宿番号:310093
各地でハーリーが行われました。
更新 : 2016/6/9 14:37
はいさい!「琉球ナビゲーター」の儀間です。
昨日は旧暦の5月4日、各地で手漕ぎの舟のレース「ハーリー」が行われました。
その中でも特に有名なのが、漁業が盛んな糸満のハーリー。地元の人は「ハーレー」と呼びます。
糸満市の一部の小中学校も特別にお休みになり、多くの人が糸満漁港にかけつけます。
職域対抗のレースなどがあり、集落対抗の「アガイスーブ」でフィナーレとなるが、
もっとも盛り上がるのが、「クンヌカセー」と呼ばれるレースです。
これは、コースの中ほどでわざと転覆させた舟を起こし、海水をかきだしてレースに復帰するというもの、
焦って海水をあまりかきださないでレースに戻ると、船が重いためスピードが出ず、
海水のかきだしに時間をかけると、その間に他の舟において行かれるなど、
チームの戦略が重要になるレースです。
岸壁に集まった観衆から指笛や手拍子の応援や笑い声が港に響き、祭りはクライマックスとなります。
もうひとつ有名なのが沖縄本島から橋でつながった奥武島の「奥武島ハーリー」。
ここのハーリーの有名なレースは「流れ船」。
スタートの合図とともに漕ぎ手は橋から海に飛び込み、舟に乗り込みレースが始まります。
ここも糸満と同じく転覆競争「クンケーラーシー」が行われます。
その他の地域でも特徴あるハーリーが行われています。
毎年、旧暦5月4日にあわせ、各地のハーリーをまわるのも楽しいかと思います。
さて、沖縄では昔から「ハーリー鐘」が鳴ると梅雨があけると言われています。
ここ数日、予報では雨でしたが、実際はほとんど降っていません。
今後1週間の予報は雨マークが続いていますが、昔の人の言うとおり、梅雨明けになりますでしょうか?
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