やんまあさんの滋賀県の旅行記

◆滋賀湖南B湖東D◆49年に1度の開扉『願成就寺』と西国三十三札所1300年記念
- 1日目2017年3月25日(土)
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大水口神社
祭神は「国方姫命」。帰宅し調べたところ崇神天皇の皇女で皇族と繋がりが強い。
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願成就寺 秘仏十一面観世音菩薩ご開帳
近江八幡市
聖徳太子は近江に48の寺を建立し、ここがその最後と言われている。普段は事前拝観の予約が必要だが、中開帳が行われた。拝観料は500円で25日から27日に閉扉された。
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願成就寺 秘仏十一面観世音菩薩ご開帳
近江八幡市
本尊「十一面観音像@重文」は49年度に一度の御開帳だが長いため中開帳として25年一度御開帳としている。この日は特別に近くの日牟禮八幡宮の本地仏「阿弥陀如来」も御開帳された。
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願成就寺 秘仏十一面観世音菩薩ご開帳
近江八幡市
本尊見仏後に横の五大明王を見て、本堂を見ると列をなしていた。先週に訪れた寺は人が少なかったが、ここは人が多い。
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願成就寺 秘仏十一面観世音菩薩ご開帳
近江八幡市
地蔵堂の「木ノ中地蔵菩薩@重文」も特別公開された。お前立と縦に並んで安置されているが、瓜二つで違いを探したが、まったく違いが発見できなかった。。もう少し北に行くと百済寺(ひゃくさいじ)などの秘仏を見仏したとき、あまりの本尊とのギャップにびっくりしたが、ここまで同じに見えるのは初めてかもしれない。
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近江八幡中心部分に向かいます。疲れたので近江八幡市立資料館で、歴史を学びながら一休み。因みに、近江八幡をブラリするなら市営駐車場に車をとめるのがよいかと思います。
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郷土資料館に隣接した江戸時代末期に建てられた商家をそのまま利用した資料館。近江商人の生活様式や帳場風景が再現されていて、実際の商いに使用した算盤などがある。
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京都に来たような錯覚がする通りです。センスのよい扇子!?を売っている店など民家と店が混在している面白い風景です。
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重要文化財を300円で見られます。近江八幡市立資料館の一つです。外観は地味な印象を受ける建物ですが、京風の建物で広く、内部の庭園は風流で落ち着いた雰囲気。江戸時代から明治時代前半にかけて活躍した近江商人西川利右衛門のお屋敷。
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近江八幡の名誉市民である教育者「ヴォーリーズ」の像。公園には聖書を持ったヴォーリズとヴォーリズに花をささげている着物姿の少女の像があり、等身大のようです。ヴォーリズは建築家でありながら、近江兄弟社の創立者の一人としてメンソレータムを広く日本に普及させた実業家でもある。
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日牟禮八幡宮の入り口の前にあります。かつて近江商人が後世の子供達に教育を残すために建てたそうです。その後役所として使われ、今は観光案内所などに使われている。
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日牟禮八幡宮の鳥居を入らず車道を直進すると、小さな看板が「かわらミュージアム」を誘導します。そこに行くと低い位置から八幡堀を渡れます。写真以上に良い風景でした。
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千成亭 八幡堀店
昼食どころです。
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千成亭
近江牛寿司
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千成亭
近江牛丼
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千成亭
近江牛コロッケ
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展示はちょっと物足りない気がしました。外国の瓦も展示してあるので日本の瓦と比較すると面白い。体験工房もありました。次回来る時が来たら、やってみようかなと思います。 ちなみに、この地域の絵馬は瓦絵馬が多いです。
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かわらミュージアム付近です。かわらミュージアムの入口は二つあり逆側の大通りに1つ、八幡宮の鳥居に1つあり、3カ所写真に収めるとプレゼントがいただけます。そして船に乗りお堀巡りが出来ます。
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あれ、前回、参拝したときは、拝殿に狛犬の代わりに「アンパンマン」と「バイキンマン」がいたのですが、いなくなっています。それはさておき、相変わらず雰囲気がよい神社です。拝殿をスルーして本殿に向かいます。湖東と湖南は蘇我氏・息長氏・尾張氏の繋がりを感じる地域だが、摂社・末社を見ると、尾張の領になった時代があり、そのため、尾張系の神様などがあるようだ。ちなみに近江職人との繋がりか珠算協会から奉納されているらしく、本殿右側の絵馬がそろばんの形をしていました。
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アマテラスとトヨウケの内宮外宮、熱田大神、菅原道真、アマノウズメを祀っている。このほか、オオクニヌシ、スクナヒコと祀り、最後に神社に必ずある稲荷社があります。
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稲荷神社
かわらミュージアム付近から
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駐車場で渡されたパンフレットから妻が登りたいということで八幡山へ。15分ごとにロープウェイが運転されています。正直、気は進まなかったですが、登ると景色が素晴らしい。
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八幡山オブジェ
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八幡山の麓にある公園
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山頂をぐるっと周ると分かりますが、城の存在を感じますが、寺跡でもあるようです。山門には村雲御所、瑞龍寺門跡と見えます。本堂は妙見菩薩と鬼子母神が安置されているが、本堂は昭和36年に、京都市の今出川堀川にあったのを移築したらしく、この仏像が何者なのか?謎です。
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明日の朝ごはんに
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饒石神社
車運転中に遠くから田んぼ・畑の中にこんもりと茂る鎮守の杜で、神社好きにはたまらない光景が神社と確信し、農道突入。
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饒石神社
祭神は「ニニギノミコト」、「コノハナサクヤヒメ」、「アメノミナカ」。と宮崎日向系の祭神とこの世に一番初めに現れたアメノミナカと面白い組み合わせ。
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饒石神社
謎の「金光石」です。神社の方はいないので、どういう由緒があるかわかりませんでした。境内には摂社・末社がとして 天津石門別神社、春日神社、熊野神社、稲荷神社があった。
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素晴らしい!!この神社すごいです。「沙沙貴神社」は古代の「沙沙貴山君」が崇敬した延喜式内社で、宇多源氏佐々木発祥地でとしている。近江守護である佐々木一族、沙沙貴郷33村を始めとする人々の信仰を集めている。
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楼門を入る前に楼門左に注目!!男石と女石があります。男性は男石から女性は女石から目を閉じて、向こう側にタッチできれば、よい出会いがあるそうな!!「やってみ!!」と嫁に言われて、やってみたが、うまくいかなかった。。残念がると「成功しなくてよいです」と言われました。。
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境内に入ります。舞殿兼拝殿があり、なかなかの雰囲気を持っている。誰もいない境内。こんなよい神社を独り占めできるなんて良い日だ!!境内には神社・仏閣アトラクションの「鯉のエサやり」を楽しむ、いつも与えられているであろう場所から手、いや柏手を連打し、集めて、一気に大量のエサを撒いたところ、カオスになります。
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祭神は「スクナヒコ」、四道将軍の御一人である「大毘古神」や「仁徳天皇」、「宇多天皇」、「敦實親王」の四座五柱。 拝殿は雪対策が取られ、本殿は立派で見ごたえあり。境内には摂社があり、スサノオを祀っている摂社「祇園社」。古事記繋がりですかね。スクナヒコの相方=オオクニヌシ。オオクニヌシはスサノオから6代下がった血筋の神様。
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本殿右側に社務所があり御朱印帳を預け、本殿裏に回ります。君が代にある「さざれ石」がありました。10世紀に編纂された『古今和歌集』に収録されている短歌の一つを国歌にするセンスが日本的!!本殿裏には干支ごとの石の神像?が安置されている。全国津々浦々から奉納されており、由緒正しい神社なのだろうと思った。
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なんとまたぐと子宝に恵まれるといわれる「またげ石」発見。またげ石と言えば京都の「梅宮大社」が有名だが、まさかここにもあるとは・・。社務所で夫婦そろって祈祷を受けると跨げます。
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スクナヒコはオオクニヌシと良きパートナーとして国の平定に尽力した小さい小さい神様で、製薬会社から信仰が厚く、古事記のキーマンになる神様。写真右下には伏見稲荷、今宮神社で有名な「おもかる石」っぽいのがあり、なぜか100円で鯉のエサが売られている。
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近江国は日本のほぼ中央に位置するが、その近江国の中央ともいうべき要衝に位置する寺で、火災により新しい本尊を作った。奈良県の壷阪寺の本尊にも似ている、チャーミング系仏像です。今回は曼荼羅が公開されています。今回は時間がないのでパス!!2020年まで草創1300年記念が続くので、他の宝物公開時に行きます!!
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ちなみにこちらは「西国三十三所 草創1300年記念 特別拝観」を2020年まで開催しています。時期的に特別公開はありませんでしたが、600円で林道から山道に進み、300段ほどの階段を登ります。
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西国三十三札所。平成5年に火事により本尊も含め焼失したが、人々の願いで復興した。以前は秘仏だっだが、今はいつでも拝観できます。本堂内の上を見上げると風神雷神が見張っています!?
◆滋賀湖南B湖東D◆49年に1度の開扉『願成就寺』と西国三十三札所1300年記念
1日目の旅ルート
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