宿番号:317014
銀座グランドホテルのお知らせ・ブログ
「恥ずかしくない明日」を。
更新 : 2012/1/18 7:59
銀座8丁目の悪代官です。
平成23年1月18日、大変残念なことがあって今日で1年です。
このホテルは今年35年目を迎えますが、近年において商品力(=市場競争力)の維持向上について継続的な取り組みがなされてこなかったことや、去年の震災の影響もあって、宿泊は販売室単価に問題がある状況です。それはこのエリアの中でもっとも低いと言ってよく、この単価向上がこれからの課題です。
商品力の向上とは、「施設を充実させること」とイコールですが、これは「基本機能の保全」と「付加価値の向上」に大別されます。
「基本機能の保全」とは、給排水や空調をはじめとした「そこで一泊過ごす時に、本来備わっているはずの機能」を「普通に」「支障なく」することで、このことは販売室単価を引き上げることにはつながりません。
これを確実なものにする「前提」で、
「付加価値を足して、それによって販売室単価を周辺のホテルに近づける」ことをしていきます。
それは、「快適性を高める」ということです。「居心地の良さをを高める」ということです。
普段、クチコミに「古い」とご指摘をいただくことが多いこのホテルの客室に対して、それを解消するための取り組みをします。
この取り組みは日常的なものではなく、率直に言って「古い」とご指摘を受けてもそれを私達現場の者はどうすることも出来ず、私達に出来ることは「清潔感を保つこと」になりますが、今、その私達にとって待望のこの取り組みが着手の段階にきています。
「これで周りに少しでも追いつく」ということが「販売室単価の向上」=増収になります。
「リニューアル」「イノベーション」と言い放てるくらいにガラッと変えてしまえば、広くそれを大々的に伝え広めることもできるので単価もグッと上がるでしょうが、それは大変大きな費用と、大きな範囲で長く売り止めする時間が必要であり、現実的ではなくなってしまいます。
そのような事情と考え方で、「周りに少しでも追いつく」を実践することが今の私達がすべきことです。
もうひとつ、「商品力」で忘れてはいけないのがソフト面です。これは私達現場の者が毎日の中で実際にいくらでも取り組めること。これは「抜かりのない、最大の取り組み」をしなければなりません。
昨日は、湘南から見てくれている先輩に対して恥ずかしくない明日を作れるように
気持ちを新たにしてきました。
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