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休暇村讃岐五色台のお知らせ・ブログ
いりこの生産地に行ってきました!
更新 : 2025/7/15 20:41
皆さまこんにちは!香川県といえば讃岐うどんが有名ですが、うどんの出汁に必要な材料は、何が使われていると思いますか?
一般的にかつお節、昆布、そして「煮干し/いりこ」が出汁の基本とされています。
実は香川県内で、この3つの材料のうちの1つである「いりこ」の生産地として有名な場所があります。
今回は、そんな「いりこの生産地」をご紹介します!
香川県の西端にある伊吹島です。
観音寺港から約10km離れている島で、周囲5.4km、面積1.01平方kmの小さな島です。一説では島の西浦の沖合に海底から泡が吹き出しているところがあり、大地が息を吹いている「息吹(いきぶき)」が訛って、「伊吹島」と呼ばれているそうです。
「いりこ」とは、一般的にかたくちいわしを煮て干したもののことで、「かえり」「小羽(こば)」「中羽(ちゅうば)」「大羽(おおば)」の4種類の大きさに分けられます。ちなみにいりこには含まれませんが、かえりよりも小さいサイズは「ちりめん」と呼ばれます。いりこと煮干しは同じもので、西日本では「いりこ」、東日本では「煮干し」と呼ばれているそうです。
伊吹島の海岸沿いにはいくつもの、いりこの加工場が立ち並んでおり、いりこの生産が盛んだと思わせるような風景が広がっています。伊吹島は例年、6月中旬から9月中旬が、いりこの漁期となっており、この時期に訪れると加工場ではせわしなくいりこの生産が行われています。
私が訪れた時は、タイミングが悪かったのか加工場からは作業の音が聞こえませんでした。しかし、道端にシートを敷き、乾燥させているいりこを見ることができました。また、島内を散策しているといりこの運搬船が港内に入ってくる様子も見ることができました!
どこかで漁が行われていたのかもしれませんね。
伊吹いりこは島内にある伊吹漁協だけでなく、道の駅や県内のスーパーマーケットでも購入することができます。うどんの汁だけでなく、天ぷらや佃煮、頭を割ってそのまま食べることもできます!是非香川県に訪れた際のお土産にしてみてはいかがでしょうか。
//伊吹観音寺航路//
観音寺港発
1便6時10分 2便7時50分 3便11時20分 4便15時40分
5便17時50分
伊吹真浦港発
1便7時00分 2便9時00分 3便13時30分 4便17時10分
5便18時30分