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モロさんの茨城県〜千葉県の旅行記

首都圏近郊(千葉、茨城)を巡る

  • 夫婦
  • 2人
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  • 自然
  • グルメ

以前は週末を利用し、自分の車での関東近辺の旅行を年1回程度計画し周っていたが、ここ6〜7年は国内でも離れた地域の旅行が主になっていた。テレビの旅番組を見ると、良く知っていながら訪れたことのない関東近辺の名所が沢山あることに改めて気付かされる。 それら旅番組を参考に、再度関東近辺の旅を計画した。今回は海外旅行では常に通過点となっている成田山を最初の目的地とし、主に千葉県の名所を巡る旅とした。 出発当日は平日なので、首都高の渋滞を考慮して都心への上りをなるべく避けて永福町から首都高へ入ったところ、少し早く出発したこともあって非常に空いており、スムーズに最初の目的地 成田山新勝寺に到着することができた。天気は、回復に向かい少し暖かくなるという予報であったが、中々太陽が顔を出さず、午後になってやっと陽が射し、暖かくなった。2日目は朝から晴れて、太平洋に面したホテルからは朝日を拝むことができたが、風が強く、やはり肌寒い一日であった。平年であれば梅も5分咲程になっている季節であるが、今年の寒さで1分咲にも至っておらず、観梅を楽しむことは叶わなかった。

神社ツウ モロさん 男性 / 60代

1日目2018年2月23日(金)
09:00-10:00

成田山新勝寺

成田市

「成田山新勝寺」を   >

迷うことなく総門近くの駐車場に駐車した。早い時刻で非常に空いている。総門も立派な造りであるが、その先の仁王門もまた素晴らしい造りである。仁王門の先の参道両側にある池は、左側には噴水が、右側には亀を模したと思われる石が配されていて面白い。大本堂は正にその名の通り非常に大きな建物であり、三重塔、聖徳太子堂等が配された大本堂前の境内の広さも大したものである。三重塔はそれ程大きな造りではないが、その装飾は目を見張る美しさである。大本堂から左に向かい、三代目(?)の本堂であった釈迦堂を参拝、小振りではあるが素晴らしい造りをしている。額堂・光明堂の建つ1つ上のレベルの境内は、背景に平和の大塔が見え、美しい景観を成している。七代目市川團十郎丈の石造が飾られた額堂は、重厚で美しい姿ではあるが、頭でっかちで、よく大地震に耐えたものと感心する。2代目(?)の本堂である光明堂は釈迦堂よりまた小振りではあるが、こちらも立派な造りである。境内の最上部に位置する近年建てられた平和の大塔は美しい造りであるものの、他の建物との位置関係など、少々調和が取れていないような気がする。雄飛の滝は苔生した大きな岩に囲まれ、あたかも深山にある滝のような趣がある。観光客の少ない時間帯に訪れることができたことが嬉しい。直ぐ脇には水浴びでもするかのような四角い空間があるが、何の説明書きも置かれていない。

10:00-11:00

成田(成田山表参道)

成田市

「成田(成田山表参道)」を   >

新勝寺と同様に成田の観光名所の一つであるが、訪れてみると古い町並みは三差路から新勝寺総門までの間の坂道が主で、その他は新しい店が立ち並んでいる。古い町並みを保存するために道路の拡幅もできず、通行車両の規制もされていないために少々歩き難い。未だ比較的早い時間帯であったせいか、人通りもそれ程多くなく、ゆったりと見物できた。

12:00-13:00

小江戸さわら舟めぐり

香取市

「小江戸さわら舟めぐり」を   >

佐原船めぐりを運航する会社推薦の駐車場の位置を勘違いしていたせいと、道路工事中であったせいで少々道に迷い、最終的に佐原街並観光駐車場に駐車することとなった。(結局正解であったが・・・)船めぐりは、柳川やその他の船めぐりとは異なり、街並みの紹介などの口上も一切なく、また櫂や竹竿で漕ぐでもなく、船外機をゆっくりと回して、乗船場からJR成田線の橋の先までの500m程を、4人の乗客がコタツに入り往復するものであった。この季節、川岸の柳や桜も芽が吹いておらず、天候も相まって、期待外れの船めぐりであった。今回の船頭さんのお婆さんと、昨年発生した事故や、街並み保存の話など、色々とお話しすることができた。佐原の観光名所となっている小野川沿いの地区は、最近建物の景観の規制が掛けられたものの、「出来れば」程度の規制で、あまり積極的に景観創りを行っているとは言えないそうである。従って、川沿いの木々に葉が生い茂っていないこの季節は、古い造りの家と近代的な造りの家とが混在した余り見栄えのしない街並となっているのが残念である。川沿いには雛人形が飾られていた。

13:00-14:00

佐原の町並み

香取市

「佐原の町並み」を   >

佐原船めぐり乗船場から下流に300m程が観光名所の街並である。乗船場前には伊能忠敬の旧宅や記念館もあるが、古い造りの家と近代的な造りの家とが混在し、余りパッとしない。忠敬橋からの横方向の眺めも、古い造りの数件の商店や三菱館が目立つ程度である。川沿いの木々に葉が生い茂った季節は少し異なった景観が見られるのであろう。

14:00-15:00

香取神宮

香取市

「香取神宮」を   >

18世紀初頭に造営されたという比較的新しい神社であるが、上総の国では有名な神社であり、駐車場から大鳥居までの参道の茶店や、大鳥居から総門までの屈曲した表参道などを楽しみに訪れてみた。参道の茶店は時季によるものか、半分が閉まっており、少々寂しい。総門は少々貧弱で、楼門もそれ程大きくはない。黒を基調とした拝殿は、側方の装飾と共に中々美しい造りである。桜の馬場の桜や、裏側の谷、旧参道沿いの梅も咲いておらず残念である。護国神社、要石、奥宮を周るがどれもパッとしない。要石は木立に隠れるような場所にあり、奥宮に至っては余りの貧弱さに可哀想になってしまった程である。もう少し丁寧に祀ってもらいたいものである。ただ、奥宮の参道は中々趣がある。想像していたよりも広くなく、かなり時間を余して参拝した。

16:00-

犬吠埼温泉 海辺のくつろぎの宿 ぎょうけい館

「犬吠埼温泉 海辺のくつろぎの宿 ぎょうけい館」を   >

犬吠埼灯台を望む太平洋に面した絶景地に建つ宿で、大正時代から様々な有名人も宿泊したらしい。今回は1階の生垣越しに太平洋を望む部屋で、窓は天井から床まで桟の無い一枚ガラスのため、屋内からの眺めも絶景で、正にホームページに掲載された通りの景色である。ただ着替えをしていたら、目の前の芝の庭園を泊り客の夫婦が通り、まじまじと覗いていったのには面食らった。大浴場はそれほど広くはないが、部屋と同じく太平洋が一望出来て眺めが良い。予約した「美食三昧プラン」の、しっかり身の入った大きな伊勢エビ、大きなアワビや当地で水揚げされた新鮮な魚の刺身を堪能させて頂いた。この歳になると、お酒を飲みながらの夕食は、見ているだけで腹が膨れ、一口食べれば十分であるが、「見た目沢山、食べるの少量」という都合の良い造り方はできないものだろうか、と思う。(昨年の津和野旅行では、しっかり食べたつもりが、半分以上残していたらしい。)闇に照らされた犬吠埼灯台と灯台が放つ灯火、宿の売りである太平洋からの日の出も絶景で、部屋と大浴場から堪能させて頂いた。庭園から下った岩場の海岸線も美しい。

2日目2018年2月24日(土)
08:00-09:00

犬吠埼灯台

銚子市

「犬吠埼灯台」を   >

朝食後、宿の庭園から海岸沿いの、途中にトンネルのある遊歩道を歩いて灯台を見物に行った。遊歩道から見る海岸線の断崖・岩場は、房総半島を造り出した地殻変動を物語るような地層の断面が露出しているなど、珍しい景観を見ることもできる。朝の比較的早い時刻であったが灯台は既に開館していた。90段余りの螺旋階段を上ると太平洋、房総半島を見渡す素晴らしい景色が待ち構えている。快晴の下で見られたことが幸せである。付属する展示館には、過去に使用された灯台のレンズなどが展示されている。是非立ち寄られたい。

10:00-11:00

鹿島神宮

鹿嶋市

「鹿島神宮」を   >

今回はボランティアの案内人に同行して頂くことになり、楽しい問答をしながらの参拝となった。大鳥居は境内の森から伐採された樹齢700年を超える杉の大木を丸木のまま用いたもので、自社の森の木材を用いていることを含めて国内でも珍しい鳥居であるそうだ。また、昔は笠木の太さを揃える製材を行わず、切り出したままに左右異なった太さの笠木が使用されていたそうで、鹿島神宮は左側に根元を持ってくる習わしであったそうだ。大鳥居を入って直ぐの右側に立つ樹は「タブノキ」といって、神社の森を構成する樹木の中でも珍しい樹木であるとの説明であった。樹の幹や葉を見ると楠のようで、タブノキの別名を訪ねたが解らないと言う。那智大社の御神木の前に立っていた説明書きにタブノキと書いてあり、観光案内等に記載された楠との表記と異なっていたことを後で思い出した。楼門をくぐり、楼門背面の左右に飾られた太陽と月のオブジェの説明を受けた後、本殿・拝殿に至って参拝しようとすると、案内人に制止された。摂社 高房社を最初に参拝する習わしであることを忘れていた。本殿の鰹木の数が少ない、装飾が質素である(立派に見えるが)などの説明を受け、拝殿にて2回目の参拝。奥参道途中の見上げるとハートに見える枝については、案内人ならではのレア情報である。苔生した奥宮は、香取神宮と異なり、非常に荘厳である。御手洗池の景観も素晴らしいので、是非足を運ぶべきである。

13:00-14:00

常磐神社

水戸市

「常磐神社」を   >

以前偕楽園を訪れた際には存在にも気が付かなかった神社であり、今回改めて訪れてみた。丁度観梅まつりが始まったばかりで、参道には屋台が並んで賑わっていた。水戸光圀公を祀る神社とあって比較的新しく、小振りの神社である。社殿も近年に建て替えられたもので、趣も今一つ。

14:00-15:00

偕楽園(茨城県水戸市)

水戸市

「偕楽園(茨城県水戸市)」を   >

観梅まつりは始まったものの、今冬の寒さのせいで梅は殆ど開花しておらず、寂しい限りであった。久々に暖かく、天気が良いこともあり、沢山の観光客とパンフレットを配るボランティアの中高生が繰り出し、ほんの少し咲いた梅の下では、茶会や観梅娘(?)の撮影が行われていた。

首都圏近郊(千葉、茨城)を巡る

1日目の旅ルート

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