みなさんこんにちは本日の宿ログ担当たなさんです。

本日は、長崎の観光スポット「眼鏡橋」ほど有名ではないけれど、実は歴史がある「橋」をご紹介致します。
当ホテルが建っているのは、長崎の中心地である浜町。中央橋（路面電車「浜町アーケード電停」）方面から、浜町アーケードにつながるこの橋、こちらは中央橋…ではなく、正式には「銕（くろがね）橋」といいます。地元の方からは「鉄橋（てつばし）」と呼ばれております。実は、日本で最初に掛けられた鉄橋なのです。しかし、実際の橋を見てみると鉄筋コンクリートで出来ています。
１８６８年に長崎製鉄所が以前から豪雨などの水害で流されていた木造の橋から、あらたに頑丈な鉄製の橋をつくりました。この橋が日本ではじめて掛けられた鉄橋だそうです。
現在の橋は３代目で、橋のたもとに昔の橋の一部が残されており、一昔を感じることが出来ます。
この橋では、長崎くんちなどのお祭りでは出店が、ランタンフェスティバルではランタンオブジェが並び、ただの通行の為の歩道橋だけではなく、いろいろな場面で活躍しています。そうして見ると、ずっと昔から地元の方から大切にされてきた橋なんだと思います。
実は長崎はこのような「日本ではじめての…」が数多く存在します。コーヒーもオランダ人によって長崎の出島に持ち込まれたのが最初だそうです。
ホテル周辺にも長崎発祥の史跡が点在しています。散歩がてらに探してみるのも面白いかも。