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闘牛の話
更新 : 2016/2/13 16:22
はいさい!「琉球ナビゲーター」の儀間です。
今日は「闘牛」の話。
牛と牛が戦う闘牛。日本各地(岩手県久慈市、新潟県二十村郷(長岡市、小千谷市など)、
島根県隠岐島、愛媛県宇和島市、鹿児島県徳之島)で行われていますが、
沖縄でも、特に沖縄本島の中部で盛んです。
明日(2/14)はバレンタインですが、沖縄の闘牛大会の中でも大きな大会「旧正月準全島闘牛大会」が
午後1時からうるま市の石川多目的ドームで行われます。
番付を見ると、勇ましい牛の名前の中に、「戦風パンダ」というかわいい名前の牛がいます。
これは体の模様が「白黒」なので「パンダ」です。「パンダ」という名前の牛はわりと多くいます。
次に「嘉良来亥背白(セシルー)」。背中が白いから「背白」なんですね。
「蜂男トガイー来夢」の「トガイー」とは前方に鋭く、カーブして尖った角のこと、
「魁闘勇士四代目トラムクー」の「トラムクー」とは「虎毛」のことです。
このように、牛の名前はその牛の身体的特徴をとらえたものが多いのです。
最近少なくなりましたが、牛の名前に自分の子供や孫の名前をつけたものもあります。
「さくらちゃん号」や「結愛ちゃんトガイー」など、かわいい名前の牛です。
1960年代に「ゆかり号」という牛がいました。
たぶん、オーナーのお子さんかお孫さんがゆかりちゃんなのでしょう。
この「ゆかり号」、41連勝、5年間負け無しという牛でした。
当時、「ゆかり号」ブームが起こり、逆に子供や孫に「ゆかり」と名前をつけるのが流行ったそうです。
現在、50歳前後の「ゆかり」さんの中には、牛から命名された方がいるはずです。
複雑な心情でしょうね。
如何ですか?
ちょっと変わった沖縄観光。「闘牛観戦」など、、、
年間20回以上行われていますので、日程・会場などは、検索すると結構出てきますよ。
参考⇒ http://www.tougyuu.com/puroguramu.htm
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