れおんさんの東京都〜山梨県の旅行記

1泊2日 山梨県 昇仙峡・甲府観光と湯村温泉 (後編)
- 夫婦
- 2人
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- その他
今回の旅行先をどこにしようか考えている時、昨年12月に河口湖からの帰りに立ち寄った山梨県立リニア見学センターで、昇仙峡のジオラマと写真を見た妻が「ここ行きたい!」と言っていたのを思い出し、旅行先は山梨県の昇仙峡と甲府に決定。 それを伝えると、妻も「ええっ!覚えてくれてたの!?」と喜んでくれました(絶対に連れてってくれよと、僕の首を絞めたことは忘れてるようです)。 と言うことで今回も妻と2人の夫婦旅行ですが、思ったより見応えがあり、宿が良かったこともあって、1泊2日にもかかわらず前後編の2編になってしまいました。長い旅行記ですが、どうぞ最後までお付き合いください。 《総走行距離:362.7km》 [こちらは後編です]

グルメツウ れおんさん 男性 / 50代
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- 1日目2018年3月10日(土)
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09:00-10:00
頂上には雪が積もってました。 [詳細は前編をご覧ください]
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09:00-10:00
水量が多く、風流なうえに迫力もありました。 [詳細は前編をご覧ください]
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11:00-12:00
山手渡櫓門が有名です。 [詳細は前編をご覧ください]
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12:00-13:00
レトロな建物です。 [詳細は前編をご覧ください]
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12:00-13:00
武田信玄公が御祭神です。 [詳細は後編をご覧ください]
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13:00-14:00
天主台からの眺めが良かったです。 [詳細は前編をご覧ください]
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14:00-15:00
[これより前は前編をご覧ください] 甲府駅から車で15分、《湯村温泉郷》に到着。
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14:00-15:00
本日はこちらの《常磐ホテル》に宿泊します。
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14:00-15:00
後で知りましたが、「甲府の迎賓館」とも呼ばれる、甲府では有名なホテルのようです。
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14:00-15:00
ロビーに入ったところ、 妻「でかっ!」 最近、中規模クラスの宿を利用することが多かったので、それと比べると確かに大きいです。
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14:00-15:00
ロビーの大きな窓から見た庭園。ちょうどこの日はガーデンウェディングがあったようで、庭園もロビーも出席者で賑わっていました。 おめでとう!誰が新郎新婦か分からないけど!
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14:00-15:00
チェックインを済ませ案内されたのは、ロビーにあった茶屋。
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14:00-15:00
そこでウェルカムドリンクの抹茶と、「くろ玉」という饅頭をいただきました。 うーん、この饅頭の甘さと抹茶のほのかな苦味がたまらない。
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14:00-15:00
抹茶を楽しんだ後は、仲居さんに案内され部屋へ向かいます。本館ではなく、離れの部屋です。
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14:00-15:00
部屋へ向かう通路から眺める、庭園の池。
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14:00-15:00
通路をてくてく歩きます。
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14:00-15:00
まだ歩きます。妻が色んな意味で不安な顔をしてきました。
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14:00-15:00
やっと到着。今日はこちらの「貴松亭」の中にある「白根」という部屋を利用します。 作家の松本清張が、執筆活動で使用したことのある部屋だそうです。
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14:00-15:00
中に入った途端、 妻「げっ!部屋が多い!」
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14:00-15:00
大小合わせて、4部屋もあります。 妻「ちょっと!こんな高そうな部屋、大丈夫なの!?」
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14:00-15:00
おまけに縁側まで。 僕「大丈夫もなにも、部屋を選べないお得なプランを利用したら、ここになっただけだよ」 正しくは、露天風呂付き部屋のうち部屋の指定はできないけど通常よりはお得なプラン、です。
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14:00-15:00
障子を開けると部屋が明るくなって、もっと広く感じます。 ただ、せっかくのこの贅沢な空間を「居間」「荷物部屋」「タオル干し部屋」「ケンカした時の隔離部屋(ケンカしませんでしたが)」といった、普段の生活臭の溢れた使い方をしてしまうのが悲しい・・・
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14:00-15:00
部屋の内風呂は檜風呂です。
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14:00-15:00
そしてメインは 部屋に付いた露天風呂。陶器の湯船ですが、足を伸ばせる充分な大きさです。 もう気持ち良いのなんのって。滞在中、10回以上は入りました。
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14:00-15:00
ちなみに女性用の浴衣は、右から自分で選んだもの、館内用、寝るとき用の3枚もありました。
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15:00-16:00
今度はホテルの大浴場へ。 ロビーを通り抜け、この階段を上った2階にあります。
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15:00-16:00
階段の横にはラウンジ。
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15:00-16:00
さらに奥には、ブライダルサロンと披露宴会場がありました。
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15:00-16:00
2階に上がり、骨董品の並んだ通路を進みます。
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15:00-16:00
湯上り処です。
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15:00-16:00
女湯は右側、男湯は左側の階段を下ったところにあります。
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15:00-16:00
脱衣場。綺麗に整えられています。
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15:00-16:00
大きな内風呂は無色透明で、サラッとした肌触りが気持ち良いお湯です。 誰もいないので、久しぶりに潜水艦の潜望鏡ごっこを楽しみました(アホか)
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15:00-16:00
そこから続く露天風呂は、岩風呂の風情ある造りです。
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15:00-16:00
肩までつかると・・・はあぁ、こりゃ気持ちええー。3月に入りだいぶ暖かくなってきたとは言え、裸ではまだまだ寒いこの季節。露天風呂が気持ちよくてたまらんとです。
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15:00-16:00
ところで、妻が着ているのは部屋にあったケープ。ポーズをお願いしたら、このポーズ。お前はジュディオングか。
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16:00-17:00
湯浴みの後は、先ほどの茶屋へやってきました。 チェックイン時に生ワインの無料試飲券をいただいたので、風呂上りの一杯を楽しみたいと思います。
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16:00-17:00
左から「普通の生ワイン 赤」「普通の生ワイン 白」「生ワイン ブラッシュ(ロゼ)」「生ワイン あじろん」です。 普通のワインと違い、生ワインは製造過程で熱処理をしないため、新鮮な香りとまろやかな口当たりが特徴です。確かにすごくフルーティーで飲みやすく、とても美味しかったです。
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18:00-20:00
夕食は18時半から部屋でいただきます。日本酒は地酒の「七賢」を注文。口当たりの良い、飲みやすい日本酒です。 まずは前菜。右から「海老磯辺焼き」「芽キャベツ西京漬け」「小袖うなぎ」「河豚煮凍り」です。どれも美味しかったですが、特に芽キャベツが気に入りました。
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18:00-20:00
吸い物は「とら河豚 うす葛仕立て」。優しい出汁が身に染みます。 妻「河豚だいすき!でも河豚料理が多いね」 僕「だって河豚コースだもん」 妻「げげぇーっ!」 どんなリアクションやねん。
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18:00-20:00
造りは「とら河豚うす造り」いわゆる「鉄刺(てっさ)」です。 妻「なんで『てっさ』って言うの?」 僕「昔、河豚のことを鉄砲って言ってたの。だから鉄砲の刺身、略して『てっさ』」 妻「なんで鉄砲?」 僕「当たると死ぬから」 妻「あはは!うまいうまい!」
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18:00-20:00
日本三大ばちあたりのひとつ、河豚の3枚食い。特製ポン酢につけていただきます。 さすが白身魚の最高峰。この食感、ほのかな味わい、身が震えるほどの美味さです。 妻「残り二つのばちあたりってなによ?」 僕「お坊さんにラリアット、お地蔵さんにパイルドライバー」 妻「そりゃばちあたりだわ」
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18:00-20:00
煮物の「小蕪まるごとスープ煮」の小蕪は、箸でほぐせるくらい柔らかく、味が中までしっかりと染み込んでいます。
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18:00-20:00
一休みで「銀鱈照焼」をいただきます。照焼きの風味が銀鱈によく合います。 そこに名バイプレイヤーの寒干大根が大活躍!寒干しすることで引き出された大根の甘味と風味が、銀鱈照焼の旨味を一層引き立たせます。まさに副菜界の大杉漣さんです(ご冥福をお祈りいたします)。
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18:00-20:00
進肴の「とら河豚唐揚」が来ました。揚げたての熱々です。 一口パクリ。火を通すことで、より一層河豚の旨味が際立ちます。美味いなあ。
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18:00-20:00
メインの鍋物は、もちろん「てっちり」。それぞれ一人鍋で提供されました。 身のプリプリ感がたまらない。
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18:00-20:00
お食事は「ふぐ雑炊」。てっきりこの鍋で作るのかと思ったら、出来上がったものが運ばれてきました。 やっぱり〆は雑炊だね!(なんか前にも言ったような・・・) ちなみに、水菓子にはフルーツをいただきました。 てっちりは2月の奥日光旅行でいただきましたが、河豚のコースは久しぶりなので、大満足しました。
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20:00-23:00
夕食の後は、毎度おなじみ部屋で露天風呂ざんまい。熱い温泉につかり、体が火照ったら、寒空の下、マッパで仁王立ち。 それを繰り返しながら過ごした夜でした。
- 2日目2018年3月11日(日)
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04:00-06:00
翌朝は4時半に目が覚め、そのまま部屋の露天風呂へ(代わり映えしない写真ですが)。 気持ちよくて、朝からまた何回も入ってしまいました。
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06:00-07:00
その後は縁側で優雅にコーヒーを。うーん、気持ちの良い朝だ。
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07:00-08:00
恒例の朝食前の散歩ですが、宿の外は何もなさそうなので、庭園を含め今日はホテルの中を散歩します。 こちらの写真パネル、明治天皇、昭和天皇、そして今上天皇の歴代の天皇陛下をはじめ、皇太子殿下などの皇室の方々がこのホテルに来られた際のもので、その枚数も1枚2枚どころではありません。だから「甲府の迎賓館」って言われてるのか。 他にも、将棋の◯◯戦(竜王とか)もよくここが会場になるようで、その写真パネルもたくさんありました。
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07:00-08:00
2階から見下ろすロビー。人がいないので静かです。
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07:00-08:00
売店も土産物が充実して、売場がロビーまではみでちゃってます。
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07:00-08:00
フロント前にあった「行在所(あんざいしょ)」の立札。皇室の方々が立ち寄られる場所ってことかな?調べたけど、よく分かりませんでした。
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07:00-08:00
今さらですが、ここの一番の名物、広大な庭園と、それを囲む離れ回廊を巡ってみます。 こちらの宿は、大きな本館の背後に庭園を備え、それを取り囲むように7棟(11室)の離れの部屋が配置されています。
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07:00-08:00
池越しに庭園を眺められる離れの部屋。
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07:00-08:00
長い回廊が続きます。
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07:00-08:00
回廊のそばには竹林と梅の花。
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07:00-08:00
小さな神社と井戸。
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07:00-08:00
天皇陛下の行在所だったことを示す石碑もありました。
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07:00-08:00
庭園に出てみました。綺麗に整備されていて、アメリカの庭園情報誌(そんなのがあるんだ)でも、何度か上位にランキングされたことがあるそうです。
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07:00-08:00
お休み処まであります。
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07:00-08:00
お休み処から眺める池には石橋が掛かっていて、とても風流です。 なかなか見応えのある庭園で、楽しい館内散歩となりました。
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08:00-09:00
朝食は8時からお願いしていました。こちらの食事処の個室でいただきます。
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08:00-09:00
かなりの品数で、ちょっと驚き。もちろん、どの品も美味しかったです。 こちらの宿ですが、甲府の迎賓館と言われるだけあって、設備・食事が充実していただけでなく、お世話してくれた仲居さんや宿の方のホスピタリティもしっかりしていて、とても満足できました。 さて、今日はそんなに観光しませんが、中央道名物の小仏トンネル大渋滞はなんとか避けたいので、9時には出発です。
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09:00-10:00
宿から車で10分、《山梨県地場産業センター》に到着。別名「かいてらす」とも呼ばれています。 妻「かすていら?」 ちゃうわい。
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09:00-10:00
こちらでは山梨県の特産品や名産品がたくさん売られていて、土産物を買うには最適な施設です。
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09:00-10:00
山梨県の地場産業である、水晶や宝飾品がいっぱい。
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09:00-10:00
食べ物もたくさん。ここで山梨名物の煮貝を買いました。
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09:00-10:00
お酒もあり、特にワインが充実。他にも衣料や工芸品などが多数ありました。
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09:00-10:00
かいてらすから車ですぐ、梅の花が満開の《不老園》にやって来ました。
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09:00-10:00
お手ごろな入園料金です。
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09:00-10:00
園内マップ。図では分かりにくいですが、結構広いです。
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09:00-10:00
中に入ると、いきなり妻が売店につかまってます。しじみ味噌汁の試飲でしたが、美味しかったです(買いませんでしたが)。
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09:00-10:00
遊歩道沿いに梅の花が並んでいます。
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09:00-10:00
斜面に建つ不老園の看板。
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09:00-10:00
「梅天神」の前には、大きく枝垂れた梅が。
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09:00-10:00
高台にあるので、景色も良いです。
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09:00-10:00
至るところで梅の花が咲き誇っています。
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09:00-10:00
売店がありましたが、この付近が一番華やかで綺麗でした。
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09:00-10:00
食事を楽しんでいる家族連れの後ろには、「かぶと岩」と言う大きな岩がありました。 10時過ぎには退園しましたが、臨時駐車場は半分くらい埋まっていて、恐らく昼前には満車になりそうな勢いでした。 昼までには小仏トンネルを抜けたいので、そろそろ出発です。
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10:00-11:00
一宮御坂ICから中央道に乗り、しばらく走ったあと《初狩パーキングエリア(上り)》でちょっと休憩。
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10:00-11:00
昨日寄った下りの初狩パーキングエリアと、ほぼ同じ感じです。 ただのトイレ休憩なので、すぐに出発しました。
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12:00-13:00
不老園から2時間、中央道や首都高で渋滞につかまることなく、無事《江東区深川江戸資料館》に到着。 付属の駐車場は満車だったので、歩いて3分ほどのところのコインパーキングに駐車しました。
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12:00-13:00
そんなに有名な施設じゃないから空いてるだろう、と思ってたら、ちょうどイベントをやっていて大賑わい。自転車で来てる人もたくさんいて、地元の方に人気のある施設のようです。
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12:00-13:00
入口で入館料を支払い中へ入ってみます。
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12:00-13:00
外ほどは混んでいませんが、そこそこの客入りです
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12:00-13:00
少し先に進むと、忽然と江戸の街並みが現れ、思わず妻と二人で「おーっ!」。 後ろの人も、その後ろの人も同じリアクションだったのが可笑しかったです。
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12:00-13:00
さっそく階段を下りて街の中へ。 写真は明るい時に撮ったものですが、時間が経つにつれ採光や照明が調節され、夕方や夜に変わります。
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12:00-13:00
八百屋です。こうやって実物大で再現してあると、当時の生活ぶりがよく分かります。
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12:00-13:00
こちらは米屋。
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12:00-13:00
いなり寿司の屋台。
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12:00-13:00
船宿の前には船が係留してあります。
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12:00-13:00
江戸の屋台の定番、蕎麦屋と天ぷら屋です。 妻「天ぷらって、屋台で売ってたんだ」 僕「そう。寿司、天ぷら、蕎麦は、江戸の3大ファストフードだよ」 妻「へえ、よく知ってるね」 江戸の食文化に興味があって、本を何冊か持っててよく読んでます。
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12:00-13:00
天ぷらまで精巧に再現。
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12:00-13:00
隣には桜の木とお休み処。
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12:00-13:00
主に独身者が暮らした長屋。
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12:00-13:00
中はこんな風になっています。
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12:00-13:00
こちらは今で言う公衆トイレとごみ収集場です。 ここで紹介したのはごく一部で、ほぼ全ての建物の中へ入ることができ、その中も当時の様子が再現されていて、とても面白かったです。
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12:00-13:00
地下の出口を出るとそこでもイベントがやっていて、たくさんの人で賑わっていました。 今回の旅行について、甲府は昔仕事で何度か来たことはありましたが、こうやって観光をしたことはなかったので、良い経験になりました。 さあてと、来週の土日もまた旅行へ行くことだし、まだ昼過ぎだけど今日は早めに帰ってゆっくりするかな。明日からまた仕事がんばろう! 大変長い旅行記でしたが、最後まで読んでいただいてありがとうございました。
1泊2日 山梨県 昇仙峡・甲府観光と湯村温泉 (後編)
1日目の旅ルート
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