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鬼怒川温泉
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  • 都市伝説「鬼怒川温泉は揺れにくい」を調べてみた

    更新 : 2011/4/12 15:45

    東日本大震災から1ヶ月が経ち、観光自粛ムードの危機も落ち着き始め
    鬼怒川温泉ホテルはお蔭様でほぼ通常通りの営業に戻ることが出来ました。
    ご宿泊のお客様も序々に増え、誠にありがたく励みにさせて頂いております。

    しかしながら、昨日・今日と福島県で震度6弱を観測する地震が相次ぐなど
    余震の影響でまだまだ落ち着きを取り戻せない状況でもあります。

    そんな中ですが、大震災も含め、館内で地震を体感した私たちは不思議と
    一般に公開されている震度ほどの揺れを実際は感じておりませんでした。
    大震災前から「この辺は地震が起きてもあまり揺れないんだよ」という
    言葉を聞き、実際そのような体験を幾度としてきましたが、
    あえて調べることもなく今日を迎えてきたのでした。

    そこで今回は大震災を期に、80年前の創業当時から言い伝えられていた
    都市伝説のような 「震度が1程度下がる」という言葉を紐解くべく、
    文献やインターネットの資料などで調べてみました。

      「なぜ鬼怒川温泉は揺れをあまり感じないのか」

    温泉地域としては珍しい、海や火山から離れた高地に位置する
    鬼怒川上流の温泉地域には、グリーンタフという地層が
    今からおよそ2300万年前から500万年前の、地質時代区分でいう
    新第三紀中新世につくられたそうです。

    その後「グリーンタフ変質」と呼ばれる変質が起こり、
    地層の隙間に含まれた水分が圧縮して押し出される変化が起こったそうです。
    それにより、地盤には震度を軽減させるような、
    丈夫で柔らかいクッションのような地質が形成されたものと推測されます。

    内閣府防災情報のページ「地震のゆれやすさ全国マップ」でも
    鬼怒川温泉地区は計測震度増分が水色となっていて
    そこからも揺れにくいことが分かります。
    http://www.bousai.go.jp/oshirase/h17/yureyasusa/index.html

    大きな余震が起こる度、ご来館を心配されるご予約のお客様も
    いらっしゃいますが、当館は今までの所、地震の際も比較的揺れは少なく、
    館内施設もほぼ通常通りに稼動しておりますので安心してご利用頂けます。
    この1ヶ月間の、震災による疲労・心労を癒しにご来館頂けると幸いです。

    私共も以前のように、1日も早く、沢山のお客様の笑顔が見られるように
    なることを励みに、さらなるおもてなし向上に努めております。
    皆様のご来館を心よりお待ち申し上げます。

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