yosshyさんの愛知県〜三重県の旅行記

2024GW GWにお伊勢参りする、ちょっと無謀な旅?
- 夫婦
- 2人
- リゾート
- 温泉
- 芸術・文化
- 史跡・歴史
- 自然
- グルメ
2024年のゴールデンウィークは、「最初に3連休、平日を3日挟んで4連休」と日の並びがそんなに良くありませんでしたが、このところの働き方改革の進展のお陰で、休みが非常に取りやすくなっていたので、かなり早い段階で、後半の4連休に有給休暇を1日くっつけて、5連休を作り出すことを決めて、ここ数年のパターンどおり4泊5日の旅の企画に早々と着手。 そして、その旅の舞台に選んだのが、江戸時代「一生に一度はお伊勢参り」とまで謳われた、日本の観光地のルーツとも言える伊勢神宮を中心とした三重県です。 伊勢、志摩、伊賀の各地域に、神社仏閣、海あり山あり谷ありアミューズメントありと、いろいろなタイプの名所が揃っていますし、グルメの方もこれまたバラエティに富んでいるみたいですから、これらをがっつり楽しむ三重県周遊旅を組みました。 飛行機で新千歳から中部国際空港まで、さらにそこから高速船で対岸の津市に渡るという、やや面倒くさい移動になりますし、そもそも伊勢神宮のような大人気スポットにゴールデンウィークに行くこと自体、けっこう無謀にも思えましたが、前年の6月に京都の人混みを経験したので、もはや多少の人出になら負けない自信があります。 さあ、今回の旅、本当に無謀だったんでしょうか?
北海道ツウ yosshyさん 男性 / 50代
- 4805views
- 121参考になった!
- 0コメント
- 1日目2024年5月2日(木)
-
11:00-11:00
今回の三重県での旅行で、この中部国際空港セントレアを初めて利用することになりました。初めての空港って、とにかくワクワクします。 さて、新千歳からここセントレアに到着したのは10時40分。余裕を持って次の行動に移ります。
-
11:00-12:00
今回、セントレアから対岸の三重県津市までは、高速船で渡っちゃう選択をしたんですが、その船の出航が12時と、まあまあ良いタイミングで乗れるんですね。 天気もまずまずですし、幸先良いスタートが切れそうです。
-
12:00-13:00
そして、乗り込んだこの高速船が、本当に高速でした。速い速い。 セントレアから伊勢湾の対岸の津市まで、45分のあっという間の船旅を終え、いよいよ三重県に、正に「初上陸」です。
-
13:00-13:00
中部国際空港から高速船で対岸の三重県津市に直接上陸したら、ここでいつものようにレンタカーを借りて、旅行を本格的にスタートします。 走り出したら、なんかいきなり南国な感じで、北海道から遠くに来たことを実感しました。
-
13:00-13:00
今回のゴールデンウィーク旅のお食事も、年末年始旅と同じく、やっぱり某「県民ディスカバリー系番組」で得た情報をフル活用です。 最初は、三重県民が熱愛するという、ラーメンチェーンのあじへいさんに行っちゃいましょう。 好みが別れるラーメンなので、ぼくらが美味いと感じるかは分かりませんが、それは問題ではなく、ご当地のグルメをとにかく食べてみることが、楽しいのです。
-
13:00-13:00
看板メニューは?
で、いただいたのは当然、看板メニューの「あじへいラーメン」。 そしてこの看板メニューが、看板メニューの名に恥じない美味さでした。 そのスープがとにかく何と言うか、本当にちょうど良い味。超美味いとかそういうのではなく、ぼくらの好みのど真ん中の優しい醤油味が堪りませんでしたねえ。 グルメの方も、めちゃめちゃ幸先良いスタートです。
-
15:00-15:00
お昼を食べたら、県庁所在地の津も、途中の松阪市もすっ飛ばして、一気に伊勢市は二見浦にやって来て、いよいよ伊勢神宮に参拝する準備に入りました。 今回の初のお伊勢参りに際して、よくよく調べてみて初めて知ったんですが、伊勢神宮に参拝するにあたっては、ここ、二見浦で禊をして、心身ともに清らかになってから行くのが正式な作法らしいんです。 ぼくらは、実際に海に入って身を清めたりまではしませんが、まずは、その場に訪れることで、少しは心持ちを厳かにして参拝することにしよう、と思った次第なのです。 そして、実際に訪れてみた二見浦は、かなり良い感じの小石の浜で、海がきれい。 ここなら、禊にぴったりだと思いながら、手を海に浸して、少しばかり禊をした気分になれました。
-
15:00-15:00
二見浦には、興玉神社が鎮座していて、その境内の奥には、日本各地でよく見かける二つの岩を注連縄で結んだ「夫婦岩」がありましたが、天気が良く、海もきれいだったこともあってか、見飽きた感じの景色のはずなのに、これが案外、素敵に見えました。 これも伊勢神宮のお力なんでしょうか?
-
16:00-17:00
「禊ぎの海」で心持ちぐらいは少し清らかにして、ちょっと早めに伊勢市中心部に入りました。なぜって、伊勢市内っていうのが、各ホテルの駐車場が少ない上に、民間の駐車場までもが少ないらしいじゃないですか? 車が止められないなんてことになったら、目も当てられないので、早めに街に入った次第なんです。早めの行動のお陰もあって、無事、駐車出来てよかったです。 さて、コロナ禍の終息と円安によるインバウンド需要の完全回復の影響で、今や、国内の主要な観光地のホテルにお安く泊まることは、ほぼ不可能。ましてや、ゴールデンウィークに超人気観光地となれば、お部屋代はどこでも爆上がり状態。 おかげで、伊勢市内お宿代が高騰してしまっていたので、初日のお宿は、ビジネスホテルで節約することにしました。それでも、1泊素泊まり2万円越えです。
-
17:00-18:00
ホテルで少しゆっくりしたら、もうすっかり夕飯時。 先ほど、禊の海で心を少しばかりとは言え厳かにしたのに、すぐさま、煩悩まみれなご当地のグルメを味わいます。これって良いのでしょうか? でも、食いしん坊夫婦のぼくらには、グルメを我慢するなんて無理なんです。ごめんなさい。 さて、伊勢市には、「三大ソウルフード」と言うのがあるらしいです。 喫茶モリの「モリスパ」、まんぷく食堂の「からあげ丼」、そして、キッチンクックの「カツドライカレー」がそれらしいんですね。 そういうグルメは是非食べるのがうちの流儀。妻にこの三大ソウルフードのうち、どれが食べたいか聞いたら、迷った挙句、カツドライカレーをチョイスしたので、キッチンクックさんへ。
-
17:00-18:00
さすがは三大ソウルフード
で、その三大ソウルフードの一角「カツドライカレー」ですが、これが逸品。美味い。 ドライカレーの上にカツを乗せて、さらにその上にカレーをかけるという、しつこいくらいカレーなメニューなんですが、このカレーが全然しつこくないんです。 二つのカレーのマイルドな辛さが、本当にいい塩梅で実にいけます。あっという間に完食でした。やっぱり、ご当地グルメは良いもんですねえ。
-
18:00-18:00
ちょっといい感じ
伊勢のソウルフードに満足して、ホテルに戻る帰り道、伊勢神宮の外宮参道を漫ろ歩いてみましたが、お洒落な灯篭に明かりが点って、なかなか雰囲気がありましたねえ。 神宮の参道なのに、案外ひっそりとしていて、そこも良かったです。
-
18:00-23:00
ホテルに戻ったら、あとは翌日の行動に備えて早めに休むのみ。 こちらのホテルが素泊まりで2万円にしては、やや残念な設備だったってこともありましたけどね。 まあ、超人気観光地の伊勢神宮前のホテルなので仕方ないと割り切るまで。
- 2日目2024年5月3日(金)
-
00:00-05:00
2日目は早朝から始動する上に、朝食を食べにホテルに戻ることもできない日程を組んだので、素泊まりなんですね。 もう本当に朝っぱら、極めて速やかにチェックアウトです。 ご覧のとおり天気もばっちり。清々しい気分で出発。
-
05:00-06:00
そしていよいよ、今回の旅行最大の目的、日本のありとあらゆる神社の総本宮とも言うべき、伊勢神宮へのお参りです。身が引き締まる思いです。 ここでも、「外宮に参ってから内宮へ」という作法をしっかり守りましょう。 超絶人気のスポットですので、人出が増えてくる前の、本当の早朝に訪問でしたが、お陰でまずまずの雰囲気の中、参拝できそうな感じです。
-
06:00-06:00
まずは外宮でお参り
早朝とあって人出もそこそこで、本当に静かな雰囲気の中、作法どおり、まずは外宮に参拝です。この地に祀られているのは、内宮に御座す天照大御神様の食を司るという、豊受大御神様です。 過去に参拝した東照宮のような観光色の強いお社とは、趣を異にするこちらでは、皆さんも厳かな感じでお参りされていましたねえ。素晴らしい。
-
06:00-07:00
外宮での参拝を終えたら、伊勢神宮の中核中の中核、天照大御神様が御座す内宮へと急ぎます。内宮も、人出が増える前にお参りしたいですから。 その内宮の門前町として名高いおはらい町を通って、いよいよ本当に本当のお伊勢参りです。まだ、通りの人は少ないです。
-
07:00-07:00
4連休の初日の7時前、「まだ多くの観光客の皆さんは始動前だといいのだが…」。そんな思惑を胸に、ついに辿り着いた伊勢神宮の内宮。 そして、その思惑どおり、一の鳥居の前は、そんなに人でごった返してはいませんでした。 これなら、内宮もゆっくり落ち着いた心持ちでお参りできそうです。表向きは穏やかに、でも内心では心躍ってます。
-
07:00-07:00
五十鈴川
一の鳥居をくぐり、手水舎でお清めを済ませて先へと進むと、五十鈴川の美しい流れが。 この川が、本当に美しくて、ここで身を清めてからお参りするというのも、本当に頷けます。 手水舎に続いてこの川でも手を洗ったら、煩悩まみれのこんなぼくらでも、なんか清らかな気分になって、内宮の中でもその中心の「正宮」に向かいました。
-
07:00-08:00
内宮でもしっかりと
そして辿り着いた「正宮」。 もう言葉は必要ありませんよね。ただただひたすらに厳かにお参り。これにて、初のお伊勢参り、無事完遂しました。
-
08:00-08:00
無事、念願のお伊勢参りを済ませたら、先ほど歩いたおはらい町を、今度は本格的に散策してみましたよ〜。一転、一気にテンションアップで行きましょう! 神宮を後にして、この辺りにやって来たのが7時半過ぎ。若干、人が増えてきた感じですかね?
-
08:00-08:00
おはらい町散策。まずは、伊勢の必食グルメの中でも、多分、「必食中の必食」の甘い物を楽しみます。 伊勢の甘い物で、うちら夫婦にとって筆頭は、何てったって「赤福」でしょう。 何でって、この赤福さん。その原材料が、「餅米の多くが北海道は名寄産」、「小豆のほとんどが北海道は十勝産」と、ほぼ我らが地元、北海道産なのですよ。 伊勢神宮でマストの名物が、そんな北海道産素材でできているなんて、自分たちで生産しているわけでも何でもないのに、なんか誇らしいじゃないですか? まあでも、お水は伊勢のものでしょうし、さらにはお米や小豆の炊き方なんかは、赤福さん以外には、どこも真似できない技術だからこそ、唯一無二の名物になったのでしょうけど。でもやっぱり、誇らしい。
-
08:00-08:00
念願の本店でいただく赤福餅
まだ朝ご飯の時間の7時半過ぎでも、けっこう並んで、ようやく目の前にやって来た、「赤福本店の赤福餅」。これ、究極の赤福ですよ。 で、いただいてみると、多分と言うかやっぱり、北海道の物産展で買って食べた物より、少〜しだけ、でも確実にやわらかいですよ。 まあ、赤福本店のお座敷で、というシチュエーションのお陰って言うのもあると思いますけど、めちゃめちゃ美味しかったです。大満足。
-
08:00-08:00
看板猫ちゃん(?)にほっこり
「究極の赤福」に大満足して、さらにおはらい町を散策すると、酒屋さんと思しき建物の軒下で、酒樽の上で眠そうな目で佇む、一匹の猫ちゃんが。この看板猫ちゃんの風情に癒されまくりです。
-
08:00-08:00
大名物、赤福餅を楽しみ、看板猫ちゃんに癒されたら、伊勢神宮門前の核心部、おかげ横丁へと足を踏み入れます。
-
08:00-09:00
おかげ横丁に足を踏み入れると、いきなり大行列を発見。何の列だろうと思い、その最後尾の方に尋ねてみると、この列が、うちがお昼をいただこうと企んでいた、伊勢うどんの超有名店「ふくすけ」さんの開店前の行列だったことが判明。 この列を見つけた時点で8時ちょっと過ぎですよ。これじゃあ、お昼時に行ったら、どうなっちゃうんだ?と思い、ぞおっとすると同時に、これは今並ばないと大変なことになると気が付いて、うちらも行列に続くことに。
-
08:00-09:00
あれ?開店?
ガイドブックなどの各媒体では、10時開店となっているこちらのお店。8時過ぎから並んだら、2時間は待つのか?と思っていたら、何やらお店の中に動きが出て、明かりが点いたり、暖簾が掛かったりし始めました。 そして8時半。行列が進みだして、お店が開いたことがわかりました! ゴールデンウィークは早く開くんでしょうか? かなり早い時間ですが、何にも食べずに、超早朝から動いてお腹が空いてますから、お昼じゃなくて朝ごはんにしちゃいましょう! 朝食に、これまた伊勢の必食グルメ「伊勢うどん」です。 何やら、めちゃくちゃに柔らかいらしいんですが、どんな食感なんでしょうか?
-
09:00-09:00
噂の「超やわらかいうどん」は?
実際に食べてみた、その噂の「超柔らかいうどん」は、本当に本当に柔らかかった。と言うか、柔らかすぎ? 麺なのに、もうふわふわ食感。でも、意外と、お箸でつまんでも切れたりはしない。 この本当に柔らかいうどんに、甘じょっぱいたれが良く絡んで、これはこれで、まあまあいけました。 ただですねえ、やっぱりぼくは、こしが強くて、喉越しの良い、堅めのうどんの方が断然好みだと思いましたねえ。
-
09:00-09:00
まあまあな感じ、でも、正直好みではない伊勢うどんでしたが、それでも食べたら、お腹はある程度満たされたので、パワーチャージしておかげ横丁散策を再開。 すると、やたらと猫の置物が目立つ一角に辿り着きました。この辺り、写真のでっかい招き猫の他にも、やや厳つい表情をしたでっかい猫の石像や、大の字になって横になっているお腹の膨らんだユーモラスな猫の置物やらと、やたらとたくさん猫が並んでいて、猫好きのぼくらとしては、凄く居心地が良かったです。ここ良いです。
-
10:00-10:00
数々の猫の置物たちをしばし眺めたら、おかげ横丁を出て、おはらい町のお目当てのお店へ。ここで、10時の開店を待って、いただいたのはまたも甘い物。いろんなガイドブックにも載っている、大人気っぽい「プリントースト」です。 これが、プリンがパンの奥底まで浸みわたっていて、噛むとじゅわっと来て、猛烈に美味いんですよ〜。これは大当たりでしたねえ。 なお、妻は、他に食べたいものがあって、これはパスしましたが、これ食べときゃ良かったのに。
-
10:00-10:00
超美味しかったプリントーストを外してまで、妻が食べたかったのが、伊勢の抹茶スイーツなんだとか。それが、これまた、よくガイドブックに載っている「大人の抹茶フロート」。 ですが、妻によると、これがどうも外れだったらしく、期待した抹茶感の濃さが無かったんだとか。あらあら、それは残念。
-
10:00-10:00
妻の最後の抹茶スイーツは残念だったようですが、早朝のお伊勢参りからの、おはらい町&おかげ横丁の散策と、伊勢神宮をもう十二分に満喫して、ついに立ち去る時が来ました。 なお、十二分に楽しんだのに、神宮を離れたのは、まだ10時半をちょっと過ぎたくらい。早朝から動いたからですねえ。2日目、まだまだ楽しめそうです。 あ、それと、これはもう蛇足になりますが、10半過ぎにぼくらが神宮を離れる頃には、こんな感じで人出もかなり増えていて、周辺の駐車場も満車の嵐で、入庫待ちが発生していました。早朝からの行動が、バッチリ功を奏しましたね。してやったりです。
-
11:00-12:00
伊勢神宮からご当地グルメと、伊勢を楽しみ尽くしたら、隣の鳥羽市へ。 ここ鳥羽水族館は、世界でたった2か所しかない「ジュゴンを飼育している水族館」のうちの1か所なのです。凄くないですか? そんな凄いところの近くまで来て、それを素通りするなんてあり得ないです。 珍獣ジュゴンに会いに行きましょう。
-
11:00-12:00
キュートなスナメリが
ジュゴン目当てに来たこちらですが、最初に目に付いたのは、こちらのかわいい顔をしたスナメリ。白いボディに、のほほんとした表情で、何と言うか気に入りました。 ですが、このスナメリ、まずじっとしてないんですねえ。と言うか、プール内なのに泳ぎが速い、速過ぎる。なので、写真には全然ちゃんと納まってはくれませんでした。 この一枚が、唯一、目線をくれた奇跡のショットです。
-
12:00-13:00
そして、ジュゴンはと言うと
かわいいけれど、素早すぎるスナメリを捉えきれず、ちょっと不完全燃焼のまま、続いて会いに行ったのが、本当のお目当てのジュゴン。 ですが、そこで目の当たりにした生き物は、これが正直なところ、一言「不気味」。 と言うか、この子、ホームページとかに出ているジュゴンとは、けっこう違って見えたんですが、本当にジュゴンだったんでしょうか? うちらは、本当にジュゴンを見られたんでしょうか? 正直、不審なんです。 誰か教えてください!
-
13:00-13:00
そして、セイウチも…
そして、鳥羽水族館のラスト、そこにいた大海獣セイウチも、正直、怖かったです。 その他、ジュゴンと並ぶ目玉の大人気動物「ラッコ」も、スナメリ同様に動きが速過ぎて、正直、ちゃんとその姿を見られず、これまた不完全燃焼。 ジュゴンに対する不審などもあって、鳥羽水族館は、若干もやもやが残るスポットになってしまいました。
-
13:00-14:00
お昼に食べるはずだった伊勢うどんが、計らずも朝ごはんになってしまって、この辺でお昼を入れないとお腹が持たない状況に。と言うわけで、急遽調べて見つかった鳥羽市内のイタリアンのお店。 ただ、やっぱり、リサーチしてないお店はダメですね。このピザ、イマイチでした。 まあ、しょうがない。先を急ぎましょう。
-
15:00-15:00
2日目は、神社に始まって神社で〆となります。こちら伊雑宮は、志摩国一宮さんです。 今回の旅行の舞台のメインは伊勢国なんですが、志摩国も巡りますから、きちんと一宮さんをお参りして、ご挨拶させていただきました。 と言うか、既に日本一のお社の伊勢神宮にお参りしているのですから、今回は一宮参りすら必要ないのかもしれませんけどね。
-
16:00-18:00
2日目は、志摩で一泊です。 この辺りはかなり高級なリゾートホテルがひしめいていますが、そんなところに泊まるのは、うちら庶民には無理というものなので、がっつり妥協して、この辺りのホテルの中では、お安めのところを予約させていただきました。まあ、それでも朝食付きで3万円オーバーと、そこそこいいお値段なんですけど。 それにしても、こちらのホテル、外観のそこかしこから設備の古めかしさが垣間見られて、ちょっと心配なレベルだったんですよね。
-
18:00-19:00
まあ、ホテルの心配はさておき、この辺で2日目の晩ご飯です。せっかく英虞湾を目の前に望む地に来てますから、いただくのは当然、海の幸でしょう。 と言うわけで、志摩市内では評判の高いお寿司屋さんへ。 こちらは色んなガイドブックにも載っていますし、評判も高いお店のようなので、手堅く予約を入れたんですが、今年1月に早々と予約の電話をしたところ、店主さんから「ゴールデンウィークまで、俺生きてるかわかんないから、もうちょっと近くなってから予約してよ〜」と言われて大爆笑。改めて、けっこう直前になって予約を取ったというエピソードがあるんです。その時のその店主さんに会えると思うと、楽しみで仕方ありませんでした。
-
18:00-19:00
伊勢エビが凄い!
そして、その店主さん、めちゃめちゃ元気で、店内をめちゃめちゃ動き回ってました。何が「生きてるかわかんない」ですか(笑)。 元気な店主さんに会えたことも大事ですが、もっと大事なのは美味しい晩ご飯です。 せっかくなので、海鮮丼やら生チラシやら、アジの南蛮漬けやらといろいろ注文した上で、店主さんお任せで刺身の盛り合わせをお願いしたんですが、これが凄かった。何がって伊勢エビですよ。ドカーンと来ちゃいましたよ。この絵面にまず大興奮。 そして、伊勢エビの身を食べて、また興奮。身がモッチモチで美味しい! 伊勢エビって、「味はそれほどでも」と言われてたと思いますけど、めちゃめちゃ美味しいじゃないですか。さらにこの伊勢エビの殻は、味噌汁になって後からまた出てきたんですが、これが出汁がよく出てて、また美味いのなんの。 最後に、元気な店主さんと挨拶を交わして、本当に気持ちよくお店を後にしました。最高に楽しいお店でしたよ。
-
19:00-23:00
志摩の海の幸に舌鼓を打ったら、あとは翌日に備えて、早め早めに体を休めます。 なお、こちらのホテル、外観は心配だったんですが、内側の方はまあまあ。部屋は広くてゆったりできましたし、温泉ではないものの大浴場もあって、ゆっくりお風呂もいただけました。 ただやっぱり設備が古めかしくて、冷暖房が、どこかのリゾートホテルでも出くわした、「全館一斉型」だったんですね。各部屋で温度を個別に調整できないんです。 それと、加湿機能付きの空気清浄機も欲しかったですねえ。 まあ、文句言ってもしょうがないので、さっさと寝ることにしましたよ。
- 3日目2024年5月4日(土)
-
00:00-08:00
旅行3日目。いつもどおり、ホテルでのんびりはせず、朝食後は速やかにチェックアウトです。 なお、こちらのホテル、設備は古かったですけど、朝食はけっこう良くてパンとデザートがいけてました。特に、オレンジのゼリーはピカイチ。 最後に、このホテルの良いところが見つかって良かったです。 なお、3日目も晴天に恵まれました。いいですねえ。
-
08:00-09:00
3日目、最初に向かうのは、英虞湾を一望できる絶景展望スポット。 そんな「映え」そうなところには、猛烈に人が集まって来そうですから、朝早めに行きましょう。 で、この作戦はやっぱり、どこに行っても功を奏するんですねえ。まだ人が少なくて、なんと、だ〜れもいないテラスの絵を写真に収めることが出来ちゃいましたよ。まるでガイドブックの写真みたいですよね。
-
08:00-09:00
これは佳景と言っていいでしょう
この「人が一人も写っていないテラス」というレアな写真は置いといても、ここの景色はなかなかなものでしたねえ。 天気が良かったって言うのもあると思いますが、過去に見た、宮城の松島とか、長崎の九十九島とかよりも美しいと思いましたね。 ちなみに、ぼくらがこちらを立ち去る時には、駐車場が空くのを待つ車の列がズラリとできていて、やっぱり作戦成功だったなと、思わずにやけてしまいました。
-
09:00-09:00
風光明媚な湾岸の風景を楽しみながら、この辺で志摩を離れます。 本当は、このエリアでもう少し時間をかけてゆっくりしたかったんですけどね。先々にもお楽しみがあるので、ドライブの車窓から楽しむだけにしました。
-
10:00-10:00
今回の旅行のリサーチ中に、玉城町という聞いたこともない町に1か所だけ、気になる場所があったんですね。それがこのたい焼き屋さん。この辺りではけっこう有名なたい焼き屋さんの本店なんですってね。 で、開店直後に伺ってみると、メニューに「たいやきのあんなし」という奇っ怪なものがあり、これが妙に引っかかったので、いただいてみたところ…。 これが美味い! 衣だけのたい焼きなんですが、この衣が外側がパリッとしてて、中はモッチモチ。うっすらと甘みがあって、お安いのに逸品ですよ、これ。
-
11:00-11:00
今回の旅行のネタになるような面白いスポットを探していたとき、たまたま見つけたのが、多気町と言う、これまた聞いたことのない町にある、この「長谷の車田」。 地域おこしに熱心に取り組んでこられた多気町長谷の方々が、地域の新しい魅力を創出するために「円形の田んぼ」を作ることを発案し、これが1998年に誕生。 それから毎年御田植祭を行うなど、意欲的に活動していたところに、2017年、不運にも台風による集中豪雨が襲い、田んぼが泥に埋もれてしまい、一度壊滅します。 しかしながら、長谷の皆さんは再び立ち上がり、2021年にこの車田を復活させ今に至るいう、けっこう感動的なストーリーのあるスポットなのです。(久々に説明的) そんな話に触れてしまったら、見に行かないわけにはいかないでしょう。 で、行ってみると、ありました! まん丸い田んぼが! うわ!本当に丸い! それと、写真を見るとわかると思いますが、田んぼの脇に何人か人がおいでですよね。 何と、ぼくらが行った直前に、田植えをしていたんですって。なのでこの写真は田植え直後の状態なんです。 いや〜、もうちょっと早く来てたら、田植えの様子が見られたんですねえ。もったいなかったですねえ。 でも、苗がちゃんと植え付けられた田んぼを目の当たりにして、長谷の車田がしっかりと復活していることを確かめることができました。
-
11:00-12:00
車田の復活に感動を覚えながら、やって来ました松阪市。 松阪市内では、ランチをいただくんですが、その時間には絶対に遅れてはならないので、けっこう午前中の観光を駆け足で回ったところ、何と予約の時間よりかなり早く市内に到着してしまいました。 ですので、大変申し訳ない話ですが、時間つぶしのために、松阪市民の自慢と言うこの松阪城に登ってみました。 ですが、暇つぶしに来たわりに、その石垣の立派さや、城内で出会った地元の方々から教えていただいた面白い情報などで、楽しい時間を過ごすことができました。 特に、お城から遠望できる、「まるで天守」な建物の情報にはうけましたねえ。
-
12:00-12:00
これですこれ
そのお城のような建物がこれ。って言うかまるっきりお城の天守ですよね。 街の事情通さんの話によれば、これが街の歯医者さんの建物なんだとか。「え〜?」ですよね。 あとでうちに帰ってから調べてみたら、既に閉業されているものの、確かに歯医者さんが建てたものだったみたいで、面白いこぼれ話が聞けたもんです。
-
12:00-12:00
少し小高い松阪城から見下ろすと、これまた松阪市民の皆さん自慢の美しい昔の町並みが見えました。 この御城番屋敷と言う長屋も、街の事情通さんによれば、今もちゃんと人が住んでいて、普通に暮らしているんだとか。ただ、文化財扱いなので、リフォームが簡単にできないし、生け垣を美しく維持しなければならないしで、けっこう大変らしいんですね。 ですが、この景観の素晴らしさですから、何とか守っていってもらいたいものですよね。
-
12:00-12:00
お城に登ってはみたものの、まだランチの予約時間に余裕がありすぎるので、さらに暇つぶし。 3日目、北海道民にとってはかなり暑くなったので、アイス最中が評判のこちらの蜂蜜の名店に立ち寄りです。 で、せっかく蜂蜜の名店に来たので、アイスに「巣蜜」なる、まだ巣のまんまの蜜をかけたものをいただいたんですが、この巣蜜が味が濃すぎるし、歯にくっつくしで、全然美味しいとは思えなかったです。アイスだけにすれば良かったです。
-
12:00-13:00
蜂蜜屋さんのアイス最中を食べても、まだまだ全然時間が余っているので、仕方なく、JRの駅へ。ここで最後の時間つぶしです。 するとここで妻が、駅舎にドアが無くて、そのままホームにつながっていることに大騒ぎ。確かに、北海道でこんな造りにしたら、冬、駅の中が雪だらけになるので、ありえないですけど、けっこうよく使っている舞浜駅だって、おんなじなんですけどね。
-
13:00-14:00
絶対に遅れてはならないランチの予約。それは当然、今回の旅行最大のグルメと位置付けていた「松阪牛」のためですよ。 ここでは、「うちの旅行予算的には、金に糸目はつけず」に食べてやるのです。 こちらのステーキ店も、ガイドブックには大抵載っている大人気店で、予約必須だったんですよね。 ですがね、こちらのステーキ、ぼく的には「口ほどにもないなあ」と言うレベルで、柔らかさはイマイチだし、脂の甘みも感じないし、他所の銘柄牛の方が美味しかったなあと思いましたね。 今になって感じるのは、「すき焼きの名店の方にするんだったな」という後悔の念ですね。
-
15:00-15:00
「注意」って言われてもね…
期待だった松阪牛にやや肩透かしを食った感じですが、気を取り直して旅程を進めました。松阪市中心部を離れた後は、ひたすらと山間のやばいレベルの細道を進みましたが、途中でこんな看板が。でも、「倒木注意」って言われても、どうしろと? それにしても、自分でルート取りしておいて言うのもなんですが、うちの旅行って、どうしてこういう道を必ず通るんでしょうかね?
-
15:00-16:00
松阪牛を食べた後は3日目のお宿に向かったんですが、その途上にネモフィラの花畑があるようなのです。 ネモフィラは、うちの憧れの花でもあるんですが、ここ、メナード青山リゾートのネモフィラは有名ではなかったので、そんなに期待しないで行ったんですね。 でもここが、なかなか良かったんですよ。 有名ではないだけに、確かに花畑の規模は小さいんですが、花の美しさ自体は素晴らしかったんです。陽光を受けてキラキラと煌めく青い可憐な花が見事でした。 これが大規模になって、ちょっと丘のようになっていたら、そして、そこに満開のネモフィラが青空の下、咲き誇っていたら、想像するだけでワクワクしてしまいました。 もう、来年の旅行先が決まった瞬間でしたね。
-
17:00-18:00
3日目のお宿は、次の日の予定を考慮して、けっこう山深い地の旅館をチョイス。 こちらのお宿は二食付きではありますが、けっこういいお値段です。 なお、こちらも、その外観の傷み具合から、けっこう年季の入ったお宿であることがわかりましたが、内側はかなりきれいにリニューアルされているようで、素晴らしい雰囲気でした。 それと、スタッフの皆さんが、本当に柔らかい対応をしてくださるのも、本当にありがたかったですね。
-
18:00-19:00
ダークホースの伊賀牛が!
3日目も、かなりいろいろ動き回ったので、しばしお部屋で寛いで体力を回復させたら、温泉宿のお楽しみの、ゆっくりいただける夕食の時間。 こちらの夕食は、山のお宿のわりには海の物が多くて、やや面食らったものの、一品一品はしっかり美味しかったです。 そして、コースも佳境に入って出てきたのが、「ダークホース」とも言える写真の品。松阪牛の陰に隠れた(?)、三重県のもう一つの銘柄牛、「伊賀牛」です。 そして、この伊賀牛が、ぼくの中では、お昼の松阪牛のステーキよりも断然美味しかったんですよねえ。お肉の柔らかさ、噛むと染み出る肉の旨味、どこをとっても、こっちの方が上でした。伊賀牛、素晴らしい!
-
19:00-20:00
ハイレベルな夕食の後は、これも温泉宿のお楽しみ、当たり前と言えばそれまでですが、ズバリ「温泉」。 浴場は小ぢんまりとしていましたが、お湯自体はけっこう滑らかな肌触りで、温度もちょうど良くて、じっくり浸かることができましたねえ。 優しいお湯で良かったです。
-
20:00-23:00
美味しい夕食でお腹いっぱい、良い温泉で身も心もポッカポカ。 良い気分になって、窓の外を見てみると、以前泊まった和歌山の龍神温泉を思い出させるような、何一つ明かりの無い暗闇が広がっていました。 大自然の懐に抱かれて、これは静かに眠れそうです。
- 4日目2024年5月5日(日)
-
00:00-09:00
4日目の朝です。いい感じの旅館の朝食ではあるものの、この日も朝早くから行動を開始するために、あんまりのんびりせずにチェックアウトするつもりだったんですが、なんとここで思わぬハプニングが。 日頃からやや貧血傾向がある妻の、その貧血がちょっと大きく出てしまったようで、朝食のテーブルに突っ伏してしまったんです。 でも慌てても仕方がないので、少し動かさないで、水を飲ませて落ち着かせたら、妻の顔色も徐々に回復。ゆっくりとご飯を食べ切ることができた時点では、貧血症状もほぼ解消してくれました。良かった良かった。 これで、4日目の朝一のトレッキングを楽しめそうですが、無理はしない方がいいでしょうね。少しゆっくりチェックアウトしました。 4日目もピカピカの晴れ空で、けっこう暑くなりそうですねえ。
-
08:00-09:00
さあ、4日目スタート。 ここ名張市には、四十八滝と呼ばれる名瀑群があります。四十八っていうのは、「それだけたくさんある」って意味ですね。 そのたくさんの名瀑を、朝一番から楽しむために、四十八滝から一番近いお宿に泊まったんですよ。妻の貧血の状況を気にしつつ、あんまり無理せず散策しましょう。 ですが、散策のその前に、見ていくものがいるんです。それが、天然記念物オオサンショウウオ。この赤目の渓谷にはオオサンショウウオが生息しているらしく、渓谷の入り口のプチ水族館のこの水槽には、そのオオサンショウウオがいるとのこと。なんですが…。 何にも見えないじゃないですか! 水槽の説明書きには、「水槽の奥に入っちゃってる時もある」とのことなんですけど、ちょっとくらい顔出してくれないもんなんでしょうか?
-
09:00-10:00
オオサンショウウオが見られなくて残念だったんですが、気を取り直して、本命の四十八滝散策に入ったところ、この渓谷が凄かったんですねえ。 何しろ、進めば進んだだけ、今まで見たことがないくらいの頻度で、美しい滝がバンバン現れるんですねえ。奥入瀬よりも多いんじゃないでしょうか? この「千手滝」も規模はそれほどではありませんが、滝の流れ落ちる様も、滝壺の深い色合いも、本当に素晴らしいですよね。
-
10:00-10:00
一言「端麗」
これは、「布曳滝」と紹介されてました。 正に一反の白布が、落ち口から垂れているような姿で、本当に端麗な美しさでしたねえ。
-
10:00-10:00
四十八滝もさることながら
この赤目四十八滝、その名のとおり、数々の滝が素晴らしかったんですが、ぼくの中では、写真のような苔むした無数の岩が作り出す景観も見応えがあって、まるでジブリ映画の「もののけ姫」の世界のようでした。 妻の体調を考慮して、45分くらい進んだところでUターンして戻り、約1時間半の散策でしたが、それでも見所たっぷりで大満足できました。この渓谷はかなり良かったです。
-
10:00-10:00
四十八滝全てを廻ることはできませんでしたが、そこそこ歩いて戻ってきたら、体は甘い物を欲するというもの(?)。 そして、この四十八滝の入り口には、「へこきまんじゅう」という危うさしか感じない名物を売るお店が。それ、大丈夫なんでしょうか? ですが、名物は必食がうちの流儀なので、勇気を出して(?)食べてみたところ、これが美味いじゃないですか。 外側の衣は極めて薄くて、中身のほとんどが、優しい甘さのサツマイモだったんですね。だから「へこき」? まあ、そんなことはさておいて、この名物はしっかり美味しいもので、大満足。散策の疲れもけっこう癒すことができました。
-
11:00-11:00
赤目を離れたら、一路目指すは、忍者の里(?)の伊賀上野。 最初に行こうと思った伊賀上野城は、お城の周りの駐車場がどこも満車で、ようやくここだんじり会館の駐車場に1台分だけ空きがあって、かろうじて駐車できました。 ところで、この忍者の乗ったワンボックス、さすがは忍者の里ってところですか?
-
11:00-12:00
ようやく車を止めて、やって来たのは伊賀上野城。日本一の高石垣の城として知られる名城ですね。 こちらの天守は戦後の復興天守で、この手の再建ものは中に入ってもがっかりするだけだと分かったので、復興天守には入らずに、外からその石垣の見事さだけを楽しむことにしましたが、この天守の立ち姿は案外美しかったですね。
-
12:00-12:00
驚愕の高石垣
そして、お目当ての高石垣が、正に「高石垣」でした。石垣の上に立っている人と比べるとわかると思いますが、もう、驚愕の高さじゃないですか。何十mあるんですか? それと、もう一つ驚くべき点が、そのめちゃくちゃ高い石垣の縁(ふち)に、わりと普通に行けちゃうことなんです。 ぼくらは縁まで行けませんでしたけど、お子さんが縁から下をのぞき込んでいて、けっこうビビりました。
-
12:00-13:00
驚愕の高石垣の城を離れて、4日目のお昼です。やって来たのは「わかや」さん。 ここは、ガイドブックによると「the観光客向け」なお店らしいのですが、ぼくらは思いっきり観光客なので、迷わず行ってみます。なんでも、豆腐の味噌田楽が売りのお店らしいです。 そして、観光客御用達のお店なら、ゴールデンウィークは大賑わい必至ですから、ここもきっちり予約済。のんびり予約時間に合わせて行ったんですが、お店の前はこの有様。入店待ちの皆さんでごった返してました。 そんな皆さんを尻目に、「予約してた者で〜す」とお店に入る優越感と言ったら。ぼくらって悪い人間ですよね〜(笑)。
-
12:00-13:00
これが名物の豆腐田楽
で、そんな感じで優越感に浸りながらいただいたコースのお食事。 お目当ての名物「豆腐田楽」がこれです。いや、これは「映える」。本当に観光客向けですねえ。 ぼくは、もっと熱々で、味噌の味が濃い、ちょっと食べづらいものを想像していたんですが、全然そうではなく、拍子抜けするくらいスルスル食べられちゃったんですね。 正直、ちょっと物足りなかったですかね?
-
13:00-13:00
ここでまた、あのダークホースが
ただ、ここ、この「豆腐田楽」で終わりじゃなかったんです。まだ切り札が残っていたんです。 それがあの「ダークホース」ですよ。三重の隠れた銘柄牛「伊賀牛のステーキ」! そしてこのステーキがやっぱり美味しかった〜。ぼくが期待していた肉の柔らかさ、脂の甘みがどちらも抜群。これは堪りません。伊賀牛万歳! 名物の田楽よりも伊賀牛に満足した人気店でのランチでした。
-
13:00-13:00
北川牛乳
そして4日目もやっぱり、北海道民にとっては十分暑い。 となると冷たいものです。伊賀上野では、市街中心地に、週に1日か2日しか営業しないという超レアなジェラート屋さんがあって、そのお店がちょうどぼくらが行く日に開店していることを事前に突き止めていたので、そこに迷わず行ってきました。 そして、この「生ジェラート」が、ふわっふわ食感で美味しかった〜。ぼくらが考えるイタリアンジェラートとは違うものだと思いますけど、ミルク感が異常なくらい濃厚で、これはこれで有りだと思いました。
-
14:00-14:00
伊賀上野、最後の訪問先が敢国神社さん。こちらは、伊賀国の一宮さんです。 既に、伊賀での旅程はほぼ終わりましたが、ここで一宮さんにお参りして、伊賀での旅程が無事に終えられたことに、しっかりお礼させていただきました。 なおこちら、表参道の鳥居をくぐると、いきなりこのやや長めの石段が目の前に現れるというあまり見たことのない造りで、興味深かったですね。
-
15:00-15:00
伊賀上野を離れたら、ちょっと移動のスピードをアップして、自動車専用道路で亀山市関町にやって来ました。東海道の宿場町、関宿。最近よく見に行く、昔の町並みですね。 ですが、ここは、最近よく見てきた、そんじょそこらの昔の町並みとは違いましたね。何がってそのスケールですよ。とにかく、昔の町並みが長いこと長いこと。歩いても歩いても、昔の町並みが終わらない。端まで辿り着かない。諦めて途中で引き返しましたもん。いや凄いもんです。よくぞ、この素晴らしい町並みを残してくれているものです。住民の皆さんに感謝です。 なお、写真の町並みの背後に上がる黒煙は、関宿とは何ら関係ない、この日、鈴鹿で発生したヤード火災のものですので、ご安心ください。
-
16:00-16:00
今回の旅行、他の日の宿代がやや高騰したので、最後の1泊は超節約のため、どこでも超リーズナブルなスーパーホテルさんをチョイス。ゴールデンウィークなのに、めちゃめちゃお安く泊まれました。庶民の味方ですねえ。 ところで、実は、妻の長年の友人が三重県にお住まいで、ここ鈴鹿で合流されたので、ここから妻とは別々の行動になります。
-
16:00-18:00
妻とは別行動になったとしても、4日目の晩ご飯も、またご当地グルメいきます。 またまた、某「県民ディスカバリー系番組」で知った、鈴鹿の隠れた名物グルメ「ぼつ焼き」という謎の食べ物。これをいっちゃいます。これ何と、人生初の「一人焼肉」ですよ。 ただここ、超絶人気店みたいなので、長時間のウェイティングも覚悟です。
-
18:00-19:00
遂に憧れの「ぼつ焼き」が
とは言え、午後4時半にお店についてから、おおよそ2時間のウェイティング。 ここまで長いウェイティングは久々で、けっこうきつかったんですが、6時半にようやく席に。もうお腹ペコペコでしたから、一人焼肉なのに一気に注文しちゃいました。 で、いただいてみた、こちらみさき屋さんのお肉ですが、率直に味付けが濃すぎですかね。少なくとも、ぼくにとっては濃すぎで、けっこうきつかったです。 そして、肝心の「ぼつ焼き」の方はと言うと、これが、本当に他のお肉とは別物って感じで、かなりふわっとした食感に焼き上がって、濃い味でもけっこうパクパクいけちゃうんですね。この「ぼつ焼き」だけなら、美味いお店と言っていいでしょう。 他のお肉はともあれ、噂の「ぼつ焼き」にだけは満足できたので、まあ良かったです。
-
21:00-23:00
妻も戻ってきて無事ホテルで合流。 あとは、そんなに広くはありませんが、部屋のお風呂ではなく浴場のお風呂をいただいて、最終日に備えて眠りに就きました。
- 5日目2024年5月6日(月)
-
00:00-08:00
最終日は、いつものとおり予定を緩めにしてありますが、単なるお安いビジネスホテルさんに長居は無用なので、早めにチェックアウトです。 ただ、こちら、簡易朝食のパンがかなり美味しくてびっくりするレベルでした。 それと、スーパーホテルさんの一番凄いところが、やっぱりチャックアウトが必要ないこと。事前清算で鍵が暗証番号だからなんですねえ。 早朝から行動をすることが多いので、こういうホテル、増えてくれませんかねえ。 なお、旅行最終日、ついに曇り空となりました。こちらにいる間、雨が降らずにいてくれるといいんですけどね。
-
09:00-09:00
5日目。この土壇場で、この旅行の主な舞台の伊勢国の一宮さんにお参りです。 さんざん伊勢国を巡りに巡っておいて、今更感が強いですが、旅の無事のお礼をしっかりとさせていただきましたよ。(まだ全日程は終わってませんけど) こちらは、参道の杉の木の太さから、歴史の深さが感じられました。その杉の木がそびえ立つ薄暗い参道を抜けると、ぱあっと明るくなるので、ご社殿の神々しさが際立つんですねえ。 伊勢神宮のような境内の壮大さはないものの、雰囲気の素晴らしさは相当なものでしたね。
-
09:00-10:00
旅行の最後の最後に、いよいよ県庁所在地の津市内を観光です。 最初に伺ったのは、三重県で唯一という国宝の建物がある、かなり壮大なお寺です。 毎度のことですが、仏閣に全く興味がない妻の記憶には残らないんだと思いますが、こちらのお堂の壮大さは圧巻でしたね。
-
10:00-10:00
そして、ここで、多分、今回の旅行の最後の甘い物タイム。 こちらミルクパレットさんは、県内でも有名な美味しい牛乳を扱っている会社らしく、きっと冷たいものも美味しいでしょうから、期待大。 で、いただいた、うちら夫婦大好きなジェラートが、めちゃめちゃクリーミーで美味しかったですよ。 特にぼくは、ベリーベリーヨーグルトの酸味が気持ち良かったです。こちらは、もう少し暑い日に来たかったかな?
-
11:00-12:00
そして、ここでいよいよ、今回の旅行、最後のお食事です。 ここ津市の、けっこう新しめのご当地グルメ「津ぎょうざ」っていうのをいただいて締めます。なんでも、かなり巨大なぎょうざみたいなんですけど。 で、実際に出てきたぎょうざが確かにデカい。ですけどねえ、このぎょうざ、個人的な見解だと、「ただデカいだけ」で、味はイマイチ。 餡は、確かにパンパンに詰まっていて食べ応えはあると思いますけど、旨味不足でしたし、ぎょうざの命と言えるジューシーさ、こぼれ出る汁に至っては、ほとんどゼロなんですよね。 最後の最後のご当地グルメは、率直に残念でしたね。
-
12:00-13:00
かなりのんびりゆっくり、最終日の旅程を進めて、やや残念な最後の食事をいただいたんですが、それでもまだ、セントレアに向かう高速船に乗るまで時間が余っちゃったので、最後の最後のおまけで立ち寄ったのがここ、津観音。 何でここを最後のスポットにしたかと言うと、何でも、伊勢神宮にお参りしても、この津観音にもお参りしないと、いわゆる不完全なお参りを意味する「片参り」になる、と言われているらしいからなんです。 なので、余った時間でここに立ち寄ったんですが、さらにいろいろ調べると、この「どこどこに参らないと片参り」となると言われているお寺社が、他にもゴロゴロあって、「そんなの全部参ってられるか!」と言いたくなるレベルなんですよねえ。 まあここ、その片参りの謂れの他にも、「日本三観音」とも言われていて、由緒正しきお寺のようでして、「日本三大なんとか」に訪れるのもけっこう好きなので、そういう意味でお参りして良かったことにしておきます。 ところで、最終日ここまで、なんとかかんとか雨は降らないでくれました。5日間の旅行中、一度も雨に濡れなかったのは、うちの旅行史上初の快挙です! 何と素晴らしい!
-
13:00-14:00
けっこう、いえいえ、かなり満足いくレベルで三重県を楽しんだら、あとは行きと同じく高速船でセントレアに戻りましょう。 ちなみに、レンタカーの走行距離は406kmを記録。
-
14:00-15:00
高速船に乗ったら、行きとほとんど同じ時間、45分でセントレアへ。高速船は本当に高速ですねえ。 それと、このエアポートラインの定時性も素晴らしいです。
-
15:00-17:00
高速船を下りたら、余裕たっぷりで搭乗手続きして、のんびりと機上の人に。 それにしても、降り立った時は、次の予定に向かって気持ちが逸っていたので、全然周りが見えていなかったんですが、セントレアにも忍者がいたんですね。最後まで気が付かなくてごめん。でも、忍者だから、それでいいのかな?
-
17:00-17:00
三重県もかなりの素晴らしさで
今回の三重県旅を振り返ると、やっぱり「一生に一度はお参りすべし」とまで言われる、伊勢神宮の神々しさは、今回の旅行でダントツの素晴らしさでしたねえ。静粛な雰囲気に包まれていて、大人気観光地の常と言える騒々しさがほぼ皆無でしたから。信じられない状況です。 三重の佳景の数々も素晴らしかった。特に、赤目四十八滝の渓谷美と、松阪、伊賀上野の両城の風情の良さが心に残っています。 そして、やっぱり、食いしん坊夫婦のぼくらにとっては、三重グルメも良かったですね。ほとんど満足でしたよ。 デパートの催事でよく買って食べた赤福餅を、本店さんで初めて食べましたが、めちゃめちゃ美味しかったですし、伊勢のソウルフードも志摩のお寿司屋さんの伊勢エビも、鈴鹿の「謎肉(?)」のぼつ焼きも、相当ハイレベルな逸品でしたもの。 まあ、個人的には、伊勢うどんが好きなタイプじゃなかったんですが、これはけっこう想定通りでしたし、一番期待した松阪牛のステーキが全然口ほどにもなかったことも、そのあとに出てきた「ダークホース」伊賀牛の美味しさで帳消しされたしで、問題ありません。 ただ一つ、もやもやが残るのは、鳥羽水族館でしょうか? ここの最大の目的だったジュゴンなんですが、ぼくらが見たのは本当にジュゴンだったのか? 疑問が尽きない状態なのです。もし違う生き物をジュゴンだと思っていたなら、目も当てられませんよ。
-
17:00-17:00
今回の旅も大満足
まあ、そういうのを差し引いても、今回の三重旅は成功でしたね。 特に思うのは、やっぱり「人気スポットには朝一から」ですね。他の観光の皆さんに先んじて、混雑し始める前に楽しんで、混雑し始めた頃にはさようならする。これを伊勢神宮や横山展望台できっちりやれて、じっくり楽しむことができましたからね。これは、気力と体力が許す限り続けようと決意して、今回の旅行記を締めくくりたいと思います。 あ、ちなみに、この最後の写真は、ぼくが今回の旅行で一番気に入っている写真。おはらい町の散策で見かけたかわいすぎる猫の置物でした。
2024GW GWにお伊勢参りする、ちょっと無謀な旅?
1日目の旅ルート
yosshyさんの他の旅行記
-
2025年4月 三春の滝桜だけを見に行く またまた「only one goal」な旅
2025/4/12(土) 〜 2025/4/13(日)- 夫婦
- 2人
今年1月、年末年始旅に失敗してしまったうちら夫婦。暖かくなるまで北海道外に出ることなく、雌伏の...
448 12 0 -
2025年3月 マンネリでけっこう 春を感じたら札幌お買い物
2025/3/8(土) 〜 2025/3/9(日)- 夫婦
- 2人
2025年も3月に入り、北海道にも春が近づいてきたかな?と感じたところで、また、いつものこのネ...
536 13 0 -
2025年の初春 魅力たっぷり大分グルメと、由布院&別府の大分二大温泉郷の旅 だったんですが…
2024/12/29(日) 〜 2025/1/2(木)- 夫婦
- 2人
昨年の旅行記にも全く同じ事を書いていて、毎年毎年、同じ話の繰り返しになるのですが、年末年始を旅...
2367 68 0 -
2024年11月 実は第二の故郷の茨城県を、同窓会に合わせてさらっと周遊
2024/11/15(金) 〜 2024/11/17(日)- 夫婦
- 2人
今まで触れたことがありませんでしたが、実はぼく、大学時代の4年間を茨城県で過ごしていたんですよ...
1999 62 2
みんなのコメント(0件)
投稿する
投稿に際しては、必ず観光ガイドご利用規約をご確認ください。
閉じる皆様がより快適にご利用いただくための「投稿上のルール」や、
投稿内容の利用に関して記載しております。
さらに表示する