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ニイチャンさんの山梨県〜長野県の旅行記

甲府・佐久・湯治旅

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山梨県と長野県に湯治の旅に行ってきました。長野県は全国都道府県のコロナ患者数のモニタリングにより県境をまたぐ移動について注意喚起していますが、私が住む神奈川県は「改めて検討」から「慎重な行動」レベルに下がり、また、長野県自身が平日の宿泊クーポンの配布を始めたことから、今回は山梨からちょっと越境して佐久を訪れることにしました。ぬるい温泉にゆっくり浸かり、おいしい料理とお酒を満喫しました。

神社ツウ ニイチャンさん 男性 / 60代

1日目2020年10月19日(月)
12:00-13:00

笹一酒造 酒遊館

大月市

「笹一酒造 酒遊館」を   >

神奈川の自宅を9時半に出発して3時間、笹子の笹一酒造でお昼を兼ねて一休み。敷地内にある酒遊館には笹一のお酒や土産物が置いてありますが食事をとることもできます。今日は軽くうどんで昼食に。平日のためか厨房は女性一人でちょっと時間がかかりました。

13:00-14:00

大善寺本堂

甲州市

「大善寺本堂」を   >

山梨県には2つの国宝建築物があります。1つは先月訪れた東山梨の清白寺の禅宗様の仏殿。もう1つはこの大善寺本堂です。柱に弘安9(1286)年の銘があり、鎌倉後期の中世密教本堂の典型的な建物です。大善寺はぶどう寺としても親しまれており、ここでしか買えないワインを赤白1本ずついただきました。

14:00-15:00

慈眼寺

笛吹市

「慈眼寺」を   >

国道20号線勝沼バイパス沿いのぶどう畑の中に慈眼寺はありました。江戸前期に建てられた本堂と庫裏、鐘楼門が残り、地方寺院の伽藍の形を現在に伝えており、3棟とも国の重要文化財に指定されています。

15:00-16:00

大井俣窪八幡神社

山梨市

「大井俣窪八幡神社」を   >

3つの三間社を1間ずつ離してつないだ十一間社流造という珍しい形式の社殿。室町後期、永正16(1519)年の建築で、鳥居や拝殿、他の境内社などと共に国の重要文化財に指定されています。

旅館明治

今宵の宿は甲府湯村温泉の旅館明治です。2年前にもお世話になり今回2度目の投宿です。湯口から40℃ほどの源泉が湧き出しているかけ流しの温泉はぬるめで私にはとても気持ちいい。建物は少々くたびれてはいるけれど、夕食は1日目には馬肉、2日目には牛肉が添えられ、高コストパフォーマンス。

2日目2020年10月20日(火)
10:00-11:00

甲府市観光案内所・バスセンター

甲府市

「甲府市観光案内所・バスセンター」を   >

今日は甲府駅から湯村温泉までウォーキングです。甲府駅南口にある観光案内所で地図をもらい出発です。

10:00-11:00

武田信玄公銅像

甲府市

「武田信玄公銅像」を   >

甲府駅南口広場の石垣の台座の上にどっかりと構える武田信玄像。像を見上げながら時間調整中のサラリーマンや人待ち顔の若者の姿が見られます。

10:00-11:00

太宰治僑居跡

今回投宿している旅館明治は太宰治が「正義と微笑」、「右大臣実朝」を執筆した宿として知られていますが、太宰は甲府駅に近い朝日町の借家で昭和14(1939)年1月から妻・美知子と8ヶ月暮らしていました。僑居とは仮住まいのことで、今は石碑だけが残っています。

12:00-13:00

塩澤寺

甲府市

「塩澤寺」を   >

甲府湯村の温泉街を抜けると立派な松と山門が見えます。山門をくぐり更に急な階段を上ると塩択寺地蔵堂です。江戸前期に建てられ国の重要文化財に指定されています。地蔵堂の前から南アルプスや富士山がきれいに見えました。

13:00-14:00

湯村山

塩択寺の脇の細い山道を登ること約30分、標高446mの湯村山の頂上からは甲府の街の向こうに雪をかぶった美しい富士山の姿が望めました。東屋でコンビニで買ったおにぎりを食べ、下っていくと宿の裏に出ました。さて温泉に浸かってビールでも飲むか!

3日目2020年10月21日(水)
10:00-11:00

酒蔵ギャラリー六斎

富士川町(南巨摩郡)

「酒蔵ギャラリー六斎」を   >

今日は小淵沢をウォーキングして佐久海ノ口に向かいます。その前にお酒を買いに増穂に寄り道です。先月立ち寄った萬屋醸造店のひやおろしがおいしかったので友達への土産にします。今日は女性が対応してくれました。以前は私と同じ神奈川で40年も暮らしており、つい先日こちらに戻ったばかりで2か月後には旦那さんも越してくるとのこと。何かの縁か?

11:00-12:00

小淵沢駅観光案内所

北杜市

「小淵沢駅観光案内所」を   >

JR小淵沢駅は清里や野辺山の高原を抜けて長野県の小諸に向かう小海線の起点です。平成29(2017)年に駅舎が新しくなりました。1階にある観光案内所で地図をもらい、ウォーキングに出発です。

11:00-12:00

義光山矢の堂

小淵沢駅からほど近く、甲斐源氏の祖・新羅三郎義光ゆかりの義光山矢の堂はありました。北杜市の有形文化財に指定されています。本堂は茅屋根の葺き替え工事中でした。

12:00-13:00

井詰湧水

小海線を跨線橋で渡り、釣り堀の脇から林の中の小道を進んで行くと鉄塔があり、そこからさらに細道を下りていくと大きなモミの木が目に入りました。山梨県の天然記念物に指定されているこのモミの木の裏手が井詰湧水です。小さな祠があり、奥の岩の間から水が流れ出しています。

13:00-14:00

道の駅こぶちざわ

体験工房や温泉、宿泊施設があるスパティオ小淵沢の一角に道の駅こぶちざわがあります。土産売り場の奥に手打ちそばの店があり、少し遅めの昼食をとりました。

13:00-14:00

根山湧水

スパティオ小淵沢の先を舗装道路からそれて林の中の未舗装路を行くと乗馬練習中の3頭の馬と行きかいました。林を抜けると開放的な農地が広がります。その中央に1本通るあぜ道からは南アルプスや遠く富士山を望めます。途中で山羊を飼っている農家さんと挨拶を交わし、小屋の角を曲がると根山湧水です。昔から八ヶ岳からの水が麓の村や街を潤してきたのですね。

15:00-23:00

海ノ口温泉 湯元ホテル 和泉館

「海ノ口温泉 湯元ホテル 和泉館」を   >

小淵沢から清里、野辺山を抜けて走ること約50分、今日の宿、佐久海ノ口温泉・和泉館に到着です。ここも今日明日の連泊です。男性用の内風呂は33℃の源泉が引かれた鉄分臭のする濁った浴槽と水風呂、それにまきで源泉を沸かしているという透明の浴槽の3つのほか小さな露天がありました。1日目の夕食にはヤマメの塩焼きと馬肉が出て、佐久の地酒でいただきました。

4日目2020年10月22日(木)
09:00-10:00

海ノ口温泉

南牧村(南佐久郡)

「海ノ口温泉」を   >

今日の予定は特に決めていないので宿の女将さんに周辺の観光スポットを聞くと、すぐそばの千曲川周辺が散歩コースで、車を使うなら白駒池がちょうど紅葉のピークではないかとのアドバイス。朝食後散歩に出ると宿の裏にコンコンと流れ出る源泉がありました。

09:00-10:00

千曲川

川上村(南佐久郡)

「千曲川」を   >

宿から小海線の線路を渡ると国道141号線沿い、南牧村役場の裏を千曲川が流れています。日本一長い河川、信濃川が長野県では千曲川になります。昨年の台風19号では下流の上田市や長野市などで氾濫し大きな被害を出しましたが、この辺りでも土砂が堆積し河道が狭くなっており浚渫や護岸の工事が行われていました。それにしても関東に住んでる人間からすると北に向かっていく川の流れを見て不思議な感覚になりました。

10:00-11:00

松原湖

小海町(南佐久郡)

「松原湖」を   >

2回目の松原湖です。前回は3年前の夏に電車とバスで訪れ、帰りに炎天下の中、大汗をかきながら松原湖駅まで歩いて下りた記憶があります。今回は車なので楽ちん。湖畔の駐車場入り口脇に見事に赤く染まったモミジが1本ありましたが、全体的には紅葉にはちょっと早かったかな?

10:00-11:00

小海町高原美術館

小海町(南佐久郡)

「小海町高原美術館」を   >

世界的建築家・安藤忠雄の設計で平成9(1997)年に竣工した小海町高原美術館。敷地内に別棟の屋外展望台があり、雪をかぶった八ヶ岳を借景にして安藤建築らしい美術館の全容が望めました。

12:00-13:00

白駒の池(白駒荘)

小海町(南佐久郡)

「白駒の池(白駒荘)」を   >

駐車場から歩いて約10分、宿の女将さんに教えてもらった白駒の池に着きました。が、紅葉はすっかり終わっていました。でもせっかく来たのだからと、池の周りを散策してみることに。おいしい空気を吸いながら美しい苔が見られる林の中を抜け、およそ30分くらいで1周できました。帰りの八千穂への下り道は紅葉の真っ盛り、快適なドライブとなりました。

13:00-14:00

奥村土牛記念美術館

佐久穂町(南佐久郡)

「奥村土牛記念美術館」を   >

白駒の池から美しい紅葉の林の中を走る国道299号線を八千穂の町へと下ってきました。日本画の大家、奥村土牛のスケッチが展示されている奥村土牛記念美術館は昭和2(1927)年に黒澤合名会社の社屋として建てられた建物を平成2(1990)に美術館にしたものです。戦後の4年間、奥村土牛とその家族はここの離れで生活していたことがあるそうです。本館と離れは佐久穂町の有形文化財に指定されています。さて、それではまた海ノ口に戻って温泉でゆっくりしようか。

5日目2020年10月23日(金)
09:00-10:00

新海三社神社  

佐久市

「新海三社神社  」を   >

今日は旅行の最終日、宿から野菜をたくさんお土産にもらい出発です。佐久の名物、鯉の甘露煮を家への土産にするため佐久南の道の駅を目指します。その前にまずは臼田の近くにある新海三社神社にお参りです。一間社流造の東本社とその後ろに佇む三重塔は室町後期の建築で、国の重要文化財に指定されています。

10:00-11:00

龍岡城五稜郭

佐久市

「龍岡城五稜郭」を   >

新海三社神社の近くに五稜郭があるというので寄ってみました。幕末の慶応3(1867)年に造られた龍岡城五稜郭です。星形要害は有名な函館の五稜郭とこの龍岡城しか日本には無く、貴重です。国の史跡に指定されています。

10:00-11:00

道の駅 ヘルシーテラス佐久南

私の妻は鯉料理が大好物なのですが、去年の妻との夏の旅行中に佐久南の道の駅でリーズナブルな鯉の甘露煮を見つけたので今回は土産にしようと立ち寄ることにしました。宿で受け取った地域共通クーポンを使おうとしたら日付が訂正してあったため、レジのお姉さんが右往左往。結局宿と連絡がついて何とか使うことができたのですが、いろいろご迷惑をおかけしました。ゴメンナサイ。何が起こるかわからないから旅は面白い?事故を起こさぬよう慎重な運転を心掛け、家路に着くことにしましょう。

1日目の旅ルート

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