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    〜渋谷文学散歩 竹久夢二〜

    更新 : 2021/7/12 12:59

    東急本店から北東へ延びている、センター街の奥の方にある通りが「夢二通り」です。東急から進んで東急ハンズに抜ける途中にある渋谷BEAM(ヨシモトホールや飲食店の入るビル)の入り口前・駐輪場の端に、渋谷区教育委員会により建てられた居住地跡の記念碑があります。

    詩人・画家 竹久夢二は、38歳の大正10年(1921)8月から大正14年(1925)1月まで、渋谷東武ホテルから徒歩数分のところにあるこの場所(当時、渋谷区宇田川町857番地)に住み、「どんたく図案社」「一草居」の表札を掲げて画業に励み、また小説の執筆なども行っていました。
    独特の作風による美人画家として有名な、また詩人でもある竹久夢二は、明治17年に岡山に生まれました。「春の小川」の碑もこの付近にありますが、かつては静かな場所だったようです。

    「大正・渋谷道玄坂」の地図によると、「月の湯」の東隣には、画家の竹久夢二が内縁の妻「お葉」と暮らした家がありました。夢二の自伝的小説「出帆」にも次のような記述があります。「瓦斯燈のように頭でっかちののっぽの家だったが、二階の窓下の木立の中から川瀬の音が聞こえてきた。すぐ隣りが風呂屋で夜おそくまで流しの音がしたりして「まるで温泉へいったようだ」と友達が言った」(竹久夢二「出帆」(龍星閣、1958年)、「川瀬」とは今は暗渠(あんきょ)となった宇田川のことだそうです。

    宇田川は、渋谷区代々木四丁目、初台、西原、大山町、上原などを源頭とする複数の支流を持ち、一帯の田畑を潤していました。宇田川は細流で、渋谷川に注いでいます。大正元年、文部省唱歌となった高野辰之作詞「春の小川」は当地渋谷川がモデルということです。
    各支流は代々木八幡の南麓あたりで1つに合流し、現在の井の頭通りにほぼ沿って南下、渋谷駅横の宮益橋付近で渋谷川に合流していました。
    1964年の東京オリンピックを前に暗渠化され、現在は下水道(宇田川幹線)となっています。
    最下流の流路は西武百貨店渋谷店A館とB館の間に埋設されています。最下流流域一帯の行政区域は宇田川町と命名されています。宇田川町の名前の由来は、砂・小石まじりの川・田をいいます。

    竹久夢二の住居跡の碑は、宇田川町31にございます。

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