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空っ風くんさんの石川県〜福井県の旅行記

錦秋の福井と石川に魅せられた二泊三日の旅!!御朱印も・・・

  • 夫婦
  • 2人
  • 温泉
  • 史跡・歴史
  • 自然

11月17日午前9時35分に新幹線は石川県の金沢駅に到着。北陸本線に乗り換えて一路福井へ。福井駅到着は10時35分。駅前より予約済みのレンタカーで一乗谷朝倉氏遺跡、曹洞宗の大本山永平寺を巡り、石川県小松市の那谷寺へ、そして加賀の山中温泉へ宿泊するという変則的な初日の日程。二日目は、山中温泉を出発し、越前竹人形の里、越前大仏、白山平泉寺、丸岡城を経て東尋坊温泉に宿泊という、これまた変則的な日程を強行。19日の帰宅日は、何処に立ち寄ることもなくレンタカーの返却と「JR芦原温泉駅」での時間つぶし・・・。 そんなこんなで、主要見学地の所要時間が足らず駆け足での観光となってしまいましたが、静かな錦秋のなかで厳粛な佇まいを見せてくれた寺社仏閣に深く感謝しております。併せて、御朱印も頂けたこと・・・誠に有難うございました。今度は違う季節に訪れ新たな発見をしたいと思います。

神社ツウ 空っ風くんさん 男性 / 70代

1日目2017年11月17日(金)

一乗谷朝倉氏遺跡

福井市

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一乗谷朝倉氏遺跡の唐門。晩秋ということもあり紅葉も盛りを過ぎていましたが、訪ねたその場所は言葉では言い尽くせぬほどの重みある歴史を感じました。唐門、諏訪館跡庭園、湯殿跡庭園などなど、栄華を誇った時の武将の華やかさが浮かび出てきそうな雰囲気に圧倒されました。一時間ちょっとの時間では物足りない場所です。

朝倉義景館の配置図です。山城を背にして西を向き三方に堀と土塁を巡らし、門を開き、隅櫓を構えていたようです。内部には10数棟の建物跡が見られます。

義景館跡1。第五代当主、朝倉義景が住んでいた館の跡で6,500uの敷地がありました。

義景館跡2。常御殿、主殿、会所、茶室、日本最古の花壇のほか、台所、厠、蔵などが整然と配され当時の隆盛を物語っているようです。

諏訪館跡庭園。朝倉義景の夫人「小少将」の屋敷跡と伝えられています。一乗谷で最も規模の大きい廻遊式庭園です。

当時の生活が垣間見えるような復原町並。一乗谷朝倉氏遺跡の復原町並はまるで時代劇のワンシーンを見ているかのようでした。当時(?)の衣装を借用し写真撮影などもできるようです。ドラマの主人公にでもなった気分になれるかも?

永平寺門前

永平寺町(吉田郡)

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いよいよ永平寺です。初めての参拝に何か胸の高鳴りを感じるようです。それではこれから龍門の方に進みたいと思います。

曹洞宗大本山永平寺

永平寺町(吉田郡)

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永平寺参道。龍門を過ぎ参道に入ると何か気配が違ってきました。まるで厳しい世界に入ったよな気分でより一層気が引き締まります。結構、人出は多いのですが静けさが違います。やはり修行の場なのでしょうか。しばしこの雰囲気を味わいたいと思います。

永平寺の庭園。苔むした庭に池があり、美しい菩薩像が出迎えてくれました。

ここは、パンフレット等でお馴染みの唐門です。その美しさと重要性から、永平寺を代表する写真として使われ、別名「勅使門」とも呼ばれています。文字通り皇室から使者を迎える時、永平寺の住持 (貫首) 赴任時にのみ開かれるそうです。さて、これより待望の参拝に向かいたい思います。

永平寺の参拝者入口。いよいよ参拝です!!。曹洞宗の中心寺院“永平寺”を訪れることは永年の願いでした。それを目の当たりにして荘厳で厳粛な佇まいに感動を覚えました。傘松閣天井の230枚にもおよぶ花鳥彩色画から始まり、雲水の修行の場である「七堂伽藍」や永平寺で最も重要な建物とされる「承陽殿」は実に見事です。では、早速参拝させて頂きたいと思います。

まず吉祥閣が迎えてくれました。鉄筋五階建てで、一般参禅者が坐禅体験や写経体験をするための研修道場になります。

ここは傘松閣です。天井には昭和初期の有名な画家144人による230枚の日本画があり、ほとんどが花鳥風月をあらわしています。この中に鯉、唐獅子、栗鼠(りす)が描かれた5枚の絵が隠されているというのですが・・・。見つけられませんでした。

永平寺には70を超えるお堂と楼閣があります。特に「七堂伽藍」は修行に欠かせない7つの建物で、いくつかの回廊で結ばれています。この回廊がその一つで、雲水さんが毎朝磨き上げ美しさを保っています。

法堂から一文字廊と仏殿・庫院方向を撮っています。一文字廊は中雀門から左右に横につながる廊下で、仏殿は七堂伽藍の中心に当たる建物です。厳粛で永平寺ならではのこの景色・・・ほんとに良いものです(*^▽^*)。。。

ここは承陽殿です。道元禅師の御真廟(お墓にあたるもの)です。日本曹洞宗発祥の根源で聖地ともいえる大変大切な場所です。そして、永平寺歴代住職の位牌も祀られております。心を込めてお参りしたいと思います。 まだまだ物足りないのですが、これから石川県の加賀へ行かなければならず・・・残念。絶対もう一度来ます!!

大すりこぎ棒です。大庫院の前に掛けられた長〜い「すりこぎ棒」は長さ4mを誇るものです。撫でると料理上手になるって・・・!?。

中雀門。山門と仏殿の中間にあり、入母屋造銅板葺の腰屋根を持つ二重門です。彫刻装飾もたくさん施されており見事な建築物です。

鐘楼堂。鐘撞き堂です。大晦日の除夜の鐘で有名な大梵鐘が吊るされています。大梵鐘の重さは約5トンあり、朝・昼・夕方・夜の4回にわたり修行僧が鐘を撞いているそうです。

曹洞宗の大本山永平寺で頂いた御朱印。

石川県の那谷寺に到着しました。永平寺から結構な距離がありますが、これまた素晴らしいお寺です。那谷寺のいわれは、西国三十三所の一番札所である那智山と三十三番札所の谷汲山からそれぞれ一文字ずつ「那」と「谷」を取り改名されたと伝えられています。従って、この寺を参拝することで、西国三十三所を参拝したことになるとも言われています。

金堂華王殿。十一面千手観世音菩薩をお祀りする金堂は、平成2年(1990年)の再建で鎌倉時代の和様建築様式、総桧造りです。これからお参り致します。

紅葉に染められた見事な庭園です。金堂華王殿を出て本殿に向かう途中に、思わず振り返ってみると・・・この光景に盛んにカメラシャッターを切っていました。(^^♪

那谷寺

小松市

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巨大な岩の奇岩遊仙境や岩屋本殿などなど驚くものばかりで、心が癒され大変厳粛な気持ちにさせられました。 165,000uの境内の一部を見たに過ぎませんが、その偉大さとともに紅葉の美しさも記憶に残る大切な財産になった気がします。

重要文化財となっている本殿です。本殿は「大悲閣」と呼ばれ、岩壁に寄って屋根を造らず唐木造、向拝、柿葺となり、四方の欄間に山上善右衛門作の透かし彫りが施されているとのことです。

那谷寺で頂いた御朱印。

山中温泉 お花見久兵衛

加賀市

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さて、本日の宿泊は山中温泉「お花見久兵衛」さんにお世話になります。温かい湯につかり旅の疲れをとって明日の散策に備えます。どんな食事が待っているのか楽しみです。

食事前に付近を散策することに・・・!!こおろぎ橋にやってきました。ガイドブックによく出てくる場所なので是非見ておきたくて・・・。木造りの欄干がとても良い雰囲気を醸し出しています。

こおろぎ橋の上から見る紅葉も格別です。見頃は過ぎているのでしょうが、まだまだ色鮮やかに染まっています。風情ありますね〜(^_-)-☆・・・。さて、これから街中を見学しながら旅館に戻ることとします。

2日目2017年11月18日(土)

越前竹人形の里

坂井市

二日目です。越前竹人形の里に寄ってみました。そこで買ったお土産です。雲水さんの托鉢僧姿が気に入って購入し、良い土産ができました。

越前大仏に立ち寄り大仏様を見ていくことにしました。生憎の雨で足元が悪かったのですが、折角来たのですから。それにしても門前町は寂しすぎる・・・”(-“”-)”。。。

しかし、大門をくぐると・・・門前町の寂しさとは裏腹に、境内から見える五重塔や九龍殿は靄の中でも眩しく輝いています。

目の前に大きな建物が・・・大仏殿です。その大きさにびっくり!!(◎_◎;)!!この中に高さ17mもの大仏様がいます。

大師山清大寺・越前大仏

勝山市

「大師山清大寺・越前大仏」を   >

金色に輝く大仏様。本堂に入った瞬間その大きな大仏様に目を見張りました。優しい目で静かに見守ってくれそうです。

大仏様の左右には、それぞれ10メートル級の菩薩像と羅漢像の立像セットがあります。また、壁には1メートルサイズの座像がはめ込まれており、その様は見事です。

こちらは、大仏様の右側の菩薩像と羅漢像の立像セットです。同じく壁には1メートルサイズの座像がはめ込まれています。あまり期待はしていませんでしたが、訪れてみて良かったと思います。

越前大仏で頂いた御朱印。御朱印帳を忘れてしまったため書置を頂いてきました。

白山平泉寺です。人もまばらで静かな雰囲気・・・参拝も落ち着いてでき絶好な日かも知れません。それではこれより奥に進んでみたいと思います。

平泉寺白山神社

勝山市

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テレビCMなどでお馴染みの厳粛な“平泉寺白山神社”。それを目の当たりにした時その偉大さに感動しました。生憎の天候で重苦しい雰囲気でしたが、それが一転したのは精進坂の鳥居をくぐって直ぐでした。あまりの静寂さと厳粛さに圧倒されました。特に「御手洗の池」や「拝殿」はテレビの宣伝の一コマを見ているようです。とてもとても一時間の見学時間では物足りず是非もう一度訪れたい場所です。

静寂の中の平泉寺。小雨に濡れた参道が、その静けさを一層際立たせているようです。何とも言えない良い気分です。

御手洗池。静まり返った神秘的な池です。この池は昔「平清水」と呼ばれており、平泉寺の名前の由来はここからきているとのことでした。

丸岡城

坂井市

「丸岡城」を   >

一筆啓上(日本一短い手紙)で有名な丸岡城。紅葉の季節の雨のなか夫婦で立ち寄りました。意外と小さなお城でしたが、内部の急な階段や現存最古の天守とされていること、通し柱のない独立式の建築物であることなど大きな驚きでした。

急な階段を昇ってみました。小さな空間で大変古風な感じがします。今日は生憎の雨ですが、お天気ならば高台にあるため見晴らしは良いでしょう。

小さいながらも品のある素敵なお城の天守でした。

東尋坊温泉 三国オーシャンリゾート&ホテル(旧三国観光ホテル)

「東尋坊温泉 三国オーシャンリゾート&ホテル(旧三国観光ホテル)」を   >

二日目の宿、東尋坊温泉の三国観光ホテルに到着しました。途中、急な降雨に驚かされましたが無事に着きました。早速湯につかって旅の疲れを癒したいと思います。

本日の夕食です。季節の先付け、旬の舟盛り、三ツ星若狭牛ステーキ、焼き物、お凌ぎ、 炊き合わせ、揚げ物、釜飯、止椀、香物、季節のデザートというお品書きになっています。既に食べ始めています。。。

3日目2017年11月19日(日)

三国観光ホテル

東尋坊温泉の宿泊先から日本海を望む。本日は帰宅日。JR芦原温泉駅より帰宅の途に着きます。

瀧谷寺

坂井市

「瀧谷寺」を   >

瀧谷寺。東尋坊温泉の宿泊先近くにあったお寺です。帰宅当日でしたが参拝して参りました。生憎の雨でしたが、参道の中央部分が滑り止めの工夫(緑色の部分)がされており、寺までの距離が結構長かったのですが、さほど苦労はありませんでした。

鐘楼を兼ねた山門。総槇材両袖付の風格ある古建築で、天正年間に柴田勝家の寄進によって建立されたと伝えられています。重要文化財にも指定されているようです。

本堂。間口十一間、奥行八間の寄棟造りで江戸時代中期の建造物です。内部の中央正面は瑠璃殿で本尊薬師如来をお祀りしています。当寺は真言宗の古刹として640年にも及んでいると言われます。

瀧谷寺で頂いた御朱印。

トヨタレンタリース福井 あわら温泉駅前店

あわら市

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いよいよ三泊四日の旅も終わろうとしています。レンタカーの返却を済ませ芦原温泉駅から我が家に向けて出発です。楽しい旅!!有難うございました。必ずまた来ますので、その時もまた宜しくお願い致します。

錦秋の福井と石川に魅せられた二泊三日の旅!!御朱印も・・・

1日目の旅ルート

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