close

2022.07.07

鹿児島の名所&グルメ満喫プラン!鹿児島市・指宿 名所と名物グルメをめぐる王道モデルコース<2022>

九州の南部に位置する鹿児島県。錦江湾と桜島を囲むような薩摩半島と大隅半島、また世界遺産に登録されている屋久島をはじめ、奄美大島や種子島といった離島、薩南諸島が点在しています。

開聞岳や韓国岳などの山々、霧島温泉や指宿温泉などの名だたる温泉地、黒豚や鶏飯、カツオ、ラーメン、さつま揚げ、白熊、そして芋焼酎などの名物グルメも大充実。西郷隆盛や坂本龍馬などの多くの偉人ゆかりの地も多いので、その足跡をたどってみるのも楽しいですね。

1日目は、鹿児島市内を観光。名勝 仙巌園で美しい庭園や桜島を観賞し、名物の黒豚料理と白熊もおさえましょう。鹿児島市内に宿泊し、2日目は一路、指宿へ。池田湖を散策したら、そうめん流しを楽しんで砂むしで旅の疲れを癒す…鹿児島を大満喫の1泊2日コースを紹介します!

※この記事は2022年2月4日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。

記事配信:じゃらんニュース

鹿児島の名所&グルメ満喫!1泊2日おすすめモデルコース概要

【1日目】JR鹿児島駅→名勝 仙巌園→黒豚料理 あぢもり→(フェリーで桜島へ)→桜島溶岩なぎさ公園&足湯→天文館むじゃき本店
【2日目】池田湖→市営唐船峡 そうめん流し→砂むし会館砂楽

鹿児島の1泊2日モデルコース【1日目】

名勝 仙巌園

1万5000坪の庭園から雄大な桜島ビューを観賞。

名勝 仙巌園
名勝 仙巌園
名勝 仙巌園

江戸時代の初め、万治元(1658)年に島津家19代光久によって築かれた別邸。一帯は「明治日本の産業革命遺産」として2015年に世界文化遺産に登録され、桜島を築山に見立てた1万5000坪の大名庭園からは、錦江湾と桜島が生む「これぞ鹿児島」とも言うべき絶景を望めます。

また園内には、レストランやショップなども充実。島津家の800年に及ぶ歴史に触れられる史料を展示している博物館「尚古集成館」や、予約なしで見学可能な薩摩切子工場も隣接しています。吹きガラスによる生地づくりからカット、磨きと、全て職人による手作業での制作工程を間近に見学でき、その熟練の技には感心しきり。

途中、和カフェ「仙巌園茶寮」で鹿児島の銘茶や銘菓で休憩しながら、ゆっくり散策しましょう。

■名勝 仙巌園
[住所]鹿児島県鹿児島市吉野町9700-1
[営業時間]9時~17時
[定休日]3月第1日
[入場料]大人1000円、小中学生500円(尚古集成館共通)※御殿は別途必要
[駐車場]あり(1日300円)
[アクセス]【車】九州道姶良ICより25分、鹿児島中央駅より20分
「名勝 仙巌園」の詳細はこちら

↓ 車で15分

黒豚料理あぢもり

黒豚のジューシーな旨みにうっとり。

黒豚料理あぢもり
黒豚料理あぢもり
黒豚料理あぢもり

市内随一の繁華街・天文館で、昭和53(1978)年より愛され続ける黒豚料理専門店。今では鹿児島を代表するご当地食材として知られる黒豚ですが、創業当時はまだそれほど認知されていませんでした。

その黒豚の美味しさを世に知らしめるきっかけになった黒豚しゃぶしゃぶ発祥の店として知られる名店です。しゃぶしゃぶはもちろん、柔らかな肉質の黒豚はとんかつも絶品。旨みや甘みが凝縮され、ジューシーで程よい歯ごたえに、お腹も心も満たされます。

ランチは黒豚スペシャルミックスかつセットをはじめ、バラエティ豊富に揃います。店内は座敷やテーブル席の個室もあるのでゆったりと食事ができ、またテイクアウトも可能なので、旅程によってはお土産として買って帰るのもいいですね。

■黒豚料理あぢもり
[住所]鹿児島県鹿児島市千日町13-21
[営業時間]11時30分~14時30分、17時~21時30分
[定休日]水、他不定あり
[料金]黒豚スペシャルミックスかつセット(飲み物付)2100円
[駐車場]なし
[アクセス]【車】九州道鹿児島北ICより20分
「黒豚料理あぢもり」の詳細はこちら

↓ 車、船で30分

桜島溶岩なぎさ公園&足湯

フェリーで気軽に島旅。足湯でリラックス。

桜島溶岩なぎさ公園&足湯
写真協力:鹿児島市
桜島溶岩なぎさ公園&足湯

鹿児島港からフェリーに乗って約15分。桜島港に到着したら歩くこと約10分、桜島溶岩なぎさ公園へ。海のすぐそばにある公園は広大な芝生広場を中心に、足湯や遊歩道があります。

全長約100mの長い足湯の泉源は、桜島の地下約1000mから湧出しており、赤褐色の湯に足を浸たしながら桜島を眺められるといった、贅沢なひと時を過ごせます。無料で利用できるのもポイントですね。また、海岸線沿いに全長約3kmの「溶岩なぎさ遊歩道」が整備されており、烏島展望所まで溶岩の間を歩いて行けます。

ゴツゴツとした溶岩の迫力を感じながら進んだ先、展望台からは錦江湾や対岸の鹿児島市街地、桜島の景観が一望できます。散策の後は、足湯に浸かって疲れを取りましょう。
写真協力:鹿児島市

■桜島溶岩なぎさ公園&足湯
[住所]鹿児島県鹿児島市桜島横山町1722-3
[営業時間]散策自由、足湯/9時~日没
[定休日]なし
[入場料]無料※鹿児島港-桜島間のフェリー片道200円
[駐車場]あり(無料)
[アクセス]【船・徒歩】桜島フェリーターミナルより徒歩10分
「桜島溶岩なぎさ公園&足湯」の詳細はこちら

↓ 車、船で30分

天文館むじゃき 本店

ふわふわ氷に秘伝のミルクと自家製ミツをたっぷり。

天文館むじゃき 本店
天文館むじゃき 本店

白熊の本家として創業75周年を誇る店。1階は白熊と軽食のカフェスタイル、2階は白熊と洋食のレストランスタイルです。直径約15cm、高さ17~18cmの白熊は大ボリューム!トッピングに添えられた色とりどりのフルーツが白熊の表情のように見えてかわいらしいです。

氷は口に入れた瞬間、わた菓子のように溶けるふわっふわ食感で、代々受け継がれてきた秘伝のミルクと自家製ミツが味の決め手です。ほかにも、チョコレートやストロベリー、プリン、コーヒーなど、多種多様な白熊メニューが揃っているので、食べたことがある人は違う味を試してみるのも楽しみの一つ。

また、テイクアウトできるハンディ白熊(450円)も好評。街歩きのお供にぴったりです。

■天文館むじゃき 本店
[住所]鹿児島県鹿児島市千日町5-8
[営業時間]11時~19時(料理LO18時15分、白熊・ドリンクLO18時30分)
[定休日]不定
[料金]白熊レギュラーサイズ740円
[駐車場]なし
[アクセス]【車】九州道鹿児島ICより20分【電車】鹿児島中央駅より市電 天文館電停下車 徒歩5分
「天文館むじゃき 本店」の詳細はこちら

 

鹿児島の1泊2日モデルコース【2日目】

池田湖

季節の花々が彩る九州最大のカルデラ湖。

池田湖
池田湖

約5700年前の火山活動によって形成された周囲15km、最大水深233mの九州最大のカルデラ湖。青い湖面と「薩摩富士」と称される開聞岳の眺望が楽しめます。

また、体長2m、胴回り50cmの大うなぎが生息しており、さらに1970年代に目撃情報が相次いだ謎の生物・イッシーが棲むという伝説があるなど、神秘の湖としても知られています。湖畔には季節の花々が植栽され、中でも1月に咲く菜の花は、九州内でもひと足早い春の訪れを感じさせてくれます。例年1月に開催されるいぶすき菜の花マラソンのコースでもあり、その可憐な美しさがランナーたちに元気を与えてくれています。

すぐそばには、アスレチック遊具やベンチが備わる池田湖遊園地も。子供ものびのび楽しめるスポットです。

■池田湖
[住所]鹿児島県指宿市池田
[営業時間]散策自由
[定休日]なし
[入場料]無料
[駐車場]あり(無料)
[アクセス]【車】指宿スカイライン谷山ICより45分
「池田湖」の詳細はこちら

↓ 車で5分

市営唐船峡そうめん流し

名水でツルツルッ。そうめん流しを堪能。

市営唐船峡そうめん流し
写真協力:公益社団法人 鹿児島県観光連盟
市営唐船峡そうめん流し

回転式流しそうめんの発祥の地であり、「平成の名水百選」に認定された名水で冷やされた流しそうめんが1年通して食べられます。

当地の名水を観光に生かそうとのことから、昭和37(1962)年に流しそうめんを始めたのがきっかけでその後、回転式そうめん流し器を発明し、唐船峡に導入したことから広く普及することになったそう。年間平均13度ほどと冷たい湧水を使用し、国産食材を使って創業当時から続く製法で作るめんつゆと、そうめんの産地である小豆島のそうめんを提供しています。

ツルッとした麺に、少し甘めのめんつゆが相性抜群です。冬場もにゅうめんなどの温かいメニューが楽しめますよ。

■市営唐船峡そうめん流し
[住所]鹿児島県指宿市開聞十町5967
[営業時間]10時~15時30分(LO15時)※変更の場合あり。詳細は下記URLを参照
[定休日]なし
[料金]A定食1680円
[駐車場]あり(無料)
[アクセス]【車】指宿スカイライン谷山ICより50分
「市営唐船峡そうめん流し」の詳細はこちら

↓ 車で25分

砂むし会館 砂楽

海のそばでゴロン。砂から出た瞬間の爽快感は格別。

砂むし会館 砂楽

目の前に広がる錦江湾の波の音を聴きながら砂浜で砂むしができる全天候型の日帰り施設。フロントで受け付けし、脱衣室で浴衣に着替えたら海岸へ。砂の上にゴロンと寝ると、熟練のスタッフが身体の上に砂をザッ!ザッ!とかけて、全身すっぽりと覆ってくれます。

ずっしりとした重みと、50℃ほどの温度によって身体の芯からポカポカ。血流促進による美肌や発汗作用が期待できるそうで、温度は砂を掘る深さで調節してもらえます。最初は砂の重みに驚きますが、入っているうちにじんわりと心地良くなってくるので不思議です。

そうして砂に埋もれること約10分、全身から汗が吹き出し、砂から出た時の爽快感は格別です。浴後は内湯で砂を洗い流してさっぱり。

■砂むし会館 砂楽
[住所]鹿児島県指宿市湯の浜5-25-18
[営業時間]8時30分~12時、13時~21時(土日祝は8時30分~21時)※最終受付20時30分、混雑時は早まる場合あり
[定休日]なし(7、12月はメンテナンス休館あり)
[入場料]入浴料(浴衣込み)大人1100円、小学生以下600円
[駐車場]あり(無料)
[アクセス]【車】指宿スカイライン谷山ICより55分
「砂むし会館 砂楽」の詳細はこちら

※掲載の価格は全て税込み価格です。
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、お住まいやお出かけされる都道府県の要請をご確認の上、感染拡大防止に充分ご配慮いただくようお願いいたします。

じゃらん編集部  じゃらん編集部

こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。

Topics

tag

この記事に関連するエリア

この記事に関連するキーワード