車】東京メトロ有楽町線千川駅より徒歩2分
[駐車場]なし(店舗裏にコインパーキングあり)
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(画像提供:かりんとう専門店 やまわき)
東京 世田谷 升本屋【世田谷区北沢】
沖縄の塩を使った、おつまみにもオススメなかりんとう

看板商品の「塩みつかりんとう」は沖縄のお塩「ぬちまーす」を使用した、甘さと塩みの絶妙なバランスが魅力的な一品。シンプルな原材料による味わいが、子どもからお年寄りまで幅広い世代から好評です。
また、お菓子としてはもちろん、塩を使用していることからお酒のおつまみとしてもオススメ。ユニークな提案としてテレビや雑誌などで数多く紹介されています。

プチギフトとして大好評の「一筆(いっぴつ)かりんとう」は、店主が自ら一袋一袋メッセージを書き入れており、オーダーメイドにも対応(要予約)しています。
[住所]東京都世田谷区北沢5-35-21
[営業時間]11時~19時
[定休日]日曜日
[料金]1袋230円~
[アクセス]【電車】京王線笹塚駅より徒歩5分、小田急線東北沢駅より徒歩10 分
[駐車場]なし(店の並びにコインパーキングあり)
「東京 世田谷 升本屋」の詳細はこちら
(画像提供:東京 世田谷 升本屋)
かりんとう特集はいかがでしたでしょうか?
砂糖本来の優しい味わいと食感が病みつきになるかりんとう。
日持ちするので、普段のお菓子としてはもちろんお土産の参考にしてみてくださいね!
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