宿番号:317014
銀座グランドホテルのお知らせ・ブログ
「キーボックス」が語る。
更新 : 2012/1/13 8:14
銀座8丁目の悪代官です。
連日、フロントカウンターを裸にしています。
これはキーボックス。
客室は3階からなので、
一番左下がルームナンバー301、右へ302、303・・・。
301の上が401、右へ402、403・・・。
色はタイプ別になっています。
つまりこのホテルの客室は縦にタイプが揃っています。
紙が挟まっているところがありますが、
これはミールクーポンやメッセージ、スタッフ間の「特筆すべき共有事項」等。
ここの周辺の「景色」が、「その時のフロントカウンターの状態」を視るバロメーターになるとされています。又、その時のインチャージの仕切りの状況もこの「景色」で想像出来るとされています。
複数の者が関係する場所は、一定レベル以上の生理整頓が成されていないと業務効率を著しく低下させます。「モノを探す」という行為は撲滅するべきことだからです。その意味では「雑然」はNG。
私は以前勤めていたホテルでフロントカウンターとベルカウンターに貼り紙をすることを禁じました。
「見た感じでみっともない」というのも理由のひとつですが、普段ここはお客様には見えないので、そのことはあまり重要ではなく、むしろこのような貼り紙が、1枚2枚ならばまだ良いですが、これは確実に枚数が増えていき、スタッフ間の引継事項や共有事項の確度を大きく落としていくという、これが最大にして大変深刻な理由です。
「問題」には段階があって、顕在化している問題(「火事」と一緒で即刻の対処が要る)と潜在的な問題(このままにしておけば確実に顕在化した問題に発展する状態)があって、私たちはこの潜在的な問題を確実に潰して行って事故や事件を未然に防ぐということが役割であると、研修でも学びましたから、このような部分に警笛を鳴らして業務の改善を促します。
職場はどこも毎日が同じ風景です。その同じ風景の中で同じやり方を続けていくから皆が業務を円滑に進めていける・・・その中で、マーケットや周辺環境が毎日目には見えないくらいずつ変化していくことを「視て」、効率さの低下やオペレーションの改善を「考える」→「言う」→「話す」→「やる」(実践する)。
「現場の親方」の役割です。
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