銀座8丁目の悪代官です。

今、「来期のこと」…準備を始めています。

まずは今期を「自分なりに」振り返って、
やろうとしたことがどれくらい出来たか、
そしてそのことでどれくらいの成果を得たのかを考えます。
これが「総括」です。

そうすると、出来た部分と出来なかった部分がハッキリと見えるので、
出来なかったところの「どうして出来なかったの？」がわかります。

この時にいつも必ずやっているのが、「自責」です。
「他責」はとても簡単です。自分の気持ちも良くなります。
なぜ？･･･自分は悪くなかったという結論を導けるからです。
会社の政策が悪かった、震災があった、市況が悪かった、
資源（ヒト、モノ、カネ、時間）が足りなかった、運がなかった、
そうゆう要素も確かになくはないでしょうが、
結局は「出来なかった」ことで「結果を得られなかった」には変わりません。
そこの部分を人からやられるとどうしても反発心が生まれるので
よそからやられる前に自分でやります。

今期の私の最大の失敗は、この場所にスポットを当て切れなかったことです。
「ここをどうするか？」（どんな場所にしていくか？）
「ここに来て欲しいお客様はどんな人か？」（ターゲットは？）
「ここは何が“売り”か？」（強みは？）
「一番の課題はなにか？」（弱みは？）

今期は周囲のいろんな人がいろいろと手伝ってくれました。
夏休みにはシャチも泳ぎました。ランチメニューも沢山変わりました。
しかし、一番最初に一番ハッキリとしておかなくてはならないものが
結局今でもハッキリさせることが出来ないでいます。

「･･･そこがどんな場所で、何がいいのか」を、
その場所を知っている人が知らない人にお話をしてあげる時に
それが分かるものですが、ここが問題でした。

宿泊はこれが明確にあります。だから状況の変化にもブレない。
一方こちらは今期いろいろなことをやったけれども結局結果は出ていない。

結果が出ていないばかりか、結果が出てくる兆候もない。

今は短い時間の中で、「ここの場所」について、「このこと」について、
関係する人々や意見を聞きたいと思う人に助けてもらって
「ここをどうしていこうか？」を考えます。