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テラスガーデン美浜リゾートのお知らせ・ブログ
北中城村の世界遺産と重要文化財
更新 : 2017/11/29 16:15
はいさい!「琉球ナビゲーター」の儀間です。
私どもテラスガーデンから車で車で30分弱、北中城村には是非行っていただきたいところが2か所あります。
ひとつが世界遺産:中城城跡、もうひとつが重要文化財:中村家。
まず、世界遺産の中城城跡のご紹介から。
沖縄の城の見どころをひとつあげるとしたらその城壁の美しさです。
名築城家:護佐丸の手によって完成させられた中城城は、沖縄の城の中でも最高傑作といっても過言ではないでしょう。
現在の城の入り口は裏門ですが、入ってゆくと沖縄の城の城壁の変遷を垣間見ることができます。
もっとも新しい三の郭は「相方積み(亀甲乱積み)」と呼ばれる六角形の石を積み上げた城壁。
そして二の郭、一の郭は「布積み」という長方形の石で積み上げられた城壁。
そして一番奥の正門に近い南の郭は「野面積み」という整形していない石を積み上げた城壁になっています。
更に注意して見てゆくと上に行くほど小さな石が使われていることもわかります。実際より城壁を高く見せるしかけですね。
1週間前までに申し込めばボランティア・ガイドがガイド料無料で案内してくれます。
詳しくはホームページ「沖縄の世界遺産 中城城跡」を参考にされてください。
そしてもうひとつの「中村家」をご紹介しましょう。
こちらは18世紀なかごろに作られた古民家ですが、
古民家といっても琉球王国の皇太子の領地である、中城地域の大庄屋の屋敷ですので非常に立派なつくりです。
伝統的な技法で伝統的な間取り、敷地内の高倉や動物小屋など、沖縄の古い民家の形態がほぼ完全な姿で残されています。
靴を脱いで建物にあがることもできますので、沖縄の古い民家の趣をゆっくり楽しんでください。
観賞のポイントをいくつかあげましょう。強い日差しが建物内部に射し込まないためと、南風を取り込むために、
建物は南向きに造られています。さらに雨が屋内に入らないよう、庇を深く出しています。
これは当然ですが、柱も水に強い根の部分を下にして立てられています。
建物を取り囲む御庭も散策できますので、ゆっくりまわってみてください。
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