宿番号:301924
ホテルリソル上野のお知らせ・ブログ
「科博の標本・資料でたどる日本の哺乳類学の軌跡」
更新 : 2023/5/26 4:14
こんにちは!気温差が激しい日が続いておりますが、体調を崩されておりませんか。
本日は国立科学博物館にて開催中の企画展「科博の標本・資料でたどる日本の哺乳類学の軌跡」についてご紹介します。
2023年は日本で初めて哺乳類を研究する学術団体ができて100周年であり、日本の哺乳類が世界に紹介されるきっかけとなったシーボルト来日200周年になります。本展では、国立科学博物館の哺乳類標本と関連する資料を用いて、我が国の哺乳類研究の歩みが紹介されています。
〇展示
第1章:日本における哺乳類学の始まりと発展
日本の哺乳類は、今から約200年前に外国人によって初めて研究されました。その後、明治時代になると日本人の専門家が登場し、1920年代には哺乳類の分類も進められます。1923年、日本で初めて哺乳類の学会が発足しますが、哺乳類研究が本格化するのは戦後のことです。まずは我が国における哺乳類研究の歴史を先人たちに注目して振り返ります。
第2章:科博と哺乳類学
日本の哺乳類学の歴史において、科博は標本の集積と啓蒙普及に重要な役割を担ってきました。ここでは科博が誇る哺乳類コレクションの時代的変遷を概観しながら、哺乳類学とともに発展してきた標本の製作技術についても紹介しています。
第3章:哺乳類学の現在とこれから
第二次世界大戦以降、科学技術の進展と、私たちの自然環境への関心が高まってきたことにより、哺乳類の研究分野も多様化してきました。先人たちから受け継がれてきた哺乳類学はこれからどこへ向かうのか。その未来を見据える博物館の取組みについて紹介します。
恐竜博とあわせて、足を運ばれてみてはいかがでしょうか。