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宿番号:316476

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    〜 渋谷文学散歩 山路愛山 終えんの地 〜

    更新 : 2021/6/11 11:40

    渋谷東武ホテルのある渋谷区宇田川町に、公園通りと井の頭通りをつなぐ、「ペンギン通り(愛山通り)」という通りがあります。
    「ペンギン通り」は「愛山通り」とも呼ばれています。歴史評論家として著名な山路愛山が長くここで暮らしたことを示す碑が、ゆるい坂の途中にひっそりとたたずんでいます。

    山路愛山は、明治・大正期に活躍した歴史評論家で、伝記、史論、文学史、漢学等その著作は多岐にわたりますが、中でも人物論に秀で、「源頼朝」「豊太閤」「徳川家康」「足利尊氏」「勝海舟」「西郷隆盛」「現代日本教会史論」「日本人民史」など多くの著書を遺しました。 元治元年(1864年)浅草に生まれた愛山は、明治29年(1896年)6月から大正6年(1917年)3月15日に54歳に病で没するまでこの地に住み、執筆活動や雑誌の主宰などを行いました。 にぎやかな通りの片隅に静かにたたずむこの碑は、往時のこのエリアが閑静な住宅街であったことをしのばせます。
    愛山辞世の句は、「この娑婆はとても去られぬ世なれども、生れぬ先の國へ行かなむ」


    「山路愛山伝記選集」推薦のことばより抜粋 (解説執筆)小尾俊人

    〜山路愛山は、近代日本の生んだ、最も優れた「普遍的人間」の一人である。文学者・歴史家・批評家・新聞人など広い領域にわたって著作があり、その人間的・教育的な感化力は、彼の生きた同時代人にとどまらない日本人の心性に深い刻印を与えている。彼が残した著作のうち、とくに時代を代表する人物の伝記群は評価が高い。彼は、代表的・典型的な人物をえらび、それを英雄と呼んだ。それは時代を作る人であり、その英雄が時代を作るのである。かれらは、とくに時代と時代の切れ目、その転換期を、いわば「一身にして二世を生きた」のだ。同時代の資料を正確に読み抜き、比類ないイマジネーション(想像力)の鮮明さと豊富さで、時代のただ中に置かれた人間の思考と行動を分析する。その鋭く、小気味よい、魅力的な文章の巧みさは、読者を捉えて、はなさない。〜

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