さとけんさんの神奈川県の旅行記

平塚駅到着、今日はここがスタート地点です。時刻は6時25分です。まずは平塚駅南口から国道134号線の相模川の橋まで歩きます。なお、平塚駅と江ノ島の往復は距離にしてだいたい30kmです。それよりも楽なコースで歩きたい場合は、茅ヶ崎駅と江ノ島の往復はだいたい20kmになりますので、茅ヶ崎駅をスタート地点に選ぶのも良いと思います。片瀬江ノ島から電車に乗って帰る片道コースだと、さらにその半分になります。それと、海岸を歩くので水分補給の計画を、あらかじめ立てておく必要があります。

平塚駅から南東方向へのびる一本の道を歩きます。平塚市代官町付近の県道607号線にて。

相模川にぶち当たります。写真は相模川の土手です。写真右手へ進むとトラスコ湘南大橋があります。平塚市千石河岸付近にて。

この歩道橋を上ると国道134号線の橋の西詰へ至ります。国道134号線にて相模川を渡ります。上の写真、撮影者の後を相模川が右手から左手(海)へ流れています。

湘南大橋（トラスコ湘南大橋）

横浜市泉区

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湘南大橋を渡ります。6時48分です。平塚駅からここまで23分ですね。なお湘南大橋(正式名称)の愛称は、ネーミングライツパートナー制度によって、現在は「トラスコ湘南大橋」となっています。2010年からの5年に引き続き、2015年からの5年間、トラスコ中山株式会社が愛称の命名権を獲得し、神奈川県のウェブサイトによりますと、平成28年・年額でネーミングライツパートナー料は270万円とのこと。

トラスコ湘南大橋の上で振り返ると富士山が見えます。この先、橋東詰の歩道橋を渡ります。

トラスコ湘南大橋を茅ヶ崎側へ渡り終えました。この先、海側の歩道へ出たほうが楽なルートになりますので、この歩道橋を渡って、134号線の南側(海側)の歩道を歩くようにします。トラスコ湘南大橋東詰にて。

柳島の海岸遊歩道の入り口です。134号線の南側歩道を歩いていると下水道公社の敷地が切れるあたりに歩道橋が出現、その歩道橋の根元を海側へ進むと遊歩道・サイクリングロードの入り口です。ここを過ぎると茅ヶ崎港・サザンビーチあたりまで自販機がありません。平塚駅であらかじめペットボトルを買っておくか、この歩道橋を10メートルほど過ぎると「大貫釣具店」というお店の前に自販機がありますので、水分補給の準備万端で参りましょう。私は手ぶらで歩くのが好きなので、ペットボトルを手に持って歩くのを避けるため、100円ショップで買ったヒモ(ペットボトルを水筒のようにできる)を愛用しています。これをペットボトルに取り付けると肩からぶら下げることが出来ます。歩くと多少ブラブラします。

茅ヶ崎柳島付近の遊歩道・サイクリングロード入口。時刻は7時9分です。

海岸遊歩道へ入りました。久しぶりの茅ヶ崎の海。ザッパーンという波の音が聞こえてきます。茅ヶ崎柳島付近にて。

朝日が正面ですので上手に写真を撮れません。茅ヶ崎・柳島付近の海岸遊歩道にて。

写真は茅ヶ崎港の入り口、7時25分です。海岸遊歩道は写真右から左へ続いています。ここからすぐの所にサザンビーチカフェがあります。

一枚前の写真と同じ場所で振り返って撮った写真です。茅ヶ崎港は国道134号線の交差点からすぐの場所にあります。写真正面の信号が国道134号線の信号、撮影者の背後に茅ヶ崎港があります。遊歩道は撮影者の左から右へ続いています。

茅ヶ崎サザンC

茅ヶ崎市

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サザンビーチモニュメント「茅ヶ崎サザンC」が現れました。

えぼし岩

茅ヶ崎市

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茅ヶ崎サザンCモニュメント越しにえぼし岩がみえます。水平線の右側の突起がえぼし岩です。肉眼ではもっとハッキリ見えます。

写真の上側が南（海側）というヘッドランド付近に設置されている地図です。写真の下を左右に通る鉄道が東海道線、右手が小田原・左手が藤沢です。写真の上部は海が、写真右側に相模川と湘南大橋が描かれています。海岸線の赤い点線が現在散歩中の遊歩道です。

写真の赤い点線が遊歩道、写真上が海、写真右側が茅ヶ崎・柳島方面、写真左が江ノ島方面、「現在位置」とあるのがヘッドランドと呼ばれる場所です。

この先も、赤い点線を辿って海岸線を歩いて行きます。茅ヶ崎ヘッドランド付近に設置されている地図。

赤い点線が途切れると江ノ島の片瀬海岸沿いを歩き、江ノ島へ至ります。茅ヶ崎ヘッドランド付近に設置されている地図。

ヘッドランド

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茅ヶ崎・ヘッドランドの景色です。写真中央水平線に烏帽子岩が見えています。ヘッドランドとは砂浜に突き出すように作られた人工の岬のことで、海岸の砂の流出を防ぐために造られているそうです。そしてこのヘッドランド付近では離岸流が多く発生することが知られています。つまり、海に入ると危険な場所です。

ヘッドランド

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ヘッドランドの景色です。ウッドデッキがあり、海岸遊歩道沿いの中でも賑やかなポイントになります。

時刻は8時10分、海岸沿い遊歩道の案内板。柳島からだいたい1時間ほど歩きました。

今日もサーファーが沢山いらっしゃってます。茅ヶ崎海岸の遊歩道にて。

8時21分、振り返って富士山をみる。茅ヶ崎海岸の遊歩道にて。

8時31分、江ノ島もだいぶ大きくみえてきました。茅ヶ崎海岸の遊歩道にて。

8時43分、鵠沼の地下道を通過。この地下道を通過すると江ノ島はグッと近く感じられるようになります。藤沢海岸の遊歩道にて。

「国道１３４号自転車・歩行者専用道路」は、鵠沼海浜公園付近で国道134号線と合流し、鵠沼橋を渡ります。そのまま国道134号線沿いを歩くのも、歩道が広くて快適なのですが、今日はここを渡ってすぐに右に入り、片瀬西浜海岸を歩きます。8時50分、引地川を鵠沼橋にて通過です。

鵠沼橋・東詰をすぐ右へ入ります。この先は片瀬西浜を歩きます。

片瀬西浜を歩きはじめるとすぐにビーチバレーのコートが現れます。選手が練習をしています。

片瀬西浜にある津波タワーです。

津波タワーは昼間は展望台として開放されています。この扉は施錠されている時もあるようです。では津波が発生する際に施錠されていた場合はどうするか。答えその１は、「震度5弱の地震で鍵が自動開錠される」そうです。それでは、その鍵が壊れていた場合はどうするか。答えその２は「扉の板が女性でも叩き割ったり蹴破ったりできる扉なので、叩き割る」とのこと。私の持ったイメージはマンションのベランダの区画板みたいなものでしょうか、あれは火災などの緊急時は叩き割って別部屋のベランダに出られるようになっていますね。

片瀬西浜・津波避難タワーからの眺めです。100人ほどが逃げられる設計になっているそうです。今回の散歩ルートは、津波から避難する高い建物や歩道橋などが限られてきますので、この散歩コースを歩く際は自分が今どこにいるのか、常に把握できるような下調べ・地図の持参などが必要になると思われます。

江ノ島がかなり近づいてきました。藤沢・片瀬西浜にて。

新江ノ島水族館が近づいてきました。片瀬西浜にて皆さん、散策されています。

新江ノ島水族館

藤沢市

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新江ノ島水族館の裏手です。そろそろ江ノ島ですね。お腹が空きました。9時10分です。

片瀬西浜・鵠沼海水浴場

藤沢市

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あぁ、シラス丼。江ノ島もシラス丼に見えます。藤沢・片瀬西浜にて。

遊歩道の終わりは左へ折れて国道134号の歩道へ。藤沢市片瀬海岸２丁目付近にて。

境川を渡ります。片瀬橋です。かたせばし。この橋を渡ると右手に江ノ島弁天橋があります。

いよいよここが江ノ島の入り口です。時刻は9時20分過ぎ、まだ人は少ないですね。江ノ島弁天橋は歩行者専用の橋で、江ノ島弁天橋に並行する江ノ島大橋は自動車専用の橋になります。

江の島

藤沢市

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江の島弁天橋を渡ります。シラス丼の前にお詣りです。

青銅の鳥居（江ノ島）

藤沢市

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鳥居をくぐります。1821年（文政4年）に再建された青銅の鳥居です。完成当時の鳥居は黄金色に輝いていたのでしょうか。

江ノ島・青銅の鳥居の古写真です。江ノ島の入り口をずっと見守ってきました。

江ノ島・青銅の鳥居をくぐってすぐの参道です。ゴールデンウイークなどは大混雑の参道も、今日はさすがに空いています。参道も空いていますし、私のお腹も空いています。

今日はエスカーは使わずに階段を上ります。まず辺津宮へお詣りです。そしていつもこの場所で思うのですが、なぜか釜めしを連想してしまうポイントです。でっかいしゃもじもあるし、釜めしの釜置きコンロのようにみえる建築物も・・。お腹を空かせているからですかね。弁天様ごめんなさいなのであります。

江島神社

藤沢市

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江島神社（えのしまじんじゃ）・辺津宮です。本日は並ばずにお詣りできますね。

辺津宮と中津宮の中間にある江ノ島の展望台の眺めです。鎌倉・三浦半島方面の景色が良い場所です。

江島神社

藤沢市

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続いて江島神社・中津宮へお詣りです。中津宮へお詣りしましたら、奥津宮へ向かいます。

江ノ島は山あり谷あり、階段が多いです。歩くのはなかなか大変な場所だと思っています。

江ノ島の島の上にて谷間をみる。

この谷を越えたところに何を食べても美味しい「江之島亭」があります。江之島亭はオススメです。

江島神社

藤沢市

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江島神社・奥津宮へお詣りします。遠足の小学生が沢山きていて、楽しそうです。八方睨みの亀をみんなで観ました。

江島神社・奥津宮を過ぎると岩屋洞窟まで階段で降りることになります。ごらんのように急な階段が続きます。

江島神社・奥津宮から階段を下り終わるまで、途中、何件かお店があります。

江島神社・奥津宮から先のこの階段はとっても厳しいです。べんてん丸400円で弁天橋へショートカットして戻るのも良い方法だと思います。

稚児ヶ淵

藤沢市

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この付近の眺めもまた良いです。江ノ島・稚児ヶ淵付近からの富士山の眺め。

江の島

藤沢市

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お、美味しゅうござる！感激のあまり接写し過ぎでした。お腹に染み渡る美味しさでした。ここで、大切なお知らせです。１月から３月中旬ごろまでは生しらすは食べられませんのでご注意下さい。１月から３月中旬はシラス漁をしない為です。（アユの稚魚が混じる季節の為らしいですよ）今回、シラス丼をいただいたお店は奥津宮よりも奥のお店でした。シラス丼はとっても美味しかったのですが、接客が今一つ残念な印象でしたので、この旅行記でオススメするのは控えたいと思います。以前にそのお店でそういう接客に当たったことが無く、私もじゃらんの口コミで「5」の評価をしているお店なのですが、めぐりあわせというのはありますし、シラス丼が美味しかったからそれで良しとしましょう。それでは江ノ島のお勧めのお店・６選です。

１．　「江ノ島小屋」　　新江ノ島水族館裏手の遊歩道が終わる駐車場近辺にあります。江ノ島弁天橋を渡ることもなくアクセス的に一番楽に行ける店、そして８時から開店しているので朝ごはんにちょうどいい、とても評判の良いお店です。

２．　「とびっちょ　本店」　　江ノ島弁天橋を渡って、青銅の鳥居の方には行かずに左手に行く（県営の駐車場の方へ）と混んでいるのですぐ判ります。階段を上らなくていいし、美味しいしで人気店です。

３．　「江之島亭」　　江ノ島の山上にあるお店で一番のお勧めです。眺めも良いですし、接客も良く店の雰囲気も良い、おすすめです。

４．　「きむら」　　とびっちょよりも更に奥にあるお店です。江ノ島の階段を上らなくても行けるお店です。店のある位置が少し賑やかな場所から離れている一画の為、気付かれにくいお店です。人気ですよ。

５．　「ハルミ食堂」　青銅の鳥居をくぐって直ぐの参道にあるのでアクセス良好です。朝も10時から開店しています。

６．　「磯料理 天海」　　ハルミ食堂と同じく参道にあるお店で雰囲気が良いと好評のお店です。メニューも豊富です。

それでは江ノ島から平塚駅へ向けて、帰途につきます。ここまで24,801歩、トラスコ湘南大橋の東詰での歩数が6,390歩、遊歩道から江ノ島の奥まで、だいたい18,400歩、だいたい14km前後の片道ですね。帰りは富士山をみながら歩きます。平塚まで3時間です。水分の補給はよろしいでしょうか。私はこの散歩で、往路・復路それぞれペットボトル1本を消費しました。

江の島

藤沢市

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江ノ島の山上から鳥居までの下りは脇道を通ってくだってきました。

時刻は10時40分、この時間、弁天橋もやや人が多くなってきました。橋を渡っていると橋の下から何やら話声がしてきて・・・

サーフボードの上に乗ってオールを使っている人たちが江ノ島・弁天橋の下をくぐって出てこられました。楽しそうですな！これなら私もやってみたい。スタンドアップパドル・サーフィンというらしいですね。

江ノ島弁天橋のたもとには、べんてん丸の乗り場があります。出航待ちのべんてん丸。奥津宮のさらに奥の階段がきつかったら、この船に乗船して移動するのもいいと思います。片道400円です。

べんてん丸の乗船口です。江ノ島弁天橋のたもとにて。

さ、帰りましょう。時刻は10時52分です。帰りは来た道を富士山を観ながら歩くことになります。藤沢・片瀬西浜にて。

富士山が綺麗です。藤沢・片瀬西浜にて。

時刻は12時36分、もうそろそろ茅ヶ崎柳島です。

茅ヶ崎柳島付近にて。江ノ島もかなり遠くになりましたね。今日は楽しかったです。平塚駅到着は13時30分でした。平塚駅〜江ノ島の往復は、江ノ島での島巡りを含めて、だいたい総距離・32kmくらいと思われます。

結局この日は47,804歩36.8km前後の歩きでした。このコースは久しぶりで、往路はシラス丼も目の前にぶらさがっていたし、海は綺麗だし波の音も良いし、とっても気分が良かったのですが、復路は足が疲れて来て、ちょっときつかったなというのが素直な感想です。稚児ヶ淵までのアップダウンは、このコースを歩くときは割愛して、江島神社をお詣りした後は、参道付近に戻って食事をするのもいいと思いました。脱水症や熱中症の対策も万全でのぞみたいところです。歩く距離も、いきなりパンッと長い距離を歩くよりは、少し長め(2時間羅〜3時間)の散歩を何回かして足を慣らしてから長い距離に望んだ方が楽しめると思います。今回の散歩コースではシラスを食べた後、片瀬江ノ島駅から電車で帰るというプランもありですよね。陽射しが結構強いですので、焼けたくない方は日焼避けの対策が必要です。10月から12月にかけての、清々しい気分の良い気候の時に、車の通らない遊歩道を片道14km続けて歩くこのプランは楽しいですよ。自転車は通りますので自転車には気を付けて、秋の遠足を楽しんでください。