世田谷区等々力の住人さんの東京都〜山口県の旅行記

文豪『森鴎外』の育った津和野はどんな場所か?彼の原点を探してみたら白壁の土塀が続く掘割で優雅に泳ぐ錦鯉…魅力満載殿町通りはまさに山陰の小京都だった。
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- 史跡・歴史
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今回の目的は…『萩城城下町を歩き維新の志士ゆかりの地を巡る事』です。移動は新幹線+有料特急(益田ー出雲市/安来ー岡山)それ以外は普通列車/路線バス/徒歩です。

グルメツウ 世田谷区等々力の住人さん 男性 / 40代
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- 1日目2012年9月13日(木)
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津和野駅
新山口駅から普通電車で1時間45分で山陰の小京都津和野です。
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地図で見ると駅の近くだけど踏切を渡る必要がある。踏切が改札出て右に進んで行くとあるが超歩く。ここからさらに上へ上へとハイキングしながら登っていきます。
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十字架怖い。
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森の小道を登ってくといきなし目の前に現れた。昔キリシタンは嫌われ弾圧された。キリシタン弾圧の歴史は徳川250年間以上の厳しく激しいものでした。
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明治の初めに弾圧を受けたキリシタン殉教者を追悼するため昭和26年に建てられたマリア聖堂。マリアが降臨された地ともいわれている場所で聖堂の中にあるステンドガラスは殉教者の精神を偲ぶ様子が描かれマリア像も建てられてる。
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次どこ行こうかな|д゚)
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鴎外の墓があり場所は山門の向かい側の1段高くなった墓地の奥にある。案内板完備してるので迷わない。
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ここは吉見氏坂崎氏亀井氏といった歴代の津和野城主の菩提寺で巨大な茅葺きは息をのむ美しさだしタマ駅長がいる貴志駅の屋根みたい。
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森鴎外の墓は東京の三鷹にもあるよ。
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津和野出身の森鴎外を偲ぶ文芸茶房は特選コーヒーが有名。店内には津和野の郷土民芸や趣味の手作り品が豊富に揃ってて調度歩き疲れてたのでここで休憩した。
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暑いからアイスを注文(#^.^#)
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津和野カトリック教会
教会に畳に斬新だ(^◇^)
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津和野はその歴史的なたたずまいから山陰の小京都と呼ばれ中でも白壁が並ぶ殿町通りは今も城下町の面影を色濃く残しています。側溝の清流には色とりどりの鯉が群れ溝の脇には約3000本のハナショウブが町並みに彩りを添えてる。
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土塀に面した通りの掘割には大小無数の鯉がいて掘割は坂崎出羽守が城下町を作った時に用水路として掘らせたものといわれる。鯉はこの付近だけでも2万余匹が放流されており人々の生活のに溶け込んでる。
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本町通りは殿町通りとは対照的な街並み。商人の地区なので蔵がたくさんあるし道幅が殿町通りより狭くてびっくりした。昔から変わってないらしいですよ。
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津和野の町から眺めると朱塗りの鳥居がぎっしりと並んだ参道が見える。奉納された千本の鳥居がトンネルを作りその中を登ると太皷谷稲成神社がある。1773年津和野七代藩主が城の鎮護と領民の安穏を願って城山の太皷谷に京都伏見稲荷を勧請した。
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これやばいよ。千本ありそう(*'ω'*)
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鴎外ゆかりの品々や資料が公開されてる。軍医と文学者とふたつの生涯を生きた鴎外の上京から生涯を閉じるまでを豊富な資料で紹介するほか多感な時期を過ごした津和野時代を振り返る構成になっている。
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木造平屋建て瓦葺きの簡素な造りで文豪鴎外が幼少時代を過ごした家です。4畳半の彼の勉強部屋や藩医の家らしく調剤室も残っています。のちに医学博士と文学博士となる森林太郎の暮らしがわかる。森鴎外記念館と隣接してる。
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今日は宿が萩なので向かいます。津和野の町中にバスセンターがあります。島根県鹿足郡津和野町後田65−7でカトリック教会近くです。
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萩までこれが一番早いし安いし楽に移動できる。電車だと益田まで出ないとダメなのでめんどくさい。所要時間100分。
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最終の17時07分発に乗車(´・ω・`)
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これに乗りました。お世話になりました。
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菊ヶ浜海水浴場がそばにあり指月山や菊ヶ浜が見渡せる。
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温泉最高です。一日の疲れが飛びました。ここは内湯3個と露天風呂8個の合計11個の湯船で湯めぐりが楽しめます。カルシウム・ナトリウム塩化物冷鉱泉のはぎ温泉です。
- 2日目2012年9月14日(金)
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まぁーるバスは7:00〜18:00の間で30分に1本走ってる。西回りと東回りのコースがありどちらも共通して走る部分もあればどちらか片方しか走らないコースもありる。今回はこれを利用して1日萩を観光した。
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博物館の造りは武家屋敷風の広大な造りだ。主要展示棟にある展示ゾーンは有料だが屋外展示や別棟の展示室は無料で観覧できる。萩の歴史が展示されています。色々知った上で城下町巡りをすると楽しさ倍増する。
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食べたい(´・ω・`)
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食堂で売ってた。博物館に入館しなくても外からでも買える。博物館の入口付近はミカンの木がいっぱい植えてた。特製ソフト夏みかん300円やばす。
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一日有意義に使いました。地元民も利用してました。
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指月橋をスタートし堀内伝統的建造物群保存地区を眺め橋本川へ入り釣りバカ日誌の舞台の松並木をくぐり新堀川へ平安古松原を眺め白壁が続く平安古伝統的建造物保存地区の旧田中別邸でUターンして萩八景の玉江の美しい景観を眺めます。
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天候の良い日は指月山や萩城跡潮入門跡や白砂青松の菊が浜を海から眺めるルートが最高です。萩八景遊覧船から見えた指月山で萩のシンボルです。波も少なく穏やかな船旅でした。陸地から見れない景色が楽しめたのでお勧めします。
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萩城は1604年に毛利輝元が指月山麓に築城したことから別名指月城とも呼ばれてる。山麓の平城と山頂の山城とを合わせた平山城で本丸と二の丸と三の丸と詰丸からなってた。
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天守閣が今は無いのが残念。
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1874年に天守閣と矢倉は解体され現在は石垣と堀の一部が昔の姿をとどめここ一帯は国の史跡に指定されてる。旧本丸跡に歴代藩主を祀る志都岐山神社が創建された際総面積約20万uの境内が指月公園として整備された。
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入館料100円。高杉晋作の誕生地で現在は南側半分が公開されてて産湯に使ったと伝えられる井戸や自作の句碑などがあるり高杉さんの萩での暮らぶりがわかった。
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結構立派な家だよ。
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高杉晋作誕生地の近くにある晋作広場のシンボル的存在だ。
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入館料は100円。木戸孝允の旧宅で生まれてから江戸に出るまでの約20年間を過ごした木造瓦葺の2階建ての家は中に入ると誕生の間や幼少時代の手習いの書を表装した掛け軸や写真などが展示されている。
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有料の展示施設が2箇所境内にありそんな広い神社じゃないけど見どころはたくさんある。
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この小さな部屋で松陰の指導に薫陶を受けた松下村塾門下生達は尊王攘夷を掲げて京都で活動した者や明治維新で新政府に関わるなど幕末明治に大きな活躍をする事となる。
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木造茅葺き平屋建ての29坪の小さな家。萩藩の中間伊藤直右衛門の居宅であったが博文の父が伊藤家の養子となった為一家をあげて居住。博文が明治元年に兵庫県知事に赴任するまでの本拠となった家。そばには萩焼製の伊藤博文の陶像が建つ。
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伊藤博文旧宅に隣接する別邸で明治40年伊藤博文が東京に建てた別邸の一部を移築したもの。明治時代の宮大工伊藤万作の手によって建設され大広間廊下の鏡天井や離れ座敷の節天井など非常に意匠に優れていたものであったので当地へ移築した。
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吉田稔麿は1841年に生まれ吉田松陰とは親戚関係ではありません。じゃ何なん?この人。
- 3日目2012年9月15日(土)
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09:00-13:00
出雲市は神話の国 出雲として全国に知られているように出雲大社や須佐神社など豊富な歴史と文化遺産に恵まれ古代史文化のシンボル空間を形成している。
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09:00-13:00
出雲の旅の玄関口です(´・ω・`)今日も1日楽しみだ。
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09:00-13:00
出雲大社から500mで徒歩8分くらい歩くと太鼓原墓地に出る。石段を登って行くとありました。出雲阿国の墓は特別に石柵で囲った平たい自然石です。周りは静かで落ち着いた雰囲気の場所で出雲大社の人混みと対照的だった。
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09:00-13:00
阿国の墓に来ました。
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09:00-13:00
合掌。
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09:00-13:00
出雲の国は神の国で一般に旧暦の10月は神無月と呼ぶがそれは日本中の神様が出雲の国に集まってくるためで出雲の国では逆に神在月と呼ぶ。
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09:00-13:00
出雲の神社の中心となっているのが出雲大社です。
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09:00-13:00
出雲大社は縁結びの神様として知られてます。島根県にあるこの神社が祀っているのは大黒様。恋愛だけでなく仕事や友人関係などあらゆる良縁に御利益があると言われている。その為福の神と呼ばれる。
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09:00-13:00
出雲大社の東隣りに位置するとあって出雲大社関係の展示はもちろん石見銀山 たたら製鉄 青銅器 風土記神話など島根県全域に渡る歴史と文化を紹介する博物館。
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09:00-13:00
1Fは展示室とミュージアムショップで2Fには喫茶室があり3Fには展望テラスがある。
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09:00-13:00
行った日はイベントしてました。
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09:00-13:00
神話博開催中。
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09:00-13:00
場所は出雲市にある出雲大社正門商店街の中で神門通り広場付近です。
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09:00-13:00
メニューはぜんざいがメインでアイスクリームやわずかながらに飲み物も用意されてる。
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09:00-13:00
縁結びぜんざいは600円でぜんざいは透き通ってさらっとした煮汁で大粒の小豆が沈んでいてあっさりした味だ。
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09:00-13:00
メニューだよ(´・ω・`)
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09:00-13:00
ここから松江市内に移動します。出雲大社から公共交通移動ならこの方法が早いです。
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09:00-13:00
出雲のゆるキャラ電車じゃん。
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09:00-13:00
駅数多いな(´?????)
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13:00-17:00
ここから観光する場合は路線バスを利用します。1日乗車券があり主要観光名所を周ってくれる。この温泉はナトリウムカルシウム硫酸塩塩化物泉源泉温度は77℃で結構熱めだ。
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13:00-17:00
八雲さんでお馴染みの耳なし芳一がびわ弾いてる。怖い( `ー´)ノ
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13:00-17:00
耳なし芳一などの短編を収めた怪談や骨董といった著作で知られ1年3ヶ月を松江で過ごした小泉八雲に関する収蔵品を展示した記念館。武家屋敷が建ち並び江戸時代の城下町風情が残る塩見縄手の通り沿いにある木造平屋建て和風造りの建物です。
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13:00-17:00
八雲は東京で亡くなるまでの14年間を日本で過ごしその間松江・熊本・神戸・東京と住みました。松江では1年3ヶ月暮らしその内の約5ヶ月をこの家で過ごした。八雲が住んでた当時のまま保存されているのは松江の小泉八雲旧居だけです。
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13:00-17:00
別名千鳥城と呼ばれる城の外壁は黒塗りの下見板張りで城内は松江の街や城の資料が展示され最上階は望楼式になってて松江市街を一望できる。天守閣の最上部の屋根にあるシャチホコは木彫りで銅張り高さ2mあり現存してるモノでは最も大きい。
- 4日目2012年9月16日(日)
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12:00-15:00
玉造温泉バスターミナルから朝1本だけ足立美術館に無料の送迎があります。先着順でした。何とか乗車できたがマイクロバスの為立ち乗り不可です。乗れなかったら悲劇ですので余裕をもって集合をお勧めします。
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12:00-15:00
この日本庭園は趣向を凝らした6つの庭園に分かれ移ろう季節や眺める時や立つ位置でそれぞれに趣が異なり一年を通して風雅で味わい深い庭園を眺めることが出来る。まさに一幅の絵画を眺めるようだ。
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12:00-15:00
1970年に足立全康が創設した美術館です。全康は当地の農家に生まれ14歳から商いを手掛け様々な事業を興した。戦後繊維業や不動産業を商いながら名作と謳われる日本画の数多く蒐集した。当地に美術館を創設したのは郷土への恩返しの思いです。
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12:00-15:00
良い眺めだ。ちなみにガラス張りから外を見る感じです。
文豪『森鴎外』の育った津和野はどんな場所か?彼の原点を探してみたら白壁の土塀が続く掘割で優雅に泳ぐ錦鯉…魅力満載殿町通りはまさに山陰の小京都だった。
1日目の旅ルート
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