10連休中に行きたい八戸・三八地区【お花見スポット】
更新 : 2019/4/18 17:33
こんにちは!
JR東日本ホテルメッツ八戸でございます。
突然ですが、皆様は「平成最後のお花見」においでになりましたか?
南の方では既にピークは終わってしまった様ですが、東北のお花見は
これからでございます!!
本日は、数ある八戸のお花見スポットの中から1つに絞って
皆様へご紹介致させて頂きます。
今回ご紹介させて頂くのは、八戸市中心街にある
【三八城公園(みやぎこうえん)】です。
当ホテルが隣接する八戸駅からJR八戸線で2駅目、本八戸駅で下車。
そこから中心街方面へ徒歩5分程の距離のところにあります。
三八城(みやぎ)は三戸郡八戸城を意味することばで、江戸時代に八戸藩の
政治の中心であった八戸城の城跡が、現在公園となっています。
敷地内には、展望デッキや芝生広場、ひょうたん池、遊具などがあり、
休日には、子供たちの元気な遊び声が聞こえます。
こちらの桜について、例年の見頃は4月下旬から5月上旬となっており、
敷地内の50本の桜が咲き乱れます。
ここで、八戸ふるさと検定【中級】を目指す私から、
八戸藩誕生について簡単ではありますが、ご案内致します。
1603年江戸幕府が開設し、南部利直が初代盛岡藩藩主となります。
不来方(盛岡)に城を築いた利直は、不来方(こずかた)を拠点に
盛岡藩の基礎を固めていきます。八戸も盛岡の直轄地となり、町の整備は
利直自らが行い、今の八戸の礎を築いたといわれています。
利直の跡をを継いだ、2代目藩主重直は、世継ぎを決めないまま江戸で死去
してしまいます。その為、江戸幕府は弟の重信に8万石で盛岡藩を継がせ、
次弟直房に2万石を与えます。そして1664年、この直房を初代藩主として、
ここに独立した藩として八戸藩が誕生し、以後明治時代まで、9代続きます。
歴史好きな私にとっては、こういった城跡や、ゆかりのある寺社仏閣など
に惹かれるものがあり、その場所でぼんやりと当時の風景や生活に思いを
馳せてみたりします。
皆様も、三八城公園にてお花見の傍ら、頭の片隅にちょっとだけでも、
かつての八戸の景色を思い浮かべながら桜を楽しんでみてはいかがでしょうか?