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    世界遺産「斎場御嶽(せーふぁうたき)」

    更新 : 2025/5/21 18:02

    はいさい!「琉球ナビゲーター」の儀間です。

    2000年にユネスコに登録された世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」は九つの史跡からなっています。
    その中の「首里城跡」や「識名園」などは一見しただけで、城壁や美しい庭園があるので、見学していてもわかりやすいと思いますが、
    「斎場御嶽(せいふぁうたき)」は少しその魅力を発見するのが難しいと感じる方もいらっしゃると思います。
    今回はこの斎場御嶽の魅力を探っていきましょう。

    まずこの史跡を理解するには「御嶽(うたき)」と「ノロ」について知っておく必要があります。

    「御嶽」とは聖域です。沖縄には数百以上の御嶽があるかと思います。
    それらは地域の人々にとっての聖域から琉球王国にとっての聖域など様々です。
    御嶽の中でも琉球開闢神話に登場する「琉球開闢七御嶽」は琉球王国にとって重要な御嶽とされてきました。
    世界遺産の斎場御嶽もこの琉球開闢七御嶽のひとつです。
    ちなみに「斎場」の字があてられていますが、「せーふぁー」とは沖縄の言葉で「もっとも重要な」という意味です。
    琉球王国時代に精神文化、世界観を知る意味で斎場御嶽が重要であることが知れます。

    さて続いて「ノロ」についてです。
    ノロとは琉球王国や地域共同体を霊的な力で守護していた「神女」のことです。
    この祭祀を司る女性「ノロ」は琉球王府によって叙任されていました。
    ノロの社会はピラミッド構造ををしており、その頂点は「聞得大君(きこえおおぎみ)」と呼ばれていたノロです。
    聞得大君は琉球国王の姉や妹などが就任しました。
    この聞得大君の就任儀礼は「御新下り(おあらうり)」とよばれ、琉球王国最大の祭祀でした。
    聞得大君になる王女は首里城を出発し、斎場御嶽に向かいます。
    そして斎場御嶽での儀式で神と同一になり、聞得大君になります。
    その意味でも斎場御嶽が琉球王国にとって重要な場所であったということがわかります。

    斎場御嶽に行かれたら、駐車場・チェット売り場に併設されている観光案内所に、まずお立ち寄りください。
    斎場御嶽や御新下りがパネルでわかりやすく解説されています。
    そして実際に祭祀が行われた場所を見学されると、斎場御嶽について深く知ることができるかと思います。

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