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知っているとちょっと自慢できる首里城
更新 : 2025/6/1 19:22
はいさい!「琉球ナビゲーター」の儀間です。
今回は知っているとちょっと自慢にできる首里城についてお届けいたします。
まず、首里城のシンボル「守礼門」についてです。
守礼門ですが、読み方は「しゅれいのもん」ではなく「しゅれいもん」が正しい読み方です。
守礼門には「守禮之邦」という扁額が掲げられていますが、当初は「首里」の扁額が掲げられていました。
中国皇帝の使者が来た時だけ「守禮之邦」掲げられていたのですが、やがて常に「守禮之邦」の扁額が掲げられるようになります。
ちなみにこの「守禮之邦」の扁額ですが、台風などのときは対策のため外されます。
守礼門についてもう一つ。屋根の赤瓦ですが、正面を向いている軒丸瓦がその名の通り丸形なのに対して、
両脇の隅棟の先の瓦をよく見ると、角が生えていることがわかります。
これは「桃」の形を模したものです。童話「桃太郎」からもわかりますように桃には「邪気」を払う力があると言われており、
この瓦は邪気を払う役割があります。
それでは首里城の中に入っていきましょう。
いくつかの門をくぐると石畳敷の広場に出ます。通常ですと皆さま正殿の方へ進まれますが、その反対方向へ進みますと、
「西(いり)のアザナ」と呼ばれている場所にでます。
ここからは眼下に那覇の街が見渡せます。とても見晴らしが良い所ですのでぜひ行かれてください。
現在は行われていませんが「観月の夕べ」など夜に首里城へ入ることができるイベントがありました。
ここからの夜景は本当に感動しますので、今後またイベントが復活した際にはぜひ訪れてください。
西のアザナから正殿へ戻る右手の石垣の内側は「京の内」と呼ばれる場所です。
首里城の聖域ですが、ここに洞窟があります。
入ることは出来ませんが、古い時代の首里城に思いをはせることができます。
いかがでしたか?
今回はあまり知られていない首里城をご紹介しました。
次首里城へゆかれましたら、今回ご紹介したことを思い出しながらご見学されてみてはいかがでしょうか?
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