宿番号:301924
ホテルリソル上野のお知らせ・ブログ
ゴッホ展---響き合う魂 ヘレーネとフィンセント
更新 : 2021/11/11 12:06
こんにちは!
もう11月も半ば、寒い日も多くなり年の瀬が近づいていますね(#^^#)
本日は、東京都美術館で12月12日まで開催中の「ゴッホ展」についてのご紹介です!
『ゴッホに魅了された収集家 ヘレーネ・クレラー=ミュラー』
今日、世界中で絶大な人気を誇るフィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)。その世界最大の個人収集家がヘレーネ・クレラー=ミュラー(1869-1939)です。ファン・ゴッホに魅了され、画家がまだ評価の途上にあった1908年からおよそ20年間で、90点を超える油彩画と約180点の素描・版画を収集しました。
本展では、ヘレーネが初代館長を務めたクレラー=ミュラー美術館のコレクションから、選りすぐりのファン・ゴッホの油彩画28点と素画・版画20点を展示します。新印象派の影響を色濃く見せるパリ時代の『レストランの内部』、黄と紫の対照がまばゆいアルル時代の『種まく人』、糸杉を描いたサン=レミ時代の傑作『夜のプロヴァンスの田舎道』などで、その初期から晩年までの画業をたどります。
〇見どころは・・?
@『糸杉』の傑作、16年ぶりの来日!
「『ヒマワリ』のような作品にしたい」と、ファン・ゴッホがサン=レミで本格的に取り組み始めたのが、糸杉でした。まばゆい色彩の中で異彩を放つ、糸杉の濃い緑色の色調に心を奪われながらも、弟テオに宛てた手紙ではそれを表現する難しさがいくども吐露されています。おそらく南仏滞在の最後に作成されたプロヴァンスの集大成といえる作品、16年ぶりの来日です。
Aゴッホを「ゴッホ」たらしめた立役者の一人、ヘレーネ・クレラー=ミュラー
ファン・ゴッホの芸術に魅了されたヘレーネは、その感動を多くの人々を分かち合い、作品を後世に伝えるべく早くから美術館の設立を考えていました。質の高い作品を選び、初期から晩年までの画業が辿れるよう体系的に収集していきます。美術館設立以前から、コレクションを公開し、国内外の数々の展覧会に快く作品を貸し出しました。本展では、ファン・ゴッホの作品を世に広め、評価が確立される土壌を育んだヘレーネ・コレクションをじっくりとご堪能いただけます。
誰もが知っている有名画家ファン・ゴッホの絵の実物が見れるなんて、とても素敵ですよね♪
開催期間が12月12日までと、残り約1ヶ月となっておりますので皆様お早めに・・!!
チケット・開催時間等詳細は、公式HPよりご確認下さいませ。
『夜のプロヴァンスの田舎道』
1890年5月12日〜15日頃
クレラー=ミュラー美術館