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「震災からのあゆみ -未来へつなげる科学技術-」
更新 : 2023/9/24 3:13
こんにちは!9月下旬になりましたが、まだまだ暑い日が続いておりますね!
本日は国立科学博物館にて開催中の関東大震災100年企画展「震災からのあゆみ -未来へつなげる科学技術-」についてご紹介します!
1923(大正12)年、関東に甚大な被害を及ぼした関東大震災が発生してから、今年で100年です。関東大震災とその復興、この100年間での地震防災研究、現在の災害対策やその課題について紹介されています。人と自然、科学技術の関係や、過去から学び未来へ継承していくことの重要性を考える展覧会です。
〇展示について
第1章 1923年 関東地震とその被害 −関東大震災−
関東地震がどのような地震だったのか、その震災によってどのような被害が生じたのか、科学的観点から当時の資料を用いて紹介されています。
第2章 関東大震災からの復興 −災害に強いまちづくり−
災害に強い帝都をつくるため、帝都復興事業として、復興計画が立てられました。復興にあたって、耐震・耐火を意識し、かつ景観をそこねないようなまちづくりが行われました。復興に向けた取り組みが現在のまちづくりの基礎となっていることや、その課題について紹介されています。
第3章 100年間の地震・防災研究 −災害に負けない国へ−
関東大震災以降にもいくつもの地震災害が発生し、例えば1995年阪神・淡路大震災や、2011年東日本大震災を契機に、研究体制や防災体制に大きな変化がありました。
本章では、観測技術の発展によって実現した緊急地震速報や津波情報、建築物に対する防災・減災技術、ライフラインへの対策など、この100年間のわが国の地震・防災研究のあゆみを紹介します。
かつてこの地で何が起こっていたのか・・・。
当時の被害をよりリアリティーを感じてもらいながら、災害の様子や当時の様相などが紹介されています。
次の災害にどう備えればよいのか、次の世代に何を伝えればよいのかを考えるきっかけとします。
またいつか起きてしまう可能性のあることなので、この機会に足を運ばれてみてはいかがでしょうか。