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2021.09.29

【群馬】碓氷峠の廃線「アプトの道」でハイキング!めがね橋などの歴史スポットも満載

群馬県と長野県を結ぶ碓氷峠。

日本でも有数のレンガ造りの橋「めがね橋」や廃線・旧道など、古き良き時代を感じる見どころスポットとともにハイキングコースをご紹介!

横川―軽井沢間を繋いだ旧碓氷線の歴史を伝える「碓氷峠鉄道文化むら」や周辺のグルメスポット、各方面からのアクセス情報もあるので、ぜひ旅の参考にしてみてくださいね。

※この記事は2021年8月31日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。

記事配信:じゃらんニュース

碓氷峠の魅力

群馬県と長野県の境にある碓氷峠。ふもとの横川地区から標高約1200メートルの頂上峠までの間には、古くから交通の要衝(ようしょう)として栄えてきた文化を今に伝える多くの文化財が残っています。

1997年に廃止された碓氷線横川-軽井沢間(11.2キロメートル)は急こう配が連続するため「JR最大の難所」とも言われていました。今では、横川から旧熊ノ平駅までの線路跡約6キロは、遊歩道「アプトの道」として整備され、子どもから大人まで広く親しまれています。

そんな歴史を感じる「アプトの道」のハイキングコースをご紹介します。

碓氷峠のハイキングコース「アプトの道」

(画像提供:安中市観光経済課)
(画像提供:安中市観光経済課)

アプトの道は、アプト式鉄道時代の廃線敷を利用しており、JR信越本線横川駅付近から旧熊ノ平駅までの片道約6キロメートル、往復約4時間の遊歩道です。

トンネル内の照明点灯時間が7時~18時なので、14時頃までにハイキングを開始して、消灯までに戻ってくることをおすすめします。

アプトの道では、国内に現存する最大級のレンガ橋として有名な「碓氷第三橋梁(めがね橋)」をはじめ、明治から昭和にかけてつくられた多くの鉄道関連施設を目にしながら、四季折々の峠路を気持ちよく散策できます。

おすすめのハイキングコース
信越線横川駅(スタート)
↓ 約10分
碓氷関所跡
↓ 約25分
丸山変電所跡
↓ 約20分
峠の湯
↓ 約20分
碓氷湖
↓ 約25分
めがね橋
↓ 約25分
旧熊ノ平駅(ゴール)

スタート地点の信越線横川駅から10分ほど歩くと見えてくるのが碓氷関所跡です。

見どころ1【碓氷関所跡】重要な交通路としての歴史を伝える貴重な資料館

(画像提供:安中市観光経済課)
(画像提供:安中市観光経済課)

碓氷関所跡は元和9年に徳川幕府により現在の場所に設置され、明治2年に廃止されるまで、関東入国の関門として「入鉄砲と出女(鉄砲の持ち込みや女性の出入り)」を監視しました。現在は県史跡に指定されています。

復元門の門柱2本と門扉は当時使用されていたもので、廃関の際、焼却される直前で火から取り出された為、一部に焦げた跡が残っています。

なお、門の位置は当時の番所跡になります。近くには関所史料展示室もあり、古文書で関所の歴史や役割を学ぶことができます。

■碓氷関所跡
[住所]群馬県安中市松井田町横川乙573
[営業時間]9時~16時30分(入館は16時まで)
[定休日]年末年始
[料金]無料
[アクセス]【電車】JR信越線横川駅より徒歩5分
[駐車場]あり(無料、近隣に2か所)
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碓氷関所跡から丸山変電所跡までは、しっかりと舗装整備された歩きやすい道が続きます。

最大勾配66.7‰(1000メートル進む間に66.7メートル上る、あるいは下る傾斜のこと)と勾配がきつく、鉄道としては難所として知られていましたがハイキングコースとしては歩きやすく、見晴らしがよく気持ちのいいハイキングを楽しめます。

碓氷関所跡から25分ほどで、タイムスリップした気分を味わえる煉瓦造りの旧丸山変電所が見えてきます。当時の鉄道・電気の最先端技術が導入された建物で、堂々とした姿が今なお残っています。

見どころ2【丸山変電所】重要文化財に指定された煉瓦造りの風情ある建築物

(画像提供:安中市観光経済課)
(画像提供:安中市観光経済課)

丸山変電所は、碓氷線の電化に伴い明治44年(1911年)に建設された煉瓦造りの建物です。昭和38年(1963年)のアプト式の廃止に伴い、丸山変電所は長い歴史に幕を閉じました。

同時期に建てられた軽井沢の矢ケ崎変電所は解体されましたが、丸山変電所は設備を撤去したのみで、建物は残され、平成6年(1994年)に重要文化財に指定されました。

また、平成13・14年(2001年・2002年)にかけて保存修復工事が行われ、外観・屋根は建設当初の姿に復元され、当時の面影を感じることができます(現在は外見のみ見学可能です)。

■丸山変電所
[住所]群馬県安中市松井田町横川地内
[営業時間]24時間(外観の見学のみ)
[定休日]なし
[料金]無料
[アクセス]【電車】JR信越線横川駅より徒歩40分
[駐車場] なし
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丸山変電所から20分歩くと日帰り温泉施設である峠の湯、もう20分歩くと湖畔の自然が美しい碓氷湖といった観光名所が現れます。

見どころ3【峠の湯】広々とした大浴場&館内から望む霧積の山々

(画像提供:安中市観光経済課)
(画像提供:安中市観光経済課)

峠の湯はハイキングコースからすぐにある、大浴場・露天風呂・休憩用の個室を備えた日帰りの温泉施設です。碓氷峠を象徴するめがね橋をイメージしたレンガ造りのアーチが出迎えてくれます。

館内は全面ガラス張りになっており、裏妙義や霧積の山々といった雄大な自然を一望できる造りに。

アプトの道から直結した1階は入館無料。売店などもあるので、ちょっと一休みするスポットとしてもおすすめです。

■碓氷峠の森公園交流館「峠の湯」
[住所]群馬県安中市松井田町坂本1222
[営業時間]10時~21時
[定休日]第2・第4火、年末年始
[料金]【中学生以上】3時間600円、6時間1100円 【4歳~中学生未満】3時間400円、6時間800円【4歳未満】無料※滞在時間によって料金が異なるため、詳細は公式ホームページで確認ください
[アクセス]【電車】JR信越本線横川駅より徒歩1時間【車】上信越自動車道松井田妙義ICより10分
[駐車場]あり(100台、無料)
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見どころ4【碓氷湖】秋の湖畔に映る紅葉が見事な景色

(画像提供:PIXTA)
(画像提供:PIXTA)

碓氷湖は中尾川と碓氷川の合流地点をせき止めて作った人工湖で、四方を国有林の大木に覆われています。

四季折々の美しい姿を見せますが、特に秋の湖面にうつる紅葉は素晴らしい光景です。

湖畔には約1.2キロメートルの約20分で一周できる散策道があり、紅葉を一目見ようと多くの方が訪れます。

また、駐車場やトイレも整っているので、ハイキングはもちろん、ドライブで気軽に訪れることができるのも大きな魅力です。

■碓氷湖
[住所]群馬県安中市松井田町坂本地内
[営業時間]24時間
[定休日]なし
[アクセス]【電車】JR信越本線横川駅より徒歩1時間15分【車】上信越自動車道松井田妙義ICより15分
[駐車場]あり(無料)
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スタート地点から歩き始めて5キロメートルほどで、碓氷第三橋梁・通称めがね橋に到着します。

見どころ5【碓氷第三橋梁(めがね橋)】30mの高さを誇る、美しいレンガの4連アーチ橋

(画像提供:安中市観光経済課)
(画像提供:安中市観光経済課)

明治25年に完成した、国指定重要文化財の碓氷第三橋梁(めがね橋)。川底からの高さが31mもある、レンガ造りのアーチが特徴的な橋です。

芸術と技術が融合した美しいレンガのアーチ橋で新緑の時期は鮮やかな緑とレンガのコントラストを、紅葉の時期はレンガが紅葉にとけ込む様子を楽しむことができます。

橋上から景色を眺めたり、橋の下から雄大な橋を見上げたり、お気に入りの写真スポットを見つけてみてください。

■碓氷第三橋梁 通称「めがね橋」
[住所]群馬県安中市松井田町坂本地内
[営業時間]24時間
[定休日]なし
[料金]無料
[アクセス]【電車】JR信越横川駅より徒歩1時間20分【車】上信越道松井田妙義ICより15分
[駐車場]あり(無料)
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めがね橋から約25分で、アプトの道の終点、旧熊ノ平駅に到着します。

見どころ6【旧熊ノ平駅】廃線となった今でも、当時の面影を残す風情ある佇まい

(画像提供:安中市観光経済課)
(画像提供:安中市観光経済課)

明治26年に列車の行き違いのための停車場として開設されましたが、碓氷新線の複線化に伴い廃止され、現在は遺構が残っています。

階段で旧熊ノ平駅構内にアクセスすることができるので、どこか物寂しい独特の雰囲気を感じてみてください。

旧熊ノ平駅の紅葉は情緒ある廃線と鮮やかな紅葉のコントラストが見事で、唱歌「紅葉(もみじ)」の題材になったほど美しい光景が広がります。紅葉の見頃は例年11月上旬ですので、時期を合わせて訪れるのもおすすめです。

■旧熊ノ平駅
[住所]群馬県安中市松井田町坂本地内
[営業時間]24時間(外観の見学のみ)
[定休日]なし
[料金]無料
[アクセス]【電車】JR信越線横川駅より徒歩2時間【車】上信越道松井田妙義ICより30分
[駐車場]あり(無料)
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帰りは、時間帯によって異なる各名所の雰囲気を眺めてみてください。歴史ある建物にゆっくりと日が落ちていく様子は感慨深いものがありますよ。

ハイキングの服装・持ち物

動きやすく体温調節しやすい服装と、履き慣れた靴がおすすめです。

めがね橋付近は標高約600メートル、旧熊ノ平駅は標高約700メートルと高く、また、アプトの道の途中にはトンネルもあります。そのため、着脱しやすい上着をもっていくと、少し肌寒く感じたときに役立ちます。

また、夏の時期はヤマビルが多く活動するので、露出の少ない服装にするなど、ヤマビル対策も忘れずに!

ハイキングの注意点

アプトの道のトンネル内には照明がついているので電灯は不要ですが、午後6時に消灯し視界が悪くなるのでケガをしないように注意が必要です。
アプトの道は遊歩道として整備されていますが、暗くなってからの行動は危険が伴いますので、時間に余裕をもって行動することを心がけてください。

また、トイレは横川駅観光案内所、峠の湯、碓氷湖、めがね橋駐車場(めがね橋から国道18号沿いに上って300メートルほど進んだ場所)の4カ所です。

タイミングよくトイレがあるとは限らないので、早めに立ち寄ってくださいね。

碓氷峠の観光スポット

碓氷峠鉄道文化むら

(画像提供:碓氷峠鉄道文化むら)

鉄道の歴史と列車が一同に集められているテーマパークです。

入口は行ってすぐの高架下を走っているのが、小さな子どもから大人まで乗って楽しめる「あぷとくん」。園内を一周し、碓氷峠と鉄道文化むらを一望できます。

(画像提供:碓氷峠鉄道文化むら)
(画像提供:碓氷峠鉄道文化むら)

ズラリ展示された歴史的名車は、見て、触れることができます。本物の電気機関車を運転体験できる貴重なコースも!憧れの機関士を体験できると好評です。(電気機関車運転体験には、約1日の学科実技講習を受け、修了試験に合格する必要あり※詳細はホームページで確認を)

また、鉄道文化むらから峠の湯までは、アプトの道の横を通るトロッコ列車が走っています。トロッコ列車の運行は、基本的に土・日・祝ですが、臨時運行もあるので、詳細はホームページで確認を。

■碓氷峠鉄道文化むら
[住所]群馬県安中市松井田町横川407-16
[営業時間]【3月1日~10月31日まで】9時~17時(入園は16時30分まで)【11月1日~2月末まで】9時~16時30分(入園は16時まで)
[定休日]毎週火(8月を除く) 12月29日~1月4日(火が祝日の場合は翌日休園)
[料金]【入園料】中学生以上500円、小学生300円、小学生未満無料
[アクセス]【電車】JR信越本線横川駅隣接【車】上信越自動車道松井田妙義ICより約10分
[駐車場]あり(入園者は無料)
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(画像提供:碓氷峠鉄道文化むら)

秋間梅林

(画像提供:安中市観光経済課)
(画像提供:安中市観光経済課)

「ぐんま三大梅林」のひとつとして知られる、秋間川上流の丘陵地に広がる梅林です。梅林内は遊歩道が整備され、ゆったりと梅林を楽しむことができます。

開花期にはあたり一面に紅梅・白梅の花が咲き誇り、春の香りに包まれます。早春の開花時には、多くの観光客で賑わいます。

例年、2月上旬頃から早咲きの品種が咲き始め、3月下旬頃まで様々な梅の花を楽しむことができます。

また、秋間梅林開園期間中にオープンする売店では「おきりこみ」や「やきもち」といった郷土料理も楽しむことができるので、お花見とグルメをぜひご堪能ください。※開花情報については秋間梅林観光協会HPを確認ください

■秋間梅林
[住所]群馬県安中市西上秋間大吹672
[営業時間]9時~16時(売店の営業時間)
[定休日]開園期間中は無休(ホームページでご確認ください)
[料金]無料 ※体験プログラムなどは有料
[アクセス]【電車】JR北陸新幹線安中榛名駅より徒歩1時間【車】上信越自動車道松井田妙義ICより20分
[駐車場]あり(複数個所あり)
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梁瀬二子塚古墳

(画像提供:安中市観光経済課)
(画像提供:安中市観光経済課)

関東における最古の横穴式石室をもつ、古墳時代後期初頭(6世紀初頭)に築造された前方後円墳です。

この古墳は、畿内地方から広がった新たな埋葬施設である横穴式石室と埋葬方式を導入した重要な古墳として位置づけられ、平成30年10月15日に国指定史跡となりました。

見学無料のガイダンス棟では、パネルや映像による展示も行われているので、群馬の歴史に触れてみてください。

■梁瀬二子塚古墳
[住所]群馬県安中市簗瀬756-1
[営業時間]24時間(外観の見学のみ)
[定休日]なし
[料金]無料
[アクセス]【電車】JR信越線磯部駅より徒歩50分【車】上信越道富岡ICより40分
[駐車場]あり(無料)

小根山森林公園

(画像提供:安中市観光経済課)
(画像提供:安中市観光経済課)

40種あまりの外国産樹種や日本各地の有用樹種が植えられている、面積91ヘクタールもの広大な敷地を誇る国有林。造林方法についての各種研究を行い大きな成果をあげ、さらに昭和30年からは見本林として活用されてきました。

小根山森林公園では、園内に来る野生動物の剥製が展示されているほか、野鳥や哺乳類、昆虫など様々な生き物が観察できます。

広い敷地内には休憩所を兼ねた野鳥観察小屋が4カ所あるので、自然に癒されながら動物をゆっくり観察してみてください。

■小根山森林公園
[住所]群馬県安中市松井田町横川地内
[営業時間]9時~16時30分
[定休日]木
[料金]無料
[アクセス]【電車】JR信越本線横川駅より徒歩70分【車】上信越自動車道松井田妙義ICより20分
[駐車場]あり(無料)
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新島襄旧宅

(画像提供:安中市観光経済課)
(画像提供:安中市観光経済課)

新島襄は安中藩士の長男として生まれ、21歳で渡米。キリスト教徒となった後、安中に帰郷し、キリスト教の伝道に努めました。

同志社英学校を設立し、キリスト教を基にした人格教育を行うことに全力を注ぐなどの功績をたたえて、アメリカから帰国した際に両親と再会した家が遺されています。

■新島襄旧宅
[住所]群馬県安中市安中1-7-30
[営業時間]9時~17時(12月~2月は16時30分まで※入館は閉館30分前まで)
[定休日]月(祝日の場合は翌平日)、年末年始
[料金]無料
[アクセス]【電車】JR信越線安中駅より徒歩1時間【車】上信越道富岡ICより40分
[駐車場]あり(15台、バス不可)
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五料の茶屋本陣

(画像提供:安中市観光経済課)
(画像提供:安中市観光経済課)

五料の茶屋本陣は、「お西」「お東」の2棟が連なる江戸自体の名手の屋敷で、参勤交代の際には大名や公家が休息した場所として知られています。

いずれも県史跡に指定され、復元修理も行われて一般公開されています。

■五料の茶屋本陣
[住所]群馬県安中市松井田町五料564-1
[営業時間]9時~17時(12月~2月は16時30分まで※入館は閉館30分前まで)
[定休日]月(祝日の場合は翌平日)、年末年始
[料金]【大人】210円【子ども】100円
[アクセス]【電車】JR信越線西松井田駅より徒歩45分【車】上信越道松井田妙義ICより5分
[駐車場]あり(無料)
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碓氷峠のグルメスポット

荻野屋 横川本店

(画像提供:荻野屋 横川本店)
(画像提供:荻野屋 横川本店)

秘伝のダシで炊き上げた自家精米のコシヒカリの上に鶏肉、うずらの卵、椎茸、ごぼう、杏子など
9種類の具材をのせた「峠の釜めし」。

出汁がしみ込んだ炊き込みご飯と旬の食材は相性抜群!優しい味付けなので、素材本来の旨味・甘味を感じられる一品です。

お持ち帰り用の「峠の釜めし」の他に、味噌汁とお餅を滑らかなこしあんで包んだ「碓氷峠の力餅」がセットになった「峠の釜めし定食」もおすすめです!

■荻野屋 横川本店
[住所]群馬県安中市松井田町横川399
[営業時間]10時~16時(L.O15時30分)
[定休日]火
[料金]峠の釜めし1100円、峠の釜めし定食1400円
[アクセス]【電車】JR信越本線横川駅より徒歩すぐ【車】上信越自動車道松井田妙義ICより約10分
[駐車場]あり(無料※2台)
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玉屋ドライブイン

(画像提供:玉屋ドライブイン)
(画像提供:玉屋ドライブイン)

1200年もの歴史を誇る、創業当時から変わらない手作りで作られる碓氷峠の名物「力餅」が購入できるこちらのお店。

その昔、若い武士たちの遠足競争があったときに、疲れをねぎらったお菓子ということから、その名がつけられたとされています。

柔らかい餅をこし餡で覆い卵状に丸めた「力餅」はほどよい甘さとコシのある歯ごたえが特徴で、ハイキングで疲れた体にぴったりです!

■玉屋ドライブイン
[住所]群馬県安中市松井田町坂本1011-1
[営業時間]9時~17時
[定休日]不定休
[料金]力餅・からみ餅・ゴマ餅・きな粉餅各1皿370円
[アクセス]【車】上信越自動車道松井田妙義ICより約10分
[駐車場]あり(無料※20台)
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銘菓の老舗 たわらや

(画像提供:銘菓の老舗 たわらや)
(画像提供:銘菓の老舗 たわらや)

信州の味噌に地元の青じそを入れ練り上げた、特製甘辛みそとナスの輪切りをコシのあるまんじゅう生地で包んで蒸しあげた「味噌まんじゅう」が味わえます。

上州おふくろの味のおまんじゅうとして地元にも根強いファンがいます。

その他、お酒から生地の元になる元種を1週間以上かけて作る「酒まんじゅう」もおすすめ!もちもち食感の生地からほのかに香るお酒の甘い香りが食欲をそそります。

■銘菓の老舗 たわらや
[住所]群馬県安中市松井田町松井田282-4
[営業時間]9時~18時
[定休日]月
[料金]味噌まんじゅう130円
[アクセス]【電車】JR信越本線松井田駅より徒歩7分【車】上信越自動車道松井田妙義ICより約10分
[駐車場]あり(無料※6台)
「銘菓の老舗 たわらや」の詳細はこちら

碓氷峠へのアクセス情報

【電車】
(東京方面)JR上野駅よりJR北陸新幹線長野行きに乗車、高崎駅でJR信越本線横川行きに乗り換え、計約1時間40分で横川駅に到着
(大阪方面)JR新大阪駅より東海道・山陽新幹線東京行きに乗車、JR東京駅よりJR北陸新幹線長野行きに乗車、高崎駅でJR信越本線横川行きに乗り換え、計約4時間30分で横川駅に到着
(名古屋方面)JR名古屋駅より東海道・山陽新幹線東京行きに乗車、JR東京駅よりJR北陸新幹線長野行きに乗車、高崎駅でJR信越本線横川行きに乗り換え、計約3時間40分で横川駅に到着

【車】
(東京方面)首都都心環状線より関越自動車道を経由、松井田妙義ICで下り、計約2時間で横川駅に到着
(大阪方面)阪神1号環状線より近畿自動車道・名神高速道路・東名高速道路・中央自動車道・長野自動車道・上信越自動車道を経由、松井田妙義ICで下り、計約6時間で横川駅に到着
(名古屋方面)名古屋都心環状線より東名高速道路・中央自動車道・長野自動車道・上信越自動車道を経由、松井田妙義ICで下り、計約4時間で横川駅に到着

碓氷峠の近くにある磯部温泉で癒される

(画像提供:安中市観光経済課)
(画像提供:安中市観光経済課)

磯部温泉は、清流の碓氷川沿いに位置し、近在からの湯治客で古くから賑わっていました。都会の喧騒を避けて磯部の清遊に訪れた文人墨客も多く、文学碑が残されています。

7軒の温泉旅館や日帰り温泉施設、足湯があります。泉質はナトリウム―塩化物・炭酸水素塩強塩温泉(高張性中性高温泉)。塩分が強く体の内側から温まる温泉として知られています。

アプトの道の散策の後は、近くの温泉でゆっくりと旅の疲れを癒してください。

「磯部温泉」の宿泊予約はこちらから

めがね橋や碓氷湖をはじめ、群馬の大自然を満喫できる碓氷峠はいかがでしたでしょうか?四季折々の景色や見どころ満載のハイキングコースで鉄道の歴史や自然に触れてみるのもおすすめです。

群馬や軽井沢を訪れる際には、ぜひ訪れてみてください!

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