トシローさんの大阪府〜奈良県の旅行記

近畿百名城最終章 千早城と高取城
- 1日目2024年5月31日(金)
-
10:00-11:00
初日は千早城を目指しますが、南海難波駅で電車とバスがセットになった金剛山ハイキングきっぷを購入。南海高野線で河内長野駅へ向かいます。
-
11:00-12:00
南海難波駅から河内長野駅までは約30分、駅前からは金剛山行のバスに乗ります。桜の名所・観心寺の前を過ぎる頃から山道に入ります。
-
12:00-13:00
河内長野駅から約30分で金剛山登山口バス停着、バス停の少し先に金剛山登山口が在り千早城と書かれた矢印と説明案内板が。
-
12:00-13:00
金剛山登山口には鳥居が建っていて、その奥にはけっこう急な石段が続いています。いきなりの急階段、どこまで続くのか?前日の雨で石段も濡れています。慎重に足場を確認しながら登城開始。
-
12:00-13:00
登山口から暫くは石段が続きましたが、意外と早く20分程で石段も終わり広場に出ました。広場の先には神社が在る様です。
-
12:00-13:00
千早城の本丸跡は千早神社になっていて、楠木公を祀っています。鎌倉幕府の大軍と戦った有名な千早城の戦いの場、周辺には目立つ遺構も見当たらないので今は静寂のみ。
-
13:00-14:00
千早城跡の千早神社参拝後は金剛山のハイキングコースを周ろうかと思っていましたが、残念ながら雨が降り出してきたので途中で引き返しました。
-
14:00-15:00
雨が降り出したので金剛山から早めに下山、予定より1本早いバスで河内長野駅前に戻り駅前の観光案内所へ寄ってみました。
-
14:00-15:00
案内所の女性職員さんに1時間程近場で観光したいのですがと尋ねると、待っていましたと言わんばかりの表情。びったりのお勧めコースが有りますと、高野街道散策マップを取り出し説明開始。観光案内所の直ぐ横が高野街道散策コースのスタート地点、道路もあずき色で示され迷う事無なく歩けます。
-
14:00-15:00
高野街道を進むと歴史的建造物が並ぶ町並みで一際目立つのが天野酒の店舗、大きな酒樽が店先に据えられています。戦国時代には多くの武将に好まれた僧坊酒だそうです。
-
14:00-15:00
国道371号線を渡り暫く行くと、右手に鳥居が在る場所が烏帽子形八幡神社。楠正成公所縁の神社で、境内には必勝祈願した武威松の幹が展示されていました。
- 2日目2024年6月1日(土)
-
08:00-09:00
2日目は朝から快晴、アベノハルカス下の近鉄大阪阿部野橋駅からスタート。日本最強山城の異名を持つ、奈良県の高取城跡を目指します。
-
10:00-11:00
大阪阿部野橋駅から近鉄南大阪線急行で約50分橿原神宮先の壺阪山駅で下車、駅前からは奈良交通バスの壺阪寺前行に乗車。壺阪寺前バス停の目の前が壺阪寺、直ぐ横から高取城への登山道に入ります。
-
11:00-12:00
壺阪寺横からは舗装された自動車道をひたすら登ります。途中、ハイキング道に入る道も有りましたが、往きは安全策で自動車道を行く事に。1時間程で自動車道も行き止まり、城跡に入る壺坂口に到着。
-
11:00-12:00
自動車道から分かれる壺坂口からは一気に城跡らしき登山道に、岩と土と木の根により形成された不規則な自然の階段を踏みしめながら登ります。
-
11:00-12:00
壺坂口門跡辺りからは石垣も現れ、城跡である事を実感します。壺坂口門跡を過ぎると直ぐに大手門跡、本丸はもう近いのでしょうがそう簡単には辿り着かないのが名城の縄張り。
-
11:00-12:00
本丸手前の大きな石垣が太鼓櫓・新櫓跡、天守台の石垣にも引けを取らない立派な石垣。建物遺構は存在しない高取城跡ですが、数々の石垣の上に存在した天守や櫓を想像すると日本最強の城と呼ばれるのも納得です。
-
11:00-12:00
天守台・本丸跡に到達、暫し休憩がてら昼食を取りました。帰りは来た道を壷阪寺に戻ろうかと思っていましたが、また自動車道を歩くのも面白くない。時間は掛かりそうですが、大手筋を下り土佐街道を歩いて壺阪山駅まで歩くことにしました。
-
11:00-12:00
松ノ門・矢場門・三の門と大手筋を下って行くと、二の門脇で幻想的な風景に出会いました。山城には珍しい池の様な水堀が、水際まで進むと水端から透き通った水に次々と飛び込む水音が。夥しい数の蛙でした。
-
11:00-12:00
二の門の先には猿顔の石像が、以前明日香村の吉備姫王墓で見た様な猿石。何とも愛嬌のある顔ですが、明日香村から運ばれてきたのでしょうか?
-
12:00-13:00
高取城跡のメインストリート大手筋を下って来て、入口である黒門跡で登山道も終了。ここからは舗装道路を更に下って、土佐街道から壺阪山駅方面へ。
-
12:00-13:00
高取城跡の黒門跡を下って来ると、高取川河畔に在るのが上子島沢砂防公園。名前の通り本来は防災目的の砂防ダムでしょうが、周辺が公園として整備され季節の花々も植えられたハイカー憩いの場になっています。
-
12:00-14:00
上子島沢砂防公園から下って、城下町である土佐街道に入ります。武家屋敷等も遺る街道沿いの中程に高取町の観光案内所である夢創館が在りました。百名城スタンプはここで貰える様です。
-
12:00-13:00
夢創館の裏にはくすりの資料館が、高取町のキャッチフレーズは「観光とくすりの町」。富山の薬売りは有名ですが、大和の薬売りは失礼ながら存じ上げませんでした。
-
何故奈良の地に土佐街道とは?、街道沿いの案内板を読むと奈良時代に平城京や東大寺を築造するために土佐人が多く移り住んだから。
-
13:00-14:00
壺阪山駅の手前、土佐街道を少し離れた場所にキトラ古墳が在るので足を延ばしました。キトラ古墳は高松塚古墳に次ぐ壁画古墳、青龍・朱雀・白虎・玄武の四神が揃う唯一無二の古墳です。やはり、近畿地方は歴史が有り奥が深い、近畿通になるにはまだまだです。
近畿百名城最終章 千早城と高取城
1日目の旅ルート
トシローさんの他の旅行記
-
2025/5/23(金) 〜 2025/5/24(土)
- その他
- 1人
今旅の主目的は未だ見ぬ京都六波羅蜜寺の空也上人像と願徳寺の如意輪観音半跏座像、奈良安倍文殊院の騎...
29 1 0 -
2025/4/4(金) 〜 2025/4/7(月)
- その他
- 1人
初日は熊本から高速バスで東へ、高千穂峡を経由して宮崎・延岡まで横断。2日目は延岡からJR日豊本線〜...
54 1 0 -
2025/3/7(金) 〜 2025/3/10(月)
- その他
- 1人
日本の世界遺産である石見銀山を訪れることを主目的に山陰へ、併せて山陰地方にも意外に名湯が多いと知...
69 0 0 -
2025/1/24(金) 〜 2025/1/27(月)
- その他
- 1人
JR東日本のシニアフリーパスを利用して東北各地の古湯を巡る旅、東北の古湯は大半が山間部なので列車...
97 2 0
みんなのコメント(0件)
投稿する
投稿に際しては、必ず観光ガイドご利用規約をご確認ください。
閉じる皆様がより快適にご利用いただくための「投稿上のルール」や、
投稿内容の利用に関して記載しております。
さらに表示する