yosshyさんの福岡県〜大分県の旅行記
2025年の初春 魅力たっぷり大分グルメと、由布院&別府の大分二大温泉郷の旅 だったんですが…
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昨年の旅行記にも全く同じ事を書いていて、毎年毎年、同じ話の繰り返しになるのですが、年末年始を旅先で過ごすことが、うちら夫婦の大きな楽しみの一つです。 そして、これも毎年、同じ話の繰り返しになるのですが、「じゃあ、年末年始、どこに行くのか?」。これがかなりの難題なのです。 そしてそして、今回も、妻と二人でいろいろと検討してみたものの、結局出てきた答えは、4年連続で「温泉」。 もはや、自分たちの発想が貧困になってきた感じがして、けっこう情けないのですが、冬の寒さが厳しい北海道に住むぼくらは、そういう寒い時期に温泉が恋しくなっちゃうんですよ。だから、もうこの選択は仕方ないんですよ。 そんな感じのうちら夫婦が、今年の温泉旅の舞台に選んだのは大分県。たしか、「おんせん県」を名乗られていたんじゃなかったでしょうか? その「おんせん県」を代表する、と言いますか、九州、いやいや日本国内でも有数の名湯、由布院温泉と別府温泉郷を、年末に巡ってみちゃうことにしましたよ。 年末年始に宿を押さえるには、またもや超ハードルが高いところを選んでしまったものですが、日々ネットと睨めっこして、なんとかかんとかお宿を押さえることができたんですねえ。自分を褒めてやりたくなっちゃいます。 なお、大分へは北海道からの直行便がないので、直行便のある主要空港で、一番大分に近い福岡空港に下りて、そこから自動車道で移動してみましたよ。 さあ、今年の温泉旅はどんなだったんでしょうか?
北海道ツウ yosshyさん 男性 / 50代
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- 1日目2024年12月29日(日)
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11:00-12:00
さて、今回の旅行の舞台は大分県ですが、北海道からは大分の空港への直行便がないんですね。その場合、考えられるのが乗り換えです。 ただ、一回やったことがあるんですが、この乗り換えって、けっこうリスキーな気がして、本当にそれしか方法がないときだけにしようと思っているので、結局、今回は直行便がある、九州最大の福岡空港に降り立って、そこから大分に入る選択をしました。 福岡空港は、コロナ禍の直前の2020年1月初頭以来の利用になりますので、ほぼ5年ぶりです。 ところが、旅の初っ端から出鼻をくじかれる事態が。 なんと、いきなり、ぼくらの乗る便の福岡到着が30分ほど遅延してしまったんです。 まあ、福岡空港自体はわかりやすいつくりで、スムーズに脱出できたんですが、このロスがちょっと、その後の行動に響いて痛かったです。 まあ、今となれば、こんなトラブル、どうでもいい些細な話なんですけど、この時は、けっこう怒ってました。
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12:00-12:00
福岡空港から博多駅に移動です。 今回は、博多駅でレンタカーを借りることにしたんですね。 どうも、空港近くのお店より、使い勝手やら客あしらいやら、いろいろレベルが高いと噂されているので、わざわざここまで出張ったんですが、実際行ってみると、駅周辺の繁華街感が半端なくて、ここからレンタカーで出発して、無事、郊外に出られるのか不安を感じてしまいました。あと、ここに無事に戻ってこられるかもけっこう不安でしたし、ちょっと選択を誤ったかな?とも思ったりしました。 とは言え、もう「賽は投げられ」ていたんで、ここから行くしかない。
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12:00-13:00
あれ? 雨?
福岡市内の複雑な都市高速から九州自動車道に入って、ようやく安心したら、ここで天気予報を覆す事態が。雨? 聞いてない、聞いてない。自然相手とはいえ、ちょっと腹が立ちましたね。まあ、それほど強い雨ではなかったんですが、移動のペースは確実に遅くなりましたね。 まあ、これもたいした問題ではありませんでしたね、今となれば。
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13:00-14:00
スタートの遅れを引きずりつつ、九州自動車道から東九州自動車道と自動車道をひた走って、ついに福岡県との県境の中津市から大分県に入りました。 「初の大分」ですよ。カーナビの「大分県に入りました」のアナウンスに、けっこうと言うか、かなり盛り上がっちゃいましたね。このときは本当に嬉しかったです。 ともあれ、もうすっかりお昼を過ぎています。食いしん坊夫婦のぼくらとしては、何はさておき、まずはお昼ごはんですよ。 そして、中津と言ったら、ご存じ「からあげの聖地」。北海道にも「中津からあげ」の名を冠するお店ができているくらいですからね。となれば、食べるのも当然、からあげ一択でしょう。 中津に入ってまっしぐらに向かった、ド直球の店名のチキンハウス本店さんは、中津のからあげのお店の中でも有数の人気店で、しかもイートイン・スペースがあると聞きつけて、営業時間的にギリギリかもしれないけど、ランチに飛び込んでみることにしてましたが、やっぱりスタートの出遅れが痛かった。 ラストオーダーの1時30分に間に合わず、撃沈しました。でも、これも些末なことです。はい。
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13:00-14:00
中津のお昼は、チキンハウスさん一択で考えていたので、さすがに焦ったんですが、近くに、大人気店がありました。中津でからあげと言ったら、知らない人はいないというもり山さんの本店です。 もう、イートインにこだわってる場合ではないので、ここでお弁当を買って、車で食べることにしました。塩味のもも肉とむね肉のからあげが2個ずつ入っていて、590円。今時、けっこうお安いです。
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14:00-14:00
本物の中津からあげは?
で、艱難辛苦あって(大袈裟?)、ついに初めて食べる、その聖地の本物のからあげは、やっぱりちゃんと美味しい。 塩味のからあげって物足りないかと思ったんですが、そんなことはなくて、味付けが塩だけなので、逆に鶏肉の旨味もしっかり感じられました。ぼくは、少し硬めのむね肉の方が好きかもしれないですね。 若干のつまづきはありましたが、聖地で、美味しいからあげを食べられて良かったですよ。
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14:00-15:00
本場のからあげで軽くお腹を満たしたら、大分観光を本格開始です。 まずやって来たのは、戦国時代に、名軍師にして築城名人と謳われた、かの黒田官兵衛がその基礎を築き、その後、江戸時代の大半は、徳川譜代の重鎮、奥平家十万石のお城だったという中津城です。多分、中津にお住まいの皆さんの誇り、中津のシンボルなんでしょうね。 ですけど、このお城には本物の江戸時代からの建物は残っていないようで、建っているのは昭和以降の、やや正体不明な復元・復興系の建物だけ。 過去に、歴史的には価値のない、鉄筋コンクリートの模擬城郭建築の中に入ってみて、内部の単なるビルみたいな構造に興ざめしたり、感情移入できない映像やら展示物やらを見てガッカリした経験から、もう、その手の復興系の建物の中には入らないと決めているんですね。 なので、開城当時から残るという石垣をじっくりと鑑賞することにしたんですが、実際に行って見てみると、これがけっこうと言うか、かなり絵になるんですね。晴天の空の下、外観は美麗でしたよ。 ここは、「外観を見て、けっこう良かった」で終わって、正解なスポットでしたね。
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15:00-16:00
さて、今回の旅行の主な舞台の別府市や大分市といった大分県の大部分は、その昔、豊後国に属していましたが、大分県の中でも福岡県に近い一部地域は豊前国に属していました。ここ宇佐市や先ほどの中津市もそうです。 そして、ここで訪れるのが、その豊前国の一宮の宇佐神宮さん。 どうして旅の主な舞台ではない国の一宮さんに真っ先に来たのかと言えば、この宇佐神宮さんが、全国に数多ある八幡社の総本宮だからです。 うちとしては、これからもたくさんの八幡社さんに伺うはずですから、その総本宮のこちらには、いつかしっかりご挨拶しておきたかったんですよ。 その思いが、今回ようやく実現して、けっこう嬉しいです。
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15:00-16:00
二礼 四拍手 一礼
こちら宇佐神宮さん、正式な礼拝の作法が、「二礼、四拍手、一礼」なのです。 そう、去る11月に参拝した出雲大社さんと同じ。なんか勝手にご縁、つながりを感じてしまいましたねえ。 そして、こちら宇佐神宮さんは、ご社殿も出雲大社に負けず劣らず本当に立派でした。 上宮、下宮は、共に朱色のご社殿が目にも鮮やかで、極めつけに美しかったですが、上宮は特に、国宝に指定される文化財的にも価値のある建物のようですね。 これらのご本殿のほかにも、屋根が施された豪奢な呉橋にも驚かされました。屋根付きの橋なんて、あんまり見ないものなので。 社叢も含めて、厳かな雰囲気に包まれていて、非常に清々しい気分になれました。
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16:00-17:00
念願の八幡社の総本宮への参拝を果たしたあとは、お隣の豊後高田市に移動して、初日最後にやって来たのは、夕日が美しいという真玉海岸です。 ここは晴れてなかったら一巻の終わりのスポットだったんですね。で、旅行初日は、ほぼ終日曇り空で、途中、雨まで降り出すという、夕日を見るには厳しい天気。ちょっと夕日はダメかなと思っていたら、急に天気が良くなって、見事な夕日を見ることができたんです。
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17:00-17:00
そして、目の当たりにしたこの夕日が、ぼくらの胸にど真ん中に突き刺さりました。 どうですか、この素晴らしい景観。美しいなんてもんじゃありませんよ。 日本人のみんなが大好きな、「海面の鏡張り現象」も見事に捉えることができましたよ。 11月に山陰島根でも美しい夕日に感動しましたが、ここは、その上をいったかもしれません。
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17:00-18:00
今回の年末年始温泉旅は、由布院と別府の二大温泉のお宿代が、かなり高くなってしまったので、この二泊以外は、できる限り抑制する必要に迫られました。兵庫二大温泉郷巡りの時と似たような流れですね。 ですので、一泊目の豊後高田では、本当に本当のビジネスホテルをチョイスしたんですが、こちらはリーズナブルというより、もはや安宿でしたね。抑制が効き過ぎたのかもしれないというレベルです。 でも、次の日の行動を考えたら、宿泊地としては豊後高田がベターだったんですよね。で、この街、このホテルのほかには選択肢がほぼなかったんです。
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18:00-19:00
さて、夕日を楽しんでお宿に入ったら、当たり前ですけど、もうその時点ですっかり夜です。なので、晩ご飯です。 年越しそばには若干早い気はしますが、色んな媒体で超絶高評価のおそば屋さんが、ここ豊後高田にあるらしいのです。しかも、ホテルから歩いて行ける範囲に。それならば迷わずいただくべきでしょう。 大人気のそば屋さんが夜までやっていて、しかも予約までできちゃうことには、ちょっと驚きですが、ありがたいことなので遠慮しないで予約させていただきましたよ。 予約した6時にお店に行くと、お客さんがだ〜れもいなくて、「ここ、本当に人気店?」と若干疑っちゃいましたが、うちらにとっては6時から晩ご飯は普通でも、ほかの皆さんにとっては少し早かったみたいで、後から後からお客さんがやって来て、ほっとしました。 そして、噂のそばは、まずまずの美味しさ。やっぱり、そばは、西日本の方が美味いと思いますね。特に、汁の味わいがだいぶ違います。 そのほか、天ぷらもしっかり美味しくて、今年の年越しそばも満足できましたね。
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19:00-19:00
今年も、旅先で年越しそばをいただいたら、ホテルに戻る道すがら、少しだけ回り道して、話題の「昭和の町」っていうのを見て帰りました。自分、バリバリ昭和の人間なんで。 でもここ、看板とかを見るに、ぼくが知ってる昭和より、さらに古い時代っぽいんですよね。昭和30〜40年代にかけてでしょうか? そんな50年以上も前の、ガチの昭和の町並みが、今でも現役で残っているんですよね。フェイクでも何でもなく、お店なんて昭和の店構えのまんま、しっかり営業されているんです。驚きですよ。 この町並み景観を保つために、お店の皆さまとかは、快適さとかいろいろ犠牲にされているのかな?と思うと、ホロッと来ちゃいました。
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19:00-23:00
美味しい年越しそばと、ノスタルジックなんてレベルじゃない本物の昭和の町を楽しんできたら、お宿に帰還。初日はそんなに寒くありませんでした。 超お安いお宿ですので、ざっとシャワーを浴びて、あとはもう寝るだけです。
- 2日目2024年12月30日(月)
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00:00-08:00
安宿、いいえ、リーズナブルなホテルの朝食は、やっぱりコストカットがすさまじい感じでしたね。素泊まりにして、コンビニパンとかでも十分なレベルでしたね。 でも、お値段からしたら、何の不服もありませんでしたよ。
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08:00-08:00
あんまり良い雰囲気だったので、明るいところでも見てみたいなと思い、チェックアウト早々に、今度は車で流してみました。この街、やっぱり良いですねえ。
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09:00-09:00
2日目、豊後高田のほど近くには、お寺系の観光スポットがけっこう集積している国東半島があるんですが、そこはスルーして、最初にやって来たのは杵築市。 江戸時代、ここ杵築は、三万石くらいの藩の城下町だったんですね。 そして、ここには、その江戸時代の情緒が残る、たいそう風情ある町並みがあるようで、昔の町並み好きとしては、ほっとけません。 で、手始めに武家屋敷が建ち並ぶエリアを歩いてみると、リアルに土塀が崩れているところがあったりして、「もう少し手入れして」と思う面もありましたが、これがリアリティなのかな?とも思いました。
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09:00-09:00
そして、いよいよここでのクライマックスへ。 杵築の町並みの中でも、その風情の良さで大評判の「酢屋の坂」。ここの雰囲気が本当に素晴らしかった。 けっこうな急勾配でV字型になった、けっこうな広さのある坂道があって、それだけで、既にたいそう風情がある眺めだったんですが、うちらがそこを眺めているとき、ちょうど、その坂を上る親子連れが現れて、坂道の雰囲気が爆上がりしました。 これが、着物姿の方々だったら、もっと良かったんですが、それは欲しがり過ぎというものでしょうね。
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09:00-10:00
本物の江戸の風情を感じられる素晴らしい景観を目にしたあと、「杵築城」というところにも行ったんですが、どう考えても昭和の模擬建造物で、見に行かない方が良かったです。せっかくの江戸風情で盛り上がった気分が下がっちゃいました。
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10:00-10:00
杵築から少し移動して日出町にまで来ました。 その日出町に、店名のとおりドーナツがメインのお店があるようなのですが、ここがけっこうお洒落っぽくて、しかも、アイスも食べられるようなので、ちょっと寄って、アイスの方をいただいちゃいました。 北海道民は冬でもアイスが当たり前なので。いや本当に。 で、行ってみると、ここが本当にお洒落空間で、かわいいドーナツが観葉植物に囲まれてディスプレイされていました。 ですが、それには目もくれず、うちらがいただくのは、これまたかわいらしいイチゴたっぷりのソフトクリームです。 食べてみると、もうイチゴがけっこう美味しいんですよね。九州では、もはやイチゴが普通に採れるんでしょうね。既に旬なのかな? そのイチゴに、かなり重め濃いめのソフトクリームを絡めて食べると、美味しいんですよねえ。ここは当たりでしたねえ。 それと、この辺りまで来ると、もう別府の町並みが見えるんですよね。この時点では、別府も楽しみでしかなかったんですよね…。
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10:00-12:00
そして、いよいよ、大分県第二の都市、別府市に入りました。この時点で10時半。 けっこう早いかな?とも思うんですが、もうお昼にします。 と言いますのも、ここでいただくのが大分の必食グルメであり、しかも、伺うのお店が超絶人気店だからです。 それが、ぼくの中では、もはや憧れの食材の域に入る、いつか必ず現地で食べてみたいと熱望していた「関さば・関あじ」。
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10:00-11:00
ここでちょっと蘊蓄を
もはや説明不要かな?と思ったりもしますが、自分のためにも、この食材がどれほど凄いものなのかを、今一度、振り返っておきます。 「関さば・関あじ」は、佐賀関の漁師さんが、一本釣りで釣り上げた鯖と鯵のこと。 佐賀関沖の「速吸瀬戸(はやすいのせと)」で育つ鯖や鯵は、瀬戸内海と太平洋の水がぶつかり合うことで水流が早い豊後水道を泳いでいるお陰で身が締まり、さらに、この海域はプランクトンが豊富なので、それを食べることで、栄養をしっかり蓄えて脂が乗ります。このため、そんな佐賀関の鯖と鯵は、古来より「関もの」と呼ばれて、既に別格扱いされていたんです。 そして、この、ただでさえ素晴らしい「関もの」を、漁業関係者の皆さんが、現代の「業」で磨きに磨き上げたのが、「関さば・関あじ」なのです。さあ、それはどんな業なのか? まず、一本釣りしたら、すぐに船の生け簀に入れて、生きたまま漁港へ運びます。さらに、熟練の業で、目視だけでその魚の重さを見定めて値段を付ける「面(つら)買い」を行うことで、徹底的に魚体に傷をつけないようにします。最後の最後、鮮度を極限まで保つために「活けじめ、神経抜き」を魚一本一本、丁寧に行います。これらの、熟練の業と大変な手間が加えられて、この食材は、我々の前にやって来るのです。 このストーリーを知ってしまったら、「大分に来て、これを食べないで何を食べる」と言うんですか!?
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11:00-12:00
そんな、業と手間の詰まった、この超絶人気食材は、せっかくなので、行列必至だろうと本当に評判の高いお店でいただきたいじゃないですか。北海道民のぼくらは、もう二度と食べに来ることがないかもしれないのですから。 なので、こちら、いづつさんに落ち着いたんですよ。「関ものを食べるなら、別府のいづつさん」っていう評判みたいですからね。 そして、そんないづつさんは、人気店の上に、お昼は予約が利かないので、もう並びに並んで、ちょうどお昼くらいに席に着けるだろうと踏んで、10時半に来た次第なのです。 ところが、お店の前に着いてみると、行列はできていなくて、来店順に名前を記入するボードがあり、うちらは何と前から3番目。早いじゃないですか! ラッキー! ちなみに、この「関さば・関あじ」のうち、冬は「関さば」の方が旬なんですね。ぼくは鯖の方が好きなので嬉しくてたまらんですよ。
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11:00-12:00
「関さば」来た〜!
早めに行った甲斐あって、11時の開店と同時に最初にお店に入ることができました。うれしい! 席に着くと、お店の方から、「今日は「関あじ」はありませんので、ご容赦のほど」とのこと。鯖が猛烈に好きではありますけど、鯵もけっこう好きで、両方食べようと思っていたので、ちょっと残念。 まあ、「関あじ」の方は、冬は旬ではないようなので、これは我慢できます。 注文したのは当然、「関さば」の刺身定食。このお店では「豊後さば」と銘打っているようですね。この豊後さばのお刺身は、注文を受けた順番に板前さんが、一尾ずつ捌いてくれるため、提供までに時間がかかるらしいのですが、本当に美味いもののためなら、待てるというもの。 そして、念願叶って、ついに口にしたお刺身が、もう本当に嘘じゃなく、めちゃめちゃに美味しい! 口に入れると、最初はプリッとした歯応えがけっこうあるのに、そのあとから、乗りに乗った脂の旨味がぐわ〜っと来る。しかも、その脂が、ブリのようなしつこい味ではなく、さらっと口の中で溶けてしまう、そんな爽やかな脂なのです。何言ってるかわかんないですか? じゃあ、実際食べてみるしかないですよ。 鯖といったら、干物か塩漬けか、せいぜいしめ鯖しか食べたことがない北海道民には、もうこれは衝撃でしかなかったですねえ。これが食べられて幸せでした。
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12:00-14:00
大分が誇る「関さば」の美味さに感動したら、今度は、それと並ぶ、2日目のメインスポットです。 やってきたのは、大分が誇る大人気の水族館「うみたまご」。 「年末年始の旅行で水族館」というのも、けっこう、うちの旅行の「あるある」なんですねえ。 だって、旅先に有名な水族館があったら、やっぱり行きたいですもの。水族館大好きなので。 しかも、水族館って、年末年始でもしっかり営業してくれているところが多くて、施設がお休みに入りがちな年末年始にあって、本当にありがたい、頼りになる存在でもあるんですよ。 で、この期待の水族館が、しっかり期待どおり。館内に入ってまず目についたのが、縦長の巨大水槽で、ここに大小様々な暖かい海系の魚が優雅に泳いでいて、良い雰囲気。 特に、大きいエイが回遊してくると、そのゆっくりとした泳ぎに見とれちゃいました。
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14:00-15:00
そして、冬にイルカショー見ても寒くないってのも良いじゃないですか。さすがは九州です。 イルカショーのプールの規模は大きくないので、イルカも3頭と少なくて、ショー自体の派手さもなかったですが、イルカとの距離がけっこう近くて、飛沫が飛んできて楽しかったですね。 やっぱり、年末年始の水族館、最高に楽しいです。
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15:00-15:00
冬の水族館を十分に楽しんだら、続いて、県庁所在地の大分市中心部にある、大分駅と直結する、JR九州さんが運営する大規模商業施設に入りましょう。 ここは、ショッピングセンターや飲食店街から温泉施設、果てはホテルまでがあるという超総合的な施設で、やろうと思えば、多分、ずっと過ごせちゃいそうです。うちはしませんけど。 また、ここは、その施設の豊富さだけではなく、施設の景観自体も見所の一つなんだとか。それって一体どんな景観なんでしょうね。気になります。でも、その前に。
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15:00-16:00
実は、2日目は、この超複合施設の上階にあるホテルに、そのまま宿泊するんですよ。なので、早々にチェックインしちゃいました。 先ほども書いてますけど、ここ、温泉施設があって、ホテルの宿泊者は入りたい放題なんです。 つまり、今回は大分の二大温泉郷、由布院・別府の旅とぶち上げてますが、このホテルも温泉だったんですよね。すごいですよねえ。めちゃめちゃ優雅ですね。 駅直結で温泉まで入れて、しかも、そのわりにはリーズナブルなんですよ。たまりませんね〜。
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16:00-17:00
チェックインしたら、その駅直結複合施設を少し見て回りました。 その見所の一つと言われる施設景観ってやつは、8階の屋上庭園にあったんですが、実のところ、こっちは完全に子ども向け。大人も大人のうちら夫婦には、全然ピンときませんでした。 ですが、その下の商業施設の方は凄かった。 お店の数もバラエティの豊富さも素晴らしく、県庁所在地とは言え、人口50万人規模の街で、この施設の充実ぶりには驚きました。 北海道新幹線の乗り入れに合わせた駅前再開発中で、現時点では惨憺たる状況の札幌駅と比べると、こっちの方がはるかに楽しめますよ。 大分市民の皆さん、うらやましいです。
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17:00-18:00
駅前はイルミも
さらに、ひとしきりJRシティを楽しんだら、晩ご飯時がやって来たので、おもむろに駅前広場に出ると、そこのイルミネーションが、またけっこう美しい。 濃い青い光に統一されていて、品のあるイルミが良かったです。
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18:00-19:00
さて、それはさておき、大事なのは晩ご飯。 2日目の夜は、お昼に続いて、またまた大分の当地グルメを楽しみました。 やって来たのは、大分の必食グルメ、「とり天」から「りゅうきゅう」、さらには「だんご汁」まで、何でも来いという、夢のようなお店、「こつこつ庵」さんです。 ここも、かなりの人気店のようで、しかもこの12月30日が年内最終営業日という、最高のタイミング。 さらにこちら、ありがたいことに予約ができるので、きちっと6時に予約して伺いましたが、お店に着くと、案の定、予約で満席状態。フリーのお客さんは「8時半までお待ちください」と案内されてました。 予約可のお店に年末に飛び込みって、皆さん甘く考え過ぎですって。
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18:00-19:00
さて、こつこつ庵さんでのお目当ては、ずばり「とり天」。初日に中津でからあげを食べているので、鶏がダブってるなとも思いましたが、どちらも必食のご当地グルメなんだから仕方がないんです。 そして、この「とり天」は間違いない。美味い。一口かじったときのふわふわ感が、からあげとは違いますねえ。衣の「サクッ」のあとに、鶏肉の「フワッ」が来るんです。 まあ、からあげも美味しかったんで、「からあげととり天は両立」で、何も問題ないじゃありませんか。
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18:00-19:00
仕上げのとり飯まで
おまけに、単品で頼んだ「とり飯(おにぎり)」が、これまた美味い。 だんご汁だけ、ちょっと汁の味が薄すぎて、もうちょっとかな?と思いましたけど、総合するとバッチリでしたね。
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20:00-21:00
大分自慢のご当地グルメをきっちり楽しんだら、ホテル自慢の大分市街ど真ん中、駅の真上の温泉を楽しみましょう。 そして、この温泉が意外にも良いお湯で、つるつるすべすべ系のお湯だったんですねえ。内湯の方は洗い場の数もバッチリで、お湯の温度もぼくには最適で、の〜んびりとお湯を楽しめました。 天空露天風呂の方は、お湯が熱すぎて、ゆっくり浸かっていられませんでしたが、これは、こんなに景色が良くて、お湯も適温だと、ここに客がどっぷり滞留して、「全然入れないじゃん!」という状態になってしまうので、それを防止するためなんだと思いますね。これはOKですね。
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21:00-23:00
大分グルメと、街を見下ろす天空露天風呂を楽しんだら、もう大満足。 杵築の町並みから、超絶絶品の「関さば」、年末の水族館と来て、もう素晴らしすぎの2日目でした。 ここまで、今回の旅行は絶好調。
- 3日目2024年12月31日(火)
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00:00-08:00
さあ、3日目も天気はまずまず。 ですが、3日目に出かける前に、まずは、駅の真上のホテルの朝食を楽しみましょう。 そして、ここ、朝食までがバッチリ。とくに、ここでも「とり天」がふわっふわで美味しいのなんの。前の日の、お店で食べたのより美味しいんじゃね?とまで思うレベルの高さ。パンもデザートも、何を食べても美味しくて、大満足の出発になりました。 こちらのホテルは、車で行っても駅の大駐車場が1泊1000円で利用できて安心ですし、お風呂は温泉で露天風呂は気持ちいいし、高層階は見晴らしも抜群だし、良いこと尽くめで最高です。妻も、このホテルが相当気に入ったみたいですね。 さあ、美味しい朝食に気を良くして、3日目をスタートです。
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08:00-09:00
旅行初日に、豊前国一宮にして全国の八幡宮の総本宮を参拝しましたが、3日目、またまた一宮さんにお参りです。 こちらの西寒多神社さんが、今回の旅行のメインの舞台である豊後国の一宮さんなのです。「ささむた」と読むんですね。 本当のところ、初日にお参りした宇佐神宮から分霊を受けた八幡社の一つで、西寒多神社さんと並び立ち、もう一方の豊後一宮として崇敬されている柞原八幡宮にお参りするつもりだったんですが、そちらが、ご本殿の改修工事が行われていて、落ち着いて参拝できる雰囲気ではなさそうだったんです。 なので、こちらの西寒多神社さんにお参りすることにした次第なのです。 少しだけ残念ではありますが、こちらもれっきとした一宮さんですから、いつものように、ぼくら他所者が、大分市やら別府市やら由布院やらといった、豊後地方を巡ることのご挨拶と、旅の安全を祈念させていただきました。 ただですね、こちら、ちょっと気になるところがあったんですよね。 神社の境内の正面に、何やら仰々しいノボリが立ち並んでいて、そこにこちらのお社を責め立てるような文言が書き連ねられているんですよね。 どうも、お社と近隣の住民の皆さまの間に、何やら諍いがあるようなんですね。神聖な一宮さんがそんな状況って、ちょっと残念でしたね。
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09:00-10:00
ロックンロード
一宮さん参りを済ませたら、あとは一気に、今回の旅行最大の楽しみの由布院へ。 と思ったんですが、某大手地図アプリを見ていたら、大分から由布院へと向かう途中に、この「ロックンロード」という表記を見つけたんですよね。何それと思ってちょっと見てみると、「ワインディングとアップダウンのある、ドライブが楽しいコース」とのことなので、ちょっと面白そうなので、そちらに進路を取ってみることに。 ところが、いざ走ってみると、「これでアップダウン?」と思うほどの、拍子抜けする、極めて普通の道路でした。もっと楽しい道路、いっぱい知ってますよ。
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10:00-10:00
もう、あとは一気に由布院へ、なんですが、少〜し時間に余裕があったので、やや遠回りのルートを選択すると、途中、けっこう秘湯っぽい雰囲気の湯平温泉を通過。 ちょっとだけ温泉街を歩いてみると、石畳の坂道が続くその雰囲気には、やや心は惹かれたものの、ぼくらが向かうべきは、結局は由布院ですので、速やかに退散しました。
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10:00-11:00
3日目、徐々に徐々に、これから行く憧れの温泉地、由布院へと近づいて、いよいよ、その由布院を見下ろす展望所にまでやって来ました。 ここから、眼下に由布院を眺めてみたんですが、その景色があまりに遠景で、しかも散漫。 正直、どこが何で、何が何なんだかさっぱり分かりませんでした。 由布院の街が眺められるスポットなのに、日中、車が一台も止まっていないのって、何だか変だなと思ったんですが、このぐだぐだな景色なら納得です。
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11:00-11:00
そしてついに、いよいよやって来ました! 今年の年越しの地、由布院です。いや、もう、ここ数年続く温泉年越し旅の中でも、贅沢の極みと言っていいのではないでしょうか。 なお、「ゆふいん」の表記について、過去の町の合併の経緯などを踏まえて、由布院で統一させていただきます。もう既に、さんざ「由布院」と書き並べていますから、今更ですけどね。
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11:00-11:00
さて、由布院温泉の温泉街は、車で動き回るのは不可能な場所らしいので、駐車場の確保が至上命題と思っていたんです。 なので、今夜泊まらせていただくこちらのお宿に、チェックイン前ではありますが、早々に車を預けさせていただきたいとお願いしました。 お宿に電話したところ、ご快諾いただき、スタッフさんが、わざわざ通りに出てきてくださり、誘導までしてくださったんですよね。お陰で、人でごった返している湯の坪街道をなんとか進んで、無事に車を駐車場に入れることができました。 実際に車で乗り入れてみて、ここを車で移動するのは、リアルに「不可能」と実感しました。なので、お宿のご厚意には大感謝です。 ここまでは、このお宿の評価も最高だったんですよね…。
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13:00-14:00
ランチの時間まで少し余裕があったので、まずは、由布院の温泉街を散策。ついにですよ。 ところで、この由布院温泉街のメインストリート、湯の坪街道には、異国のような、ジブリ映画の世界のような、はたまたハリーポッターワールドのような、そんなファンタジックな異空間があるらしいんですね。そんな、ぼくら夫婦が大好きな映画やらなんやらの名前を出されたら、それは、もう、その異空間に迷い込んじゃうしかないじゃないですか。 ところが、実際に迷い込んでみると、そんな雰囲気全くなし! たしかに、お店の外観とか展示とか、売ってる物とか、設え自体はまあそんな感じ。なんですが、その狭い迷路のような空間に、人がぎゅうぎゅうのすし詰め状態で、しかも、至る所で人がでんと陣取って、頑なに動かずに、「映え」写真の撮影に没頭状態。 この雰囲気の悪さは居たたまれませんでしたので、けっこうさっさと脱出しました。ここはダメでした。
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12:00-13:00
フローラルビレッジの人の多さに、すっかり疲れ果てたところで、お待ちかねの由布院ランチのお時間が来ました。選んだお店は某グルメ検索サイトでも評価が抜群に高かったこちら、湯の岳庵さん。 大晦日の由布院なんていったら大変な人出でしょう。(実際に、凄い人出でした。) そして、そんな状況でお昼に飛び込みで有名店なんて、無謀の極みと言うもの。 でも、せっかくの由布院ランチなんだから、有名なお店で食べたい。 その葛藤を解決する方法はただ一つ。予約ですよ。まあ、当たり前ですけど。 そして、こちら湯の岳庵さんは、どこぞの県の、人気だと謳われていた農園レストランと違って、繁忙期だって、ちゃんと気持ちよく予約を受けてくださいました。 やっぱり、ホスピタリティのレベルが違いますわ。 ところでこちら、予約したあとにもう少し調べてみたら、由布院温泉で「御三家」と謳われている、うちら夫婦も憧れていた別格的お宿の一つ、「亀の井別荘」さんのお食事処だったんですよ。 それを知らずに予約を取っちゃうなんてファインプレー、我ながらグッジョブでした。
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12:00-13:00
そして、さすがは御三家プロデュースのランチ。 これが、しっかり美味しかったです。二人して、一番美味しそうに見えたビフテキ丼をいただいたんですが、お肉が柔らかくてたまりませんでしたね。そして、肉の旨味の凝縮具合がたまらない。旨味しか感じないってやつです。それ以上、言葉はいらんでしょう。もう、大満足のランチとはこのことだと思いましたねえ。
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13:00-13:00
大満足のランチを楽しんだら、由布院温泉の核心部、湯の坪街道の散策を本格開始です。 それにしても、ここ、本当に凄い人出でしたねえ。 これまでに散策してみた城崎とか有馬の温泉街と比べると、人の密度が高いと思いました。温泉街のサイズがタイトなんでしょうかね? 人気のスポットがギュッと、この通りに集中しているから?
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14:00-14:00
湯の坪街道をぐ〜っと由布院駅方面に進んで、この日最後の目的地に着きました。 人気のお店でのランチを上手いこと予約しましたが、ここでまた、お得意の取り置きを発動です。 これまた「御三家」と謳われる名旅館「山荘無量塔」さんが手がけるという、超絶人気のロールケーキのお店、B-speakさんです。 そんなお店の商品も、大晦日に飛び込みで買いに行っても、そうそう残ってるわけないってもんです。 なので、迷わず取り置きをお願いしたら、「大人気だから」だの、「大晦日だから」だのなんてことは一切仰ることなく、快くお引き受けいただきました。 ああ、やっぱりホスピタリティが違う。違いすぎる。どことの比較かはもう言いません。と言うか、そんなところと由布院を比べたら、由布院に対して失礼だと気がつきました。 ロールケーキ一本を手に入れたら、意気揚々と引き上げです。
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14:00-14:00
湯の坪街道の突き当たり、由布院駅までやって来て、駅の真ん前のツーリストセンターで、いっとき暖を取らせていただきました。体を冷やすのは禁物だと分かってましたから。 それは、ちゃんと分かってはいたんですよ…。
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15:00-15:00
極上のランチと温泉街散策をひとしきり楽しんだら、良い時間になってきたので、年を越す今宵のお宿へチェックインしましょう。先に車を駐車させていただいて、本当に助かりました。 本当に本当のことを言いますと、先程来、再三にわたって触れている「御三家」と呼ばれる超名旅館三軒のうちのどこかに泊まりたかったんですが、常連でも何でもないぼくらが、そんなすごいお宿の予約を、年末年始にそう簡単に取れるはずもなし。そういう事情は、ここ数年の温泉宿の予約争いで分かってきましたよ。 なので、最初から無謀な戦いは挑まずに、由布院温泉街のど真ん中、湯の坪街道沿いにありながらも、かなりお安かった、こちらのお宿に落ち着きました。 ですが、このコスパ最優先なお宿選びが、あとで高くつくことになる大きな要因になったと、今では思ってます…。
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15:00-15:00
至極のロールケーキ
とは言え、この時点では、そんなことを知る由もなかったうちら夫婦。 少しお部屋でゆっくりするとか、そういうのの前に、何はともあれ、まずは先ほどゲットした、B-speakさんのロールケーキですよ。 そして、このロールケーキがもう至極の逸品。 柔らかさが尋常じゃない。ふわっふわのふっかふか。自分で切ったんですが、ケーキにナイフを入れたときの手応えが今までに経験がない感じでびっくりしちゃいましたもの。 ワクワクしながら口に入れると、想像以上のふわふわ食感。甘さも絶妙で、こんな美味しいロールケーキがあるんだと思いました。もう、ほかに表現方法が思いつかない。 これを食べちゃって、もう、ほかのロールケーキを美味しいと思うことはないかもしれませんね。 そして、はっきり、この時点がこの旅行のピークでした。
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15:00-19:00
めちゃめちゃ美味しいロールケーキに満足したんですが、このお宿、建物がかなり古いこともあってでしょうか、相当に寒くて、エアコンをガンガン動かしても、お部屋が全然暖まらない。 特に、お部屋備え付けの浴室があるんですが、この浴場が、壁が薄い上に隙間だらけで、ほぼ外にいるのと一緒なレベル。正直言うと、お部屋の空気を浴室に入れて、空気を温かくしたかったくらいなんですが、それをやっちゃうと、火災報知器が作動するんじゃないかと思い、思い止まりました。 そして、夕食会場も寒い。 夕食のお味自体にはそんなに不満はなかったんですが、とにかく寒くてきつかったですねえ。 写真の大分和牛のステーキなんて、けっこう美味しかったんですけど、このあたりから、良くなかったんでしょうね…。少なくとも、うちら夫婦にとっては良くなかった。
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19:00-20:00
日中、あれほど賑わっていた湯の坪街道が、夜はどんな様子なのか気になったので、夕食後に出かけてみました。 すると、これが街灯もほとんど点いておらず、怖いくらいの静けさ寂しさ。 お昼間、恐ろしいほど人がいたフローラルビレッジも、出口にこそ灯りは点っていたものの、だ〜れもいませんでした。 しかしながら、この夜の散策も、今にしてみると、しなきゃ良かったことの一つなんでしょうね…。
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20:00-23:00
そして、いよいよ、ぼくが、今回の旅行で起きたことの根源だと思っている時間が来ました。 夜の温泉街散策から戻って、すっかり体が冷えたので、体を温めようとお部屋備え付けの、源泉掛け流しというお湯をいただきました。 お湯の方の、「源泉があまりに熱いので、少し水で冷まして入る」という話までは問題なかったと思うんですが、問題は浴室の空気の方。 そもそも、木の板一枚という薄い壁しかない上に、隙間が空いたまま全く動かない、はめ殺しっぽい状態の窓状の枠という造りで、外気がダイレクトに浴室を満たしていて、ほぼ外気温とほとんど同じ寒さだったんですね。 なので、妻には、「この浴室には、あんまり長くいない方が」と言ったような気もするんですが、妻はお風呂が大好きでとにかく長湯。ほぼ外気の浴室で、じっくりしちゃったんですね。 このことが、楽しくて順調だった今回の旅行を、一気に暗転させてしまったんだろうと、ぼくは思っています。
- 4日目2025年1月1日(水)
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00:00-07:00
二人で、翌日以降の旅を楽しみに思いながら、大晦日の床についたんですが、夜中になって、妻がかなり強めの嘔吐を伴う腹痛に見舞われ、長時間、七転八倒する状況に陥ってしまったんです。 体を温め、水分を十分に摂らせる処置を行ったものの、布団とトイレを何度も往復する時間が続き、少し様子が落ち着いたように見えたのは、もう夜も白む頃だったと思います。 楽しい旅先で、こんな状態になってしまい、妻には本当につらい思いをさせてしまいました。 それもこれも、ぼくの宿選びと、大分の寒さを甘く見たことに問題があったと思います。この甘い判断は、まだ続くんですよね…。我ながら、情けない…。
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07:00-08:00
夜半過ぎから強い腹痛が続いた妻ですが、一晩明けて、それなりに収まったとのことでした。 「それなら、もう一安心だね」と思ったので、お宿の朝食をいただく前に、いそいそと元日の朝にお出かけしました。 何故かというと、今回の由布院温泉一泊の中でも、夫婦二人で、実は一番楽しみにしていたことがあったからなんです。 それが、絶景と評される「金鱗湖の朝霧」。これを、なんとしても見てみたかったんです。 その金鱗湖が、お宿から歩いて5分ほどという近くにあるんですから、見に行かないなんて、もったいないじゃないですか。 で、とぼとぼと歩いて、辿り着いたその湖の光景が凄かった。 ふんわりと霧がかかるというのではなく、もう、水面から、もうもうと湯気のように霧が立ち上っていて、幻想的と言うよりも、大迫力の光景。 湖の周りをたくさんの人が取り囲み、この光景を見つめているにもかかわらず、その光景の迫力からか、皆さん息を呑んでいましたね。粛然としていました。 確かに、目に焼き付くほどの絶景でした。 でも、この日の由布院は氷点下まで冷え込んでいて、北海道民でもしっかり寒いと感じました。 妻の体調に不安のある中、そんな寒空の下を歩くというこの行動も、やっぱり甘い判断に基づく、うかつなことだったんでしょう…。でも、この光景はどうしても見たかったんですよね。
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08:00-09:00
妻の状態からしたら、けっこう無謀な行為だったんだろうと、今振り返ると分かるんですが、氷点下に冷え込んだ由布院の元日の早朝から出歩いて、またも妻の体を冷やしてしまいました。 そんな冷えた体を温めるべく、お宿に戻って朝食をいただいたんですが、このお宿は、その朝食会場までもが寒い。どこまで寒いんでしょうか? 正直、本当、なんとかして欲しいレベルでした。 お雑煮とか、それなりに美味しかった記憶はあるんですが、早くこの寒さから逃れなければという思いばかりで、楽しみだった元日朝のお食事も、それ以外は、ほとんど覚えていません。 それとも、このお宿が普通なのであって、九州での「冬の寒さとの向き合い方」を分かっていなかった、うちらの方が悪かったんでしょうかね? だとしたら、冬の九州には、二度と来たくはないです…。
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10:00-10:00
何と言うか、宿代をけちり過ぎたせいで、悪いイメージばかりが先に思い出されてしまうことになった由布院を後にして、最後に、その由布院の町並みを見下ろすスポットに出ました。 快晴の空の下の由布院なのに、なんかぼくらには恨めしかったです。今回の旅行が、途中までは本当に快調で楽しかっただけにですね…。 由布院だって、お湯に入るところまでは、良いことばっかりだったんです…。
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11:00-12:00
そして、いよいよ別府の街に下りてきました。と言っても、2日目のお昼をここで食べてますから、いよいよと言うほどでもないですかね? ただ、さあここから、本格的な別府観光だといきたかったんですが、回復したと思った妻の体調が、別府タワーにやって来たところで、また悪い方に振れてしまいます。 何とか、展望所まで上がってみたものの、体調が改善する気配はなく、トイレと椅子を行ったり来たりになってしまい、せっかく快晴の空の下に広がる別府の町並みや美しい別府湾も、何も楽しむことができず、立ち去りました。
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13:00-13:00
妻の体調は、腹痛とふらつきの強弱を繰り返して一進一退。 妻が、少し軽快してきたというので、別府の地獄を少しだけ見に行ってみようと思ったんですが、駐車場から地獄に向かって歩き出した途端に、妻が目眩を覚えたので、もはや観光は不可能と判断。 楽しみにしていた地獄巡りも断念することにしました。 妻の落胆ぶりは、見てられなかったです。
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13:00-14:00
今回の旅の大きなテーマの一つだったのが、大分グルメです。 初日に「中津からあげ」、2日目に「関さば」と「とり天」と来て、ラストに何をチョイスすべきか? 豊後牛か、別府冷麺か、はたまた、地場の回転寿司か? 計画を立てる時点で、ぼく的にはけっこう迷っていたんですが、妻から鶴の一声があって「別府冷麺」に決まったんです。 で、元日のお昼からやってくれる、観光客に優しいお店を見つけるべく、冷麺のお店に片っ端から電話をかけまくったら、人気のお店の中に一店だけ、元日営業してくれる神様のようなお店があったんです。 それが「一休の泪」さん。お店のお名前じゃないですけど、正に「泪」です。ありがたかったです。 妻が旅行前から楽しみにしていたそのお店。こんな体調だけれども、やっぱり、どうしても行きたいとのことなので、少しだけ無理をして行ってみました。 元旦に営業している冷麺の人気店は、ぼくのリサーチでは、多分、ここしかないので、さすがにウェイティングが発生していましたが、思ったほど待たずに入店できました。
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13:00-14:00
別府冷麺は優しいお味
そして、妻念願の冷麺は、牛骨からスープを取った優しい味わいで、少しもちもちした麺は消化に良さそうな感じがして良かったです。 妻は、他所で食べた冷麺との比較で、少し物足りないと感じたようですが、実際の妻にとっては、弱ったお腹に優しい滋味のある、良い品だったと思います。
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14:00-14:00
もうこれ以上、動き回っても、妻を消耗させるだけだと思ったんですが、とは言え、ホテルにチェックインできる時間までは、まだ少しありましたので、別府の名物「地獄の蒸しプリン」だけは食べてみようと思い、別府の街外れの岡本屋さんへ。これは、妻のお腹を考えて、ぼくだけで食べようと思いました。 駐車するのに苦労しましたが、なんとか車を乗り入れて順番を待っていると、妻もやっぱり食べたいというので、卵を食べても大丈夫かな?と心配しつつも、2個買いました。
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15:00-17:00
別府の観光をほぼ全てキャンセルして、うちの旅行的には相当早く、3時にチェックインしました。 もう、妻を休ませたいし、妻もそうだったと思います。 最後のお宿に選んだのは、別府が誇る超巨大スパリゾートホテルとして、その名の轟く杉乃井さんでしたが、そんな巨大リゾートでも、さすがに3時からチェックインする人は少なくて、わりとスムーズに手続きできました。助かりました。
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17:00-19:00
別府市内某病院
ホテルで休んでいると、妻が熱っぽさを訴え始めたので、検温してみたところ、38度近くあり、もはや様子を見ている状況ではないと判断。 別府市の救急に電話して助けを求め、市内の休日当番病院さんに緊急受診することになってしまいました。 救急の受入も担当しているとのことで、救急優先のため時間がかかるとの説明でしたが、対応してくださった看護師さんが親身に対応してくださったお陰で、妻も多少は安心しました。 結果は、「旅行で過密なスケジュールをこなして体力を消耗」、「旅先で食事量も増えた」、「寒い中の行動等で体を冷やしすぎた」ことによる「胃腸炎」とのことで、整腸剤と吐き気止め、熱冷ましを処方していただきました。 旅先での体調不良で不安しかない状況で、丁寧親身にご対応いただいた病院様には、心から感謝すると共に、他所者が体調管理に失敗して、要らぬお手間をおかけしたことにお詫びの思いを抱きつつ、立ち去りました。
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19:00-20:00
全く予期しなかった旅先での体調不良と病院受診で、体調を崩した妻はもちろんのこと、ぼくも相当疲労しましたが、「普通の胃腸炎」だろうとのお見立てで、かなり安堵しました。 お陰で妻も、そのあと、少しは杉乃井さんの夕食ビュッフェを楽しむことができました。 超巨大スパリゾートの大夕食会場なので、人の多さは想定どおりでしたが、過去に泊まったリゾートホテルのあまりに混沌とした有様と比べると、非常に落ち着いた雰囲気で、わりとゆっくりと食事できました。 まあ、味ははっきり言って、何を食べてもイマイチでしたけどね。大味で、繊細さのない雑な味。
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20:00-20:00
食事はある程度いただいたものの、体力の消耗具合を考えて、大浴場の方は利用しないことにしました。特に、妻はまだ、下痢の心配もありましたからね。 とにかく、二人して、安物とは言え水着まで用意して、この超巨大スパリゾートを楽しみ尽くそうと、それだけを楽しみに、お高いこちらのホテルに泊まったのに…。 妻の落胆はけっこうなものになってしまいました…。まあ、ぼくもですかね? 写真は、この日のために用意したぼくの海パン。
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20:00-23:00
二人で、お部屋のシャワーで我慢して、最後にシャワー上がりに、妻の体調が優れない中、途中でなんとかゲットした別府名物「地獄蒸しプリン」で、ささやかながら、別府らしさを味わって、ほぼ今回の旅行は終いとなりました。 このプリンは、カラメルがけっこう苦かったんですが、これは、カラメルの味そのものだけの苦さだったんでしょうか? それとも、今回の旅のほろ苦さも加わってものだったんでしょうかね? あとは、明日、福岡まで移動して、なんとか北海道に帰る。このことしか考えられない状態で、今回の旅行の最後の眠りにつきました。
- 5日目2025年1月2日(木)
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00:00-09:00
最終日の朝、妻の状態は、前日よりは落ち着いたかな?という感じで、何とか北海道に帰ることは可能と判断。妻の体力を勘案しつつ、とは言え速やかに出発することにしました。 朝食は早めの時間に会場に行ったからか、昨晩のような混雑状態でもなく、楽々スムーズに行動できましたが、味の方はやっぱりイマイチでしたね。特に、パンやフレンチトーストが美味しくなかったです。 朝食をいただいたら、速やかにチェックアウトして、あとは、最終日、ほぼ何もすることなく、自動車道で一気に福岡へ向かうだけです。これは、当初の予定どおりのお話し。
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09:00-10:00
ほぼ何もすることなくとは言ったものの、最後の最後、別府の温泉街の湯けむりがよく見えるという展望台から、全く楽しむことのできなかった別府温泉の規模の大きさを確認してから立ち去りました。 でもですねえ、目に入る湯けむりが遠くて、しかも、数も少なくて、正直、「さみしいなあ…」としか感じませんでした。 まあ、そう思ったのは、湯けむりの規模のせいだけじゃあなかったでしょうね。
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09:00-10:00
でも、実は、こっちの眺めの方が
いろいろ頭によぎる中、湯けむり展望台をあとにして、やや呆然と車を進めると、助手席の妻が「ここの方が凄い」と指を差したので横を見ると、確かに、間近に凄い湯煙が上がっているのが見えました。 慌てて車を停めて、道路脇から眺めると、これがけっこうな迫力を感じる湯けむりでした。 別府温泉って、やっぱり凄いんだなと思える眺めでしたね。 それにしても、途中から、何を見ても、本当にほろ苦い、そんな旅行になってしまいました。
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10:00-10:00
前半3日目までは最高、そのあとは惨憺たる状況に陥った、ある意味、記憶に残ることになりそうな今回の旅行も、このSAから自動車道に入ったら、本当の本当におしまい。 ちなみに、SAのスマートインターチェンジというものを、今回初めて利用したんですが、ゲートを通過するとき、完全に止まらなきゃいけないんですね。 全然スマートじゃないので、ちょっと苦笑です。
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10:00-11:00
妻の体調を考慮して、念には念を入れて、途中の玖珠SAで休憩を入れました。 こちらは、トイレだけじゃなくて、コンビニもあって、ペットボトル飲料の補充もできて便利でしたね。
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11:00-11:00
鳥栖ジャンクション再び なのですが
大分自動車道を福岡に向けてひた走ると、以前、長崎に行ったときに、びびりまくった鳥栖ジャンクションが目の前に現れました。 ですが、あれ以来、もう、鳥栖なんて問題にならないレベルの複雑なジャンクションをいくつもクリアしているので、ここがあまりに簡単すぎて笑っちゃいました。 なんで、こんな簡単なジャンクションにびびってたんだろうって。
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12:00-12:00
ここでレンタカーとはお別れ
絶好調から散々へという、まるで、たちの悪いジェットコースターのようだった今回の旅行も、最終盤。福岡市内に入り、けっこう複雑な都市高速を乗り越えて、ガソリンも満タンにして、どうにかこうにか、なんとか振り出しのレンタカー屋さんまで戻ってこられました。 まあ、よくぞ、この駅前のレンタカー屋さんに戻ってこられたもんです。今回は、「そこだけは、よくやった自分」、ですかね? 福岡〜大分の往復と大分県内をそれなりに周遊して、走行距離は561kmでした。 今回もなかなかに距離を走りました。
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12:00-13:00
無事、レンタカーを返したら、最後の食事の時間です。 最後は、以前、福岡空港で食べて超美味しかった「うどん」にして、今回は、またまた、某「県民ディスカバリー系番組」で紹介されていた、大人気のチェーン店「牧のうどん」さんにしました。 が、さすがは大人気チェーン店。お昼時真っ最中のお店の前には、入店を待つ長蛇の列が。もうすぐフライトの時間が迫っている旅行者の身では、このウェイティングは無理というもので、諦めて空港で食べることにしました。
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13:00-13:00
多分、美味しかったであろう、憧れの福岡うどんチェーンさんのうどんを諦めて、巨大な駅からそそくさと空港へ。この駅は、案内が分かりやすくて良いです。
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13:00-14:00
最後は、行きと逆パターンで、博多駅から空港まで地下鉄で辿り着きました。 せっかく途中まで最高に楽しかったのに、もはや疲労と後悔、喪失感しか抱かないという、心身共にかなりひどい状況で、そこそこ重いスーツケースをゴロゴロ引っ張って、それなりに広い福岡空港を移動して、ようやくフードコートで、うどんをいただきました。 福岡で食べてるのに、「因幡うどん」って何?とは思いましたけどね。柔らかい麺と優しい出汁が美味しかった、5年前にこの空港で食べたうどんに近かったかな? 疲れ果てたうちらには、ちょうど良い味だったかもですね。 ギリギリになって慌てないように、大きい荷物は既に預けていたので、あとは、慌てず騒がず保安検査場を通過して、搭乗口前に辿り着いたら、とうとう脱力してもOKでしょう。 と言うか、もう本当に脱力しちゃいました。 妻が無事、ここに辿り着けて本当にほっとしました。
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14:00-14:00
冬は温泉! だと思っていたんですけどね…
さて、あんまり振り返りたくないんですが、それでも振り返ります。 今回の年末年始旅、途中までは最高に良かったんですよね。 大分グルメは、初日から、中津からあげに豊後高田そばがきっちり美味く、次の日も「関さば」がもはや感動レベル。さらに、ホテルでもお店でもたびたび食べたんですが、とり天がどこで食べても美味しかった。由布院にやってきてからも、御三家の一角、亀の井別荘さんのお食事処のランチが、これまた御三家の山荘無量塔さんが手がけるB-speakさんのロールケーキが、共に「さすが!」と唸らずにはいられない美味しさで、もう「美味しさの嵐」状態でしたからね。 さらに、自称、絶景ハンターの目から見て、大分の景観の数々も良かった。 豊後高田の真玉海岸の夕日は、目に焼き付いて離れない美しさでしたし、杵築の酢屋の坂の風情には、もう惚れ惚れ。ああ、豊後高田は、昭和の町の佇まいも忘れられないです。 それだけに、由布院温泉の宿選びの大失敗が、本当に悔やまれてなりません。値段はもう少し高くても、部屋数の多い、もっときちんとしたホテルを取るんでした。 冬の温泉は、今後、うちではタブーになるでしょうね。年末年始の温泉は大好きだったんですけどね。 でも、これで全てが狂ってしまい、4日目以降はほぼ何もできませんでしたからね。 はてさて、この心残りを埋めるべく、また大分に来ることはあるんでしょうか?
2025年の初春 魅力たっぷり大分グルメと、由布院&別府の大分二大温泉郷の旅 だったんですが…
1日目の旅ルート
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