空っ風くんさんの宮城県〜福島県の旅行記
宮城県(松島の瑞巌寺)と福島県(三春の滝桜)を訪ねる東北第二弾の旅!!
- 夫婦
- 2人
- 温泉
- 史跡・歴史
- 自然
昨年9月に、東北旅行で中尊寺を訪ねた際、「東北四寺回廊」の御朱印帳を入手。併せて、毛越寺、立石寺も訪ねて計三寺で御朱印を頂くことができたものの、松島の瑞巌寺には日程が合わず未訪問。今回、その無念を晴らすべく、“東北の旅”第二弾を計画し実行することとなりました。この機に、三春の滝桜や花見山公園の桜も見学と思い、桜の季節を選択。4月15日(金)、一路東北へとマイカーを走らせました。当初予定していた、最終日(日曜日)の三春の滝桜見学を、初日の最初の訪問に切替え、お花見の混雑回避に成功。余裕を持った滝桜見学をすることができました。その後は、予定通り松島の瑞巌寺を訪れ、待望の御朱印も頂き無事に初日が終了。二日目、宿泊先の周辺を散策し、松島湾に浮かぶ島々の景観を堪能。昼食を済ませたのち福島県に向け出発し、花見山公園で花々と戯れ、適度な疲労感に満足した一日を過ごしました。翌最終日は、露天風呂で朝湯に浸かり、ボーッとした時間が経過・・・、やがて帰宅の途に。こうして二泊三日の旅が終わりました。「東北四寺回廊」の御朱印も無事に頂くことができ有難い限りです。
神社ツウ 空っ風くんさん 男性 / 70代
- 2326views
- 6参考になった!
- 0コメント
- 1日目2016年4月15日(金)
-
三春の滝桜です。初めての訪問・・・驚きです!!(^o^)丿。。。樹齢推定1000年を超え、日本三大桜の一本に数えられている天然記念物の名木。一見の価値ありです。見てみたいと思いながらも、なかなか来られず今日に至ってしまいましたが、感無量の思いです。
-
こちらの角度から眺めても良いですね〜!!明後日の訪問予定でしたが、日曜日は混みあうだろうと予想して今日にしました。人出もそこそこで、この作戦は成功したようです。
-
ここから見ても、菜の花とのコントラストが最高です。桜と菜の花と遠くの山々がバランス良く配置されています。
-
この角度からの滝桜も人気があるようです。滝桜のいわれは、四方に伸びた枝から、薄紅色の小さな花が無数に咲き、まさに流れ落ちる滝のように見えることから、その名が付けられたようです。ピッタリのネーミングですネ。!(^^)!。。。まだまだ見ていたいのですが、先があるのでこの辺で!!
-
瑞巌寺の駐車場に到着し、お寺に向かって歩いています。失敗しました"(-""-)"。こちらの駐車場からだと、どうも正門(総門)からの入場が難しいようです。
-
それでも、どうやらお寺に着いたようです。境内の桜も見頃を迎えているようで大変綺麗です。春は良いですね。
-
先ずは、ご本堂にお参りをしたいと思います。門を入ったところで振り返ると、お寺の台所である庫裏が綺麗な佇まいをみせていました。
-
これは、本堂のまえの臥龍(がりゅう)梅の「紅」です。開化の時期は過ぎているため花は見られませんが、見事な枝ぶりです。この梅(紅・白ともに)は、藩祖政宗公が朝鮮より持ち帰り、瑞巌寺の上棟祝いに植えられたとのことです。
-
こちらは、臥龍梅の「白」です。臥龍梅とは、臥せた龍の姿をしていることから、名付けられているそうです。花の咲いているところを見たいものです。
-
国宝の本堂。「平成の大修理」ということで、2009年9月から地盤沈下による建物のゆがみや、瓦、壁、建具の解体・修復など大がかりな工事が続けられていましたが、拝観が再開されお参りすることができました!(^^)!。堂内の絢爛豪華な襖絵や彫刻などを拝見できたことは幸いです。
-
お寺の台所「庫裏」。庫裏も国宝に指定されている建物で、切妻造本瓦葺で、大屋根の上にはさらに入母屋造の煙出がのっています。正面の曲線が特徴的で、大変美しい佇まいを見せてくれています。
-
庫裏の大屋根の上にのっている入母屋造りの煙出が印象的です ^^) _旦~~。。。
-
御朱印です。この旅行の最大目的である、瑞巌寺の御朱印を頂き「東北四寺廻廊」すべてを達成することができました。有難いです(^o^)丿。大切に保管させて頂きます。
-
栞を参拝の記念に頂きました(*^^)v。瑞巌寺の参道の杉を使用して作られています。大切にしたいと思います。
-
瑞巌寺を出て少し歩いたところに、素敵な庭園を誇る「円通院」があります。拝見させて頂くこととしました。
-
山門をくぐると素晴らしい景観が目に飛び込んできます。ここ円通院は、伊達政宗公の嫡孫、伊達光宗公の菩提寺だそうです。光宗公は、幼少時より文武に優れており、その才智は政権安定を図る徳川幕府には恐るべき存在だったようです。光宗公は、19歳の若さで江戸城内において死去。死因については毒殺、病死の両説が伝えられているようです。
-
七福神庭園と呼ばれ、松島湾内に実存する七福神の島々を仏の庭に表した庭園とされています。写真中央に、弁財天と福禄寿と毘沙門天が見えるようです。
-
こちらには、布袋尊と大黒天と恵比寿が並べられているようです(^o^)丿。円通院の庭には、「天の庭」と「地の庭」で構成されていて、七福神庭園は「天の庭」にあたるようです。ちなみに、「地の庭」は人生を表しているとのこと。
-
三慧殿 禅林瞑想の庭。杉林の中に山野草とコケで構成された庭です。
-
遠州の庭。伊達藩江戸屋敷にあった庭を移設したといわれています。作者が、小堀遠州ということから、遠州の庭と名付けられたようです。
-
三慧殿です。国指定重要文化財になっています。技術の粋をつくした伊達家屈指の建築物で、殿内には宮殿型厨子が祀られています。その馬上には、才智溢れる伊達光宗公が勇ましい姿を見せております。( ^^) _U~~
-
殿内にある宮殿型厨子。ガラス越しでの撮影でハッキリ写っていないのが残念です。
-
松島町指定文化財の本殿「大悲亭」。愛息の早逝を悼んだ父・忠宗公が、"光宗君の「江戸納涼の亭」"を解体移築したものです。禅寺らしい落ち着いた佇まいで風情があります。綺麗な庭園を拝見し、良い気分になれたところで今日の宿泊旅館で、一日の疲れをとりたいと思います。
-
今日は、「ホテル絶景の館」さんでお世話になります。プランは、「露天風呂付き客室」【海鮮石焼ゴールドコース】2種のカニ、牛タン、ホタテ海鮮石焼・日高見牛朴葉焼で予約をとりました。
-
案内された部屋の露天風呂です。風呂に入りながら、松島湾を一望できるちょっとした贅沢感を味わってみたくて・・・!(^^)!。。。見た目よりも、お安いので助かります。では、早速入らせて頂くこととします。湯質は、アルカリ性の天然温泉で、泉質なのでヌルっとしていて、身体に優しく染み込むような温泉です。
-
午後4時少し過ぎ。お風呂から松島湾を見ています。海の色が綺麗です。天候にも恵まれて島々がくっきりと浮かんでいます。
-
こちらの陸と福浦島を結ぶ赤い橋は福浦橋といいます。明日は、あの橋を渡って福浦島を散策する予定です。天候に恵まれるといいのですが・・・!!。
-
福浦島。どんな島なのでしょうか?島の面積は約6ヘクタール(60,000u)ほどと聞いております。
-
午後7時6分過ぎの松島湾と福浦橋です。写真では良く分かりませんが、福浦橋がライトアップされて幻想的です。
- 2日目2016年4月16日(土)
-
4月16日午前5時7分頃。日の出間近な松島湾の景色です。日本三景の一つである松島から日の出を拝めるなんて幸せなことです(*^▽^*)。。。
-
午前5時9分頃、朝日が顔を出し始めました。本当は、地平線から昇る朝日を拝みたかったのですが、松島は島が多いので仕方ないですか!?。
-
午前5時14分頃、島の上にハッキリと姿を表してくれています。海面に写る朝日もすごく綺麗です。良い一日になりそう(^_-)-☆
-
カメラのレンズを伸ばしてみました。桜の花との調和も良いようです!!。
-
こちらは、ホテルの部屋から見ている福浦橋と福浦島です。午前6時を少し回ったところですが、朝日に照らされて美しい景色を見せています。
-
島々も穏やかに松島湾に浮かんでいます。天候にも恵まれたようですので、朝食を済ませ張りきって散策に出かけることとします。
-
福浦橋です。全長252mほどあるこの橋は、別名「出会い橋」とも呼ばれ、鮮やかな朱色に塗り上げられ、どこかロマンティックさを漂わせる橋です。これから、福浦島に渡って、島内を散策したいと思います。
-
福浦橋の中央部分から、五大堂のある岸の方向を見ています。果たして、五大堂はみえるのでしょうか?。
-
湾に浮かぶ船の向こうに・・・松の木で隠れていますが微かに小さく五大堂が見えます。福浦島の散策を終えたら五大堂にも足をのばす予定です。
-
島内に入りました。遊歩道は未舗装の箇所もありますが、丁寧に整備されており歩行に困難はありません。歩を停めて、木々の間から眺める松島湾の美しさも格別です。
-
弁財天がありました。学問や商売の神様を祀る「福浦島弁財天」とよばれており、橋が架けられていなかったその昔は、毎年4月12日に船でこの島に渡り弁財天の祭礼をしたそうです。折角ですので、お参りをさせて頂きます。
-
しばらく行くと、展望台が完備されています。ここは島内一周コースの半分あたりとなるようです。一周するのも大変なので、ここで折り返して引き上げることにします。この後、予定通り五大堂を見学します。
-
五大堂にかかる朱塗りの橋で「すかし橋」と呼ばれています。木で作られた橋桁は間隔が大きく空いていて、除くと海面が見えるため結構怖さを感じます。"五大堂の参拝には身も心も清めて脚下をよく照顧して身を引き締めさせる"というような立て看板がありました。気を引き締めて参拝させて頂くこととします。
-
五大堂です。五大堂は、五大堂島の上に建てられたお堂で、瑞巌寺を護る五大明王を祀っているとのこと。今の建物は、伊達政宗公が1604(慶長9)年に建立したもので、東北地方においては最古の桃山建築とのことです。
-
五大堂の横に回ってみました。軒まわりの蟇股には、周囲にわたり十二支の彫刻が配してあります。実に見事です(*^^)v。。。
-
周囲にわたり彫られた十二支の彫刻の一部です。こうした彫刻が、四方の蟇股に彫られています。これにて松島の旅を終え、福島の花見山公園に向かいます。
-
五大堂近くの店に、可愛らしい「托鉢姿のお坊さん」の置物があったので、買ってしまいました。良い土産になるでしょう!!
-
福島県の花見山公園に到着です。花見山公園は、三春滝桜と共に福島県を代表するお花見の名所となっています。「桜、コブシ、白木蓮、花桃、ユキヤナギ、レンギョウ、ボケなどなど、まさに桃源郷のよう」という情報を見つけて訪問しました。
-
頂いたパンフレットには、「30分コース」、「45分コース」、「60分コース(一周)」の三つのお花見コースがありますが、これらは目安のようです。私たちは、コースにとらわれない自作コースで・・・(#^^#)。では、散策に!!
-
しだれ桜が今を盛りとばかりに咲いています。昨日見た、三春の滝桜ほどの豪華さはありませんが綺麗に咲いています。
-
「はなもも」が鮮やかな赤色に染まっています。
-
これは「ボケ」の花。これも見事な赤い色ですが、木にはトゲがあるのが特徴です。綺麗な花(?)にはトゲがあるとか???
-
レンギョウが綺麗に咲いて・・・黄色って結構目立ちます(*^_^*)。
-
これは、ヒガンザクラでしょうか?!。しだれ桜やソメイヨシノとは違った味をだしています。
-
「ユキヤナギ」って、ほんとうに柳の枝に雪が積もって垂れているようです。
-
夕刻になってきました。そろそろ今日の宿泊旅館に向かわねばなりません。この花見山公園では、桜とともに人気の高いレンギョウを見ながら小高い丘を下って行きます。
-
花畑にチューリップがやくさん植えられています。(*^▽^*)。。。またいつか、見に来ます!!
-
かんぽの宿郡山
本日の宿泊旅館「かんぽの宿・郡山」さんにお世話になります。ここは、福島県のほぼ中央に位置する磐梯熱海温泉で、湯質は無色透明で美人の肌をつくる名湯、との評判を聞いて決めました。露天風呂もあるとのこと。楽しみです。
-
誰も入っていないので・・・一枚( ^^) _U~~。良い湯です。今日の疲れを癒して・・・ゆったり入ります。湯上りの一杯が楽しみです。
- 3日目2016年4月17日(日)
-
かんぽの宿郡山
三日目の朝です。今日の予定は、三春の滝桜見学を初日に切り替えたため・・・ありません。折角ですので、昨日入れなかった露天風呂に浸かって、ゆっくりと帰宅の途につくこととします。
宮城県(松島の瑞巌寺)と福島県(三春の滝桜)を訪ねる東北第二弾の旅!!
1日目の旅ルート
空っ風くんさんの他の旅行記
-

錦秋の京都を巡る二泊三日の三人旅(Part2)_貴船・鞍馬から祇園そして下鴨神社を訪ねて!!
2024/11/16(土) 〜 2024/11/18(月)- その他
- 3人〜5人
11月15日夜遅く出発した夜行バスは、翌16日午前6時30分少し前に京都駅八条口に到着。いよいよ...
308 6 0 -

錦秋の京都を巡る二泊三日の三人旅(Part1)_銀閣寺周辺から大原を訪ねて!!
2024/11/16(土) 〜 2024/11/18(月)- その他
- 3人〜5人
11月15日夜遅く出発した夜行バスは、翌16日午前6時30分少し前に京都駅八条口に到着。いよいよ...
338 4 0 -

熊野古道と白浜温泉を巡る三泊四日の旅(Part3)『那智勝浦〜串本〜白浜周辺を巡って』!!
2023/4/11(火) 〜 2023/4/14(金)- 夫婦
- 2人
二つの新幹線と特急電車を乗り継ぎ13時37分、漸くJR新宮駅に到着。早速、駅前のレンタカー店にて車...
787 5 0 -

熊野古道と白浜温泉を巡る三泊四日の旅(Part2)『熊野那智大社と那智勝浦温泉』!!
2023/4/11(火) 〜 2023/4/14(金)- 夫婦
- 2人
二つの新幹線と特急電車を乗り継ぎ13時37分、漸くJR新宮駅に到着。早速、駅前のレンタカー店にて車...
838 6 0
みんなのコメント(0件)
投稿する
投稿に際しては、必ず観光ガイドご利用規約をご確認ください。
閉じる皆様がより快適にご利用いただくための「投稿上のルール」や、
投稿内容の利用に関して記載しております。
さらに表示する