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沖縄本島最北端「国頭村」の観光地
更新 : 2025/1/6 18:01
はいさい!「琉球ナビゲーター」の儀間です。
沖縄本島最北端の村「国頭村」はいわゆる「やんばる」と言われている地域で山々が連なる地形です。
やんばるの森にはヤンバルクイナ、ノグチゲラ、ヤンバルテナガコガネなど貴重な生物が生息しており、自然豊かな場所です。
今回はこの国頭村の観光地をご紹介しましょう。
まず、沖縄本島最北端の「辺戸岬」です。
この岬は波が打ちつける断崖絶壁で、白い砂浜の沖縄の海岸風景と違って、荒々しい印象を受けます。ちょっと日本海の海岸を思わせます。
断崖から海に目を向けると、泳いでいる魚が見えるほど美しい海で、この辺りには海底鍾乳洞などがあり、ダイビングスポットとして知られています。
この岬に立って北を眺めると晴れた日には鹿児島県の「与論島」が見えます。
1972年の沖縄復帰前には、この岬と与論島で狼煙を焚いたり、松明をともしたりして、沖縄の人と本土の人との交流が行われました。
岬にある「日本祖国復帰闘争碑」がその歴史を物語っています。
そしてこの岬の近くにある観光施設が「ASMUI Spiritual Hikes」です。
「大石林山」という名称で親しまれていた施設ですが、2024年12月28日にこの名称に改称されました。
ここで「ASMUI」についてちょっと説明が必要になってくるかと思います。
ASMUIとは漢字で書くと「安須森」、琉球を作った神様「アマミキヨ」が最初に降り立った場所と伝えられています。
そのような聖域にあるのがASMUI Spiritual Hikesです。
ヤンバルの森が残された域内には点在する奇岩や辺戸岬や大海原を見渡せる場所を巡る散策路が設けられています。
古から人々の信仰を集めてきた場所にあるのがASMUI Spiritual Hikesです。
人々の祈りに思いをはせながら、散策を楽しみませんか?
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