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さとけんさんの神奈川県の旅行記

旧東海道を歩く。平塚宿から箱根湯本駅。全四部作中その4

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旧東海道筋を平塚駅から箱根湯本駅まで、トレーニングを兼ねて歩きました。以前にこのルートを歩いた際は歩きに徹して、6時出発の11時到着でしたが、今回はゆっくりといろいろ観て周り、7時出発の17時到着となりました。

神奈川ツウ さとけんさん 男性 / 50代

1日目2017年3月12日(日)

時刻は14時40分。小田原宿国道1号線沿いのういろう本店脇にて。これから小田原城址公園へ向かいます。

ういろう本店からすぐの交差点が「箱根口」交差点。旧東海道筋はここを直進ですが、今日はここを右手へ直角に折れて小田原城へ寄り道します。

国道1号線・箱根口交差点を小田原城方向へ曲がったところの景色

箱根口門跡

小田原市

「箱根口門跡」を   >

そしてここが小田原城・箱根口門跡

箱根口門跡

小田原市

「箱根口門跡」を   >

ここに小田原城の門がありました。今は石垣に囲まれたごく小さな公園のようなスペースになっています。

御感の藤

小田原市

「御感の藤」を   >

ここが小田原城の御感の藤。季節になれば美しいフジがみられることでしょう。箱根口門跡から歩いてすぐです。

こちらは御感の藤の脇の小田原城の濠。ハスの季節になりますと一面のハスの花がみられます。

小田原城址公園へ入っていきます。

小田原市郷土文化館

小田原市

「小田原市郷土文化館」を   >

今日はこの郷土文化館へ入ってみました。初めての見学です。戦時中、金属のかわりに竹で作ったカブトがとてもよくできていて、弾除けにはならないかもしれないが工芸品のようでした。

小田原城内には梅が咲いています。そろそろ季節が過ぎようかという感じで、花びらが随分と散っていますが、それでもこの日はとてもきれいに咲いています。この写真では少しわかりづらいですが。

小田原城址公園の梅

小田原市

「小田原城址公園の梅」を   >

小田原城址公園の梅

小田原城跡のイヌマキ

小田原市

「小田原城跡のイヌマキ」を   >

そしてこちらは小田原城址公園のイヌマキ

小田原城跡のイヌマキ

小田原市

「小田原城跡のイヌマキ」を   >

なになに、ふむふむ、小田原城址公園のイヌマキの前で

小田原城歴史見聞館 NINJA館

小田原市

「小田原城歴史見聞館 NINJA館」を   >

こちらは小田原城歴史見聞館。

小田原城歴史見聞館の利用案内になっています。

小田原城

小田原市

「小田原城」を   >

小田原城址公園内ではポニーの試乗会が開かれておりました。

そしてこちらは小田原歴史見聞館の脇の梅

大人しいポニーの試乗に子供も大喜び。小田原城址公園にて。

小田原城址公園の桜

小田原市

「小田原城址公園の桜」を   >

そしてこちらはなんと桜。小田原城址公園では桜と梅が当時に観られました。

小田原城址公園の桜

小田原市

「小田原城址公園の桜」を   >

小田原城址公園に咲く「ハルメキザクラ」

小田原城址公園の桜

小田原市

「小田原城址公園の桜」を   >

今日は3月12日、4月になれば小田原城下は桜であふれることでしょう。

小田原城の天守閣がわずかに見えます。それでは旧東海道歩きへ復帰しましょう。

時刻は15時27分、国道1号線を少し歩いてまた寄り道します。山角天神社へお参りです。小田原市南町1丁目付近にて。

山角天神社(瓜生外吉像)

小田原市

「山角天神社(瓜生外吉像)」を   >

山角天神社の階段は急ですのでお気を付けください。

山角天神社(瓜生外吉像)

小田原市

「山角天神社(瓜生外吉像)」を   >

山角天神社の急階段をえっちらほっちらと上っていきます。

山角天神社(瓜生外吉像)

小田原市

「山角天神社(瓜生外吉像)」を   >

山角天神社の階段の途中に瓜生外吉海軍大将の像があります。

山角天神社(瓜生外吉像)

小田原市

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山角天神社には菅原道真の画像があるそうです。

山角天神社(瓜生外吉像)

小田原市

「山角天神社(瓜生外吉像)」を   >

山角天神社の拝殿の横からは脇道へ出られます。ここをお参りした後に、清閑亭でコーヒーを飲むのも良いプランですよ。その場合、この脇から清閑亭へ行くといいでしょう。

山角天神社(瓜生外吉像)

小田原市

「山角天神社(瓜生外吉像)」を   >

こちらは芭蕉句碑です。山角天神社にて。「梅が香にのっと日の出る山路かな」という芭蕉の句に字をあてています。

山角天神社(瓜生外吉像)

小田原市

「山角天神社(瓜生外吉像)」を   >

「のつと」陽が出るとは、ピンときますね! 山角天神社にて。

時刻は15時32分。ここは山角天神社の鳥居の脇です。目の前は清閑亭へ続く急坂でございます。

山角天神社にまつわる案内板です。山角天神社の脇にあります。

対潮閣跡

小田原市

「対潮閣跡」を   >

さて、山角天神社のわずかに東へ行きますと、対潮閣(山下亀三郎別邸)跡という石碑と案内板があります。

対潮閣跡

小田原市

「対潮閣跡」を   >

全景はこのような感じで写真左に石碑と案内板があります。司馬遼太郎の小説・坂上の雲で知られる秋山真之の臨終の地ということです。

対潮閣跡

小田原市

「対潮閣跡」を   >

今はこの石碑だけが当時をしのぶよすがとなっています。この対潮閣跡の後(北側)の高台に清閑亭が位置しています。

さて、国道1号・旧東海道筋へ復帰です。小田原南町1丁目付近の国道1号から箱根方面を望む

ここは国道1号線・早川口の交差点です。旧東海道と国道1号線は写真左下から中央奥へ延びる道です。

国道1号線の早川口交差点、まずは東海道本線と箱根登山鉄道の線路をくぐります。正面に見えるホウキを逆さしたような樹は、幕末の小田原宿の写真にも写っています。この少し前に見学した小田原市郷土文化館に展示されている古写真です。

居神神社

小田原市

「居神神社」を   >

こちらは小田原市城山4丁目の居神神社です。お参りしていきます。

居神神社

小田原市

「居神神社」を   >

居神神社の案内板です。

居神神社

小田原市

「居神神社」を   >

とても静かな参道・階段ですが、祭事の際は勇壮な神輿担ぎが行われます。居神神社にて。

居神神社

小田原市

「居神神社」を   >

居神神社の拝殿です。

居神神社拝殿前から望む景色。

時刻は15時44分、次は居神神社と国道1号を挟んでほぼ対面にある大久寺へ向かいます。写真は居神神社から国道1号沿いに出たところ。

この写真に見える横断歩道を左へ渡って大久寺へ向かいます。

大久寺

小田原市

「大久寺」を   >

そしてこちらが大久寺(だいきゅうじ)です。小田原市城山4丁目です。

大久寺

小田原市

「大久寺」を   >

大久寺の案内板です。

大久寺

小田原市

「大久寺」を   >

大久寺の本堂です。

大久寺

小田原市

「大久寺」を   >

大久寺は江戸時代初期の小田原藩主大久保家の菩提寺です。

大久寺

小田原市

「大久寺」を   >

写真正面には五輪塔が写っています。大久寺の大久保一族墓所にて。

時刻は15時53分、日暮れまでわずかです。先を急ぎます。国道1号「板橋見附」交差点を右へ別れて旧東海道を歩きます。写真中央の高架は東海道新幹線の高架です。

東海道新幹線の高架をくぐります。箱根・板橋の旧東海道筋へ入っていきます。

箱根板橋駅

小田原市

「箱根板橋駅」を   >

ここは箱根登山鉄道・箱根板橋駅です。この駅は国道1号線沿いにあります。旧東海道から道を横に入って写真をとりました。

箱根板橋の旧東海道筋です。

こちらは箱根板橋の内野邸です。明治36年・1903年建築の建物です。

箱根板橋・内野邸の案内板です。

箱根板橋の旧街道筋を歩きます。

上板橋交差点で旧東海道は国道1号と合流します。ここから800mほど国道1号線を歩きます。

16時23分、目の前の高架は小田原厚木道路の高架、右手には箱根登山鉄道のの線路です。高架をくぐって右に折れ、踏切を渡って左へ進むと風祭の旧東海道筋になります。

踏切を渡った直後の光景です。道路が3つに分かれているようにみえますが、真ん中の道を進むとすぐに風祭の旧東海道筋となります。

風祭の旧東海道筋は、街道の雰囲気が残っていて歩いていて楽しいですよ。小田原市風祭付近の旧東海道筋にて

風祭の旧東海道を歩いております。

時刻は16時38分、旧東海道筋は風祭から入生田へと入り、これは急東海道に面した長興山紹太寺の参道入口です。しだれ桜の綺麗なお寺として知られています。

私もしだれ桜を観に行ったことがありますが、階段を上るか坂を上るか、いずれにしても長い上りが待っております。上り切ったあとは、本当に綺麗です。長興山紹太寺の参道。

時刻は16時39分、入生田の東海道筋を歩きます。

旧東海道筋から左に望む箱根登山鉄道「入生田駅」です。

入生田の旧東海道筋を歩いていくと寒桜でしょうか、サクラが綺麗に咲いています。列車が近づく気配がします。

桜の脇を走る箱根登山鉄道であります。旧東海道筋の小田原入生田付近にて。

入生田の外れにて。面白い逸話があるのですね。当該の石橋は古稀庵に現存しているのでしょうか。

旧東海道筋は、入生田の外れで国道1号線と合流します。

入生田の西外れで国道1号と合流するのですが、徒歩の人の道は右手、線路の脇を通ることになります。

線路脇の歩道とは、このような感じです。入生田の西の外れですが、この場所の住所は既に「箱根湯本」になっています。

線路わきの歩道を歩いています。箱根湯本の旧東海道筋です。

この線路わきの歩道は100mほどの短いもので、上の写真で旧東海道は、右手にいく道となります。左の道は国道1号線です。

時刻は16時53分、ここまでくれば箱根湯本は近いです。

16時55分、再び、国道1号線に合流します。ここは歩道がしっかりしていますので、歩きやすいです。住所は箱根湯本、三枚橋まであと400mほどのポイントです。

三枚橋の交差点と箱根湯本駅が見えてきました。湯本に向かって右手を歩いていますが、この三枚橋の交差点を過ぎると、国道1号の歩道は湯本に向かって左手だけになります。ですので、この三枚橋の横断歩道を渡って、左側の歩道に移動してください。なお、箱根湯本がゴールの設定でなく、このまま旧東海道筋を歩く場合も、ルートは三枚橋で早川を渡るルートになりますので、横断歩道を渡って下さい。

時刻は17時1分。さんまいばしの上から箱根湯本駅を望む。ゴールが見えてきました。今日もよく歩いたなあ。

17時7分、箱根湯本駅到着

本日は52,681歩、だいたい40kmの歩きになりました。さて、いよいよ、3月17日から20日の4日間で、桑名宿と四日市宿の中間の伊勢朝日駅から京都三条大橋までを歩く計画ですが、ここ数週間で日本橋から箱根湯本まで歩くトレーニングの効果はあったと思います。なんとか無事に歩き切りたいものです。つづく

旧東海道を歩く。平塚宿から箱根湯本駅。全四部作中その4

1日目の旅ルート

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