ニイチャンさんの静岡県〜岐阜県の旅行記

秋の乗り放題パスで下呂温泉・飛騨高山の旅
- 1日目2019年10月15日(火)
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11:00-12:00
今回も早朝に自宅を出て東海道線各駅停車を乗り継ぎ、岐阜駅に着いたのは11時半過ぎ。あとは高山本線で下呂温泉に向かうだけなので、1時間半くらいの時間を使って昼食を摂り駅周辺を歩いてみることにしました。観光案内所で地図をもらい1時間で見られる観光スポットを聞くと、無料展望室がある高層ビルと神社を教えてくれました。
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12:00-13:00
去年同じ時期に鵜飼いを見に来たはずなのにこんな超高層ビルがあるのには気が付きませんでした。平成19(2007)年オープンだからもう10年以上もたつのに。最上階の43階のスカイラウンジにはレストランと無料の展望室がありました。エレベーターの位置が奥にありちょっとわかりにくいけれど、北東方向を中心とする雄大な眺望が楽しめました。
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12:00-13:00
シティー・タワー43の最上階にある展望室からの眺め。地上152mから見る金華山や長良川を背景に広がる岐阜市街。
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12:00-13:00
JR岐阜駅から歩いて約10分。文化センターのある公園の裏に立派な金の鳥居が見えました。金運・財運にご利益があるという金(コガネ)神社です。私はここでも欲張らず ? 世界の平和と家内安全を祈願しました。
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15:00-16:00
JR岐阜駅から高山本線の各駅停車に揺られてちょうど2時間、今回の旅の宿泊地・下呂温泉のある下呂駅に到着しました。駅に隣接して目立つ歓迎看板があり、その下が観光案内所になっていました。地図をもらい宿の場所を確認して、歩いて行ってみることに。
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16:00-23:00
今回は下呂温泉・みのり荘に連泊です。駅から歩いて急な坂道を上り、およそ10分で到着しました。露天風呂はありませんが泉質の異なる2つの風呂があります。くさかべアルメリアや紅葉館の露天風呂も送迎付きで利用できるようですが、私はほぼ貸し切り状態のここの温泉が結構気に入り、他館には行きませんでした。格安プランにも拘らず料理も満足できました。
- 2日目2019年10月16日(水)
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07:00-08:00
みのり荘のテラスから見た、湯けむりが揚がる朝の下呂温泉街。
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10:00-11:00
今日は1日、飛騨高山を散策します。下呂から高山までの高山本線は特急ばかりで各駅停車の本数が極端に少ない。でも下呂駅ちょうど9時発の各駅停車が1時間ちょっとで高山に着きます。三十数年ぶりに訪れた高山駅は建て替えられてモダンな駅舎になっており、東口に隣接する観光案内所には多くの外国人観光客が訪れていました。私も案内所で地図をもらい、飛騨牛を安く買えるお店は無いか聞いてみると、窓口のお姉さんに「飛騨牛は安くはありません。」と切り返されてちょっとムッとした。
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10:00-11:00
飛騨国分寺
高山市
高山駅から古い街並みへ向かう途中、飛騨国分寺がありました。桁行5間・梁間4間の朱塗りの本堂は室町中期の建立で国の重要文化財に指定されています。境内には三重塔もあり、こちらは文政4(1821)年の建立で県の重要文化財です。
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10:00-11:00
飛騨国分寺から国道158号線を東に向かい、鍜治橋渡ると宮川沿いに立つ宮川朝市の入口です。石川県の輪島、千葉県の勝浦と並ぶ日本三大朝市の一つだけあって平日にもかかわらず、外国人や修学旅行の生徒など多くの観光客で賑わっています。優しそうなお母さんがやっているお店で株の漬物をお買い上げ、少しおまけしてくれました。
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11:00-12:00
宮川朝市を抜けて細くて堀のような江名子川を渡ると日下部家住宅のある下二之町大新町の重伝建地区です。隣接する三町伝建地区に比べると駅から少し遠いせいかまだ静かな雰囲気を保っています。日下部家住宅は明治12(1879)年に建てられた美しい町家建築で、国の重要文化財に指定されています。
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11:00-12:00
日下部家住宅に隣接する吉島家も美しい町家建築で、やはり国の重要文化財に指定されています。吉島家は江戸後期頃から生糸・繭の売買をおこなっていた商家で、今の主屋は明治40(1907)年に建てられたものです。
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11:00-12:00
櫻山八幡宮は飛騨高山北部の鎮守で、10月に行われる秋の例祭は4月の日枝神社の春の例祭と合わせて高山祭として国の重要無形及び有形民俗文化財に指定されています。高山祭は10基を超える豪華絢爛な屋台が曳かれ、京都の祇園祭と埼玉県の秩父夜祭と並び日本三大曳山祭の一つに数えられています。
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12:00-13:00
高山祭屋台会館は櫻山八幡宮境内、鳥居のすぐ下にあり、秋の高山祭で曳かれる屋台11台のうち4台が時期を変えて展示されています。受付で渡される音声案内機で解説を聞きながら豪華絢爛な屋台を観賞することができます。また隣接する日光館には日光東照宮の精密模型が展示されており、その精巧さには目を見張ります。
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12:00-13:00
屋台会館に展示されている高山祭の豪華絢爛な屋台。
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13:00-14:00
三町伝建地区は下二之町大新町伝建地区に比較すると道幅も狭く商家が密に建ち並び飲食店やお土産店も多く、平日にもかかわらず観光客で賑わっていました。人力車も行きかい、昔の街にタイムスリップしたかのような雰囲気も味わえます。
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13:00-14:00
三町重伝建地区を巡りおなかが減ったので蕎麦屋を探していると午後1時過ぎだというのに満席のお店ばかり。中橋際まで来てみると飛騨牛そばという小さな張り紙があるお店が目に留まりました。中に入って見るとちょうど客足が落ち着いたところか、席が空いていました。奮発して1600円の冷たい飛騨牛そばを注文。肉もしゃぶしゃぶのように柔らかく、お蕎麦自体も美味しかった。お店の前は人力車の待合所になっているようでした。
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13:00-14:00
そば処、のがわの一軒隣に入母屋屋根の2階建ての立派な建物があります。明治28(1895)年に棟梁・坂下甚吉によって高山町役場として建てられた建物です。昭和43(1968)年に役場が移転したのち公民館として使われていましたが、昭和61(1986)年に行政資料を保存・展示する市政記念館として生まれ変わりました。高山市の文化財にも指定されています。
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14:00-15:00
宮川に架かる中橋は赤い欄干が目立ち、高山のランドマークになっています。多くの外国人観光客が橋の上で写真を撮っていました。今日はこれまで。下呂に戻り、温泉にゆっくり浸かりたい。14:49発の高山発美濃太田行きの各駅停車に間に合うよう、橋を渡り高山駅へと急ぎます。
- 3日目2019年10月17日(木)
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09:00-10:00
今日は旅の最終日。10:05発の高山本線各駅停車に乗るには少し時間があるので線路をくぐり飛騨川を渡って下呂温泉の中心街へ行ってみました。林羅山やチャップリンの像がある白鷺橋のあたりもまだ観光客は少なく、旅館の従業員らしき人たちの出勤姿ばかりが目立ちました。
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14:00-15:00
10時過ぎに下呂駅を出発して途中、美濃太田、岐阜、豊橋で乗り継ぎ、浜松駅に着いたのが14時半過ぎ。接続する静岡行きを飛ばしてその次の熱海行きに乗るため少し時間ができたので初めて浜松駅の改札口を出てみました。駅前には超高層ビルが建設中。浜松の定番土産・うなぎパイのミニを買って再び改札の中へ。8時前には自宅へたどり着けそうです。
秋の乗り放題パスで下呂温泉・飛騨高山の旅
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