宿番号:317014
銀座グランドホテルのお知らせ・ブログ
「喫食率」と「もっと快適に」。
更新 : 2012/1/31 7:40
銀座8丁目の悪代官です。
以前勤務していたホテルでは「朝食喫食率」という数値を使っていました。(このホテルでは、使っていません)宿泊者数とそのレストランの朝食利用人員との割合で、350名の宿泊者で150名の朝食利用があれば150÷350=42.9%となります。ここのホテルでもそれに近いニュアンスの数値である「摂食率」というものがあって、これは非宿泊者を数値の対象としません。従って外来客(フリー客)を含まない利用人員数を宿泊者数で割って求めます。
私としては(宿泊者であろうがなかろうが)【結果的に】利用数が増えればいいので
※ただし、一定以上の満足度を保った状況でという「前提」がつきます。
「増えればいい」は、たとえば今日一人増えたとしても、その一人の
利用者の満足度が低いために明日以降の利用者を減らすことになれば
完全にNGです。
「喫食率」にフォーカスして臨みたいと考えます。
このホテルの「キャッツ&ドッグス」の朝食は、大人お一人様\1,890となっていますが、ここでハッキリ申しますが、実勢は\1,575です。
2階のフロントカウンターでチケットを購入してください(いつでもOK)、これで\1,575になります。「通常入店」の状態で現金精算でご利用の時、店頭で「\1,890です」となります。コーヒーのテイクアウトができます。
現在の喫食率はおおよそ53〜55%ほどですが、逆に言えば、このホテルに宿泊した人の半分近くは「キャッツ&ドッグス」の朝食を利用していないということで、とにかくこのホテルをこれから「漲(みなぎ)らせて行く」には、出来るだけ長くこのホテルに留まっていただく仕組み、出来るだけこのホテルのものを多く使っていただく仕組みを私達自身が考えることが必要です。
普通、一泊すれば一食か二食はすることになる、であればその夕食や朝食を。深夜のノドの渇きにはお部屋の冷蔵庫。荷物の発送もマッサージも映画鑑賞も。商談やコーヒーブレイクはラウンジで。昼食ということであればやはりラウンジのランチを。そのような発想で推し進めていく総合的販促を、「当事者」こそが考えて試行すること、これが大切。「現業でめいいっぱいです」もいいけれど、それで終わっていては縮んでいくだけです。
このホテルには毎日300人以上の人が泊まります。この人たちに「もっと快適に一泊してもらうために」を考えます。
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