銀座8丁目の悪代官です。

今朝はひと組のご夫妻をご紹介します。

自称「大食い夫婦」様です。
毎月、ご夫妻で1泊されます。
近郊にお住まいとのことなので、ご旅行ということではないようですが、
「ホテルで過ごす」ということを毎月楽（愉）しんでおられるご夫妻です。

ご滞在中は夕食と朝食を地下一階の"Cats&Dogs"で召し上がります。
そして翌日ご出発されるという、「普通に一泊」されるだけのご滞在です。

このホテルはベルマンもいない、いわゆる「シティホテル」ではありません、
館内の施設も宿泊者専用のラウンジがあるわけでもないし、
ロビーにくつろげるスペースがあるわけでもありません。
私が14ヶ月前まで勤めていたホテルには
心身のリフレッシュを目的に定期的に滞在される方々が多くいらっしゃいましたが、
ここは東京の真ん中で、「寛ぐ」「心身のリフレッシュ」ならば
周辺にもまだまだラグジュアリーなホテルはたくさんあります。
夕食と朝食を召し上がるといっても、
特別なものをご用意しているわけでもなく、
もとよりここのホテルのレストランは「ここでしか食べられないもの」が
あるわけでもありません。

それでもこのご夫妻は、毎月ご滞在を繰り返しています。

実は今までいろいろにタイミング悪く、
お目にかかってご挨拶も出来ていなかったのですが、
今回やっとご出発の際にお会いできました。

勝手な想像で、「悠々自適を謳歌しておられる･･･」とイメージしていたのですが、
ご主人は豊洲にお勤めのまだまだ現役バリバリの社会人です。
ご夫妻の印象として、たいへんゆったりとした雰囲気があって、
「こうゆう夫婦になれればいいんだろうなぁ･･･」と思えるお二人です。

毎月のことなので、ホテルのあらゆるセクションのスタッフと馴染みになり、
この東京の真ん中のビジネスホテルでも、居心地良く一晩を過ごせると感じました。
ご夫妻とも、ホテルのどのスタッフとも大変友好的に接していただけて、
私たちもお会いできる毎月のことを楽しみにしています。

ご夫妻によれば、アイテム数の多い朝食のバイキングはついつい食べ過ぎてしまうと
仰いますが、調理長ともとても仲良くしていただき、
調理長の似顔絵つきのマグカップを大変気に入っていただきました。
（朝食会場でご利用いただけます）

こうゆうご夫妻をもっと増やさなきゃ。