close

2024.04.23

ホテルのチェックイン・チェックアウトとは?時間は何時まで?手続き方法を解説

ホテルのチェックイン・チェックアウトの時間は、旅のスケジュールを立てる上で重要なポイントです。ただ、ホテルによって手続き方法が異なるなど戸惑うこともありますよね。

そこで今回は、一般的なホテルのチェックイン・チェックアウトの時間や手続き方法、予定より早く到着した場合、遅れそうな場合の対応などについてまとめました。
(TOP画像提供:Unsplash)

ホテルのチェックイン・チェックアウトとは?

到着時と出発時に行う手続き

(画像提供:写真AC)
(画像提供:写真AC)

チェックインとは、ホテルに到着した時にフロントで行う宿泊手続きです。手続きを終えるとルームキーを受け取り、予約した客室を使えます。

チェックアウトは、退室する際に行う手続きのことで、宿泊費や館内で利用したサービスの料金などをまとめて支払い、ルームキーを返します。

最近は、スマートフォンやモバイル機器を使って非対面で行う「オンラインチェックイン」や、セルフチェックイン、ルームキーの発行、さらにチェックアウトの精算まで可能な「自動精算機」を導入しているホテルも増え、手続きの時短にもなっています。

チェックインの手続き方法

フロントで氏名や住所などを記帳

(画像提供:Unsplash)
(画像提供:Unsplash)

まずフロントで、予約者の名前を伝え、予約確認書や確認メールなどの提示を求められた時は提示します。

ホテル側が確認したら、宿泊カードに名前や住所、電話番号などを記入します。この宿泊カードへの記帳は法律で決められているため、必要事項はすべて書かなければいけません。

車で訪れた場合は、利用方法について指示を受けましょう。宿泊料金は、ホテルにより前払い・後払いが異なります。

手続きが終われば、食事の場所や時間、館内施設についての説明を受け、不明点があれば確認しておきましょう。最後にルームキーを受け取ってチェックインの手続きは完了です。

「オンラインチェックイン」を採用しているホテルでは、予約時のQRコードを専用機にかざすだけでチェックインが完了します。また、スマートフォンをそのままルームキーとして使えるホテルもあります。

ホテルのチェックインは何時から?

宿により異なるが平均15時頃

(画像提供:Unsplash)
(画像提供:Unsplash)

チェックインは、15時以降がほとんどです。前日の宿泊者がチェックアウトしてから、客室の清掃やベッドメイキングなど、次のゲストを迎える準備を行っています。

一方、注意しなければならないのが、最終のチェックイン時間です。23時や24時というところがほとんどですが、ホテルによっては門限を設けているところもあります。

チェックイン時間に遅れると、鍵がかかってホテル自体に入れなくなることもあるため、遅くなりそうな場合は、事前に最終チェックイン時間を聞いておきましょう。

チェックイン予定時間より早く着いてしまった場合は?

客室には入れないが荷物を預かってもらえることが多い

(画像提供:Unsplash)
(画像提供:Unsplash)

清掃などの準備があるため、早く到着しても客室には入れません。ただし多くのホテルでは、チェックイン前に貴重品以外の荷物を預かってくれます。フロントで当日宿泊することを伝えましょう。大きな荷物を預かってもらえると観光にも出かけやすくなり、時間を有効活用できますね。

また、宿泊者であればジムや大浴場、プール、プライベートビーチなど、館内の施設をチェックイン前から利用できることがあります。フロントで確認してみましょう。

同様に、チェックアウト後も荷物を預かってもらえることもありますので、確認しておくと便利です。

チェックイン予定時間に遅れそうな場合は?

大幅に遅れる場合は連絡を

(画像提供:Unsplash)
(画像提供:Unsplash)

チェックインの予定時間に大幅に遅れると、ホテルによっては約款によりキャンセル扱いになってしまうことがあります。念の為に遅れることがわかった時点で、実際の到着予定時刻を連絡しておきましょう。

ただし、食事付きのプランを予約している時は、少しの遅れでも必ず連絡しましょう。ホテル側は、到着時間に合わせて料理の準備を行っています。ホテルへの気遣いとしても、事前連絡は入れておきたいものです。

ホテルのチェックアウトは何時まで?

宿により異なるが、平均10~11時頃

(画像提供:Unsplash)
(画像提供:Unsplash)

チェックアウトは10時~11時というホテルが一般的です。次の宿泊者を迎えるために、清掃などの準備に時間が必要だからです。

チェックアウトの時は何かとせわしなく、気づいたら時間が過ぎていた!そんな時は、すぐにフロントに連絡を。延長料金が発生することがあるので、チェックアウトの時間は守りましょう。

ちなみにホテルによっては延長料金を払えば、上限の時間まで客室を使えることも。延長を希望する際は、チェックアウト時間までにその旨をフロントに伝えて可能かどうか確認してください。

アーリーチェックイン・レイトチェックアウトプランを利用しよう

客室でゆっくり滞在したい人は必見!

(画像提供:Unsplash)
(画像提供:Unsplash)

「アーリーチェックイン」とは、規定のチェックイン時間よりも早くチェックインすることで、通常のチェックイン時間よりも1~2時間早いのが一般的です。早めに部屋に入れれば、荷物を置いて観光に出かけたり、ホテルの施設をたっぷり楽しんだりできます。

一方、チェックアウト時間よりも遅くチェックアウトすることが、「レイトチェックアウト」です。こちらも1~2時間程度の延長になります。遅くまで眠れたり、朝食時間をゆったり取れたりなどのメリットがあります。

ホテルにゆっくり滞在したい時には、アーリーチェックインやレイトチェックアウトが組み込まれたプランの利用がおすすめです。プランでなくても、追加料金を支払えば通常よりも長く滞在できることもできますが、ホテルによって、また空室状況などによって異なるため、ホテルに問い合わせてみましょう。

まとめ

知っているようで意外に知らないこともあるホテルのチェックイン・チェックアウト事情。最近では機械の導入により、手続きにかかる時間も大幅に短縮されています。ホテルの便利な利用方法を知って、快適な旅を楽しんでください。

※この記事は2024年4月14日時点での情報です。掲載情報は変更の可能性があります。
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。

真下智子  真下智子

温泉好き、旅好きの二児の母。夫の仕事の関係で、青森から鹿児島、シンガポールと、様々な土地で生活する。温泉ソムリエ、温泉入浴指導員、温泉観光実践士の資格をもつ。

Topics

tag

この記事に関連するエリア

この記事に関連するキーワード