たぬきさまさんの岩手県〜福島県の旅行記

やっぱり東北がいい
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妻と二人、車で、福島、岩手、そして宮城の東北3県を旅してきました。なぜか東北は心安らぎます。2年前に福島・青森・秋田・山形と旅したので、今回は太平洋側で計画しました。大震災に見舞われた地域でもあります。みなさん、がんばられておりました。深い悲しみを乗り越えての笑顔に励まされるようで、自分を見つめなおすよい機会となりました。

たぬきさまさん 男性 / 70代
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- 1日目2018年4月27日(金)
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14:00-15:00
福島の餃子は有名です。円形の餃子がとてもおいしかったです。
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15:00-16:00
個人的な感覚で物申して恐縮ですが、「福島は日本一の酒どころ」と思います。それぞれの造り酒屋の皆さんがしのぎを削り、よい日本酒をつくろうと努力されています。この物産館の奥まったところに日本酒コーナーがあります。大きな冷蔵陳列棚にはおいしそうなお酒がずらり。こちらに手招きしているかのようです。出張帰りの会社員の皆様でしょうか。店内スーツ姿の方が目立ちました。新幹線福島駅に隣接しているだけあってお土産の買い求めに利用されているようです。日本酒コーナーでは男性3人のグループの皆様が「○○がありますよ」「これおいしいですよ」と品定め。きっと帰りの新幹線の中でもお酒の話で持ちきりだったことでしょう。ぜひ立ち寄ってください。「福島は酒どころ」。ぜひお試しあれ。
- 2日目2018年4月28日(土)
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09:00-11:00
芭蕉翁も訪れた中尊寺。やはり奥州藤原氏の栄枯盛衰を感じます。この日は、小中学生の皆さんが見学に訪れておりました。一生懸命、メモ帳片手にグループ行動をしている姿は実に微笑ましい。いいなあと思いました。たまたま私たちの近くを通りかかった中学生の皆さんにお願いしてスナップ写真を撮ってもらいました。宮城から来たそうです。
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12:00-13:00
啄木と賢治について資料がたくさんありました。また、二人のことがビジュアル的にも理解できるように作成された年表が目をひきました。故郷岩手盛岡を追われるように上京していく啄木。厳しい自然と闘って生きる人々に、自分の一生を捧げる賢治。喫茶コーナーもあって心落ち着く空間でした。
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13:00-14:00
「冷麺」よく耳にしますが、実際口にしたのは初めて。コシのあるすっきりとした麺でおいしかったです。盛岡に行ったら冷麺と決めていたのですが、いざとなると見当がつかず、たまたま信号待ちの自転車のおじさんにお聞きしたところ「俺は盛岡に越してきてから30年ほど経つけれども、この店でしか食べたことがない」と紹介してくださったのがこの食道園様。中に入ってしばらくすると「○○時の新幹線で東京に帰る」などの話が聞こえてきます。わざわざこの店を目指してこられたようです。わくわく感が増します。…なるのど。期待を裏切らないお味に満足。満足でした。ちなみに焼肉もおいしそうでした。次回は焼き肉にチャレンジです。フウー。
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14:00-15:00
今、その土地その土地の「博物館」「歴史館」が充実していて面白い。しかも入館料が安い。ここも入館料300円でした。展示内容にも充実しており展示方法にもかなり工夫のあとが読み取れます。近世の展示、特に盛岡藩についての展示は必見です。ぜひ訪ねてみてください。
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15:00-16:00
赤レンガの洋風の建物です。明治以降の激動の中をたくましく切り開かれた盛岡の先進性を感じずにはいられませんでした。ご案内の方、どの来館者にも笑顔で懇切丁寧に説明くださいました。あの時代のついた金庫のダイヤルには感動しました。
- 3日目2018年4月29日(日)
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09:00-10:00
土人形は素朴でぬくもりがあって好きです。ここ花巻には優れた花巻人形があります。館長様はとても土人形にご造形が深く、各地でご講演もなさるほどの方です。記念にご著書の『祈りと遊び 花巻人形の世界』(1500円)を購入してきました。ぜひ訪ねてみてください。時期に合わせて展示替えがあります。
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10:00-11:00
何となく不可解な賢治の童話。名前は知っているけれど、詳しく宮沢賢治のことを知りませんでした。でも、今回ここを訪れてみて、「賢治は宇宙やいのり宗教までも考えていたのか」と驚かされました。「宙(空)」「芸術」「科学」「農」「祈」のテーマに分けての展示は大変わかりやすいです。ぜひ訪ねてみてください。…私たち、命は、この宇宙から生まれました。宇宙から見れば一人一人は小さな小さな光ではありますが、みな精一杯光輝いるのです。
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13:00-14:00
あの大震災からよくぞここまで。まだまだ復興途上かと思いますが、がんばってください。さすが松島。依然と変わらぬ景観に感動。船内アナウンスもとてもよかったです。下船してから瑞巌寺と円通院を参拝しました。
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14:00-15:00
さすが伊達政宗。風格のある建物でした。観光客も多く、やはり松島を代表する観光名所。震災の爪痕が感じられないほどに復興されたと思いきや、実は有名だった杉並木も津波による塩害で枯れて、かなりの本数を伐採せざるを得なかったこと、これまでの状態にまで戻すには気の遠くなるような年月を要するとのお話をお聞きしました。一日も早い復興をお祈り申し上げます。
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15:00-16:00
日程が押していたのでここを飛ばそうかと迷っていたところに「本日最後の案内ガイドです」と、呼び声が飛び込んできました。数名の方と一緒に案内ガイドをしていただきました。庭園が見事でした。政宗公のお孫さんにあたる方の霊廟として開山されたようです。バラ園もありました。
- 4日目2018年4月30日(月)
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09:00-10:00
これほどの魚介類・海産物を扱うお店がこの建物の中にあるとは驚きでした。中は威勢のよい売り声とともに観光客・買い物客でにぎわっておりました。おいしそうな魚介類が所せましと並んでおりました。好きな魚介類を買い求め、「自由焼炉(使用料100円)」を利用して焼いて食べることができます。ここを担当されているおじさんとおばさん。とても気持ちのよい方です。本来は自分で焼くのですが、焼き方をご指南していただいているうちに、気づいてみたらおじさんに焼いてもらっていたというのが実際のところであります。この間に交わすおじさんとの会話が実に楽しいです。最高です。ぜひ、このおじさんに会いに行ってみてください。ちなみにここ塩竈は日本有数のマグロの水揚げ地です。大きなマグロのカマを焼いておられる方もいらっしゃいました。ステーキのようでおいしそうでした。私はホタテを買って焼いて食べましたが、最高においしかったです。
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10:00-11:00
立派なお社でした。本殿や拝殿は国の重要文化財。202段の石段は疲れました。祭りのときには、この参道を氏子の皆様が1トンのお神輿を担いで下りたり上ったりされるのだそうです。この参道石段の下まで津波が押し寄せたそうであります。
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14:00-15:00
たまたま道の駅に隣接しているこの建物に立ち寄りました。東京オリンピック・メキシコオリンピック重量挙げで活躍された三宅義信・義行兄弟の出身地ということでメダル等も展示してありました。また、伊達政宗の塑像(1914年宮城県内の全小学校に配られた)が多数展示されており、これまた感動。江戸時代の村田商人の活躍や人々の生活の様子なども分かる展示が目をひきました。なかなか大変充実しております。ぜひ訪ねてみてください。
やっぱり東北がいい
1日目の旅ルート
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