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特別展『最澄と天台宗のすべて』
更新 : 2022/3/16 11:39
こんにちは(#^^#)
最近一気に寒くなり、いよいよ秋らしい気候になってきましたね、、
本日は東京国立博物館にて現在開催中の、特別展「最澄と天台宗のすべて」についてのご紹介です!
『伝教大師1200年大遠忌記念』
〇開催趣旨
2021年は、平安時代のはじめに仏教界に新風をもたらした伝教大師最澄(767-822)の1200年の大遠忌にあたります。最澄は「悟りに至る道はすべての人に開かれている」という平等思想を説いた「法華経」に心惹かれ、この教えをいしずえとする天台宗を日本でひろめました。比叡山に最澄が創建した延暦寺は、日本史上、多くの高僧を輩出し、彼らが説いた多様な教えは日本文化に大きな影響を及ぼしてきました。
〇見どころは…?
@全国で守り継がれてきた、天台の宝物を一堂に!
平安時代に比叡山ではじまった天台宗は、弟子たちがその教義を深め、さらに平安以降一大教団となり全国に広がっていきました。本展では国宝・重要文化財を多く含む、仏像、絵画、書、工芸といった各地で守り継がれてきた宝物を一堂に集めて紹介しています。
なんと!本展に出品される彫刻には、各寺院で「秘仏」とされるお像も複数展示されているとか…
数十年に一度しか公開されないお像や、これまで決して寺外には出なかったお像を拝見できるまたとない機会です。
A比叡山延暦寺の総本堂「根本中堂」の一部を会場で再現!
根本中堂とは比叡山延暦寺の総本堂であり、最澄が建てた草庵に始まります。現在の建物は、織田信長の焼き討ち後に徳川幕府の援助を得て寛永19年(1642)に再建されたもの。内陣の中央には最澄自作と伝える秘仏薬師如来像と、最澄が灯して以来消えたことのない「不滅の法灯」が安置されています。秘仏本尊、「不滅の法灯」と参拝者が同じ高さに位置するという、仏堂としては極めて珍しい構造となっており、誰もが仏になれるという「法華経」の精神を体感することができます。
ここには書ききれないほどまだまだ見どころがたくさんあります…!
私事ですが、古き良き日本を感じられる展示物がとても好きなので、次のお休みの機会にでも行こうかなと思っております!(^^)!
現在開催中ですが、巡回展の為開催期間が11月21日(日)までと短いため、この貴重な機会に是非皆様足を運んでみてはいかかでしょうか?♪
開催時間・チケット等の詳細は公式HPよりご確認下さいませ。
比叡山延暦寺総本山「根本中堂」