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やんまあさんの京都府〜大阪府の旅行記

◆大阪キタ(茨木/高槻)B長岡京@京都西京A◆菅原道真の足跡と見仏西国三十三所

  • 夫婦
  • 2人
  • 芸術・文化
  • その他

2015年から続く「西国三十三所1300記念」の吉峯寺&勝尾寺&中山寺へ!!例年、同じ展示だが、2018年は「総持寺」が秘仏の本尊特別御開扉のため参拝した!!あと、前回旅行記の続きで南丹市・生身天満宮を参拝し、大阪・高槻&京都・長岡京にある菅原道真&祖神・ノミノスクネ@相撲神を祀る神社を周った。

神社ツウ やんまあさん 男性 / 40代

1日目2018年6月2日(土)

第22番札所「総持寺」、第23番札所「勝尾寺」、第24番札所「中山寺」が6月1日から1ケ月間のみ「特別拝観」を行う。過去に行ったこともあり、気が進まなかったが、昨年に参拝した京都亀岡の札所21「穴太寺」の本尊写真を見て参拝を決めた!!亀に乗った十一面観音!!見たい!!

勝尾寺(大阪府箕面市)

箕面市

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西国三十三所23札所。2016年から2018年の6月土日に「薬師三尊像@重文」を特別公開!!奈良時代に勝尾寺の初代座主開成が彫刻したもので、50年に一度しか開帳されなかった秘仏なので保存状態が良い。

勝尾寺(大阪府箕面市)

箕面市

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久しぶりの参拝です。あいかわらず箕面の滝は駐車場もいっぱいだが、ここに来ると大丈夫です。ひとまず、迫力のある仁王門が現れ、池の真ん中にかかった橋を渡るところから始まる。

勝尾寺(大阪府箕面市)

箕面市

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極楽浄土を示したと思わせる池を越えると、緩やかな坂を登る。このアプローチはよいです。そう!!滋賀大津の石山寺形式のアプローチだ!!

勝尾寺(大阪府箕面市)

箕面市

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そうそう。。ナビで「かつおじ」と打つと表示されなかった。この寺は「かつおのじ」と呼びます。松尾大社もそうですが「尾」で「おの」ってたまにありますよね。それはさておき、ダルマ祭り開始です。

勝尾寺(大阪府箕面市)

箕面市

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大阪箕面と言えば西川きよし氏とヘレン氏ですよね。というのは、関西圏で通じる話ですかね。奉納されていました。

勝尾寺(大阪府箕面市)

箕面市

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そして、その斜め左に豊中市から匿名希望さんが・・・。笑った・・・。

勝尾寺(大阪府箕面市)

箕面市

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あじさいの寺と言えば長谷寺になりますが、あじさいの綺麗な寺です。また、山の高いところにあるので、見晴らしがよいです。

勝尾寺(大阪府箕面市)

箕面市

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本堂です。この寺は信仰が厚く残っているため、内陣拝観は祈祷がない場合のみになるので、運が必要です。。

勝尾寺(大阪府箕面市)

箕面市

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薬師三尊@秘仏になります。

勝尾寺(大阪府箕面市)

箕面市

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千手観音菩薩立像@重文です。長い間、絶対秘仏だったため、よく残っています。堂外から見仏する場合はオペレグラスがあった方が良い。

勝尾寺(大阪府箕面市)

箕面市

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鐘を鳴らすところにダルマが並んでいる。

勝尾寺(大阪府箕面市)

箕面市

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ダルマ祭り。

勝尾寺(大阪府箕面市)

箕面市

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ここに箕面の滝が見れれば、那智の瀧(飛龍神社)@熊野三山に見えるかもね。

勝尾寺(大阪府箕面市)

箕面市

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あじさいと多宝塔

勝尾寺(大阪府箕面市)

箕面市

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出口から池を挟んでの各お堂と多宝塔。

ムッシュ マキノ 少路店

豊中市

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幼いことアップルパイが美味しくて、何回か通っていた。今は実家に行ったときに、ここのロールケーキをよく買う。駐車場は店の裏側にありますが、狭めなので注意ください。

ムッシュ マキノ 向丘本店

豊中市

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いつ行っても混んでいます。ナッツてんこ盛りのロールケーキが一番好きなのですが、フルーツがのったロールケーキをチョイス。最近は阪急百貨店などにも進出したらしいです。

三田屋本店 豊中

豊中市

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両親を連れて、三田屋へ!!ピアノがドンとあり店の雰囲気がよく、三田牛肉の美味しさもあるが、それよりも前菜のサラダとハムのドレッシングが絶品です。実はこのサラダはおかわりできます!!早めに言えば誕生日のケーキなども用意してくれ、記念撮影もしてくれます。

2日目2018年6月3日(日)
08:00-09:00

鴨神社

大阪府高槻市赤大路町42-3に鎮座。主祭神は「オオヤマツミ」で、その他に「イザナギ」「イザナミ」「鴨御祖大神」となっている。奈良・葛城王朝を支えた「鴨氏」により三世紀頃に創建されたとの伝承がある。「伊予風土記」では「仁徳天皇のころ、摂津国・御嶋の地に座した」とあり、「続日本記」によれば、「摂津の国嶋下郡三嶋鴨社なり」とあることから鴨系の古社に間違いはないらしい。現在は住宅地に紛れて鎮座しており、なかなか車のナビでは上手く着けなかった。

疣水磯良神社

茨木市

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大阪府茨木市三島丘1丁目4-29に鎮座。バス停が神社前にあり、駐車場もあります。祭神は「磯良大神」で、安曇氏の祖神で神功皇后の朝鮮出兵で勝利に導いた神様です。

疣水磯良神社

茨木市

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昔から現在に至まで、ご神水の疣水(いぼみず)を振る舞っている。これは神功皇后の伝承で、神功皇后が三韓征伐に赴く時、三島丘の天照御魂神社にも戦勝祈願にこられ、その時に境内に湧き出ている『玉の井』の御神水で顔を洗うとたちまち大きな疣が顔に沢山できて、醜い男の姿になってしまいます。女性の姿では敵に侮られるので、その醜い姿のまま男装して戦地に赴き男として思う存分戦ったそうな。新羅に勝利し、貢物を沢山持って、おかげ参りをして顔を洗うとたちまち美しい女の顔に戻ったそうな。

疣水磯良神社

茨木市

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疣水を本殿に置き、お祈りし、御神水を頂きました。左右には摂社・末社があり、古社の雰囲気があります。なお、地元の方でしょうか?大きなペットボトルに入れて、御神水を持って帰ってました。もしかしたら、近辺の老舗の割烹店の板前かもね。

08:00-09:00

総持寺(大阪府茨木市)

茨木市

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西国三十三所22札所。草創説話に助けた「亀の恩返し」があり、縁起絵巻や『今昔物語集』などにも記載されている。本尊は秘仏「千手観音立像」で像高は75.4 cmだが、寺伝に基づき亀の背に乗っている。

総持寺(大阪府茨木市)

茨木市

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本尊は毎年4月15日から21日に公開されているようです。そのためか、特別公開される初日曜ですが、人は少ない気がします。9:00からお堂内に入れますが、8:45には入らさせていただいた。

09:00-10:00

総持寺(大阪府茨木市)

茨木市

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この亀に乗った観音は、1571年に織田信長により寺が焼け落ちてしまった際にも猛火の中で立ち続けていたことから「火伏せ観音」とも呼ばれている。上半身は黒く炭化し、下半身が火傷しているのがよくわかる。本尊はいかり肩気味で、千手の手がやや低い位置から伸びているため、優雅さはないが、時代の重みを感じさせる。脇侍としては善女竜王像と雨宝童子像を従える。

総持寺(大阪府茨木市)

茨木市

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境内に「包丁塚」がありました、総持寺を開いた藤原山影は料理の名人でもあったと言われており、魚に直接手を触れないで箸と包丁だけで魚をさばくという山影流包丁の元祖だそうです。日本料理の租とされていることから、総持寺の境内に「包丁塚」が あり、毎年4月18日に包丁式が行われます。

総持寺(大阪府茨木市)

茨木市

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境内に鎮守社がありました。南山城など中心地から離れたところには神仏分離令を逃れたところは多いが、中心地で境内に残っているのは珍しい気がする。権力者である藤原氏の氏寺だからか??最後に千代藩主伊達はここの藤原氏の末裔だそうだ。

総持寺(大阪府茨木市)

茨木市

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如来荒神堂という珍しいお堂です。ただ、造りは春日造りになっていました。寺の中の神社って、二礼二拍一礼でよいのかなと思っていると、気にせず年配の方が神社形式で参拝していたので、人生の先輩を真似た。しかし、この寺はお供ものが多いのですが、本物?レプリカ?かどっちなのだろうと、ふと思った。お堂一つに6個もリンゴあったし・・。

総持寺(大阪府茨木市)

茨木市

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ちょっとした庭園です。大量の亀が大事に保護されています。話は『今昔物語集』にあります。開祖・藤原山蔭の父・藤原高房は、漁師たちが大亀を捕らえているのを見て、「今日18日は観音様の縁日だから」と言って、亀を逃がしてやった。その夜、継母の計略で船から高房の子・山蔭は川に落とされてしまったが、高房が観音に祈ったところ、山蔭は助けた亀に救出してもらったそうな。そして、本尊の台座は亀になったとさ。

総持寺(大阪府茨木市)

茨木市

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庭園の池には鯉と亀が分けて飼われていました。御本尊の台座になっている亀なので、特別待遇されているのでしょうか!?

総持寺(大阪府茨木市)

茨木市

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錦鯉が飼われています。この寺は全体的に清掃が行き届いており、池の水も結構綺麗です。この池の周りには、弁財天が祀られたお堂があります。

09:00-10:00

普門寺(大阪府高槻市)

高槻市

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高槻市富田町4-10-10。本尊は「釈迦如来」と「十一面千手観音」で二尊式の寺で、庭園は名勝で重要文化財。室町幕府管領・細川晴元や14代将軍・足利義栄が居城し、普門寺城とも呼ばれていた名刹です。隠元禅師が万福寺を開くまでいたことでも有名らしいです。

09:00-10:00

三輪神社

普賢寺併設。祭神は「大己貴命」で、「味鍬高彦根命」と「田心姫命」も祀っている。江戸時代初期に酒造りが隆盛し、今でも24軒残っていることから、江戸時代に大神神社から勧請したとも言われている。個人的には祭神にアジスキがいることから葛城周辺の鴨氏の繋がりが強い気がするが。。最後に、普門寺の境内にあるので鎮守社だったとも思われる。

三輪神社

三輪神社は小さいながらも摂社・末社が多い。この日は他の神社でもそうだったが、参拝すると家族連れが多く、七五三参りをしていた。なんだかんだ言って、今でも七五三参りなど続いているんですね。

三輪神社

手水舎には鳩たちが占拠していました。って、めっちゃメタポ鳩やん。。。だれかエサをあげていると思われるぐらい、態度も体格も太々しい!!

10:00-11:00

カーテンじゅうたん王国

大阪府高槻市西冠1-12-3。引っ越しして5年経ち、カーペットも限界なので、買いに来た。ないな。。MANABEに行くか・・。

10:00-11:00

高槻市立歴史民俗資料館

高槻市

「高槻市立歴史民俗資料館」を   >

無料!!駐車場は2台ぐらい。。江戸時代中頃に城下の紺屋町に建っていた商家の旧笹井家住宅を移築復元したもの。無料なので近くに寄ったときは休みがてらには行ってもよいかと。高槻の暮らしの歴史がわかります。

10:00-11:00

野見神社

高槻市

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駐車場は「高槻市立文化会館(高槻現代劇場)」入口すぐ左。この日は高槻市立文化会館で催し物があり、駐車場満杯の札と警備の人がいたが、神社参拝というとすぐに入れてくれた。駐車場は未舗装の空きスペースになるが15台ぐらいは停められる。参拝開始で摂社・永井神社に目を奪われた。なるほど城の門ですね。醍醐寺三宝院を思い出します。

野見神社

高槻市

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祭神は「スサノオ」と相撲の神様「野見宿禰命(ノミノスクネ)」を祀り、歴代高槻城主や家臣の崇敬を集めてきた。永井神社・えびす神社・護国神社・稲荷神社・小島神社と境内には多くの社があり、勝負の神様もいらっしゃいます! 当地に悪病が流行して多くの死者がでた時、「社殿を造り、牛頭天王をお祀りすれば悪病が治まる」というご神託があった。この神様は、災厄、疫病を追い払うと言われていたことから、早速お祀りしたところ、悪病はたちまちのうちに終息した。明治の神仏分離令でスサノオに祭神を変えて、仏教ではなく神社を取った。と、同時にノミノスクネを合祀したらしい。

野見神社

高槻市

「野見神社」を   >

この神社も七五三で氏子か近所の子連れが次々に参拝に訪れていた。旧高槻城内を守護していただけあって、地元に根付いた神社なのでしょうね。

野見神社

高槻市

「野見神社」を   >

御朱印をお願いして待っていると、ここの御朱印帳があることに気づいた。力士の絵が描かれている。祭神「ノミノスクネ」は相撲の神様だもんな。御朱印帳もいっぱいになってきたので、御朱印帳もいただいた!!1500円です。しかし、根本的にノミノスクネを祀った経緯がわからなかったが、この後の上宮天満宮で謎は解ける。

10:00-11:00

高槻現代劇場

高槻市

「高槻現代劇場」を   >

本日は催し物があり、駐車場はいっぱいでした。

彩色ラーメンきんせい 高槻駅前本店

高槻市

「彩色ラーメンきんせい 高槻駅前本店」を   >

ここで昼食予定でしたが、時間が合わない&駐車場問題がありスルーした。

10:00-11:00

上宮天満宮

高槻市天神町1-15-5。福岡・大宰府天満宮に次いで2番目に古い天満宮。竹林と原生林に囲まれた境内で、天満宮の第二位は北野天満宮かと思っていましたが、ここらしいです。ちなみに京都南丹市には菅原道真の生前から祀った「生身天満宮」という最古の天満宮があります。

上宮天満宮

縁起によれば、菅原道真の霊を鎮めるために993年に九州・大宰府に赴いた天皇の勅使が、帰途に、この地で急に牛車が動かなくなる異変にあって、調べたところ菅原氏の祖先「野見宿弥」ゆかりの地であることを知って、ここに道真を祀った。

上宮天満宮

菅原道真=天神=神明造ということですかね??神明造は正面からだと春日造りなどと比較すると質素ですが、横から見ると千木・鰹木下のものがいい感じなんですよね。と同時に一つの疑問が。京都南山城は天神系の神社が多く、ある神社の宮司曰く、本当は天神「アマテラス」だったが、天繋がりと流行で「菅原道真」に変えたとも言われていた。確かに奈良・長谷寺の鎮守社も、古門書などから明らかにアマテラスだが、参拝すると主祭神は菅原道真となっている。菅原道真を祀り神明造の場合、最近、疑ってしまう。

上宮天満宮

本殿正面にはこの本殿の特徴が説明されています。裏側に周るとよくわかりますが、この神社の屋根は”竹”で出来ています。竹は成長が早く、10年ぐらいで取り換えれるようです。檜皮葺は高価で神社負担は厳しいところもあるかと。鉄板に替えるぐらいなら、竹屋根のほうが日本的だと思う。

上宮天満宮

菅原道真=男神なので、鰹木は奇数で千木は外削ぎなのがよくわかります。ドンと落ち着いた本殿で、神明造りがよく見える神社ですね。結構、神明造りの本殿って、周りに塀があって見にくいのですよね。

上宮天満宮

本殿裏に守護天神(動物神社)があり、生き物を祀っています。主祭神「めめ刀自命(とじのみこと)@猫」です。京都・京丹後市の金比羅神社摂社・小島神社以来の祭神が猫神社ですね。いや、小島神社は”狛猫”だったっけ。

上宮天満宮

御祭神の猫が3匹御神体として祀られている。

上宮天満宮

この地域はノミノスクネを祭神とする神社が多い。『延喜式神名帳』に「摂津国島上郡 野身神社」(現: 摂社・野身神社)があり、菅原道真の祖・土師氏中心の地であった。それが今に続き、ノミノスクネを祀る神社が多いということだと思う。最後に、ここで御朱印を頂くと、書いてある紙を渡すことでご勘弁をとのこと。話を聞くと、最近、御朱印を求めてくる方が多く、(寺の方は)すごい達筆なので恥ずかしいのでプロが書いたものを渡しているようだ。私の御朱印は神社のみで寺(仏像)はポストカード集めにしているので、(達筆でなくても)大丈夫ですよと言ったのだが、最終、紙を頂いた。御朱印帳は神社と寺で分ける人(神仏分離)もいれば、ごちゃまぜ方式(神仏習合)を取る方もおり、どちらが正しいかと議論する人も居るけど、個人的にはお好きにどうぞである。歴史的に神仏習合の方が長く、政治的に分けただけで、元に戻すのがよいと思っているので。もっと、言えばキリストやアッラーも吸収してしまうのが日本的だと思っています。

11:00-12:00

安岡寺

高槻市

「安岡寺」を   >

高槻市浦堂本町41-1。「あんこうじ」と読み、北摂三山寺の1つ。日祝は「千手観音坐像@重文」が公開される。この仏像は近くにあった安正寺の本尊で、なかなかガタイの良い坐像。境内の鐘楼は参拝客も鐘つきができる。

11:00-12:00

霊山寺

高槻市霊仙寺町1-11-1。不動明王を本尊とする。778年、開成皇子の開創と伝わり、木々に囲まれた静かなたたずまいの境内には本堂や薬師堂、時計堂などが点在する。

12:00-13:00

神峯山寺

高槻市

「神峯山寺」を   >

「かぶさんじ」と読み、北摂三山寺の1つ。697年に役行者が開山し、774年ごろ開成皇子が入山し創建。比叡山と並ぶ七高山の一つとして栄えた。本堂には国重文の仏像3体を安置しており、拝観は事前予約が必要。境内は広く約100万平方メートルもあるらしい。紅葉は滋賀・湖東三山や京都・神護寺周辺と同じような美しさになるのだろうと感じる場所。

12:00-13:00

本山寺(大阪府高槻市)

高槻市

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北摂三山寺の1つ。697年に役行者が5色の彩雲がたなびくのを見て、この地で修行をしながら毘沙門天の像を刻み、堂を構えたて創建した。鞍馬寺と朝護孫子寺とともに「日本三毘沙門天」ともいわれる古刹は、山間部に位置し標高は約520m。市内で最も高所にある境内には、静かで非日常的な時間が流れている。

12:00-13:00

ラー麺 ずんどう屋

ラー麺「ずんどう屋」の高槻店です。国道171号線で駐車場も大きく入りやすい。天下一品系統のとんこつこってり系のラーメン屋です。750円から1100円で小どんぶりなら+190円で、お手頃価格!!

ラー麺 ずんどう屋

妻はねぎたんまりの、普通こってり、縮れ麺を注文。

13:00-14:00

長岡天満宮

長岡京市

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菅原道真を祀る長岡天満宮です。長岡京市=長岡京から藤原氏所縁の地域ともいえるが、菅原道真を祀っているのは面白い。高槻市の野見神社、上宮天満宮と同じく和爾氏所縁の場所だそうだ。由緒によると平安時代・菅原道真の所領であったとされ、道真が在原業平らと共に、 しばしば遊んで詩歌管弦を楽しんだ縁深いところだそうな。 道真が大宰府へ向かうときに立ち寄り、「我が魂長くこの地にとどまるべし」と名残を惜しんだ。左遷の際道真に付き従ったのが、菅原氏の一族とされる中小路宗則で、宗則は高槻まで同船し、帰り際、道真から道真自作の木像と念持仏を託され持ち帰り、道真の死後に、その木像を祀ったのがはじまり。ちなみに京都・南丹市の生身天満宮では、左遷されたことを不憫に思い武部源蔵は生祠を立てたという話があり、いかに道真が多くの方から慕われていたかがわかる話だ。

長岡天満宮

長岡京市

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どこにでもあるお稲荷さん。お稲荷さんを抜けると梅林にも行けるので、3月ごろはここを抜けるコースが良いかも。ちなみに、この神社の駐車場は最初40分無料で以降30分毎に100円。第2駐車場は30分毎に100円(1日最大600円)となっています。

長岡天満宮

長岡京市

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参道階段を登りきり拝殿が見えると右側に奉納されていました。仔牛の像は初めて見たと思うので、背景が気になったので、次回聞いてみようと思う。最後に、現在の社殿は京都・平安神宮の社殿を移築したものだそうだ。意外な繋がり!!

長岡天満宮

長岡京市

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2007年に完成した紅葉庭園がある。庭園は性善説を取り、入口でお金を入れて入ります。紅葉時は天龍寺縮小版として楽しめそう。

長岡天満宮 八条ヶ池

長岡京市

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長岡天満宮境内の池。この池は1638年に領主・八条宮が造るように命じた灌漑用のため池。豊かな池を二分する中堤は参道として使われており、石の太鼓橋は加賀・前田家の寄進と言われている。

長岡天満宮(八条ヶ池)のキリシマツツジ

長岡京市

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4月末に真紅の花を咲かせる。樹齢は130年前後と推定され「八条ケ池ふれあい回遊のみち」と名付けられ、多くの人々に親しまれている。

八条ケ池西池のハス・アヤメ・ショウブ・カキツバタ・スイレン

長岡京市

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四季折々の花が楽しめます。

14:00-15:00

善峯寺

京都市西京区

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この寺は山門近くまで車で来られるが、歩きだとかなりしんどい気がする・・。駐車場は1回500円です。境内はパンフレットほど広さは感じないが、高低差があり、時間がかかる。

善峯寺

京都市西京区

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本堂です。

善峯寺

京都市西京区

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観音堂(本堂)右側に犬3匹のオブジェがあった。本堂内は自由で入れるが厨子は閉扉になっていた。

善峯寺

京都市西京区

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西国三十三所20札所。文殊寺宝館春期公開。国や府の文化財指定品も含め、彫刻・絵画・工芸・染織・古文書など各分野にわたり1200有余点の寺宝が伝えられている。毎年春と秋に「寺宝館・文殊堂」にて特別展を開催している。寺宝の主流は、五代将軍徳川綱吉公、ならびに善峯寺を再建した生母・桂昌院のゆかりの品々。殊に金工・木漆工・染織品・陶磁器・ガラス器など多種多彩な工芸品は、いずれも技工を駆使した水準の高い名品で、元禄時代を代表する文化財の宝庫の一つであると言われている。 阿弥陀堂が工事中のため、本尊「宝冠阿弥陀如来」を寺宝館で見仏できた。また、阿弥陀堂に関する棟札や桂昌院が寄進した幡なども公開された。

善峯寺

京都市西京区

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新しい五大明王が安置されていた。これを見て、前回の参拝時の記憶が甦った感じがする。そうそう、この横から京都市内を見た景色が素晴らしいのですよね。こんもりした一番高いところが鬼門・延暦寺です。

善峯寺

京都市西京区

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多宝塔は重要文化財に指定されている。多宝塔は金剛界式大日如来が多いが、ここは愛染明王が安置されている珍しい寺。ここからの市内の眺めも素晴らしい。

善峯寺

京都市西京区

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多宝塔前に日本一の平坦な松の木などが綺麗にされており「遊龍の松」と言われている。現在、龍のように見え、37mの長さがある。高さではなく横の長さなのがミソ。

善峯寺

京都市西京区

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多宝塔から市内の写真です。奈良・大神神社などが日本の中心だったときも山々に囲まれた自然要塞に都があったが、平安京も同じなのがわかります。

善峯寺

京都市西京区

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幸福地蔵です。ここはアジサイ園を見下ろせる場所で、アジサイは三室戸寺などが有名だが、全盛期はここは一味違う綺麗さを味わえそうだ。ちなみに、幸福地蔵は他人の幸せを願うところです。

善峯寺

京都市西京区

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鎮守社です。まあ〜これだけ山奥なので神仏分離、廃仏毀釈も逃れたのかなとも思います。

善峯寺

京都市西京区

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阿弥陀堂です。石仏阿弥陀です。内陣も入ることができ、横から拝むルールになっています。本来は、車で登った道とは別の自然道にあったのかなと思います。

善峯寺

京都市西京区

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境内の阿弥陀堂から薬師堂に向かう途中に稲荷神社がありました。しかし、稲荷信仰はどこにでもありますよね。ここ周辺でヘビ2匹を目撃しました。あまり花の近くには行かない方が良いかも。

善峯寺

京都市西京区

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薬師堂です。そうそう、この階段で筋肉痛になったのを思い出しました。たまにクマバチの独特の威圧感のある羽音にビクッとしながら登りました。

善峯寺

京都市西京区

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薬師堂は珍しい薬師如来立像と日光・月光立像が安置されていた。で、左右をのぞき込むと前回気付かなかった十二神将も安置されていた。チーム薬師コンプリートされていたんですね。

善峯寺

京都市西京区

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薬師堂から奥へ突き抜ける途中に聖観音立像が出来ていた。

善峯寺

京都市西京区

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薬師堂から奥へ突き抜け、帰り道に清水寺風味の風景がある。

善峯寺

京都市西京区

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善峯寺帰り道下り。映画に出てきそうな風景です。

善峯寺 文殊寺宝館 「阿弥陀堂特別展−宝冠阿弥陀如来と桂昌院ゆかりの人々−」

京都市西京区

帰りの本堂はバスツアー@見仏でごった返していた。しかし、最近、行くとこすべてで団体客に落ちあいます。。

15:00-16:00

三鈷寺

京都市西京区

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京都府京都市西京区大原野石作町1323。駐車場はないので、善峯寺の駐車場を利用するしかない。本堂・客殿入館料500円で、京都では珍しい説明付となっている。三千院・大原野・南山城あたりは説明があるのでありがたい。

15:00-16:00

十輪寺

京都市西京区

「十輪寺」を   >

歌人・在原業平ゆかりのお寺で別名「業平寺(なりひらでら)」とも言われている。面白い御朱印があり、境内には業平の墓と塩釜の跡がある。

15:00-16:00

大歳神社

1300年記念!!という幟がずっと続いていた、てっきり西国三十三札所1300記念だと思っていたが、シンプルな幟で赤信号待ちでここの神社の幟と判明。通り道だったので参拝した。

大歳神社

祭神は「大歳大神」で配祀に「石作神」とトヨタマヒメとしている。式内社・石作神社を合祀しており、本殿は、長岡天満宮の本殿を皇紀2600年事業で移したものだそうだ。そして、無料おみくじがある。何度引いてもよいのかな??

15:00-16:00

正法寺

京都市西京区

「正法寺」を   >

なかなかお目にかからない「三面千手観音立像@重文」が見どころで、薬師如来坐像など注目株も多い。理由は、長岡京遷都で春日大社から分霊した「大原野神社」があるので、藤原氏が噛んでいる寺だからだろう。

15:00-16:00

大原野神社

京都市西京区

「大原野神社」を   >

長岡京遷都で奈良・春日大社から分霊した神社。全国津々浦々に春日系の神社があるが、本当に春日大社と同じ空気を感じるのは少なく、ここは参道・拝殿・本殿共に春日大社に似ている。例えるならば、春日大社が伊勢神宮内宮ならば、ここは伊勢神宮別宮・瀧原宮という感じだ。

16:00-17:00

願徳寺

京都市西京区

「願徳寺」を   >

超ド級の「如意輪観音坐像@国宝」が安置されている。見仏前に暗闇で説明をしていただき、説明後にライトアップというショー形式となっている!?奈良・中宮寺、京都・神護寺、京都・蟹満寺、奈良・當麻寺などと同じく、日本式仏像様式完成前の作風を感じる。

16:00-17:00

勝持寺

京都市西京区

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印相が超レアな薬師如来と日光・月光菩薩&十二神将で有名な寺。東寺、醍醐寺、大報恩寺、浄瑠璃寺と同等の見応えがある仏像たち!!

金蔵寺

京都市西京区

「金蔵寺」を   >

時間的に無理なため、今回もキャンセル。

3日目2018年6月4日(月)

◆大阪キタ(茨木/高槻)B長岡京@京都西京A◆菅原道真の足跡と見仏西国三十三所

1日目の旅ルート

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