2023.01.31

【全国】冬にも美しい花が咲き乱れる！全国の花の名所9選

冬は民家の庭先や公園などで咲く花を見る機会も少なくなる時期。冷たい風にわびしさを感じるのもいいですが、たまには鮮やかな満開の花を見て元気をもらいたいですよね。冬でも美しい花を満喫できる花名所がたくさんあるのをご存じでしょうか？今回は、暖かくして出かけたい、冬でも外で花見が楽しめるスポットや、暖かいところで花が楽しめる温室のフラワースポットを紹介していきます。

※この記事は2023年1月27日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。

ろうばいの郷【群馬県】

青空に「ろうばい」の黄色が映える

群馬県安中市にある「ろうばいの郷」。3.2haの園内には、1200株・1万2000本のろうばいが植えられています。ろうばいの花は、花びらの外側がろう細工のように少し光沢があることがその名の由来と言われている2cmほどの黄色い花。石けんの香料に使われることもあり、独特の良い香りがあります。

見頃は1月上旬～下旬。日が暮れ始めて暗くなったり、寒くなったりする前のお花見がおすすめなので午前中に行くとゆっくり鑑賞できます。園内には遊歩道が整備されており、売店等もあります。冬でも、たくさんの花をつけているので、暖かい服装でろうばいの花を楽しみましょう♪

河津桜まつり【静岡県】

鮮やかなピンクが河津の町を彩る

河津桜は、2月上旬から開花し始める早咲きの桜。鮮やかな濃いピンク色の大きな花びら美しく、静岡県賀茂郡河津町の名物となっています。パッと咲いてパッと散る通常の桜とは違い、開花し始めると約1カ月かけて満開になるのも特徴です。

開花にあわせて2023年2月1日（水）から2月28日（火）まで「河津桜まつり」が開催。期間中は河津桜並木等に露店の営業があり、お土産やグルメを楽しめます。河津川沿いには約850本もの桜がトンネルを形成し、全体では約8000本の桜が咲きます。見頃は2月中旬～下旬、10時頃が美しく見える時間帯です。

渥美半島菜の花まつり2023【愛知県】

約900万を超える菜の花が渥美半島を包み込む

1月中旬から4月初旬にかけて、愛知県の渥美半島のいたるところで咲き誇る約900万本超の菜の花。開花期間にあわせ、2023年1⽉14⽇（土）～4⽉2⽇（⽇）は、渥美半島一帯で「渥美半島菜の花まつり2023」が開催されます。

メイン会場となる「伊良湖菜の花ガーデン」の菜の花は圧巻の光景です。巨大な菜の花畑のジャングルや菜の花狩りのほか、会場周辺の各店舗で菜の花グルメが提供されるなど、菜の花を満喫できるイベントが盛りだくさん。見頃は2月中旬～3月中旬、午前中がきれいに見える時間帯です。

城南宮　しだれ梅と椿まつり【京都府】

しだれ梅と落ち椿が織りなす早春の絶景

「城南宮」は平安遷都の際、都の南に国の守護神として創建された歴史ある神社。四季の美しい景色を楽しむことができる境内の神苑「楽水苑」は京都屈指のしだれ梅の名所としても知られています。

毎年2月18日～3月22日には「しだれ梅と椿まつり」が開催。楽水苑の小高い山エリア「春の山」に、約150本のしだれ梅が咲き乱れます。しだれ梅のほか、庭園内には150品種、約400本の椿も次々と花開き、緑の苔の上に落ちた真紅の「落ち椿」も満開のしだれ梅と見事に競演します。見頃は２月下旬から３月初旬頃、早春の華やかな様子なら朝に、西日に照らされ落ち着いた様子なら午後３時以降がおすすめです。

日光花いちもんめ【栃木県】

天井とひな壇いっぱいのベゴニアに立ち止まってしまう人続出！

　
約4000坪という広大な敷地面積を誇る花と緑の楽園「日光花いちもんめ」。大小2つの温室では、空調と潅水のシステム化により1年中満開の花々が鑑賞できます。

1番の見どころは“花の女王”とも呼ばれている球根ベゴニア。天井一面にシャンデリアのように咲く姿やひな壇で大輪の花を咲かせる様子は圧巻の光景です。あまりの美しさに入口付近で立ち止まってしまう人も多いそうですが、温室一面ベゴニアが展示されているので、どこから見てもきれいですよ♪そのほかに胡蝶蘭・ゼラニウム・サイネリア・ストレプトカーパスなど合計8000鉢、約600品種の花々が迎えてくれます。

HANA・BIYORI【東京都】

360度花に囲まれた空間で行われる、プロジェクションマッピングも必見！

東京都稲城市にある遊園地「よみうりランド」に隣接する「HANA・BIYORI」。ホタルの生息地としても知られる自然豊かな土地にあるフラワーパークです。

パークの中心に位置する1500平米の温室「HANA・BIYORI館」には、ベゴニアをはじめ、フクシア、ペチュニア、ゼラニウム、サクソルムなど300鉢を超えるフラワーシャンデリアがあり、一押しスポットとなっています。午前中は温室内にあまり強く陽が入らないため、写真撮影に適しています。

館内では、1日複数回、プロジェクションマッピングを駆使したデジタルアートショー（上映時間1回約6分）を開催しています。開催時間になると、建物中央部の天井から幕がさがり、壁3面・総長60mをスクリーンに見立て、映像と花々の融合で生まれる新たな美しさを体験できます。

はままつフラワーパーク【静岡県】

ファミリーで楽しめる植物園にある、フォトジェニックなフラワースポット

「はままつフラワーパーク」は、浜名湖畔の自然の地形を活かして作られた30万平米の広大な植物園。園内には3000種もの植物が植えられており、四季折々の花々を鑑賞できるほか、遊具のある「こども広場」や園内を周遊する「フラワートレイン」など家族連れで楽しめる施設が充実しているのも特徴です。

名物の1つが園内中央にある大温室「クリスタルパレス」。温室内中央部ガーデンシアターでは季節ごとに趣向を凝らした展示が行われ、いつ訪ねても色とりどりの花で溢れています。1本1本手作業で花の高さや色のバランスを見ながら飾り付けられており、いろんな角度から写真を撮りたくなってしまいそう。

展示中&展示予定のテーマ
■～2023/2/14・・・「フラワーバレンタイン」：華やかなガーベラをふんだんに使ったラブリーなガーデンを演出
■2023/2/18～3/13・・・「早春の香り」：ランや桂花などの華やかな花で、一足早い春を感じさせるガーデンを演出

なばなの里【三重県】

絵画のような世界が広がるベゴニアガーデン

三重県桑名市にある「なばなの里」。1万3000坪の屋外ガーデン「花ひろば」を筆頭に季節によって屋内外で様々な花を楽しめる花のテーマパークです。

冬の時期のおすすめといえば約9000平米の大温室「ベゴニアガーデン」。4つの棟があり、最初の棟のエントランスを抜けた瞬間に広がるのは、豪華絢爛な大輪ベゴニアの絶景です。その後もフクシアやスイレンなど、数百種の花々の絶景が続いていきます。温室内に日の光が入るお昼頃は、よりベゴニアが綺麗に観賞でき、光があるため写真撮影もおすすめの時間帯です。咲き誇る花々をバックにした記念撮影スペースや、お花を見ながら楽しめるカフェスペースなどもあり、時間を忘れてお花の美しさに没頭できますよ。

松江フォーゲルパーク【島根県】

カラフルな花のシャンデリアがお出迎え

島根県の宍道湖ほとりの丘陵地に広がる「松江フォーゲルパーク」。32万平米の敷地内にある鳥温室や花の展示温室などの施設が屋根付き回廊でつながり、天候に関わらず楽しめる花と鳥のテーマパークです。

約8000平米の花の温室「センターハウス」に入ると真っ先に目に飛び込んでくるのが、天井からつるされたハンギングタイプの「球根べゴニア」。年中満開ですが、2月下旬～5月下旬は株のボリュームが増し、1株から数百輪の花が咲くので特に美しい時期です。手入れが行き届き、カラフルで大輪のあまりの見事な様子に来園者から造花と間違われてしまったこともあるそうですが、もちろんすべて本物。朝～午前中が柔らかい日差しによって花をより美しく見せてくれます。

まとめ

いかがでしたか？寒い中、健気に美しく咲く花にも、温室の中でカラフルに咲く花にもそれぞれの良さがありますね。冬は家の中にいることも多く気分も塞ぎ込みがちですが、ぜひ元気に咲く花のパワーをもらいに足を運んでみてください。

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