銀座8丁目の悪代官です。

「一見様お断り致します」
こうゆう一言を入口に掲げるお店を見つけました。

銀座8丁目の並木通りと見番通りを結ぶ「路地」、
それは本当に人がすれ違えないくらいに幅が狭く、
昼間でも薄暗いので女性が一人では通れないような
そうゆう路地ですが、
こここそが「もうひとつの銀座」なのかもしれません。

当然私は「一見さん」なのでお店の中を窺い知ることは
できませんが、
これが掲げられている場所とは違いますが、
午後の二時とか三時とかにこうゆう路地を通過する時に
仕込みが始まっていてチラッと中が見えたりして、
それは寿司屋だったり居酒屋だったりと
取り立てて驚くようなものでもなかったですが、
ある先輩が教えてくれたのは、
「何にも言わなくても満たされる、自分の店」とのこと。

予約もしないで行ってもいつも同じ場所に自分の場所がある。
オーダーもしないしメニューもない。
あるいはオーナーのための店。
（ホントにそうゆうのってあるのかな？）

商売として「新規客不要」はうらやましいです。
善し悪しではなく、そうゆう世界も学習したいと思います。