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    琉球王家の宝刀

    更新 : 2025/8/2 18:23

    はいさい!「琉球ナビゲーター」の儀間です。

    以前ご紹介しましたが、那覇市国際通り近くの商業施設パレットくもじの中にある「那覇市歴史博物館」は今年の8月31日をもって閉館となり、来年末に那覇市首里に開館する新しい施設へ移転が決定しています。

    那覇市歴史博物館は琉球王家に伝わる文化財が収蔵されており、それらは「琉球国王尚家関係資料」として国宝に指定されています。

    さて移転前の最後の特別展として開催されるのが「ロイヤルカラーの黄色地衣裳/王家の宝刀」です。
    今回はこの中から「王家の宝刀」をとりあげたいと思います。
    「琉球国王尚家関係資料」として国宝に指定されている琉球王家の宝刀は3振あります。

    まず、「千代金丸」。
    琉球が統一されていく15世紀、のちの中山王「尚巴志」は沖縄本島北部を支配していた豪族「北山王攀安知」の居城今帰仁城を攻めます。
    いよいよ落城、最後を悟った攀安知は自身の所持する刀で自害しようとするが、刀は主を傷つけることを拒みます。攀安知は刀を城壁の下を流れる川へ投げ捨てます。この刀が尚王家に伝わる「千代金丸」です。

    次は「治金丸」。
    宮古島の豪族から尚王家に献上されたと伝わっています。
    この刀、京都に研に出された際に偽物とすり替えられてしまいます。
    琉球王府の武士が身分を隠して奉公人として研師の家へ入り、取り返したという伝承が残っています。

    最後は「北谷菜切(ちゃたんなきり)」です。
    この刀は最も不思議な伝承を持っています。
    「菜切」という銘は、もともとこの刀はある農家の台所の包丁だったところからきています。
    あるとき、泣き止まないわが子を諫めるために、お母さんがこの包丁を振り上げると、触れてもいないのに子供の首が落ちてしましまいました。
    わが子を失い悲しみにくれるお母さんは役人に連行され調べを受けます。
    事の顛末を役人に説明します。
    にわかには信じがたい話でしたが、役人がヤギを連れてきて、この包丁を振り上げるとヤギの首が落ちてしまいました。
    この包丁は短刀として鍛えなおされ、王家の所有となりました。

    琉球王家の宝剣3振が同時に公開されることはあまりありませんので、この機会にぜひ那覇市歴史博物館へ足をお運びください。

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