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やんまあさんの京都府の旅行記

◆京都右京I◆広隆寺!年1の今上天皇即位の衣装を着た聖徳太子像と唯一無二薬師如来開扉!国宝ズラリ(太秦)

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毎年11月22日に京都・太秦の広隆寺では、秘仏・聖徳太子像と秘仏・薬師如来像が開扉され、山伏達により「お火焚き祭」が行われる。この寺は泰氏の氏寺で、秦氏は百済からの帰化人?秦の始皇帝の子孫?イスラエルからやってきた異邦人?と、そのルーツは謎の渡来人。建築技術、治水、養蚕など高度な文化を持ち、平安京の造営にも深く係った部族である。聖徳太子は言う「私のところにとても尊い仏像があるのだが、誰かこれを拝もうという者はいないか」と問われ、秦河勝が「では我が家で」と応えたのがこの寺の始まり。蜂岡寺(はちおかでら、ほうこうじ)、秦公寺(はたのきみでら)、太秦寺などの別称があり平安京遷都以前から存在した、京都最古の寺院です。 ----------------------------------------------------- この旅行記と併せていくなら、世界遺産「天龍寺」、「龍安寺」、「仁和寺」、「広隆寺」など嵐電(らんでん)沿線観光スポットとなる。嵐山でブラリは『◆京都:右京区@◆嵐山の紅葉と神社仏閣、京の古社巡り』or『◆京都右京F大阪キタA◆嵯峨野秘仏・天龍寺塔頭特別公開!豆腐会席!ポッキー!ハッピターン!御座候!?』の4日目。金閣寺方面に行くなら『◆京都右京C◆仁和寺から京1の阿弥陀坐像を持つ<轉法輪寺特別公開>を観て<龍安寺>ヘGO』。

神社ツウ やんまあさん 男性 / 40代

1日目2019年11月21日(木)

阪急&嵐電「西院」から嵐山への神社仏閣巡り!!太秦の地名の由来・・・@秦氏が朝廷に税を納める際、絹を「うず高く積んだ」ことから、朝廷より「うずまさ」の姓を与えられたA聖徳太子の「太」+秦氏の「秦」で「太秦」にしたB古代ヘブライ語の「ウズ」(光)「マサ」(賜物)。

2日目2019年11月22日(金)

四条大宮駅

京都市下京区

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阪急と嵐電の乗り換え場所。京都駅からはバスでどうぞ!!

四条大宮

壬生寺、元祇園こと「八坂神社」、新選組の名所がある。詳細は『◆京都中京C伏見山科B南山城D◆新選組&南山城唯一無二の仏像!』の2日目参照。

西院

西院ブラリは『◆京都右京E◆京初詣!西院グルメ!『京都冬名物「若菜節句祭」』と四条通交通止の『春日祭』-』参照!!古社「西院春日神社」あります。

佰食屋

京都市右京区

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9:30に予約をしていざ出陣!?一日100食しか用意されず、ランチしかしていない、知る人ぞ知る店。

国産牛ステーキ丼専門店・佰食屋

京都市右京区

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西院出口から西側に歩く。右側にジョーシンがある交差点を左に曲がって、まっすぐ5分ぐらいかな??9:30に予約をし、11:30までは蚕ノ社・広隆寺などに嵐電で行き、ブラリ。

山ノ内駅(嵐電)

日本一狭く、スリルのある駅。だって、電車待ちできないっす!?

念佛寺(水子供養寺)

京都市右京区

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「山ノ内」駅すぐ。最澄の慈母「妙徳夫人」の生誕地で、菩提寺として1200年の歴史を有する寺院。本尊の阿弥陀如来坐像は鉄仏で珍しい。なお、新しいが、6mの涅槃もある。

志津屋 本店

京都市右京区

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嵐電の山ノ内から西へ向かい交差点手前にある。京都の人が愛するパン屋の本店!!意外なところにあるのでビックリした。

木嶋坐天照御魂神社

京都市右京区

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京福電鉄「蚕ノ社」駅を降りて徒歩5分ほど。木嶋坐天照御魂神社の中にある「養蚕神社」の別名です。蚕養・織物・染色神である萬機姫(よろずはたひめ)を勧請した。秦氏所縁の神社で、三柱鳥居で有名なところ。

木嶋坐天照御魂神社

京都市右京区

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祭神は一番初めに現れた「天之御中主神(あめのみなか)」で、仏像で言えば、大日如来坐像になるかと。高御産巣日神、神産巣日神と合わせて、万物の生成に関わった神ということで「造化三神」と呼ばれる。

木嶋坐天照御魂神社

京都市右京区

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三柱鳥居について「中央の組石は御神座で宇宙の中心を表し、4方向から拝することができるよう建立された」とし、「景教(キリスト教の一派)の遺物とも言われている」ともある。また、三柱鳥居の三方がそれぞれ秦氏と関係のある「下鴨神社@賀茂氏」「伏見稲荷神社@秦氏」「松尾大社@秦氏」の方向を示しているとか、キリスト教の「三位一体」、「ユダヤ教のダビデの星に似ている」などなど、ファンタジーな話が多い。秦氏と加茂氏は繋がりがあり、上賀茂神社の祭神は天橋立にある元伊勢・籠神社の祭神と同一としていることから、秦氏と賀茂氏と海部氏が同盟を組んだかもしれない!?ちなみに、籠神社の裏神紋は六芒星で日ユ同祖論に拍車をかけた神社でもある。

広隆寺

京都市右京区

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◆歴史◆一説には603年に京都市北区付近に建てられたとされ、名前も蜂岡寺(はちおかでら)、秦寺(はたのでら)、秦公寺(はたのきみでら)、葛野寺(かどのでら)、太秦寺(うずまさでら)などといくつもの別称を持っている。聖徳太子が建立した七大寺の一つで、日本書紀には聖徳太子から仏像(弥勒菩薩@国宝)を譲り受けた秦河勝が、この仏像を祀るために蜂岡寺を建てたと書かれていて、太秦という地名は聖徳太子の「太」と秦氏の「秦」からとも!?

広隆寺

京都市右京区

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口もとに微笑みを浮かべた表情のアルカイックスマイルでおなじみ「弥勒菩薩像@国宝」が2体ある寺。「秦公寺(はたのきみでら)」や「太秦寺」とも言い、秦氏の氏寺。創建は聖徳太子の右腕といわれた「秦河勝」が太子から授かった仏像を祀る為建立したのが始まりで、京都でも最古の寺。京都では陰暦11月に社前において火を焚き神楽などで神意を慰め、みかんやお饅頭などが供えられ参詣者に授与されるという慣わしがある。「聖徳太子御火焚祭」は、聖徳太子の命日にあわせ太子を祖神と仰ぐ建築、建具、機織職などの信者によるもので、境内に神事のとき不浄を防ぐために斎み清める場所に立てる斎竹(いみだけ)で神域と俗世界との境界線の結界がつくられる。

広隆寺

京都市右京区

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◆講堂@重文◆本尊は「阿弥陀如来坐像@国宝」である。両手を胸前に上げ、説法印を結ぶ印相で840年頃の作。巨大なヒノキの一木で作られている。また、「虚空蔵菩薩坐像@重文」「地蔵菩薩坐像@重文」も注目の仏像である。なお、2019年は昨年の台風で瓦が落ちる可能性があるので、近づけないようになっていた・・・。最後に、講堂は無料で見仏できる。全国で無料で拝観できる国宝は奈良・東大寺仁王門の金剛力士像、奈良・法隆寺西円堂の薬師如来坐像、東京・調布深大寺の釈迦如来倚像などぐらいで、お得感満載。

広隆寺

京都市右京区

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◆聖徳太子33歳像◆お火焚祭りだけではなく、本堂の聖徳太子像をお見逃しなく!この聖徳太子像は33歳で、1526年に即位した第105代・後奈良天皇以来、歴代天皇が即位大礼に着用した黄櫨染(こうろぜん)の御束帯が贈られることになっていて、着用される。この姿が見られるのは年に1回一般公開される11月22日だけ。ちなみに2019/11/22は上皇が天皇即位したときのもので、今上天皇のものは、まだ送られていないとのこと。。家に帰り、テレビを見ると今上天皇が外宮に参拝している映像を見て、まだ黄櫨染を着ているのを確認。2020/11/22には聖徳太子が今上天皇のものに衣替えされているかと思います。

広隆寺

京都市右京区

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◆宝物館◆入口を入って左側に、秘仏「薬師如来立像@重文」に脇侍「日光菩薩・月光菩薩@重文」、周りに「十二神将@国宝」が並ぶ。十二神将は120cmほどだが、厳しい表情をした迫力のある表情をしており、1064年に藤原資良によって円派の祖であり、定朝弟子・長勢が製作した。「宝冠弥勒坐像@重文」と呼ばれる「弥勒菩薩@国宝」と泣き弥勒と呼ばれる「弥勒菩薩@国宝」を中心に3体の弥勒菩薩が並び、「胎蔵界式大日如来@重文」や広隆寺所縁の「秦河勝夫婦像@重文」となる。背後を振り向くと、東大寺や興福寺や唐招提寺など古刹に安置されている、2メートルを超える「千手観音座像@重文」に、両隣は、金堂を安置されていた「千手観音立像@国宝」と一面三目八臂で東大寺に負けないぐらい素晴らしい「不空羂索観音@国宝」が安置されており、圧倒される迫力である。最後は、5体の吉祥天、2体の蔵王権現、埋木地蔵菩薩、毘沙門天が安置され、すべて重文である。

広隆寺

京都市右京区

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◆宝物館◆アルカイックスマイルの宝冠弥勒こと「弥勒菩薩半跏思惟像@国宝」は、朝鮮半島から渡来説、国産説両方ある。もう一体の泣き弥勒こと「弥勒菩薩半跏思惟像@国宝」も注目!まだまだ重文が揃っており、興福寺&般若寺&法興寺で有名な「五髻文殊菩薩坐像@重文」も安置されている。その他、「聖観音立像@重文」「如意輪観音半跏像@重文」など国宝・重文ばかり!境内左手にある薬師堂(やくしどう)には「薬師如来立像@重文」、吉祥天の面影を持つ「吉祥薬師」という珍しい位置づけの像です。◆能楽堂⇒薬師堂の隣にある建物で、四方に板張りがされているため、舞台を伺い知ることは出来ませんでしたが、昔はここで能楽が奉納されていたんだと思われます。

広隆寺

京都市右京区

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◆宝物館◆聖徳太子像が開扉される11月22日にのみ開帳される秘仏「薬師如来立像@重文」は吉祥天??に見え、出口付近の吉祥天立像@重文3体ほどと行ったり来たりして見比べていた。左は薬壺を持ち、右手は謎の印相で、一般の薬師像とは似ても似つかぬ、極めて珍しい像容。像の彩色はがまたすごい。髪の青、顔の肌色、服の赤や緑、天冠台や衣の裾、また散らされている模様の金色が極めてよく残る。おそらく長い間厳重な秘仏であったのであろう。 最後に、単眼鏡・双眼鏡類はNGです!!!!

広隆寺

京都市右京区

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広隆寺の山門右に「大酒神社」が鎮座している。元々は広隆寺内にあったが神仏分離で、現在の場所に移動した。この神社は広隆寺建立よりも古く、秦始皇帝の子孫「功満王」が大酒明神を祀ったことが始まりと言われている。なお、漢字は「大辟(避ける)」とも書いていて災難除けや、道祖神でもあったと言われており、秦氏の足跡が残る兵庫には「大避神社」となっている。 祭神は「秦始皇帝」、「弓月王」、「秦酒公」で、中国の戦乱を避けて日本にやってきたそうな。その後、功満王の子「弓月王」が大勢を率いて帰化し、天皇に宝物を献上。さらに弓月王の孫「秦酒公」が、秦氏一族を率いて養蚕から絹を生み出し、その他多くの技術や文化を広めて日本に貢献し、ここを譲り受けたとされる。そして、今でも洪水になる嵐山の川などを整理し、松尾大社を立てたのかもしれない。

国産牛ステーキ丼専門店 佰食屋

京都市右京区

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さて、一日100食のステーキ丼です。1080円とお得ですが、肉ダブルを注文!!やはり、美味しいですね。肉ダブル頼んだら99食になるのかな??

聖徳太子御火焚祭

京都市右京区

12:30ごろ急いで戻って来る。

広隆寺

京都市右京区

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◆聖徳太子御火焚祭◆数万本の護摩木が焚かれる御火焚祭。13時になるとまずは本尊の聖徳太子像が安置されている上宮王院太子殿(本堂)の前に険しい修行を積んだ山伏たちが集まり、本堂内では住職やお坊さんによるお経があげられます。

広隆寺

京都市右京区

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◆聖徳太子御火焚祭◆約30分ほどの法要が終わると、本堂の前で法螺貝を吹く山伏と合流をし、薬師堂前に組み上げられた護摩壇(結界内)へと移動していきます。

広隆寺

京都市右京区

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◆聖徳太子御火焚祭◆神社仏閣の祭りでよく見る矢を四方に放つ祭事。

広隆寺

京都市右京区

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◆聖徳太子御火焚祭◆

広隆寺

京都市右京区

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◆聖徳太子御火焚祭◆

広隆寺

京都市右京区

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◆聖徳太子御火焚祭◆

広隆寺

京都市右京区

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◆聖徳太子御火焚祭◆

広隆寺

京都市右京区

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◆聖徳太子御火焚祭◆

広隆寺

京都市右京区

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◆聖徳太子御火焚祭◆

広隆寺

京都市右京区

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◆聖徳太子御火焚祭◆護摩壇に次々と護摩木の一種、乳木など放り投げ数々の作法を繰り返し1時間以上の時間をかけて燃やします。本尊の聖徳太子像は16時まで、薬師如来像は17時まで開帳される。

東映太秦映画村

京都市右京区

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広隆寺の裏側にある。

車折神社

京都市右京区

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清原家の領地であったところに「清原頼業(よりなり)」を祀ったのが始まり。後嵯峨天皇が嵐山に遊行した際、この神社前で牛車の轅が折れ、動かなくなったことから、この神社名となった。京都市内の神社では6月30日にだけ設置される「茅の輪」が、ここでは6月中設置されるのもポイント!!

車折神社

京都市右京区

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東映の撮影所が近辺にあり、名立たる俳優さんや芸能人の方がお参りやご祈祷に伺っており、芸能神社のほうが有名である。女性グループ5組、カップル3組、一人で来ているの私だけ・・・。完全に観光地化した気がする.....

鹿王院

京都市右京区

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車折神社から5、6分歩くと着く。総門から中を覗くと、真っ赤な「モミジのトンネル」があるのだが、ちょっと早めだったようだ。庫裏の入口には作例が少ない「韋駄天立像」が安置されている。

鹿王院

京都市右京区

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ああ〜紅葉は早いかと思い奥に進むと紅葉ポイントが現れた。ここまでくると、嵐山はすぐですね。

嵐山or金閣寺・龍安寺・仁和寺

嵐山なら『◆京都:右京区@◆嵐山の紅葉と神社仏閣、京の古社巡り』と『◆京都:右京区B◆嵐電で仁和寺・広隆寺・蚕の社巡り●2016桜』、マイナースポットは『◆京都右京D◆車で嵐山&平成29年度「春期京都非公開文化財特別公開」A』 金閣寺・龍安寺・仁和寺方面は嵐電で『◆京都右京C◆仁和寺から京1の阿弥陀坐像を持つ<轉法輪寺特別公開>を観て<龍安寺>ヘGO』参照。

◆京都右京I◆広隆寺!年1の今上天皇即位の衣装を着た聖徳太子像と唯一無二薬師如来開扉!国宝ズラリ(太秦)

1日目の旅ルート

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