はじめに、東北地方太平洋沖地震で被災された皆様に、心からお見舞い申し上げます。

皆さん、下を向いていませんか?
笑顔なくしていませんか?

ホテル・旅館も地震による重油不足や計画停電により思った以上に大きな影響を受けているのが現実です。

止む終えず休館ということになり、いつもは賑わっているロビーもブッフェ会場も、ひっそりと静かで、初めて見る状況にとても切なくなりました。

まだ余震が続く中、被災情報が報道され、被災地や避難場所の様子を目にするたびに心が締め付けられる思いがしております。

でも、考えてみてください。
被災地の深刻な状況はまだまだ大きな問題となっていますが、その反面、他人に無関心、自分主義、思いやりの欠如・・・と言われバラバラだった社会が自然と一つになっているように感じられます。

世界からの援助の言葉、義援金集め、励ましの応援メール、現場での懸命な改修作業など、まるで国中で「日本よ！上を向いて頑張れ！」と背中を押してくれているようです。

まだまだ予断を許さない状況の中ではありますが、当館の玄関の梅の木は春の光とともに咲き誇っております。

確実に時は流れています。

「過去に学ぶ」

すでに、起きた大地震は過去のものです。

悲しみはみんなで受け止めればいい。
不安な気持ちはみんなで解消すればいい。

明けない夜はない。
止まない雨はない。

私たちスタッフができること、とにかく元気に笑顔を心がける！

しかしながら、悔しいことに21日から25日までまた休館とさせていただきます。
お客様と一緒にお祝いしたいと思っていた80周年の記念イベントも中止。
それに伴うさまざまなイベントも自粛となり、本当に悔しい気持ちでいっぱいです。

しかし、本日真剣に全社員で今後の話をいたしました。

私たちは100年企業に向けて、このピンチを必ずや全社員が一丸となって乗り切ってみせる。
そして、休業中にはしっかりとお客様を考え、このピンチを一緒に乗り切っていく。

そう全員で再確認いたしました。

いつもの生活に戻るには時間がかかることと思います。
ですが、私たちは万全を期して、皆さんとまたお会いし、笑顔でご宿泊していただける日を心から願っております。

そう信じております。