やんまあさんの大阪府〜兵庫県の旅行記

◆兵庫東C◆秘境!武田尾温泉マッタリ!ホタル乱舞!神社仏閣(西宮/宝塚)
- 1日目2018年6月15日(金)
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神社仏像好き=朝早い!!になりますが、今回はゆっくり温泉とホタルを楽しむ旅なのだが、京都市⇒西宮市⇒宝塚⇒箕面の見仏ドライブの旅になるのであった。。。ただ、10:00開始で余裕がある旅。
- 2日目2018年6月16日(土)
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正式名称は「松泰山東光寺」で、高野山真言宗別格本山となっている。場所は住宅街にあり、細い道に入っていくことになる。表参道の道を登ると左右に駐車場がある。駐車場からは坂を上がると南門があるが、一度右側に下り男坂の門から入るべし。
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下鴨神社、石清水八幡宮などの古社に見劣りしない楼門がある。右側にはちょっとした庭園があり。寺の奥には多宝塔があります。境内は坂にあるので、階段などが多いです。
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本尊は空海作「両頭愛染明王像」となっている。嵯峨天皇が厄年のときに、愛染明王と不動明王が一体となって夢に現れた。その祈願を空海に命じ、両明王が一体となった厄神明王像(秘仏・両頭愛染明王像)を三体刻んだ。3体はそれぞれ、高野山の天野社と京都・石清水八幡宮とここに安置されている。
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本堂裏に行くと、厄除けお堂があり、左側には不動明王石仏の滝?があります。私が幼いころ、両親が門戸さんに行ってくると聞いていたので、御利益強くて有名なのは確かかと。ということもあり、人が多いと思っていましたが少なかったです。厄払い時期になると人でごった返すそうな。
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無事帰れますように。
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今では阪神タイガースが毎年必勝祈願で来るところとしても有名だと思うが、兵庫を代表する古社である。アマテラスの荒魂を祀る珍しい社で、参道から拝殿のアプローチが内宮を感じさせる。背後の鳥居は奈良桜井・大神神社の摂社であり、元伊勢1番所・桧原神社と同じツクリとなっている。
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祭神は珍しい「アマテラス荒御魂(あらみたま)」で「日本書紀」に記されている兵庫県第一の古社。 神功皇后摂政元年に応神天皇をお腹に持ちながら朝鮮に大勝利をあげて、創建されたことが記されている。参拝したときにちょうど祝詞をあげられていた。御朱印もいい感じで、次回は御朱印帳を買おうと思う。
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本殿右の社は、八幡系と住吉系の神を祀り、ここらあたりまで海で海部の人たちが多かったのかもしれない。拝殿・本殿の屋根は檜皮葺は捨てて、鉄板になっているが、雰囲気のある境内だ。
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本殿右の社は、八幡系と住吉系の神を祀っているが神明造になっている。拝殿から本殿までは、伊勢神宮などの古社に多い大きい御白石が敷かれている。
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本殿左の社は、諏訪タケミナカとタカムスヒを祀っている。タケミナカはオオクニヌシ@出雲大社の次男坊で、天神が平定するから国を譲れと言われても反対して、戦った神様で、タケミカヅチ@鹿島に敗れ、諏訪湖まで逃げたとさ。
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本殿左の社の社は御神木が邪魔で見にくいですね。ちなみに西宮市というと西宮神社が有名どころにになっているが、元々は「廣田社(西の宮)」だそうです。 西宮神社はここからヒルコ@イザナミとイザナギの長男坊を分霊したらしく、こちらの方が格が上であるそうだ。 まあ~西宮神社に行けばわかります。
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西宮市の古社だけあって摂社・末社が多い。面白いのは神戸女学院内に境外摂社・岡田神社があり、境内には延喜式・伊和志豆神社(いわしずじんじゃ)がある。御祭神は伊和志豆之大神で、一説によれば、彦坐命のことだとも。彦坐命の四世孫が神功皇后ということから、自らの祖を祀ったとも言われる。
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廣田神社内には御神水があり、地元の方が大きな容器に入れて帰って行った。そのあとに、私達もいただいたのですが、一口いただいて「うん、六甲の水だな」と思った。
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西宮の象徴「甲山」の南南東山麓「廣田山」にある廣田神社の神苑二万平方メートルを10カ所に分け兵庫県の天然記念物とされている。元々は、もっとおおきな群落だったが、住宅化などにより少なくなったそうな。
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多田源氏の出身地にあたる川西市の満願寺と小童寺と同じ美女丸伝説がある。源満中の家臣である仲光は、主君の子「美丈丸」の身代わりに我子である幸寿丸の首を刃ねて美丈丸の命を助けた。それを知った美丈丸が供養のために建立した寺院とのこと。本尊は阿弥陀三尊で阿弥陀如来は上品下位で快慶発案の安阿弥様である。
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昌林寺横に津門神社があった。津門神社は祭神「アマテラス」となっており、確かに鳥居が神明系でなっとく。で、由緒によると毘沙門天とオモイカネを祀るって、神仏習合の生き残り、ここにあり!!
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実は数年前も参拝しようとしたのだが、駐車場の入り方がわからなく、国道43号線の激しさと後ろの車のプレッシャーで断念した所。。東門ではなく南門から入りました。
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いざ!!参拝!!早速、摂社があるじゃないか!!本来は本殿が先だが、いろいろ見るべきところがあるので通った順番に参ることにした。って、廣田神社境外摂社・南宮神社発見。廣田神社で摂社・南宮神社があることは知っていたが、まさか、西宮神社内とは予想外・・・。独立させないように、摂社を置いたのか?とも疑える。
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「えべっさん」の神社は「ヒルコ」と「コトシロヌシ」の2種類あるが、ここは「ヒルコ」になる。記紀によるとイザナミ・イザナギは現在の淡路島で国生み(契りを結び)をし、長男「蛭子(ヒルコ)」を産むが不完全なので海に流してしまう。この近所で流れ着いたところ民に拾い祀られ、金持ちになったところで、ここの祀るようご神託がありたのが起源。
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廣田神社によるとここの祭神「ヒルコ」は廣田神社からここに移したとなっている。ただ、西宮神社は特に書いていないような気がする。ファンタジーだが昔、ここは海で、次第に陸地になり、海の神でもあるヒルコを廣田神社がここに移したのではないかと思った。
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拝殿・本殿を横から激写です。なかなかの佇まいで、春日大社系の本殿に見える。残念なのは檜皮葺ではないところかな・・。
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三連春日造という珍しい構造の本殿で、1663年に四代将軍・徳川家綱の寄進によるもの。本殿は、国宝だったが、今は違う。昭和の空襲により喪失し、その後に桧皮葺から銅板葺に変えた以外は元通りに復興した。向かって右からが第一殿で、蛭児大神ことヒルコを祀り、中央が第二殿でアマテラスとオオクニヌシを配祀し、左が第三殿でスサノオを祀る。
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本殿左側に末社・百太夫神社がある。そのままだが、百太夫信を祀る。この神様は子供の成長や芸能上達の御利益があり、平安時代からある古社でもある。
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西宮と言えば六甲山!?で、山の神を祀る六甲山神社がある。祭神はククリヒメで福井・石川に多い白山信仰の神様でびっくり。てっきりオオヤマツミかコノハナサクヤヒメあたりかと思っていたのだが・・。
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日本を平定した出雲コンビことオオクニヌシと薬の神・スクナヒコを祀っている。この地域は物部系と思わせつつ、出雲系の匂いもする。物部氏曰く、出雲氏と同系と記しているものもあり、元々は仲良くて、どこかで亀裂が生じ分裂したのかも?
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神明神社発見!!アマテラスか菅原道真と踏んでいたが、稲荷臭がすごい。元々は神明社だったが、近くの稲荷社を合祀した背景があるようだ。神明と稲荷系って社の造りは真逆だが、どちらも農作につながりがあるので、よい気もしてきた。
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境内左下(南西駐車場)側に松尾神社。本宮は京都右京区の松尾大社で祭神は同じですね。ちなみに松尾大社の読み方は「まつおのたいしゃ」ですので、要注意で。話を戻すと、住吉三神、サルタヒコと面白い組み合わせの神様達。
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古社の神社と言えば鯉なワケで!?50円のエサを購入!!動きが遅い亀さんの目の前にエサを投げるが鯉が食べます。亀に食べさせるのは難しい。。。ちなみに、ここの鯉のエサやりは八幡系の神遣いである鳩がおこぼれを頂こうと付いてきます。
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氏子かここが産土神かは知りませんが、近所の方が参拝しています。面白かったのが、明らかなヤンキー風味な子が来ていたことかな。春日大社、多賀大社など古社・パワスポに多いかなり反った橋がありますね。渡れないのが残念ですが。渡れる所って、福岡・太宰府天満宮など数少ないですよね。
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神様の通り道ですが、本来の参道はここだと思っています。なんとも言えない拝殿のチラリズム効果があります。
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甲山森林公園を抜けると神呪寺(甲山大師)で、登っているときは気づかなかったが、かなりの高さに来ていることを実感する景色に出会う。あの山の向こうは古都・奈良。
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淳和天皇の第4妃「真名井御前」が空海を招いて開創したと伝えられている。真名井御前は京都丹後一宮である「籠神社@元伊勢・与佐宮」の神官である海部氏の娘。元伊勢の由緒書によると、『身も心も浄化された天性のやさしさと美しさと、ただならぬ気品をただよわせた、しなやかな女性であった』そうだ。そんな女性に周りが嫉妬し、逃げるように出家する。六角堂、西宮神社、廣田神社で修行を重ね、最終ここに開山する。
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藤原時代の聖観音立像@重文が安置されている。ガタイの良い當麻寺にいそうな観音様で慈悲に満ちた表情である。しかし、重文がさらりと安置されているのが面白い。
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『神呪』(じんしゅ)とは、真言・マントラ・呪文とほぼ同意語で『仏の真の言葉』という意味だそう。2018年に20万人集めた「仁和寺展@東京公立博物館」で初見仏した本尊「如意輪観音坐像@重文」をホームで見仏したいなと行ったのだが、毎年5月18日のみ公開でした。。残念。。。ただ、200cmを越える一木造りの「聖観音立像@重文」や「不動明王坐像@重文」と見どころはある。この右には不動明王を安置したお堂がある。
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内内陣にて大聖歓喜天、宇賀弁才天、そらん荒神、稲荷明神など多数は常時拝観可能。大聖歓喜天(聖天さん/ガネーシャ神)はやはり小さく、浴油の油がしたたった痕がある。右側の歓喜天が左の歓喜天の足を踏み、2体とも顔は正面に向けている。
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景色が良く。みなさんここから景色を眺めています。右側には海が見えます。海と山のコントラストが素晴らしい。
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景色最高ですよね。大阪ミナミ方面で、あべのハルカスだよねと目を細めていました。ちょっとした登山で来られている方の休憩所にもなっていました。
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境内180度の境内写真
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阪神タイガースの影響で六甲山(ろっこうざん)のイメージから「こうざん」と呼びそうだが、「かぶとやま」です。って、「こうざん」と呼ぶ人の方が少ない???
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「じゅうりんじ」と読み。本尊「十一面観世音菩薩」は弘法大師作と言われ、4月21日のみ開帳。普段は室町時代の御前立が本尊の前をがっちりお守りしている。
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こじんまりした寺だが紅葉時はオススメできる寺になるだろう。駐車場までの道は狭く、駐車場は10台ほどしか入らない。参道は左に入ると、住職からのメッセージを目にして階段を登ります。
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不動明王立像ですね。脇侍の童子は従えていない。小さいのとズングリムックリ系のため、なんかゆるい不動明王だ。
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腰ひねり系の毘沙門天立像が安置されていた。相当、捻っているのがわかる。そのうち伝運慶作とか慶派作とかいう人が出そうだな。
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やや細い道の住宅街に寺の駐車場がある。本堂に丈六仏「阿弥陀如来座像@重文」が安置されています。脇侍は「観音菩薩立像@重文」と「勢至菩薩立像@重文」。
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寺には多くの貴重な資料や、繋がりの強い諸大名や京都の公家と取り交わした書状などが残されています。
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武田尾温泉「紅葉舘 別庭 あざれ」の庭から下に下ると足湯があります。この足湯は宿泊しない一般客も無料で入れます。この前の川に行きましたが、数年前の洪水で整備されたため、自然の良さが減りましたね。
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宝塚北ICからだと5分ほどで着きます。プラン『渓流を望む指定席で頂く(個室)特選創作会席「花」 -【うたたねA】 デイベッド付 渓流沿いのお部屋-』を予約!!部屋のお風呂は源泉温泉!!部屋にも温泉があるので大浴場は小浴場になっている!?
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48平米でベッドと寝転びソファーがある。テレビも大きめのテレビで良い感じ。冷暖房機も2台あり、床暖房も完備!!そして、外に出ると武庫川の水の音だけが聞こえる。この宿は、自分の家or別荘の気分になれるので、ゆっくりするのには良い。
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冷蔵庫フリー!!缶ビール4本、ワンカップ4本、缶チュウハイ2本、水2L1本、コーラ2本、お茶4本、オレンジジュース4本が無料なので、ゆっくりしないと損しますよ!!食べ物はないですが・・・。
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10:00-11:00
このお水でポットで湯を沸かしました。お菓子があったらもっと良いのに・・。ちなみにラウンジには、最近流行りのフリードリンクがあります。アイスコーヒーやリンゴジュースなど種類は多いです。
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全室禁煙ですが、テラスで喫煙可能。部屋は「あじさい」だけあって、あじさいが綺麗に咲いていました。この下は武庫川で、向こう岸は西宮市になります。昔、マルキ旅館に泊まったのですが、洪水で潰されていました。この宿の人とも話しましたが、いつか復活するようですよとのこと。
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夕食メニューがネットで調べてもわからなかったので不安だったが、なんか種類も多く期待感が膨らむ。会席料理の読めない漢字が気になる・・。
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夕食1品目は白アスパラ豆富です。妻が一言マジの「おいしぃ〜」
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夕食2品目は前菜です。虫かごに模した入れ物で、開けると黒豆をホタルに見立てた面白料理。その他は南瓜、タコ、キス寿司、梅など、手の込んだものが出てきた。
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夕食3品目は椀盛。帆立を中心のお吸い物。
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夕食4品目はお造りです。タイ、カンパチ、シマアジ、貝だったような。。シマアジは脂がのっててよいです。
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夕食5品目は冷菜。ナス、大徳寺麩、鱧(ハモ)のあんかけとなっている。
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夕食6品目は鮎。琵琶湖の鮎で万願寺蒸し焼きと野菜の蒸し焼きとなっている。お皿が京都右京区にある高山寺となっている。これ意図的に京都から来た人用にしているのかな??とふと、思った。
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鮎は一人2匹ずつ
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夕食7品目は黒毛和牛の「いちば」という部位をいただきます。良い肉なので、塩だけでいただくのが良いです。
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夕食8品目は小鍋です。フカヒレが出ました。なるほど、これがフカヒレかというぐらいの大きさです。
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ウナギご飯です。ご飯の量が少ない気がする・・・。
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ラストは水無月というお菓子と果物たちで終了〜!!
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夕食は17:30からにしています。理由はホタルを見に行くためです!!19:40分ロビー集合になりますので、ホタルを見たいなら17:30夕食開始が良いです。
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車で揺られること15分。結構、細い道を走るんだなと思うと到着。写真は撮れませんでしたが、本当に自然の川と田んぼで多くのホタルが飛んでいました。日が暮れてから1時間が勝負だそうだ。京都では寺や市管轄の公園で見ることができるが、日本の原風景で見る方が断然良いです。
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ホタルも綺麗だが三日月も綺麗でした。
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17:30に夕食だったため、小腹が空きます。カップヌードルは2個で600円。お菓子も600円など高すぎでしょ・・・。周りに店はない秘境なので、買い込んでいくことをオススメします。ひとまず、部屋で温泉⇒飲む⇒温泉を繰り返し、消灯!!
- 3日目2018年6月17日(日)
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噂の朝ごはん1品目は野菜!!
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噂の朝ごはん。鍋、ひじきなどが置かれている。店員が5品ほどお持ちしますとのこと。
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出汁卵焼き来た〜〜〜〜〜〜〜。確かにでかい。。暖かい。。美味しいい〜。って言い過ぎかな。
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煮もの風味
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茶碗蒸し風味の手作り豆腐に餡をかけたもの
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焼き魚はカレイと明太子が添えられていた。
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鍋です。。って、夕食ですか??って思っています。朝食は満足しました。
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妻は先に部屋に帰って温泉を楽しんでいる。私は運転があるので、ラウンジで目覚めのコーヒーを飲んでいるとピーナッツ入りのお菓子を頂いた。
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この別邸は離れのため、隣の部屋と離れています。廊下はこんな感じですって、廊下ではなく外ですけどね・・。
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宝塚北サービスエリア(宝塚北SA)
新名神の高槻より西側が開通し、各メディアで話題になったサービスエリア「宝塚北サービスエリア(宝塚北SA)」へ行った。京丹波町にもある高速道路外からもアクセス可能。外部からの駐車可能台数が、ネット情報では14台だったが、現在は従業員駐車場を開放し、かなり多くの車が停められるようになった。
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宝塚北サービスエリア(宝塚北SA)
手塚治先生の故郷なので、様々なオブジェがあった。ここのサービスエリアは、あの高級スーパー「IKARI」が入っていることで、10:00には多くの人がいた。
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宝塚北サービスエリア(宝塚北SA)
鳥取の観光PR発見!!そして、おいしそうなスイカの試食があったので、近づいて食した。2018年スイカ食べ初め!!
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宝塚北サービスエリア(宝塚北SA)
奥のトラックの扉が開くとご当地キャラ「トリピー」がゆっくりとトラックのエレベータで着地したが、人は散った後だった。そして、動き出し、私たちをロックオン!?妻を差し出し、記念撮影開始です!?
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宝塚北サービスエリア(宝塚北SA)
10:00くらいだが、遠距離旅行者が朝食?か朝食兼昼食で食していた。一番手前の有名店のオムレツが人気のようです。
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宝塚北サービスエリア(宝塚北SA)
神戸牛のコロッケ@350円を妻と分け分けした。
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宝塚北サービスエリア(宝塚北SA)
緑色のエコな鉄腕アトムです!?IKARIスーパーも入っており、お土産どころには宝塚や手塚治関係のお土産があり、人気商品は売り切れしていました。
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広いな。。勝尾寺、中山寺などと同じく、時代に合わせて進化している寺。ただ、ここは神仏習合の名残があちこちに感じられる。
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池泉回遊式庭園で、江戸時代初期〜中期に作成されたと言われ、池泉を中心とした豪華な石組を配し、滝、亀島、船着石などを組み合せた観賞式庭園となっています。池畔にはもと書院があって池に面していたはずですが、いつの頃からかその場所には庵堂が建ち、浄界和上の隠棲の場とされたと伝えられています。今は四季を通じ鯉や亀などが池面を遊泳し、参詣人たちの目を喜ばせ、一時のやすらぎの場となっています。
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本堂の本尊は「金剛界式大日如来坐像」で、脇侍に不動明王、弘法大師を安置していた。天堂には、三宝荒神王、歓喜天(聖天)、十一面観世音菩薩などが安置されている。
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奥宮にはお約束の滝に不動明王を祀る形式である。不動系の寺名をもつところや荒神系には多い風景ですね。
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清荒神清澄寺内の一番奥の方に鉄斎美術館があります。お宝をプロが検定するテレビ番組でおなじみの鉄斎の作品が揃っています。月曜日は休みなので注意。
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清荒神清澄寺参道左に社があり、神仏習合を残しています。ちなみに正式な参拝方法は、この神社風味のお堂奥の階段から寺の本堂へ下って行くのが正式な順路になります。
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賣布神社(売布神社)
兵庫県宝塚市売布山手町1-1。「めふじんじゃ」と読み、祭神はオオクニヌシの姫「下照姫神(したてるひめ)」とその夫「天稚彦神(あめのわかひこ)」をお祀りしている。天稚彦神は出雲平定のために高天原から遣わされた神様で、居心地が良さ過ぎて目的を忘れて、使命を果たさない為、天井からの矢で射貫かれた神様。 ただ、一説にはこのあたり一帯は物部氏一族の若湯坐連の本拠地のため、本来の祭神は宇摩志麻治命の七世孫若湯坐連の祖である「大メ布命(意富売布連:おおめふ)」と考えられています。
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西国三十三所24札所。聖徳太子の創建と伝わる最古の観音霊場で、宝塚の方も来られ、バリアフリー対策もされた寺。本尊は秘仏「十一面観世音菩薩」で毎月18日に開扉され、安産・求子の観音として篤く信仰されている。この仏像は平安初期ののもので、三井寺、園城寺、矢田寺など古寺に多い「ずんぐり系十一面観音」である。「寺宝展」には大日如来、薬師如来、聖徳太子像など古代から近世の彫刻が展示されていた。
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今回も内陣拝観無理でした。お堂の外から凝視しました。千手観音立像のお姿が素晴らしい!!
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境内にはだるま!だるま!あちこちにだるま!!
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あじさいと本堂
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多宝塔
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あじさいと遠くに街並み。箕面と豊中あたりかな。
◆兵庫東C◆秘境!武田尾温泉マッタリ!ホタル乱舞!神社仏閣(西宮/宝塚)
1日目の旅ルート
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