トシローさんの北海道の旅行記

北海道 最東端から最南端への旅(北海道百名城制覇)
- 1日目2024年6月27日(木)
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06:00-07:00
前日、羽田空港から新千歳空港、南千歳から特急おおぞらで釧路。花咲線に乗り継いで、トータル6時間半で根室着。途中、野生の鹿や牧場の牛や馬を見ながらですが、日本最東端の地は遠〜いです。朝一番のバスで納沙布岬を目指します。
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06:00-07:00
根室駅前の観光インフォメーションセンター前から、根室交通バスの納沙布岬行が出ます。納沙布岬行の始発バスですが既に数名が並んでいました。
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07:00-08:00
根室駅から根室交通バスに乗って45分、納沙布岬のランドマークであるオーロラタワーが近づいてきます。青空に真っ白なタワーが際立ちます。
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07:00-08:00
終点の納沙布岬バス停前は望郷の岬公園、大きな四島のかけ橋がシンボルです。納沙布岬の見学は後にして、先に岬西の日本百名城1番ヲンネモトチャシ跡群へ向かいます。
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07:00-08:00
納沙布岬のバス停から温根元漁港方面、西に真っ直ぐ延びる県道沿いに歩きます。バスが見えましたがスクールバスで、路線バスは走っていません。北海道らしい一本道ですし、まだ日差しも強くなく清々しく歩けました。
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08:00-09:00
納沙布岬バス停から歩くこと40分弱、県道脇にヲンネモトチャシ跡への案内板が見えました。県道から海側に少し入ると大きな看板発見。
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08:00-09:00
チャシ跡は城郭というよりは砦、本州では戦国時代から江戸時代の時期に築かれたらしいです。どの様な建物が有ったのか等、謎多き百名城です。
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08:00-09:00
ヲンネモトチャシ跡の海に向けた方形平坦面、現在整備工事中でしたので降りて行く事は止めました。単なる物見台なのか、建物が建っていたのか、祭事場だったのか想像が膨らみます。
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08:00-09:00
帰りに直ぐ横の温根元漁港からヲンネモトチャシ跡を眺めると、その形状が良く解りました。盛り土をした感じも良く見て取れます。
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09:00-10:00
ヲンネモトチャシ跡から納沙布岬に戻り、帰りのバス時刻まで納沙布観光。望郷の岬公園の希望の鐘、ロシアとの関係悪化も有り北方領土の返還実現も厳しい状況ですが願いを込め鐘を鳴らしました。
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09:00-10:00
望郷の岬公園内には北方館と望郷の家が並んでいて、北方領土関連の資料が展示されています。あらためて近い島だと感じました。
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09:00-10:00
日本最東端の地である納沙布岬の最東端は納沙布岬灯台、高さは低いですが見晴らしが良いので役目は十分果たせるのでしょう。北海道の洋式灯台としては、最初の灯台だそうです。
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09:00-10:00
納沙布岬灯台が日本本土最東端の建物だと思われましたが、灯台の裏手まで回ると小さな小屋が。「納沙布岬野鳥観察舎」と表札が、この小屋が日本最東端の建物でしょう。納沙布岬を後にして、道央に戻ります。
- 2日目2024年6月28日(金)
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08:00-09:00
2日目は余市観光、札幌からは1時間ちょっと。余市と言えばニッカウヰスキー、駅前公園にはNHK朝ドラ「マッサン」にちなみ綺麗に整備されています。
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08:00-09:00
余市と言えばウィスキー、ニッカウヰスキーの創業者である竹鶴政孝を主人公とするNHK朝ドラ「マッサン」の放映から既に10年。余市の蒸溜所はいまだに人気の観光スポットです。
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09:00-10:00
ニッカ余市蒸留所から国道229号線を進むと、余市宇宙記念館スペース童夢が在りました。余市はニッカウヰスキーだけかと思っていましたが、地元出身の宇宙飛行士・毛利衛氏の出身地でもありました。
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08:00-09:00
余市宇宙記念館を過ぎると、余市川に架かる余市橋を渡ります。余市湾に注ぐ河口の手前には吊橋の大川橋が見えます。
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08:00-09:00
余市川を越えると2階建ての建物の上にスペースシャトル、宇宙記念館の別館かと思いました。しかし、建物の看板は「余市川温泉」、年中無休の天然日帰り温泉です。
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09:00-10:00
余市警察署の交差点脇によいち水産博物館の案内板、水産博物館なのに坂の上?。予想外に丘のてっぺんに、更に建物の横から船の舳先が飛び出しています。余市の歴史博物館も兼ねていました。
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09:00-10:00
よいち水産博物館見学後、登ってきた坂を下り国道を海側へ進みます。海岸には綺麗な細長い砂浜が広がっていました。モレイ海水浴場、もうそろそろ泳げそうな気温でした。
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09:00-10:00
やはり最後はニッカウヰスキー会館、ここまで来て試飲をしないで帰る訳にはいきません。雰囲気も最高で、どのウィスキーを選ぶか迷いに迷いながら酔ってました。
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13:00-14:00
余市から札幌に戻り、昼は地元在住の知人とランチ会食。美味しいビールとホルモンを、飲み放題・食べ放題。腹ごなしに近くの北大キャンパスを散策。
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13:00-14:00
札幌駅近くの商業地内にこれだけの敷地と緑を有する北海道大学はさすが、観光客も意外と多くて自由に出入りできるのも素晴らしい。30分程キャンパスを散策してから、駅に戻りました。
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17:00-18:00
札幌からは特急北斗号で今宵の宿を取った函館まで、国内旅行客や戻ったインバウンド客で車内は満席。大きなスーツケースの場所取りが大変そうでした。
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17:00-18:00
駅横には大型商業施設ハコビバが、各種飲食店も揃い充実しています。函館駅近くのホテルを予約していたので、夕食を楽しみにしながらチェックイン。
- 3日目2024年6月29日(土)
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07:00-08:00
3日目は日本最北の日本式城郭が遺る松前町へ。JRで函館駅から木古内駅に移動し、木古内駅前からは函館バスで松前へ向かいます。駅前の道の駅はまだ営業開始前でした。
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08:00-09:00
木古内駅からは知内町・福島町を通り松前町へとバスは走ります。松前町に入ると北海道最南端の白神岬を通過、岬の先には津軽半島が見えます。白神岬と津軽半島の龍飛岬の距離は、僅か20q弱しかないそうです。
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09:00-10:00
木古内駅から1時間半で松城バス停着、海岸線のバス停から既に松前城の天守閣が見えます歩くこと数分で松前公園の入口である沖之口坂から城跡内に入ります。
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09:00-10:00
桜並木を周って松前城資料館前、ここで入館料を払って天守内部に入ります。鉄筋コンクリート製ですので、天守閣内感覚は薄く普通の歴史資料館の感じ。
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09:00-10:00
松前城は江戸時代最後期の日本式城郭であり、木造三層の天守閣は明治以降も遺されていました。しかし、昭和の戦後に火災で焼失、現在の天守閣は鉄筋コンクリート製の復元天守です。やはり、近くで見ると味気無さは感じます。
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09:00-10:00
北海道内の日本百名城は3城、五稜郭は数年前に訪問済なので今旅の根室半島チャシ跡群と松前城で北海道は制覇。残すは3城、年内の完全制覇が見えてきました。
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09:00-10:00
松前城の北側には神社仏閣が集まっていますが、松前城の北の丸跡には松前神社が鎮座しています。松前家の始祖を祀っています。
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09:00-10:00
松前神社の北側は松前城の寺町、多くの寺院が隣接しています。北海道の寺院は道南地域以外は、一般的に防雪対策上でしょうが木造以外が多い気がします。箱館戦争で唯一焼失を免れた寺だそうで、最も歴史を感じる伽藍です。
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09:00-10:00
光善寺境内は入口の仁王門から鐘楼門・本堂と続きますが、どの建物も立派で周辺でも大きい伽藍を有します。血脈桜や白八重桜等、桜の木も豊富な境内です。
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09:00-10:00
松前公園は北海道でも有数の桜の名所、桜の種類も多く長い期間花見を楽しめます。光善寺の境内に在る「血脈桜」、桜の精にまつわる伝説も遺る松前桜の三大名木です。枝振りも桜らしくない、末広がりに開花した際の美しさを想像しました。
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09:00-10:00
奥尻から移されたという法源寺の山門は道内最古だそうで、派手さは有りませんが侘び寂びを感じます。とても静寂で、落ち着いた寺院です。
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11:00-12:00
松前から木古内に戻り、駅前の道の駅内観光案内所へ。本州方面行の新幹線出発時刻までは1時間強、近場のお勧め観光を訪ねましたが海岸方面のみそぎ祭り関連スポットぐらいしかないとの事。
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12:00-13:00
1月に行われる寒中みそぎ祭り会場となる海岸まで往復、戻ってからは道の駅で名物グルメを堪能。先ずはたこてんてん、次は塩ソフトクリーム。新幹線はやぶさ内用の地酒とツマミも購入して青函トンネルを潜って本州へ戻ります。
北海道 最東端から最南端への旅(北海道百名城制覇)
1日目の旅ルート
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