トシローさんの神奈川県〜滋賀県の旅行記

夏の終りに北陸本線・東海道線・武豊線の18きっぷ歴史散策旅
- 1日目2018年8月31日(金)
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14:00-15:00
初日の主目的は琵琶湖の東岸に位置する、長浜市高月町の渡岸寺観音堂の国宝十一面観音像を拝観する事。やや腰をひねった独特のポーズはとても妖艶であり、他に類を見ません。展示されている収蔵庫はとても蒸し暑かったですが、何度も周って前後左右からじっくり鑑賞しました。
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14:00-15:00
渡岸寺観音堂の収蔵庫への渡り廊下に展示されている十一面観音の模造彫刻
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14:00-15:00
渡岸寺観音堂との間に渡岸寺庵を挟んで建っているのが「高月観音の里 歴史民俗資料館」です。渡岸寺観音堂の拝観券を見せれば割引になります。
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15:00-16:00
向源寺から東へ数百メートル行くと高時川にぶつかります。土手に沿って約1kmに亘り桜の木が植えられています。地元では有名な花見スポットだそうで、高月駅の総合案内所の休憩所に見事な景観写真が展示されていました。
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15:00-16:00
十一面観音をこよなく愛した文豪井上靖の記念室が、高月図書館の2階に設置されています。図書館の受付でお願いすると直ぐにカギを開けてくれて、無料で拝観出来ます。
- 2日目2018年9月1日(土)
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09:00-10:00
2日目は福井から北陸本線を南下。福井駅ではまず柴田神社へ。織田信長の重臣で、賤ケ岳の戦いで豊臣秀吉に敗れた柴田勝家を祀る神社。その脇の柴田公園には仁王様の様な勝家像が座していました。
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10:00-11:00
波乱万丈の人生を送った猛将・柴田勝家ですが、最後は憧れの女性であり妻に娶った信長の妹・お市の方と共に冥土に旅立った事が一番の幸せだったのかも知れません。
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10:00-11:00
城址に建つ県庁舎や市庁舎は日本各地に存在しますが、福井県庁の様に本丸跡の石垣の中央に建つ庁舎は珍しいですね。
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12:00-13:00
日本各地に江戸時代の街並みを保存する地域は数多いですが、今庄宿は北陸街道がほぼ当時のルートを保持していて、建物だけではなく町全体の雰囲気が往時を偲ばせます。
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12:00-13:00
北陸街道の宿場町・今庄宿の脇本陣格の立派な大きな2階建ての町屋建築です。当時の貴重な家具や什器類が数多く展示されていて、無料で観覧出来るので必見です。
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12:00-13:00
JR今庄駅の改札横には観光案内所を兼ねた売店と資料展示室が設けられています。登り電車を待つ間の待ち時間も有効に使えます。
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13:00-14:00
参拝した日がちょうど「敦賀まつり」当日で、敦賀駅の観光案内所で駅から15分と言われましたが、途中の歩道も露天と観光客で大渋滞。30分近くかかって鳥居までたどり着きましたが、境内参道も大混雑でした。
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13:00-14:00
鉄道ファンには垂涎の資料館です。レトロな駅舎も素晴らしいですが、貴重な旧敦賀鉄道の歴史的資料が数多く展示されています。
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13:00-14:00
敦賀港近くの金ヶ崎緑地の南に2棟並んで建つ赤レンガ倉庫、元は石油倉庫だったそうです。横浜の赤レンガ倉庫を見慣れている神奈川県民としては、やはり港には赤レンガが似合うと改めて思いました。
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16:00-17:00
米原駅から徒歩15分程、案内板が中途半端で途中ちょっと迷いましたが何とか到着。国の名勝に指定されている江戸時代前期の枯山水庭園が有名な古刹です。
- 3日目2018年9月2日(日)
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08:00-09:00
「内助の功」で出世した山内一豊が生まれた城だそうです。JR東海道本線の木曽川駅から徒歩10分程の線路沿いに在り、一宮市立黒田小学校の一角に石碑が建っています。
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09:00-10:00
織田家の居城として有名な清洲城ですが、現在の天守は平成元年に建造された模擬天守で、失礼ですが城としてはやや風格に掛けます。その代わりと言っては何ですが、石庭などは中々立派に再現整備されています。
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09:00-10:00
東海道線の線路を挟んで清洲城の西側に位置する清洲公園内に在ります。信長と濃姫の絶妙な距離感が、二人の微妙な関係を象徴している様に感じました。
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10:00-11:00
各時代の歴史資料が常設展示されていますが、特に昭和の街並みや暮らしを再現した展示資料が必見です。昭和生まれには懐かしい物ばかり、久し振りに蚊帳を吊った寝床を見て感動しました。
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11:00-12:00
明治43年に設置された日本最古の路線橋です。下の赤レンガの建物は油倉庫として同時期に建てられたそうで、共に歴史を感じさせます。ホームから改札に向かって路線橋を渡った際の微妙な揺れが更に郷愁を誘います。
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12:00-13:00
江戸時代に海運で栄えた半田運河沿いには、江戸に運ぶための数多くの酒や酢の醸造蔵が立ち並んでいました。黒い蔵の壁には白地の大手メーカーのマークがくっきりと浮かび上がっています。
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13:00-14:00
JR武豊線の終着駅・武豊駅と名鉄河和線の知多武豊駅のほぼ中間に在る「ぎゃらりぃ夢乃蔵」に併設されています。お洒落な感じの観光案内所ですが、周辺の観光スポットは少ない感じです。
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15:00-16:00
新居関とは浜名湖口の西岸に在った東海道の関所です。東岸の舞坂宿と西岸の新居宿の間に有り、日本で唯一現存する関所建築だそうです。
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15:00-16:00
浜名湖口西岸の新居関所跡前に在り、時代劇に出てくる様な典型的な宿場町の旅籠です。主が和歌山出身で、徳川御三家の一つ紀州藩の御用宿だった事もありこの店名。
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16:00-17:00
昔の灯台?かと思いきや、東海道の渡船場跡だそうです。かつて浜名湖口は船で渡るしかなかったそうで、東岸の舞坂宿から西岸の新居関所への渡し船の駅舎跡ですね。
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16:00-17:00
浜名湖の東の宿場町である舞坂宿の脇本陣跡。江戸から数えて30番目の東海道宿場町で、西岸の新居(今切)関所への渡船場でもありました。
- 4日目2018年9月3日(月)
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持舟城址の入口(登山口)、持舟浅間神社脇
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09:00-10:00
地図上はJR東海道線の用宗駅に近いですが、駅の改札の反対側で大きく迂回して向かいます。登山口の浅間神社は線路沿いですが、そこから城址跡までは結構なくねくね坂が続きました。城郭らしき遺構は殆ど残っていませんが、小さいながら難攻な城だったと想像されます。
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12:00-13:00
境内の源平の池にアヒルやカモが沢山いるちょっと変わった神社です。9月半ばの「ぼんぼりまつり」に向けての準備が進んでいました。
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平塚八幡宮の源平の池の鯉とアヒル
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14:00-15:00
公園内にはJ1湘南ベルマーレの本拠地BMWスタジアムや野球場も在る大きな総合公園です。野球場では首都大学リーグのリーグ戦(日体大−帝京大)の試合が行われていました。
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1日目の旅ルート
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