まりもさんの熊本県〜鹿児島県の旅行記

特攻隊に思いを馳せる
- 1日目2024年12月6日(金)
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11:00-11:00
鹿児島空港
飛行機が遅れて10時半に鹿児島空港に到着。空港近辺でレンタカーの手続きをして11時に出発。
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13:00-13:00
お菓子の染川
パンプキンのプリンがおすすめとのことなので来てみました。パンプキン(税込400円)、安納芋ブリュレ(税込360円)を購入。パンプキンは見た目がとってもかわいくて、やや固めで濃厚でしっかりとしたお味で食べ応えがありました。車の中で食べたので、落ち着いた環境でゆっくり味わいたかったです。
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13:00-16:00
前回知覧に行き、家に帰ってからこの施設が意外に近かったことを知って悔しい思いをしたものです。知覧より来館者が少ないので、静かで落ち着いた環境でじっくり見学できます。1階にある零式水上偵察機は引き上げ前の海底に沈んでいた状態を再現しているとのことで、砂に埋もれた機体が哀愁を感じさせ、興味深い見せ方でした。 万世は72振武隊の少年らが飛び立ったことで有名ですが、個人的には第62振武隊の込茶さんや飛行第66戦隊の今田さんの遺品を見ることができたのが良かったです。他の方々も私があまり知らないだけで、もっとよく調べた上でまた訪れたいと思いました。 ただ手紙などの文書は読みにくい物も多く、横に活字化されて置かれた資料を立ったまま見るのは結構しんどくて(歳なので腰が痛い)、これだったら家で座ってゆっくり本を読むのと変わらないなあと思いながらも、ここで読むから意味があるんだよなと考えを巡らせながら見学しました。記念館で販売している資料集(2000円)は、一般的な図録とは違ってレイアウトやデザイン性は物足りなさを感じますが、内容はボリュームありますし手作り感があって良いと思います。
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16:00-17:00
カーササローネ 伊太利亜
少し早めの夕飯をいただきました。注文した海鮮のパエリア(税込1,705円)は、ちょっと私には味が濃かったかな。でも本格的なパエリアっぽくて雰囲気を楽しめたのでよかったです。お土産にお持ち帰りにしたスフレチーズケーキは美味しかったです。
- 2日目2024年12月7日(土)
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08:00-12:00
昨年鹿児島に来た時、その姿の美しさに感動し、特攻隊の方々は特別な思いでこの山を見ていたんだろうなと思うと、1度登ってみたいと思っていました。行ったことがある人から登山は簡単だと聞いていたのですが、行く寸前に調べると登山初心者には結構大変だと知り、慌てて登山用具をそろえ、経路や時間を綿密に調べ、準備を万端にして臨みました。 1番心配だったのは、下山後フェリーで鹿児島湾を渡り鹿屋へ行く予定でフェリーの予約もしていたので、それに間に合うかどうかでした。朝8時に登り始めて10時に山頂、山頂は狭いので10分滞在して、無事に下山したのは12時少し前、予想していたよりだいぶ早く下山できました。長い道のりは辛かったですが、それほど傾斜が急ではないのでゆっくり上れば大丈夫でした。 あと冬だったからよかったければ、夏だったらまた状況は変わったと思います。管理棟で記念に登山証明書も購入。体力に自信がなく不安を抱えて登った分、達成できて気持ちよかったし、特攻隊の方々の鎮魂の意味合いもあったので、いい思い出になりました。
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13:00-14:00
開聞岳から予定より早く下山でき、時間に少し余裕があったのでこの公園にトカラ馬を見に行きました。トカラ馬と開聞岳、反対側は海が広がり、のんびりとしてとてもいい景色でした。入園料370円かかりますが、環境整備のことを考えるとお安いもんです。放牧されているトカラ馬たちは無心に草を食べていましたが、私に対する無関心ぶりが個人的にはツボでした。中にどうしたんだい!?っていうくらい、草を顔にくっつけた馬がいたのがおもしろかったです。
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13:00-14:00
こんな子が何頭も。
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14:00-15:00
山川港からフェリーに乗るまで少し時間があったのでランチも兼ねて寄りました。菜の花かんぱち丼も気になりましたが、山川刺身定食(税込1,400円)を注文し、新鮮な刺身をいただきました。
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14:00-15:00
最短で大隅半島へ渡るため、山川港からフェリーなんきゅうに乗る予定で、車両がある場合は予約が無難ということで予約をしていました。この日は便が4本しかなく、乗る予定だったのは15時半の最終便で、天気も悪くなかったので運休の心配はしていなかったのですが、出港30分前に急遽欠航となり、他の手段を調べてなかったので時間も時間だし焦りました。小さなフェリーでは、こういうことがあるんだと勉強になりました。
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17:00-17:00
鴨池フェリーターミナル
鹿児島市内から大隅半島の垂水までフェリーが出てるのは知っていましたが、出港場所も便数もわからなかったので慌てました。結局鴨池港には16時半前に着いて、こちらは運航しており便数も多かったので助かりました。しかも乗船手続きは不要で、ただ出港まで車内で待ってるだけ。あまりにのスムーズさに感嘆しました。
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17:00-18:00
16時50分出港。うどんが有名ということで、船内では南海うどん(500円)をいただきました。普通のうどんでしたが、桜島を見ながらのんびり食事できたのがよかったです。
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17:00-18:00
垂水港フェリーターミナル
17時半に垂水港へ到着。フェリーから車で出ると料金所があり、そこで料金を支払うシステムでとても便利でした。料金は車両5m未満で2800円。山川港では3400円だったのでとても安く感じました。また、フェリーがこんなに便利だということは、鹿児島の人にとっては日常欠かせない交通手段なんだなと思いました。
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18:00-18:00
閉店の1時間前に滑り込みました。ケーキ類はほとんど残ってなかったため、あまり選べなかったです。ミルクティーシフォン(税込660円)、1人で食べるには大きいかなと思ったけれど、結果としては物足りなさを感じない満足のいくサイズだったし、とても美味しかったです。自分にご褒美的な時にしか買えません。
- 3日目2024年12月8日(日)
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09:00-13:00
朝9時の開館と同時に入館。エントランスにある桜島の風景のステンドグラスが素敵です。目的の海軍や特攻隊に関する展示は2階だけで少ないなと残念に思っていたのですが、2階だけでも結構広くて資料も多く、4時間も過ごしてしまいました。印象に残ったのは、元海軍にいた千玄室さんや海軍報道班員だった山岡荘八さんと川端康成さんの話。子どもの頃に沖縄の海軍壕が身近にあり、名前しか知らなかった大田司令官についても初めてどんな人か知りました。筑波海軍航空隊記念館に行って以来、特攻隊個人について色々調べ始めるきっかけとなった筑波隊の方々の名前や写真を見つけることができたのもよかったです。
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13:00-14:00
食べてみたかった海軍タルト(税込648円)を見つけました。「富久屋」の店舗まで行かないと買えないと思っていたので、ここで販売してくれていて嬉しかったです。味は私にはちょっと甘かったけど、それは要冷蔵のため飲み物なしで急いで食べたためで、旅行から帰って落ち着いた環境で珈琲と一緒に食べればちょうど良かったと思います。なによりそのいわれに興味があったので、特攻隊の方々の思いに触れる品に出会えてよかったです。その他鹿屋のお菓子をバラでいくつか買いました。
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13:00-14:00
鹿屋のお土産として有名なようなので行ってみました。1番人気の唐芋レアケーキ、ラブリーを買おうとしたところ要冷蔵で5個入りからとのこと。どうしても食べてみたかったので、購入後短時間で無理矢理食べましたが、芋なので重かったです。美味しく食べるには1個が限界でした。反対にクリスピースイートポテトは賞味期限に余裕があり、しゅわしゅわした食感が独特で、軽く食べれるものでした。フェスティバロは鹿児島空港内にも店があったので、定番を買うのならここで無理して買わなくてもよかったかな。
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14:00-15:00
地下壕第一電信室
鹿屋には戦跡として川東掩体壕というのがあるのですが、こちらは時間がなくて行くのを断念し、航空基地史料館から車で約20分の串良エリアにある地下壕第一電信室に行きました。串良基地から出撃した特攻隊の電信を受信していた地下壕とのことで、モールス信号の音声ガイドが故障していて聞けなかったのが残念です。QRコードで聞くことはできるようです。今はほとんど何もない部屋でしたが、案内板に室内見取図があったので、当時の様子をなんとなく想像できました。
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14:00-15:00
串良海軍航空基地の跡地で、地下壕第一電信室から車で数分です。
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14:00-15:00
名前だけはよく聞いた串良基地、現地は当時の面影がほとんどありませんが、来ることができて良かったです。慰霊塔の手前の橋のところで手を打つと、塔の上にいる白鳩が鳴くらしいのですが、恥ずかしくて試せませんでした。慰霊塔にある文字は当時の首相、佐藤榮作が書いたものとのこと。戦没者の中に、Soraかさいで知った白鷺隊の方々、千玄室さんの話に出てきた旗生さんの名前を見つけてしんみりしました。公園の傍のまっすぐな道は滑走路跡だそうで、少しでも当時の雰囲気が感じられてよかったです。
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16:00-17:00
ここのレストランでカンパチの刺身を食べたかったけど営業時間に間に合わず、お土産に小みかんうどんと桜島大根うどんを買いました。うどんはコシがあって、あまりみかんや大根の味はしなかったけどおいしかったです。桜島の噴煙が上がる御岳はどこから見ても迫力がありますが、道の駅から見える北岳中岳南岳の三峰が並んだどっしりとした姿は結構好きです。
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16:00-17:00
どこかでゆっくり御岳を見たいと思い、ここで車を止めて少し散策しました。噴煙が上がるのがよく見えて、活動中なんだと実感しました。日常見ることがない迫力のある雄大な景色に活力をもらえました。
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16:00-17:00
遠くには昨日登った開聞岳も見えました。
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18:00-19:00
黒豚のしゃぶしゃぶが食べたくて行きました。いちの味コース(税込4,200円)を注文、全ておいしかったです。カウンター席で他にお客さんも少なかったので、ゆっくり過ごせて良かったです。
- 4日目2024年12月9日(月)
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09:00-13:00
周辺はすごい霧が立ちこめていて開館しているのか不安に思いながら訪れました。せっかく来たのだからとプレミアムプラン(2000円)をお願いしました。ここは資料館の赤とんぼも見応えありますが、ガイドツアーに力を入れているようで、金額に見合ったしっかりとした解説付きのガイドをしてもらえました。
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09:00-13:00
松根油乾溜作業所跡。国内でも珍しいとか。
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13:00-14:00
The Fahrenheit
人吉城跡の傍にあるレストラン。ランチを食べ損ねてどうしようかと思っていたところ見つけたので入ってみました。トマトジュースはあまり好きじゃないけど、店長のお勧めで飲んでみると濃厚でおいしかったです。ランチメニュー3種類の中で、いづみ鶏のトマホークロースト(2,310円)を美味しくいただきました。店長が親切な方で、記念に写真も撮ってくれました。
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14:00-15:00
知らない城跡だったけど時間があったので寄ってみました。人吉城歴史館が令和2年の豪雨で被害を受けて今だ休館中なのが残念でしたが、城跡は石垣がよく残っていて景色もよく、行ってよかったです。特徴的な武者返しの石垣が見応えありました。
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14:00-15:00
石垣の武者返しが面白い。
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17:00-19:00
レンタカーを返却して空港まで送ってもらいました。鹿児島空港は、展望デッキから滑走路の奥に見える霧島連山の雄大な景色がよかったです。夕飯に食べた山形屋の焼きそばも美味しかったです。
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17:00-18:00
山形屋の焼きそば(税込880円)を食べに行きました。お酢は好きではありませんが、三杯酢をかけた方が味に深みが出て、そのままで食べるより美味しくいただけました。
特攻隊に思いを馳せる
1日目の旅ルート
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