さとけんさんの神奈川県の旅行記

【鎌倉を歩いて・その3】2016・かまくら長谷の灯かりに行きました。闇に溶け込む快感【長谷・宵闇の世界】
- 1日目2016年8月24日(水)
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鎌倉の長谷界隈で、「かまくら長谷の灯かり」が開催されていますので、行って参りました。2016年の長谷の灯かりは、2016年8月22日から、8月28日まで、夕方の18時半から20時半まで、8つの会場で行われていますが、私は時間の関係上、6つの会場へのみ行って参りました。『1. 長谷寺 2. 収玄寺 3. 御霊神社 4. 極楽寺 5. 甘縄神明宮 6. 鎌倉大仏殿高徳院』の六会場です。光則寺と鎌倉文学館へは行くことが出来ませんでした。
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時刻は18時12分、まずは提灯が配られる長谷寺へ行きました。長谷寺のライトアップのテーマは赤ということで、門前は赤くライトアップされています。受付の方に挨拶をして、長谷寺へ入ります。このイベントの時間中の拝観料は、2016年の平日は無料です。
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時刻は18時15分、長谷寺の境内には既に列が出来ています。提灯が配られるのを待っているところです。三々五々、皆さんが集まってきます。
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時刻は18時27分、提灯が配られました。提灯は無線で色を変える仕様です。長谷寺にて。
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提灯を持つ人が光源となって、そして歩いて、風景の一部になります。「長谷の灯かり」演出家の高橋匡太氏・自ら、説明をしてくださいました。長谷寺にて。
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時刻は18時31分、長谷寺の境内を歩きます。境内はまだ明るいです。
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もう少し暗くなってきたら、提灯の灯かりが際立ってくるはずです。長谷寺にて。
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長谷寺の黄昏時の空の色と提灯の灯かりが同化します。
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いよいよ暗くなってきました。動いている人が少ないかな。長谷寺にて。
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光源は多い方が、そして動いている方が目立ちます。長谷寺にて。
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新手の訪問者が団体でいらっしゃると、灯かりも賑やかになります。暗闇の中での人の賑わいといういうのもまた新鮮です。長谷寺にて。
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もう少し長く長谷寺に居て、人が増えるのを待ちたいのですが、他の会場の灯かりがどうなのか、気になりますので、長谷寺から出ます。時刻は18時51分です。このあと、「収玄寺」へ向かいました。収玄寺のテーマは緑です。門前が緑にライトアップされているのが唯一そのテーマを感じさせるライトアップで、落ち着きのある控え目な会場でした。
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御霊神社
鎌倉市
時刻は19時6分、御霊神社へやって参りました。江ノ電が参道を横切る御霊神社のライトアップ・テーマカラーは紫です。写真はかなり暗めですが、実際には灯籠の灯かりはもっと明るく映えています。
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御霊神社
鎌倉市
堂内にも灯りが点いていました。御霊神社にて。
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御霊神社
鎌倉市
手前の踏切は江ノ電の踏切。どの会場にも、また道路にも、要所要所に警備の方と、イベントの実行委員の方がいらっしゃいます。御霊神社にて。
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御霊神社
鎌倉市
御霊神社の鳥居です。長谷寺よりもやはり人が少ないですね。提灯ではない、固定の光源でも、人の動きで闇と灯りの世界が次々と現れますので、やはり人が多く動き回っている状態は、光も賑やかになりますね。同時に、賑やかじゃない、というも一つの魅力なのです。つづいて、極楽寺へ向かいます。長谷から極楽寺坂切通跡の道路を歩くときは、歩道が狭いですので、車や対向から来る人に、十分気を付けてください。
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時刻は19時20分、極楽寺へやって参りました。境内に配置された、極楽をイメージした蓮のライトが綺麗です。
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巧く撮ることが出来ませんでしたが、着物を着ている方がこのライトアップの道を歩くと、着物の柄(多分、白っぽい生地の柄なのでしょう)が浮かんだり消えたりして綺麗でした。極楽寺にて。
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極楽寺の会場は、訪れる人が少ない印象でしたが、いらっしゃった方は皆さん、感嘆の声をあげておられましたよ。
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極楽寺は他の会場からは少し離れているのですが、行って良かったです。次に甘縄神明宮へ向かいます。
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時刻は19時43分、甘縄神明宮へやって参りました。ライトアップテーマカラーが白ということで、白い提灯がズラッと並んでいる様子を想像していたのですが、異なりました。
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とても静かで、綺麗でした。社務所なのか事務所なのかに人が幾人かいらっしゃる気配がありますので、寂しすぎることはありませんでした。甘縄神明宮にて。
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甘縄神明宮は鎌倉最古の神社です。
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途中から気が付いたのですが、ライトアップを観て周りたいという気持ちが強すぎて、お参りするという大切な気分を忘れ気味でした。気分を入れ替えます。甘縄神明宮にて。
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本殿前から下る階段を望む。足元には気を付けます。甘縄神明宮にて。つづいて高徳院・鎌倉大仏へ向かいます。
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時刻は19時54分、鎌倉大仏殿高徳院へやって参りました。イベントの時間は20時半までですが、イベント会場への入場は20時までということで、最後に20時ちょっと前のタイミングで高徳院へ行きました。仁王様も急げ急げとおっしゃられています。
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そこにおわすお方は間違いなく大仏様ですか、少し赤い??阿弥陀如来です。高徳院にて。
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想像していたのは黄金色に輝く黄色のライトアップでしたので、この赤いのは何なのかと考えてみたら、ひょっとして赤銅色ということでしょうか。鉛が多いとはいえ、銅製の大仏様です。高徳院にて。
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失われた大仏殿をイメージしたと思われるサーチライトの柱が4本。写真に全然写ってませんけが、肉眼ではそれを感じることができます。高徳院にて。
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このサーチライトの柱がとても迫力がありました。地上から放たれた光が、かなり高い所で4つ集まっているのですが、見上げるとのけぞる感じになりますので、スケールの大きさを実感します。高徳寺を20時15分ごろ辞します。宿泊していた若宮大路のホテル「あじさい」まで、徒歩で戻ります。
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新しくなった段葛、21時ちょっと前ですが、人はほとんどいませんでした。昨年の会場は長谷寺のみ、今年は会場を長谷寺以外にも拡大して開催ということで、まだまだ手探りの部分もあるかと思いますが、闇に溶け込んで動き回る感覚を(若くもない男一人の夜歩きは直感的にに控えていますので)普段はなかなか味わえません。その感覚を味わうことが出来て、まず楽しかったです。光は目の感覚ですが、闇は視覚以外の感覚も鋭くさせます。焼き鳥の匂いとか、お線香の香りとか、磯の香りとか、明るいので昼と間違えて鳴く蝉の蝉時雨とか、人のざわめきとか、ちょっといつもと違う感じが味わえますね。2017年の「長谷の灯かり」開催のアナウンスはまだありませんが、皆様も是非、長谷へ行かれて、楽しんできてください。この後は、『【鎌倉を歩いて・その4】古都・早朝の散策。鎌倉からの脱出方法を思索するひと時【鎌倉の興亡を偲ぶ】 』へ続きます。(補足:2017年6月26日付で、江ノ島電鉄株式会社のウェブサイトに、2017年長谷の灯かり開催のお知らせが出ています。2017年8月21日(月)から8月27日(日)までの開催とのことです)
- 2日目2016年8月25日(木)
【鎌倉を歩いて・その3】2016・かまくら長谷の灯かりに行きました。闇に溶け込む快感【長谷・宵闇の世界】
1日目の旅ルート
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